まだ生きているのに
上にあるのは冷たい土ばかり
そんな私の運命を
悲しんでくれる者はない
指先の冷たさは
声なき罪の思い出
生きているとはいえない
今の私の存在は
むしろ
むなし ....
空 に 見 つ け た
君 の 羽 根
昨日の君を忘れないよ
昨日のあたしを忘れないようにするよ
点と、点が、一瞬交わった
そこには愛があった
愛ってなんだかしらなかった
だけど、たしかに、愛をかんじた
わすれていたものが、 ....
好きじゃないから 困ってしまう
嫌いじゃないから 困ってしまう
友達のままでいられたあの頃が
ちょっと前のことなのに
とても懐かしくて…
それは
風吹きすさぶ高原
それは
{ルビ陽=ひ}照りかえす街並
それは
忘れられない魂の傷痕
君の向こうに
何かを見つけた気がして
目があった瞬間
見失った
風が冷たくなりました
空は遠くへ行きました
星も澄んで輝きます
小さなぬくもりだけは
君のそばに
魅せぬまま涙流せどいたずらに恋咲散るは綺麗さ故か
いつまでも続いていくよ
足音だけがしんしんと
君は確かにそこにいるの?
遠く遠くにいるように
のばした腕さえ届かない
長い言葉はいらないの。
大声なんて尚のこと。
その眼で見つめて一息に。
できることなら、手を添えて。
サキとは昔から似てなかった
サキは母親似で
それがずっとうらやましかった
サキは生まれたときから妹だった
サキは小学校のころから
勉強が苦手だった
勉強が得意だったわたしは
いつもど ....
わがうたは闇にあまねくある星のいまはほろびし宴のなごり
この酒を忘れてならぬ痛みさえ癒されゆくをかなしむひとと
寂々とさくらしべふる宵闇にただのみかわし酔いどれていた
日曜日にできること
きみと早起きの公園で遊ぶこと
きみとファミレスのドリンクバーでまったりすること
きみと夕食の献立を考えること
きみと一緒にできること
牛丼屋さんに入ること
ケンカし ....
あなたのためなら 飛べる
帽子の羽さえ 飛べないような
弱々しい風で悩んだ
ぼろきれのような たましいを
やさしく 守ってくれた
あの日・・・あの時
ちゃんと、おぼえているわ
....
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