こんなふうに
穏やかに
労りながら
暮らしていけると思ったやさきに

何の前触れもなく溶岩のように
吹き上がる
怒りを
とどめようもなくぶつけてしまった

慎重に
優しく積み上げ ....
美しき世界



ほたりと雫が落ちて、
地面につく前に消えてしまう。
それはまるで届かなかった対話のよう。
繋がりたくて、それでもぬぐった涙のよう。

私は長く病を患い、  ....
うちには時計が大小20以上はある

掛け時計 置時計 目覚まし時計
腕時計 携帯電話の時計 PCの時計
給湯器の時計 ファックスの時計 
炊飯器にも時計が付いてる

時計が多過ぎてうんざ ....
子どものころから知っていた
その今度は 
生涯 来ないこともあることは

だから
続きは また今度 
と言われたら
諦めるしかない
 
知らないほどに、人は愚かで

知るほどに、人は悪く

けっきょく救われヘンのやなぁ



 
午前零時の開幕のベルは
眠りについた歌声を呼び起こした
まっさらで直撃なエコー
それは肉体が要らなくなったせい


5ピースのバンドと
クラッカーのビートに乗りながら
 ....
午前2時
風にのって同報無線が聞こえてくる

行方不明の方の情報が明かされる

パジャマ姿 86歳のおばあちゃん

念のため外へ出ると
パジャマではとても耐えられない寒さだ

そん ....
うろおぼえの風景の中を
戻って行く
繋いでいく

抜け出したい
と思った時
光が見えた

根毛を伸ばし
水を吸い上げる
双葉を拡げ
光を浴びる

暖かかった
柔らかかった
 ....
{引用=風の無い闇に静かに落ちる雨春の嵐が恋しい初冬


冬の雨君に問いたい風も無く終日落ちるだけのさびしさ


この空の身の上ゆえのなみだかと凪いだ東京十二月の雨


失くしてた羊 ....
雪を被った針葉樹の臍あたり
ふっくりと一羽の雀
小さな瞳に世界を映す
やがて薄曇りの向こう儚げに
手招きをする太陽へと飛び去って
小さな黒点となり
視界から消えた

わたしの煤けた ....
雪が降り積もる
形の上に
形のままに

雪が降り積もる
同じ重さで
同じ冷たさで

人の想いは
あまねく
くまなく
降り積もることはない

人の想いは
違った重さで
 ....
生まれながらにセンスがないという
逆境をものともせず
詩人として活躍している
佐村小路守忠相氏の
(どっからどこまでが苗字なんだ)
詩集「蟹みそ」が
まったくの別人によって
書かれたもの ....
雨のニューオリンズは、
曇った窓越しに少しぼやけながら
淡く水色に滲んではゆらめき
傘をさして歩くふたりを見るともなしに

鯰のフライを一口摘みながら
琥珀色した苦いカクテルを啜り、
ど ....
雪はライトに照らされて

数千万の点の直線になる

雨よりストップモーションで

風より自由はないようで

そんな光景を外に置きながら

ひとり畳のうえでうたた寝をする


 ....
「目覚めたら降っていたよ」
しんしんと あなたの声が遠いゼリーは甘い
丘をのぼってまたひとりになったならそこには
すがすがしい空気の夕暮れが凛としてあるのだ

街の喧騒が遠くでささやくように聞こえても
揺るがずにきちんとたたずんでいるものに逢いたかった

自 ....
雪祭りで賑わう
地下街をあるいていた

柱の影から目の前に現れた人物が一瞬父かと思った
現実の父より
かなり若いし
実際の父は
病院のベッドで
寝たきりだと
すぐに気づいた

似 ....
アップしたら北大路京介さんの間にはさまってしまった また定休日に行ってしまった かるく、かるく、
つかれる羽は
かつて
どこかの空でした

あかるく、かるく、
つかれる羽は
かつて
どこかの水でした

まあるく、まるく
つかれる羽は
かつて
どこかの ....
   ザクッザクッ・・・と霜柱
   冬を踏みつぶしていく・・・快感♡





                          2014/02/06
一滴の 揺らぎが訪れ
一斉に 稲の花ほころび
宇宙は それらを わがこととし
ひとつのこらず 見とどけ

そのちいさな いとなみの
いちぶ始終を よろこんだ
霧に つつま ....
まさか手ブラで行くわけにはいかないだろう

(すると小野君はこんな事をする)
 →自分の胸を両手で隠す

小野君!そういうことはやめてくれないかな


45歳の先輩独身OLにかかってき ....
  チョキチョキと切り抜いたのは嘘泣きです天使の羽と切れないハサミ

   
  足の裏さみしい沼を飼っている思い出喰らい泣いては縮む


  夜が降るきのうも降った今夜もね、 ....
実際に作曲したのは別人で
それを自分の作品として
発表したのも別人で
別人の存在をリークしたのも別人で
報道したのも別人で
騙されてCD買ったのも別人で
被爆者の両親も別人で
聴覚障害も ....
少女は対峙していた。
言い及ばぬ甘美な不安が、彼女の足指を落ち着かせなかった。
少女の唇は、危いほど紅く、まだ嵐を知らない。
薄皮を噛み、めくれば、その痛覚の下、求めるように血は滲む。
発せら ....
あなたは空を探す
世間体の要塞に閉じ込められて
強固な偏見の鍵をかけられても
逃げ出す知恵を巡らせる前に
小さな明かり取りの窓を見上げて
あなたは空を探そうとする

あなたは空を探す ....
紫のホトケノザには毒があるわざと入れてる七草粥に  花

花に心はなけれども来てみれば何やら恋し山の赤ばな

人は消え名は廃れども歌の色残りて消えじ常世の今も

悲しさや人の別れも会うことも多くの人の顔思いいず
今日は粗大ごみの日スーパーエゴが無言で手首縛った腹立つ
そらの珊瑚さんのおすすめリスト(7991)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
溶岩- Lucy自由詩14*14-2-10
美しき世界- 田園自由詩7*14-2-10
【_時計_】- 泡沫恋歌自由詩17*14-2-10
また今度- イナエ自由詩11*14-2-10
けっきょく- 殿上 童自由詩11*14-2-10
骨を抱く- ホロウ・ ...自由詩3*14-2-9
さまよえる黄昏- ichirou自由詩11*14-2-9
モンタージュ- Lucy自由詩10*14-2-9
命日二〇一三_(二〇首)- もっぷ短歌214-2-9
不死鳥- ただのみ ...自由詩30*14-2-8
降り積もるもの- nonya自由詩21*14-2-8
詩集「蟹みそ」- 花形新次自由詩2*14-2-8
ルイジアナ- atsuchan69自由詩3*14-2-8
雪の光景- 吉岡ペペ ...自由詩814-2-8
白銀の朝- あかりん ...短歌214-2-7
丘をのぼる- 梅昆布茶自由詩2014-2-6
雪祭り- Lucy自由詩19*14-2-6
悔い- Wasabi 短歌2+14-2-6
また定休日に行ってしまった- 北大路京 ...自由詩414-2-6
羽つき- 千波 一 ...自由詩614-2-6
【_霜柱_】- 泡沫恋歌自由詩14*14-2-6
- るるりら自由詩20*14-2-6
小野君!そういうことはやめてくれないかな- ichirou自由詩8*14-2-6
かなしいほどに- 石田とわ短歌13*14-2-5
別人- 花形新次自由詩1*14-2-5
何でもない夕暮れ- ストーリ ...自由詩314-2-5
空を探す- nonya自由詩21*14-2-5
紫のホトケノザには毒があるわざと入れてる七草粥に- 北大路京 ...短歌3*14-2-5
_花- 生田 稔短歌314-2-5
超自我よ、お前もか- あかりん ...短歌114-2-5

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