明るくまっすぐ楽しそうに咲いているタンポポが
きみにそっくりだったので
会いたく会いたくなりました
君思ふわが名流るる滝つ瀬の
   はやき心をたれか止むらむ

紅の色に夏の葉かくす{ルビ山躑躅=やまつつじ}
   いでやかなしき人をぞみゆる

こころありや宵待草にあさつゆを
   ....
いちたすいちは
にじゃないと答えたら
みんなに笑われた
でも
美術の先生だけは頷いてくれて
スケッチに出かけた
あの丘の上から
故郷の青空をいつまでも眺めていた

ずっと憧れていたこ ....
ドトールの片隅の席 揉み消した 今日の吸殻 君への想い

席を立つ後ろ姿に映る影 君への未練まだ捨て切れず

月照らす家路の途中 何か落ちていやしないかと俯き歩く

誰もいぬ部屋の明 ....
初夏ー
なぜ空はこんなに青く
輝くのか
雲は白く輝くのか
山の緑は
こんなに眼に痛いのか
川の深い緑は
こんなに心に突き刺さるのか
すばらしき 岐阜の 山河
なんで忘れられようか
 ....
見えているものは
ただ単に
見えているだけであって
見るものを
見ていないのかもしれない

見えているものから
見えるものを見えたとき
初めて見えるのだと思う
目を開けなくても
見 ....
水の上に
ひとひら落ちた
花びらのように

月が
夕方の空に
浮かんでいる

流れているのは
雲だろうか
月だろうか

それとも
この私だろうか
ありがとう
たったその一言に
あなたが涙を流しました
夏の始まったばかりの
小さな入江で。
 あの夕日が落ちるまでに
 すべて すべてかたづけよう

 あの太陽がのぼってしまうまでに
 ありったけのなみだ ながしてしまおう

 なんで なんで なんで どうして?

 どう ....
ずっと昔
何人もの人が一緒になって
ようやく一日かかって
つくれたものを
今は半日以下で
いやもっと短い時間で
しかもたった一人で
つくれてしまう
けれども
ずっと昔から
忙しさは ....
アスファルトのすきまで花咲かせてるちいさな花
いつだってあたしは笑ってたいと言ったきみを思い出す
まようことなくまっすぐと
明るい明るいほうをめざすきみを思い出す
あなたを想えば
私が私を溢れます

だけれど誰かの為に泣けるほど
美しくなんて無いのだから
これはきっと涙ではないのです

ほんとはもうはっきりとは覚えていないのだから
これはきっと涙 ....
悔やんでも過ぎた時間は還らない だから未来を選びだすのだ
 
成功もあの日犯した過ちも全てが今のここに繋がる
 
感情を無くせば死んだと同じこと 想う心は生の肥料に
 
過ちを幾度も重ね学 ....
くちびるは人体で一番敏感である箇所
一番皮膚の薄い部分

誰よりも先にキスをした人は
それを知っていたのだろうか

やわらかくて あたたかくて やさしい

それはキスの相手が君だからか ....
右手

左手

あなたは



どちらで何を守り

どちらで何と戦いますか



あたしの両手は

あたしを守り

あなたを守り

そのうえ何かを掴むには

あまりに

あまりに小さくて



す ....
たったひとつの言葉

大切な
なくしてはならない
いきている喜び

あなたのもとに届けたい

母の日のカーネーションのように
感謝も込めて

日中の眩い陽射しの下で
踊る蝶々も ....
ああ、言われてわかった

あたしはもはやこの人と

また仲良く愛し合いたくて

必死になってたんじゃない


「ごめん」


この一言が欲しかった



それだけだった ....
大変とは

大きく変わる、と書く



大変なことが起きたなら

それを乗り越えたとき



自分にとって大きく変わる

チャンスとなる
「未来ってね、

絶対明るいと思うんだ」

そう、キミに伝えられたボクは

今、とっても幸せだよ。
あのとき咲いていたのが清らかなみずいろの花だったら

あたしたちはそれぞれの家へちゃんと帰れたかもしれない
大人になりたくて、お酒を飲みました。
美味しくありませんでした。


大人になりたくて、男の子とキスしました。
口の中が、気持ち悪くなりました。


大人になりたくて、タバコを ....
終電前の 
人もまばらなラーメン屋  

少し狭いテーブルの向こうに 
きゅっ と閉じた唇が 
うれしそうな音をたて 
幾すじもの麺をすいこむにつれ 
僕のこころもすいこまれそう 

 ....
せつなさ

という名の花が

いま咲いている ので


時間という

風の中で

さびしい さびしい と

泣いている ので



あなた

水をくれるぐらいなら ....
名付けたいひかりの先に
やさしいリビング・ルームがない


一握りのたましいが
あかるみに美しく滅んでいる


並んで有機物が芽吹く
動とも植とも
青とも赤ともつかないまま

 ....
 1

もう、
ふりかえらないのだ
髪をゆらしていった風は
束ねることはせず

つまさきは
後ろに広がる汀を
走れない世界にいて
こころだけがいつまでも
波になりたがっている
 ....
自分の花とおなじように

他人の花も大切にできたら

そしたら世界は平和になるかな
  パソコンのキーボードには

  ひと際大きな

  ボタンが付いています



  それは

  Enterキーと呼ばれる

  大 ....
風が

砂の上に言葉を残していく

見えない指先が作り出す

美しい波

足跡を残すこと が

躊躇われる日に

その言葉の意味を知りえたなら

どんなに救われるだろう
 ....
古びた大学ノート
色褪せたページに
静かに眠る
言葉たち


何年も前に
走り書いた
ほとばしる
想いの数々


作品と呼ぶのには
あまりにも
ふぞろいで


できそ ....
君に会ったら言おうと思ってた
言葉がたくさんあったのに
なんでかなぁ
こうやって目の前にすると
一言も出てこないや
汚い戯れ言や
愛の賛美歌や
気の利いた言い訳や
原稿用紙30枚分ぐら ....
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