どうか死なないでください。


かなしいからと、死なないでください。

つらいからと、死なないでください。


あなたが死んだら、だれかが

そのかなしみをうけつがねばなりません。 ....
ねぇ、
あなたは
わたしを思い出すこと
あるのかしら


朝露に濡れる葉をみたとき

春の匂いがするお昼

真っ青な空に浮かぶひとつの小さな雲をみたとき

茜色のまぶしい夕日
 ....
青い空 桜の花が 舞躍り 君への手紙 引出しの中



靴箱に 生徒は想い 詰め込んで ポストみたいと 靴は笑った
うぶごえをあげた春が、もう
街にすがたをみせる
通りの角から
にぎやか過ぎるその声音が、
あたしを助けにきてくれる
手をひくように

階段をのぼったら
勇気をほんのすこしばかり だして ....
{引用=


*あいうえおにあこがれている


あってみたい。まだ見たことない朝焼けに ぴったりの名前、つけられる人と。


いまだけを生きているから。いまだけを生きていたいと思って ....
{引用=

好きです、と 迷って言ったら「知ってる」と答えるあなたがやっぱり好きです。


おやすみ、と あなたに言われるそれだけで うまく眠れる人になりたい。


傷付けたい。 そん ....
雨水ののちの春一番

春一番後の如月の慈雨

水を得て花がまた開く

けれども風が強すぎる
やわらかな光をたばね菜をゆらす瞳に春を住まわせた人 空をあつめて
泣いてみたいとおもいます

たったひとりで
その
重みに
耐えかねて
幸と不幸の中間あたりを
泣いてみたいと
おもいます


海は
寡黙です

わた ....
生まれたときから
屈託のある顔をした君は
赤ん坊のくせに徹底していて
怒り出すと
……いやっ
興奮し出すと
顔が赤黒くなるまで興奮して
泣いているのか怒っているのか
とんと僕には分から ....
桜の花をみて 情緒を感じるのは日本人だけなんですって

桜の花弁に 想いを馳せて

愛しいあの人を 瞼の裏に 浮かべつつ

新たな場所へ 希望を抱く


俳句って 日本にしかないん文 ....
 
 
掌に、和子
昔、手をつないだことがある人
初恋の人

みぞおちに、浩人
祭りの日に喧嘩した
それから何故か知らないけれど
親友になった

右肩に、麗子
距離は縮まらなか ....
 
 
会いたいのに
会えない人がいる

帰りたいのに
帰れない家がある

戦争を知らずに
僕らは生まれたけれど
争いを避けずに
僕らは生きていけなかった

いつからなのだろ ....
心から信じてもらうということは
愛されているということでした



君のこと信じてるって言ったとき
嘘をついてる気分になった


生きていて大事なところで迷うのは
思い込みと信じる ....
録画せしはぐれ刑事の死を悼む弱気な祖父の齢思はるる

わが孫の結婚式を見て死なむ 酒飲まば出づ祖父の口癖
ねこバスをおりて走れば森の道
裸足でならす五月の姉妹

ねこ紳士希望を連れて空を蹴る
胸に抱くは夢見る少女

もののけが太古に生きる彼の地での
奪う命と生きてく力

迷い込む秘密 ....
 
 
掌をふたつ合わせて手に入れた
祈りを今日の命に変えて
 
 
存在のすべてを懸けて
赤ん坊が泣いている。
そのうたに、
誰もかなわない。
君の命を思うとき
自分の命を考える

この生きざまを
君がすべて見ているのなら

私は決して褒められた生き方なんて
できない人間で
これからもうまい生き方ができそうにありませんが

 ....
佇んで

どうしても 離れてゆかない 景色が

ひとつ
子どもみたい そう言おうとした私のことを
 子どもみたい と君は言う


都合よくさみしいときに君のこと
 思い出すなんて言えやしないよ


手をつなぐ そのことだけが重要で
  ....
ラーメン屋の湯気の中で
二人で未来を語っていた時から
おまえは何時(いつ)も ずれた視線をしていた。

駿河台の坂を上って行く途中
ヒラヒラと雪が降り始め
俺には寒かったが
おまえは ....
「さようなら。」君の言葉に泣けなくてガラスを磨けば透きとおる月 私のおなかの上で赤鬼みたいな怖い顔をして
額の汗を拭おうともせず
力強さこそが総てと容赦ない恥骨の痛みに涙を流す




さきほどまでの赤鬼が嘘のような寝顔
横になって見つめれば不思 ....
眠る前に言う
’おやすみ’は
なんて、いい言葉

忌まわしい出来事も
追われた仕事も
’おやすみ’ には追いつけない
’おやすみ’と言った人を
誰も責めることはできない

冴えない ....
ごめんね と
言うためだけのごめんに
意味は無いような気がして

ごめんなさい 

と言ってみるけれど
自分の中の洞穴から
寒い風しかでてこなかった

なのに
あなたは

い ....
 忘れようと 強く強く思うのに
  思い出にさえ 笑われる日々


 君がもし 覚えていないと言うのなら
  忘れてしまえよ 今日の記念日


 大切な あなたの生まれた日でさえも
 ....
言えないことがある
幸福だと 断言できるわけではないの
話したいことは たくさんあるの


あなたに伝えたい言葉
探して 探して
見つからないまま 最寄り駅で電車を降りる


 ....
振り返れば忘れ物

前を向いても忘れ物

そこかしこに何かを落としてきてる気がしてしまう

あぁ 子供の頃は

母の手を握って歩けばよかったのに

あぁ 子供の頃は

歩きつか ....
映画観に行った
隣で女の子がウーロン茶飲んでる
もしお前やったら、コーラ飲んでるんやろな

最後に1つ残ってたタコ焼き
隣にいる女の子は俺にすすめてくれた
もしお前やったら『食べてもええ? ....
逢坂桜さんのおすすめリスト(2194)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
みしらぬひとへ- くろきた自由詩510-3-4
かげ- こころゆ ...自由詩6*10-3-1
ラブレター- ミツバチ短歌6*10-2-28
パンドラ- 月乃助自由詩13*10-2-28
あいしてるだけが言葉じゃない- あぐり短歌10*10-2-27
会話- あぐり短歌6*10-2-26
花信風あらし- 海里自由詩110-2-26
菜の花- ことり ...短歌910-2-25
空をあつめて- 千波 一 ...自由詩11*10-2-25
娘へ_−だめ親父の伝言−- ……とあ ...自由詩16*10-2-24
愛国心- くろきた自由詩310-2-24
名前- 小川 葉自由詩6+10-2-24
白い原稿用紙- 小川 葉自由詩6*10-2-23
信頼について考える- なき短歌2*10-2-23
年を取った- 照留 セ ...短歌1*10-2-18
ジブリに心うごかされ- 窓枠短歌6*10-2-16
祈りと命- 小川 葉短歌310-2-16
_- sh自由詩7*10-2-11
家族- 桜 歩美自由詩510-2-11
bitter_sweet- ゆびのお ...自由詩210-2-11
ボーダーラインの上に立つ- なき短歌3*10-2-9
名残雪- ……とあ ...自由詩13*10-2-8
さよなら- ことり ...短歌210-2-8
さくら坂のひと- 恋月 ぴ ...自由詩33*10-2-8
おやすみの定義- 自由詩2*10-2-8
すまんのいびき- 朧月自由詩410-2-7
忘れ物- なき短歌6*10-2-7
- なき自由詩2*10-2-5
子供の頃は- 短角牛自由詩310-2-5
もし- 智哉自由詩210-2-3

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