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しりとりの詩 2nd (創作系)スレッドオペレーター:ベンジャミン
詩でしりとりをするスレです。前のひとのことばや思いをひきついでね。。*^ ^*

るーる1。感想は作品の投稿といっしょにどうぞ。
るーる2。前のひとの詩のさいごの行にある言葉をどれかひとつひろって書きつないでね。
(1語でもおけー。1つの字だけでもおけー。それをタイトルにしてもおけー)
るーる3。じょうずへたは気にしないでね。こみゅにけーしょんや言葉あそびがメイン。
これ以上書けません。

[376]プテラノドン[05/12 01:05]mizu K
戦いつづければきっと
円くなるのだろう
たそがれるために
鉛筆の先っぽも、日が沈む山の尾根ーその稜線も
ほんのすこしの仕事ぶりとはいえ
足跡をけしちまって
冴え渡るのは
視覚にしても聴覚にしてもー蒼い花束、
小さきものたちの夜だ
小石だってホラを吹く
触れることがかなうなら
どうか現実となって
平凡な卵のように孵っておくれよ
胸元か手のひらだか
ぬくもりある寝床で
風化していく紙きれのように
 

[375]蒼木りん[2008 05/11 23:58]ペポパンプベンジャミン
鉛筆は贅沢品のような気がしてしまう
わたしは
なにを大切にしているんだろう
あの子の大切なものは
毎日変わるくらい
毎日が新しくて
重くない

君の大切なものはなに
わたしとキスはいかが
目下
それが明日の目標
昨日のこころのこり

鉛筆が本当に贅沢品になる時代が来たら
哀しい
大切なもの置き忘れるって
こういうこと
だって
頭が疲れてるから
戦ってるから
 

[374]ペポパンプ[2008 05/09 22:52]
「life」
ライフは楽しむもの
ライフは耐えるもの
ライフはうごくもの
ライフはきえるもの

ライフは持久戦
ライフはマラソン
ライフはエッチ
エッチは子供
子供は育てるもの
育てるには金が要る。
金は働いて稼ぐもの

仕事は信用が大切
信用は愛
愛は命を大切にする事
愛は感動
感動は詩
詩は紙と鉛筆
 

[373]mizu K[2008 05/06 17:56]
のこのことクリーニングやに行った
水槽でタコがすいーっとうつくしく泳いでいるので
きれいですねというつもりが
おいしそうですねと口すべり
寝ぼけまなこでぼーっとしていた店主ぎょっとして
朝刊を取り落とした
夕がた

水たまりでドアノブを拾った
トラックの荷台からころころ転げ落ちたのかもしれないし
てくてく歩いていてお池にはまってさあたいへん中だったのかもしれない
小学校のチャイムがきこえる
夕空をあおいで
それから

デパート内のロハス/ピラティス/シゼンショクヒン/ムノウヤク
地球のためにをあいことばに
今日もライフスタイル・ファシストたちが
 

[372]プテラノドン[2008 05/05 13:08]mizu K
失われたドアノブもある、海岸の紛失物置き場。
デパートの屋上か、蜃気楼の摩天楼。
魂の旅路を終えたばかりの革靴は雄弁に語る。
浅はかな物語だったと。そして今朝、
朝刊を賑わしたのは、橋の上から荷物を河に投げ捨てた
クリーニング屋のこと。
 

[370]mizu K[2008 05/01 00:39]ベンジャミン
「星の流れる音をききませんか?」
そう誘われたのは中2の夏休みに入るすこし前で
クラスでは口裂け女の話が大流行していたころのこと
夏休みになってから、誰もいない夜の校舎の中庭に忍び込むのだという
中庭の池にはなぜかミロのビーナスがでんと立っていて
ばつゲームとかで彼女に抱きついてくるというのがあったりなかったり
夜な夜な腕がにょきにょき伸びてひひひと笑いながら中庭を走り回っていて
その声を聞いた者は3日以内に発狂して死ぬとか
妙にリアルに想像できる七不思議がまことしやかに語られたりして
はだかの女のひとを直視するということに羞恥のあるうぶなお年ごろとしては
実は彼女をしっかと見つめたことはなかった
その人がいうには、ビーナスの足もとにはってある水に星の流れがうつると
星の音がなんともいえずうつくしく響くのだ、というその誘いに首を縦に振ったのは
もちろんどんな音かきいてみたいと思ったけれどもうひとつ
ビーナスを見つめる機会ができたということもあったけどそんなことは
口が裂けてもいえなかった/けれども
その年、夏休みは来ず
その人も流れ星のようにあとかたもなく消えそれから
ただ延々と水一滴もなく極度に乾燥した砂漠を歩くような日々が続くのであった
 

[369]kawa[04/27 00:53]mizu K
原っぱの上ねころんで
目かくしをする
流れ星の多い夜

願いごとたくさん浮かぶけど
空は見ない
星の流れる音をききたい

流れ星の多い夜
願いはたくさんかなうだろうか?
目を開けば、きっといくつかみつかるけれど
空は見ない
星の流れる音をききたい

願いごといくつかなっただろう?
どうにもすっかり忘れてしまった
せめて目かくしをして
空は見ない
星の流れる音をききたい
 

[368]mizu K[2008 04/26 23:02]夏野雨
計量スプーンの扱いがちっともなので
となりの人にくすくす笑われた
笑われた腹いせに換気扇をごうごう回してやると
となりの人はひゅうひゅうと吸い込まれていった
これはたいへんとサボをつっかけて探しに出ると
へへー、びっくりした?
と、きれいに立っていた
新婚の生活なんてのはどこもこんな感じなんだろうか

夜はびっくりするほど静かな住宅街だから
とおーくのほうで不良少年のエンジンの音
とおーくのほうでおっかけるパトカーの音
とおーくのほうから近づくレスキューの音
とおーくの森はいまが夕暮れなんだよねと
夜伽の話題に事かかずこちらは夜が明けて

今日もクスクスは樹上のねどこで
流星雨をまぶたに感じながらねむりにつくのだろう
すこしずつ
いつかわたしたちのところにやってくる準備をしながら
 

[367]たもつ[2008 04/26 10:49]mizu K
 
朝も夜も繰り返される過ちを
わたしたちは覚束ない手で
少しずつ訂正していく
そのような過程を
日々の営み、と
呼びそうになるけれど
本当は命ひとつの重さすら
正確に量ることはできないのだ
 
 

[365]たもつ[2008 04/25 14:08]プテラノドンmizu K鎖骨
見向きもされない本の背表紙だけが
ゼリーのように並んでいます
雨上がりが合図でした
子どもたちは一斉に走り出し
青い陸橋を渡り終える頃には
雲の間から星の匂いがしてきます
 

[364]プテラノドン[04/25 13:24]たもつmizu K
誰もいなくなった、
茨城県自動車免許センター教習所内。
来るわけもない マインドバイク。
サボり気味な信号機は青から赤に変わり、
夜明けまでそのまま、写真のように
動かないかもしれない。
不良少年が、
エンジンにキーを差し込むその時まで。
ほどなく、フェンスの向こう遥か遠く
星屑のような排気音を撒き散らしながら
たくさんの若者たちが押し寄せてくる。
いよいよ教習所の信号機はどよめき、
何かにとりつかれたように、首を揺らして
その裏側まで、真っ青に光らせるだろう。
そして、星団が通りすぎた後も、
平穏の静けさが辺りに満ちたりたとしても、
流星群を眺めた恋人たちのように
余韻に浸かれるだけ浸かるつもりなんて。
ああ、ロマンチック!
黄金期。黄色い満月が出ているというのに、
誰も足を止めないし、
見向きもしないなんて!
 

[363]たもつ[2008 04/21 00:56]よしおかさくらペポパンプ
 
言語の近くで
酸素を見ています
午後に置き忘れた椅子から
ずり落ちているあれは
靴の始まり
裏側を覗くと
もう誰もいません
 
 

[362]ペポパンプ[2008 04/21 00:06]たもつ
「成長」
植物は水をやらなくとも
成長する
時々鉢替えなどの愛情を与えれば
成長する

冬にはおとなしく
夏には元気よく
葉を付け替える
その生命力たるものは
見習うべきである

英語を知らなくても
海外でも生活できる
もちろん日本語も話さない
感情と言う言語で話せる。

水をやれば「ありがとう」と
返事をする
日陰に移せば「助かった」と
返事をする

ノンバーバル(非言語的)コミュニケーションを大切に
 

[360]たもつ[2008 04/20 11:27]RT
 
ベランダに迷い込んで
干からびている船に
水をやった
何も咲かない
身体のすみずみまで
わたしたちは新婚だった
 
 

[359]mizu K[2008 04/19 15:32]たもつ
春先の豪腕の息と春雨の
古びた荷捌け場
アンドレとそこらへんを逍遥する
靴とコンパスを忘れたので
はだしでぺたぺたずぶぬれて
まったく生来の方向音痴ってのは
と笑いあった

ベランダの渇いた鉢植えにも、降る
 

[358]たもつ[2008 04/19 11:30]
 
鉢植えの底で
自分の名前を隠すと
水のように
恥ずかしい気がする
埋立地の荷捌場には
春より先に人が来たいた
 
 

[357]プテラノドン[04/17 16:58]たもつ
揺らぐ花々ー、偉大なる冒険者達の
手のひら大のコンパス

「掘り起こされたし」とだけかかれた、置き手紙。
無関係からの空虚さを埋めるかのようにと
バタイユは言った。それから、空っぽの
鉢植えの底にコルクを詰め直した。
 

[356]たもつ[2008 04/17 09:53]プテラノドン
 
日曜日のつま先を伸ばすと
隣家の壁に触れるので
あなたはなくさないように
三色すみれを植えた
 
 

[354]mizu K[2008 04/17 02:37]たもつプテラノドンベンジャミン
その気球に乗っていたのは
ベンジャミン・フランクリンだった
はずなのだが、どっかで落っこちてしまったらしい

鳥取砂丘の中心で叫んだ人々はいま
どこにいるのか
私は知らない

自らをとりこであるといった人が
隣席にいらしたことがある
相席の人に
たのしげにビールのつぎ方を伝授していて
そのカフェはかわらず
あのあたりにある

こんどの日曜日には
 

[353]プテラノドン[04/16 23:11]たもつ
そして5千マイルかなたにいる少女もまた、
靴を脱いだ。
壁に立て掛けられた鏡に映り込む
まっしろな足首ー鳥かごの中、
くすぐったそうにこすりあわせていた。
というのも、二本の足を縛りつける
懐中時計の針が12時を指したから。
昼か夜か分からない。
世界は止まってしまったようだ。
墓場でありながらにして住み処。
砂丘の上に、無人の気球船が不時着した。
 

[352]たもつ[2008 04/15 08:28]プテラノドン
 
金歯の中に広がる曇り空を
飛行船が飛んで行く
落ちないように
歯医者は泣き続ける
待合室のソファーの上を
男の子が素足で歩いている
 
 

[351]プテラノドン[04/14 23:00]PULL.たもつ
あやとりにまつわる神話ー或いは、
ロビンフッドと駆け落ちした老婆の話。
かつて、私の頭にのせた隕石を撃ち抜いたとか。で、今、路地裏では
数世紀前の木箱に座る老人が一人、例の
緑の帽子でもってリンゴを磨いている。
禿げ上がった頭。はなっから甲斐性なんて
なかったのだし、ほころびだらけのセーター。
心とか、財布丸ごと引っ張られたみたい。
すべてからめとるつもりなんだよ。
引っこ抜かれた金歯。愛の欠片だなんて。
 

[350]たもつ[2008 04/14 16:48]くろねこプテラノドンPULL.
 
その先に直売所はあった
日当たりの良いところで
年をとった女の人が
あやとりをしていた
子どものころ隕石を拾ったのよ
と時々話す人だった
  
 

[349]mizu K[2008 04/14 04:18]くろねこたもつ
そればかりか僕らは
身体機能も体育館に置きっぱなしにして
卒業してしまったので
病院では誤解ばかり起きっぱなしで

今日は屋上で影踏みしよう
洗濯物もよく乾くだろう
毎年階段わきにタンポポが咲く
見上げれば飛行機雲の白墨

タクシーの窓ごしに見た
横断歩道で小学生がぴんと伸ばしていて
(夏を呼びこむように)
まねしていつもの5階の病室で
白い天井へ手を伸ばしてみた
(その先にあるあおぞらに)
 

[348]プテラノドン[04/12 18:11]くろねこmizu KPULL.
心配です。マグニチュードの青空。
ほら、
まっさかさまに飛び降りた、
紙飛行機ーその時、
神様も溜息をつくのだろう。
「ほうり投げたのは私の方かもしれない」
と、きみは沈黙を口真似して、
紙飛行機の先には、
甘くもないガムがくっついていたな。
その方がよく飛ぶとか、
墜落するって案外、難しいもんなとか、
きみが言ったのか 僕が言ったのか
覚えちゃないけど、
風にとまどわずに まっすぐに
排水溝へ落っこちた。その、薄っぺらな
紙切れを渡る蟻たちのように
ありえたはずの旅のお終いはどこなのか。
薄汚い納屋の中、シーツをかぶった
プロペラ機みたいに
日々、僕らの人体模型は眠りつづけるばかり。
 

[347]たもつ[2008 04/12 08:54]PULL.
 
屋上で弁当が羽化している
箸を忘れた生徒が一人
理科室で溺れている
排水溝に落としたお手玉を
夕べ遅くまで心配していたのに
 
 

[346]くろねこ[2008 04/12 02:06]mizu KたもつPULL.
夢はパイロットなんて卒業文集に書いたのが間違いで
せいぜいなれて鯉のぼりのパイロット程度で
お口のキャノピーから見えるのは学校の横のお城みたいなビルくらいで
実は燃料はたんぽぽ油だったりして
5階の窓から垂直ダイブしたのが失敗だったりして
夏が終わる頃には病院の屋上からもう一回飛んだりできるなんて思ってたりして
 

[345]たもつ[2008 04/11 16:26]PULL.プテラノドン
 
ハンドルを洗濯する
曲がっているところを直して
夏に近づけていく
窓から見えたあれは
きっと何かの間違いなのだろう
 

[344]プテラノドン[04/09 15:24]たもつ
パイロットは
聞くのだろうか
そして
見るのだろうか
校庭に響き渡る予鈴を、草木の舞うさまを
ぼくは見ている
狭い室内から
抜け出る煙草の煙といっしょに
窓の向こうの
光ある青空を
コックピットと呼んでもいい
携帯電話のハンドルを握りながら
 

[343]たもつ[2008 04/09 12:01]プテラノドンmizu K
 
ケーキとワニが競走する
ケーキは動けない
ワニは動かない
交差点で笑って見ていた小学生は
タンポポのパイロットになった
 
 

[342]mizu K[2008 04/02 19:26]くろねこ
前略 真理 さま

お元気ですか?
こちらは近所の桜がどんどん散りはじめました
昼下がり、乾いた洗濯物を取り込もうとしたら
はらはら、はらはら
ふぶいていました、花びら
1曲うたいたい気分です、アレを
うたいませんけど

去年あなたと花見したころはもう緑ばっかで
なーによー、ぜーんぜーんさいてないじゃないのーひらひら
さーくーらー さーくーらー はーざーくーらーだーらぁーけー
いまー はるがきてー きみぃーはー ぶさいくにー なったー
とふたり酔っぱらいながら
コンビニのビニール袋ぶらぶらさせて
なにが入っていましたっけ?
お酒は当然として
断然しそいりこ弁当よっ、っていったのは真理さん、あなた
そこでわたしがナイスなつっこみを
おだ真理っ、ここはおにぎりよっ、と入れたはずが
ああ、運命のいたずらとはなんと楽しい、もとい、むごいもの
思えばそれを合図にわたしたちの不仲は
はじまったようなものでした

それからのわたしたちは
お互いの彼氏を奪ったり奪還したり剥奪したり押し付けたり第3者も引きずり込んで恋のどろどろ
運命の糸は交わり重なりこんがらがって
ふたりの人生、演歌のような下り坂の神楽坂、下りの坂道、急勾配
がらがら落っこちていくさまがリアルタイムに把握できるほど
ではなくてよかったですね

お元気ですか?

草々

p.s. そうそう、こんどひさーしぶりに会いませんか?
  ケーキおごるからさー、でへ
 

[341]J.M[2008 03/23 21:53]
絶対どこかで
僕と 僕は 出会っている
そして
絶対いつか
僕と 僕は 別れている
だけど
絶対だれも
僕と 僕の
違いになんか気づかない
だから
君と 僕は
永遠に交われないのさ

緑重なる山から
時の風が流れてきても
山の鳥たちは
その真理をしらず
 

[339]くろねこ[2008 02/25 21:51]
はるはるもみじ
もみじごはん
さくらパン
うめパンチ
チャックしめわすれた
しそいりこ弁当
おにぎりはいらないよ
 

[338]mizu K[2008 02/21 00:12]ゆうとくろねこ夏野雨
おかゆをおかわりしたいといったら
もうねつもさがったみたいねとほほえまれた
ばんごはんなにがいいというので
グラタンがいいといったら
じゃあナポリタンにしましょうとはぐらかされた
まどのそとからうーうーときこえる
かじはいつもどこかとおーくでおこっている
こおりみずがゆきどけて
はるのけはいがそこはかとここかしこ
 

[337]くろねこ[2008 01/31 00:58]
ぺろりグラタンあっちっち
あっちもこっちもあっちっち
うわーんわん消防隊出動
こおり水おかわり
 

[336]mizu K[2007 12/17 02:45]kawa
ナイターのある日は
球場のうらでは
あひるとねこが決闘
やっているのに
だあれも知らないんだナイター
ねこはこれから西方へ旅にでる

舌だしてみな
べえ
グラナダの残照
 

[333]mizu K[2007 11/15 05:00]くろねこ
今日船は出ますか?と聞いてきた若い女の髪はびっしょりと濡れていて、
私はさあこの雨ですからねえ、でも行くだけ行ってみましょうと船着き場
までのすべる路上を注意深く運転していった。女は落ちつきなく腕時計に
ちらちらと目をやったりきょときょとと車内を見回している。あのう煙草、
お持ちじゃないですか?いえ、いちおう禁煙でして。そうですか。そうい
えばうちの親父はチョーカーなんて犬の首輪みたいだと言ってたっけなん
でこんなことを思い出しているんだ。えー、お客さん寒くないですか?い
えべつに。そうですかーだいぶ気温が下がっ...。去年。は?ちょうど
1年前の今日このへんでひき逃げがありましたよね。...ああ、そうい
えばそんな、たしかはねられた方は即死で...。それ、私なんです。ぎ
ょっとしてバックミラーをのぞくと後部座席には誰もおらずまさかと振り
向くとシートに黒いシミができていて一瞬ぞっとした、ら突然ごっという
鈍い音がしてフロントガラスになにか被いかぶさった気配、ぱっと振り向
くと血みどろになったさっきの女のにたにた笑った顔がぺったりはりつき
思わずうわあああ!と叫んで飛び起きたら3班全員を起こしてしまって、
おまえ昼間のバスガイドさんの恐い話聞いてちびってたからなーひひひと
からかわれたのが修学旅行の第1夜で、罰ゲームとして先生の見張りをか
いくぐってジュース買いに行くのを5往復もやらされ散々な出だしだった。
 

[332]くろねこ[2007 10/15 23:07]ペポパンプ
その席空いていますか? 城内は禁煙です
撮影はできますか? 携帯は不可です
あざみはありますか? ここは記念品売り場です
雨が降っても遊覧船は出ますか? ケーブルカーは1日5往復です
 

[331]竜野欠伸[2007 10/10 22:16]
投げ捨ててあった 
愛 拾ってみました
そしたら 妹の探していた腕時計と
猫の首輪がみつかり
さっそく 伝えに逝きました
情を拾ったよって
誉められました
拾う愛に伝える情
それは、愛情さ。
 

[330]mizu K[2007 10/09 05:42]竜野欠伸くろねこ
わすれな草をもぐもぐ食べて
わすれてしまいたいこと
ひい ふう みい

中庭の噴水にくるんと葉舟をうかべた
たわむれた水の指で、拍を

スウィート・ウィリアム、
タイム、ヘンルーダ
日曜日の昼さがりのキッチンでピオーネ
食べ過ぎて舌をさす

それは平日の昼下がりすぎたカフェの
エスプレッソのときの気分とは
また違う

ひい ふう みい
と数えて席を立つ
カウンターにマグをもどす
ゴミ箱に
くすんだ色の虚無感を投げ捨てて
 

[329]ペポパンプ[2007 10/08 10:47]
外で待っているから
いつまで経っても来てくれない
凍え死んでしまう
もうお前なんて要らないから
さっさと出て行け
その冷たさは
自然の冷たさでは味わえない。
存在を否定される。
絶望感・虚無感
涙を流して走り去る
なんとも思わない彼
いっそ舌を切ろうか
苦い思い出として
忘れ去ってしまいたい。
 

[328]小池房枝[2007 10/05 17:13]
おしまい過ぎたら尋ねて回る
どの方舟がノアの方舟?

あの方舟がノアの方舟
方舟運ぶね、ドアの外まで
 

[327]チアーヌ[2007 10/04 11:18]
くるんと回った日曜日
ゴミは拾ってゴミ箱に
木立の中のカフェに来て?
そしてすべてはおしまいね
 

[325]小池房枝[2007 10/02 17:09]PULL.
オリオンビール片手にお散歩中の
オポッサムさんのポケットの中には中庭があって
オポッサムさんは今その中庭で
オリオンビール片手にお散歩っ中です
 

[324]mizu K[2007 09/24 07:56]半知半能
絵を描く毎日
ゴンサロ・ルバルカバのピアノがきこえる
あのサロンシネマで見た映画
覚えてますか、ホテル・ハイビスカス
沖縄はいつも台風です
長崎は今日も雨です

ゲゲゲのなにがしと先日
丸の内発ゴンザレス行き
ディーゼル車にのって4人がけシート
幕の内つつきつつ
トランプをしました
ときおり海岸線を走る列車の車窓から釣り糸たらして
太刀魚をつりあげました

雨があがると虹が水平線のむこうに
しゅーっとかかって
それからだれかが消しゴムで消したように
かき消えて
今日も中央線は人身事故
そんなこんなでカンバスにむかう毎日です
オリオンビール片手にね
 

[323]ペポパンプ[2007 09/16 12:23]くろねこ
あなたとわたし
さかさま関係
トランプの様な
逆さまな考え

あなたとわたし
釣りのよう
えさをつけて
だましてあげる

あなたとわたし
同類項
あなたとわたし
平等です。

私と貴方
権力争い
貴方と私
両方大切

あなたとわたし
楽しい毎日
あなたとわたし
笑顔の毎日
 

[322]たもつ[2007 09/15 19:08]
 
落っこちてる
わたしの心を拾い集めて
lonely heart
大好きなあなたに会いに
電車に乗るわ

高鳴るこの胸のときめき
きらきらして
あの頃のわたしたち
きれいだったね
lonely heart too much
駅弁は幕の内
電車で三十分の長い道のり
山手線は人でいっぱいだけど
心をこめて最後まで
食べるわ
大切な約束だから
サーモンの切身
あなたも遠くから来たのね
悲しくてわたしに似てる

Love Love Love
いつもあなたは
わたしの気持ちに
気づいてくれない
ここで言う「あなた」は
サーモンの切身じゃないわ

Love Love Love
窓の外は雨がしとしと
天候のことは初めて言ったけど
別に隠していたわけじゃないわ

涙雨のカーテンの遠く向こう
火山が爆発してる
ゴンザレス、こっちにおいで
素敵だからいっしょに見ていて

lonery heart 
早くあなたに会いたい
淋しがりなわたしの気持ち

lonery hear too much
間違えたスペルは
あした虹のeraserで
あなたと消すわ
 
 

[321]mizu K[2007 09/12 06:17]ペポパンプ
気にかかることがある
いつから長袖にするのとか
今日は傘を持ってくべきかとか
美しい跳ね方とか
きみちゃんのシャツの脱ぎ捨ては
蝉の抜け殻だとか
キドニーブローの仕方だとか
セイヨウタンポポの自我だとか
そうゆうことを夢想する

今日は緋色の空虚式硝子瓶のなかに
子どもが飛んでいました
羽虫と仲良く
肝要なことはいつも
煙草と
旧街道の路地裏に落っこちてる
 

[320]佐々宝砂[2007 08/25 01:10]
なるようになるさと笑うあなたの
ぶよぶよと肥大した自我が
ゆっくりとわたしの肝臓を潰しにかかる
あなたの肺は紙でできているから
煙草を吸って黒くなったら交換すればいい
でもわたしの肝臓は

わたしはまだ知らないけどあなたは知ってる
わたしには肝臓なんか要らないってことを
私の身体のすべては空虚で
わたしはその空虚に巣くうひとつの意味だってことを
あなたは知らずにみえて知っていて

だからあなたは
ぶよぶよと肥大したその自我で
わたしの肝臓を潰しにかかる
 

[319]たもつ[2007 08/23 10:14]
 
浸透圧、が夜
友だちになる
言葉でできた空地に群生する
セイヨウタンポポを夜風は揺らし
朝になれば言葉だけで
指、そして指先のある
子どもになる
 
 

[317]たもつ[2007 07/24 16:36]mizu K
 
夏至の入道雲が石化して
地面に落下し始めていた
僕の気配は時々あなたに似ている
例えばシャツの端をつまむ
その一連の仕草など
抜け殻のような虫の鳴き声
旧街道に並ぶ窓の内側では
この瞬間にも
いくつかの生と嘘が語られている
 

[316]mizu K[2007 07/23 23:45]ペポパンプ
わたしは梅雨のすきまから
ぼんやーりとくもをかきわけ
かきわけかきわけ
空蝉のひぐらし
、かなかなかな

なきたいときは
雨の日にそらを見上げて
低気圧のパレード
手をつないで
かえろ、かえろ

あしたはからんと
鹿おどしみたいに
雨があがるの

だから
梨をむいたよ
食べにおいでよ、入道雲
 

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