整然とあかしろきいろに並べられちゅうりっぷこそ花壇の象徴


ほの甘き蜜を湛えし満天の星空の如どうだんつつじ


きゃあきゃあと囃したてられ頬染めてのうぜんかずらの下でうつむく
 ....
言葉は心を越えられないこと

知っているのに

心が言葉を越えられないと

うつむいてみる


それが

林檎のように沈んでゆく




  
日常に溶かしたはずの角砂糖なめてみたけど甘くはなくて

君の手に触れてみたいと思うのは見つめるよりも愛な気がして

目覚めたら全部白紙のストーリー笑わないでよ寂しがりなの

真っ白なあの雲 ....
夢置いて暮れる中空声カラス 阿呆阿呆となくは誰が為


走り去る回送電車に見し人と命を賭して擦れ{ルビ違=たが}いしや


記憶せしその名霞みて迷い道 あるべき日々に眼を凝らすのみ

 ....
太陽よ

あまり輝くな

孤独になるぞ

輝けば輝くほど

誰も見なくなるんだから
月が見ている
わたしの行方
あのときの 気持ちはいったい どこへやら

 振り返っても 足跡もない
なんで ひとりでこなかったんですか

と 会社の玄関からでてきた 年上の男性に
詰め寄ったのは 十八の頃

告白しようと やっとかけた電話で
呼び出して 出かけた友達が
相手は 友人と一 ....
ひたむきに、ひとをあいすることをするひとがいて

わたしは、そのひとをひたむきにあいしたいとおもいました
その日 二人の間にあったのは
「愛」ではなく
「コーヒー」だった
しかしすでに冷めきっているという点では同じだ

彼が口付けたのは
「私」ではなく
「コーヒーカップ」だった
どんな味か ....
わたしが指差したすばるを
あなたは見えないといった

わたしたちはずっと
違う世界を見ていたんだね

これからも ずっと
落ち込んで 頭に浮かぶ 別れた子 これこそが
私の使命と
決めた今日
頭から爪まで
命かけると
  暮れていく夏空に似た恋をして大人になったつもりでいたの


  言わないでほんとはもうね気付いてるあなたは優しいだから辛い


  どうしても言えない言葉を胸に抱きあなたとわた ....
  暖かな雨に追われて迷い込み君と出会った六月の町


  徒に花びら数え占った恋の行方を君も知らない


  花は花やがて綻び散るものの定めの前に花鋏有り


  裏庭でか ....
逢いたいと願えば
それも罪ですか

気がつけばいつも
いるはずのない
あなたを捜しています

現実を思い知るたび
ざっくりと割れた
心の谷間から
深紅の血が溢れます

あなたの ....
手を引いて 信号無視で 駆けた夜 forget は「忘れる」という意味


for と get で分けると


for は「〜のため」


get は「〜を得る」







「〜を得るために ....
 はらり、はらり

 と
 散り逝く花びらは

 刹那主義
片思い 思った瞬間 恋になる。 夕暮れに
ひめりんごの花弁が
雪のように散ってゆき
落ちた先は
あの子の眠る
寒い土の上でした


最期の言葉も
交わさぬまま
突然
冬空へと消えた
一つきりの ....
ばばちゃんが死んだ日のことは
よくおぼえていない


朝、いつものように食卓についたわたしに
ばばちゃんは何か話しかけた
たあいもないことだった
と思う
しかし あきらかにその言葉は
 ....
仕事をやめたいやめたいと毎日泣きそうな顔で
働いているCさんは
今年で勤続十年表彰されて金一封

旦那と別れたい別れたいと
言いつづけたHちゃんは
第二子ご懐妊つわりも軽く順調

親な ....
盃に さくら浮かべて もらい泣き あなたを愛することに
理由などありません

理由を考えられる
賢明さがあったなら
こんなに苦しくて悲しい恋
最初から始めない
春 風 や お ま え と 初 め て 会 っ た こ ろ


春 の 水 か わ か ぬ う ち に 口 づ け よ


花 ご ろ も 窓 の 外 に は 雨 が 降 る

 ....
キッチンをピカピカにして良い女演じて見せる吾にウインク

「待ってるよ」その一言にスロープを心が先に駆け下りて行く

其処からも「ちがねえだろ」君の言う我は其処から違う距離有り

本棚に並 ....
さてさて。。。両の腕まくり
かあさん残したくれた味
思い出しつつ逢いに行こう。

蓮根、牛蒡に人参を
ごしごし綺麗に洗ったら
トントン乱れに切りまする。

色とりどりの野菜達
お鍋に ....
{引用=
恋とか、愛とか、人間関係とかじゃなく、
逢うということに、ぼくは退屈を感じていたのかもしれない}




わたしも?



ときみが驚いた表情をした。それはそうだろう。 ....
降りそそぐ桜の
花びらの下
目も眩むほどの
思い

緊張感を
じっと耐えた
あの日

凍るほどの
青い空
吸い込まれるみたいな
悲しさ

桜は雪に似てるから
私は

 ....
逢坂桜さんのおすすめリスト(2194)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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使命- めぐみ短歌2*05-5-17
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++++筑前煮++++- しらいし ...自由詩6*05-3-7
逢えてよかったひとなんていない、とぼくは思ったんだ- ピッピ自由詩505-3-5
4月- うめバア自由詩105-2-9

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