書きたいときに書いて
書きたいものを書いて
人に何て言われようと
私は私の道を行く
それで、何か不都合がある?
仕事終え帰りの道は暮れにけりああ冬来ぬと心しみじみ
暖かき風呂に我が身を浸らせば凍りし心溶かされてゆく
冬の星漆黒の闇ありてこそひときわ光るその天空に
静かなる夜独りいて目を瞑り心の ....
ハッピーエンドから
はじまる ほんとうの物語
それからそれから どうしたの
うれしいときに いやというほど泣いて
かなしいときは ふつうに笑っていたさ
いつでも思い出せるということと
いつまでも忘れないでいることの違いを
知らなかったのです
それは
アルバムに貼り付けてしまい込むことと
手帳に入れて持ち運ぶことのような
違いなのでしょ ....
まだ行けるよね?
まだまだ、飛べるさ
クリスマスも近い
十二月の寒空の下
市役所前の歩道に立って
反戦詩を朗読する青年がいる
見よ
言葉は
こんなにも
無力だ
悲しみすぎたからからっぽになる
さらさらの雨が降っている
需要と供給はいつも等しくはなれない
世界に騙されていると思った
それくらい
電車を降りたら別世界のように 空は晴れていた
僕の家の庭には今頃
しんしんと真っ白な雪が積もっている
君が こんなふうに僕を騙しているならば いい ....
「K」
(前略)
「ホーリーナイト」「聖なる夜」と 呼んでくれた
優しさも温もりも全て詰め込んで 呼んでくれた
忌み嫌われた俺にも 意味があるとするならば
この日のタメに生まれて来た ....
ガラスのコップに 恋をした
ガラスのコップにキスをした
ガラスのコップは恥ずかしがって
真っ赤っかーになっちゃって
熱くなって 割れちゃった。
買出しで子どもに紛れスーパーで 食材よりもツリー見る君
酒コーナーあとでいいのよ 味付けも肉も魚も決めてないでしょ
シラタキも糸こんにゃくも振って君 「私マロニーじゃないとだめなの」
....
オードリー・ヘプバーンの出てる
「My Fair Lady」って昔の映画をご存知ですか?
私も先日知ったばかりなんですが、
このタイトルって実はすごーく凝ってるみたいなんです。
イギリ ....
彼は、ほんの少し困ったように笑って、
二度と振り返らなかった。
理由もなくあなたの顔を見たくなる それが理由だと言ってみようか
他人に優しいって事は
自分にも優しいって事かな
君に優しい顔を見せるたびに
僕は自ら犯した罪を
古いものから順に消し込む
過去に犯した罪を贖う為に
君の気侭な振る舞いにも優しさ ....
じりじりと日焼けのように
あなたを追いつめた。
だからあなたは離れていった。
今ならわかるけど。
わかることと恋とは違う。
炎抱き天に向かって捧げんと燃えて散りゆく桜木並木
ただ青いただただ青い空に合う赤を散らせて木枯らしが吹く
舞い落ちる火の粉に巻かれここでなら秘めた想いを一人言ちても
振るうこの葉の数 ....
僕がしっかり支えるから
信じてくれるね
ちょっと頼りない腕だけど
咲き残る
幾重もの紅き花片は
誰人かに
散ることを留め置かれた
木枯らしに晒されて
「私はもう疲れたの」と
通りすがる男達に
哀しい微笑を投げかける
宵の衣の澄む空に
水を含んだ
月浮かぶ
果てを映したせせらぎに
火照る裸体を浸します
夢に染まった
つめたさが
しずかに狂って微笑した
(すわ)
終りにそなえて 花が咲く
キミに何をしたらいいのか分からなかった。
キミは今 絶望の淵に居るのかもしれない。
私は笑っちゃうくらいの 不器用だけど 考え付いたのが
何故か 手作りの お守りを渡したくなった。
....
She said:
I have been always minutes late
Late for school, for work, and a date
I said:
Don't yo ....
奇妙な事だ
君と僕の距離は
星の運行と
無関係
だから
神には祈らない
誰にも支配させない
君との距離
僕はしない
存在の曖昧なものに
心を預けたりしない
....
何かを伝えたくて わからなくて
何かを ただ 君だけに 君だけに
伝えたくて 走ってる
数学のプリントの裏に書き連ねるLoveとHateのアンサンブル
気付かないままに私はチャペルの写生の中に君の欠片を描き込む
図書館でニーチェを読む君15歳「かみさまなんていなくてい ....
ある日偶然眼にした
“お前はお前でちょうどいい” って
やばいな これ
文字が滲んできた
どうしよう これ
なんでだろ
止まらないや
今日コンビニのおつりでもらった
平成17年産まれの100円玉は
驚くほど輝いていた
昨日道端で拾った
昭和産まれの100円玉は
それが世の常だというように
薄汚れていて
....
つまり私は
何一つ見ていなかったのだ
そういうことです。ごめんね
欲しいものが手に入らないと
やっぱ寂しい
下を向いて歩く冬の街角は
何だか寒々しいな
もうすぐクリスマスだし
賑やかに感じる街角を
ポケットに手を入れて歩く
何も ....
{引用=澄んだ光の菜の花 そうしてかざした手のひら
数を数え飽きたらすぐに ここまで走っておいで
....
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