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るーる1。感想は作品の投稿といっしょにどうぞ。 るーる2。前のひとの詩のさいごの行にある言葉をどれかひとつひろって書きつないでね。 (1語でもおけー。1つの字だけでもおけー。それをタイトルにしてもおけー) るーる3。じょうずへたは気にしないでね。こみゅにけーしょんや言葉あそびがメイン。 これ以上書けません。
しっぽに生まれて良かった 今日一日は それだけでいい 雲が飛行機みたいに 墜落していくね 葉たちのささやきが この小さな地方都市を 満たしていくね 終わっていきます 買いに出掛ける子供の一日が 日曜日へと 通りの枕を 青い言葉が 店内は溢れていて 踏み入れていく人たちを 僕の足は 無印良品の中だ 僕をかわしていく 新しい犬や 乳母車が 日曜日を またぎながら 出掛けたアヒル君は 夕方に帰るって 白ネコは縁側で日向ぼっこ 今日はアヒル君が居ないので ダンスの練習はお休みです うとうとうたた寝 蝶々が鼻に止まっても 誰かが背中をさすっても 気づかないで ゴロゴロ スヤスヤ どんな夢ですか? さっきから左手を動かして ゴロゴロ スヤスヤ 一日が終わっていきます 扉の一番尖ったところが 記憶のように刺さって 珍しい 抜こうとすると 泥によく似た形になって 誰との約束だったろう わたしが新しい枕を買いに出掛ける いつまでも雨宿りする 悲しいポエムをそう綴っていた ひとりじゃなかったみたいだ こじ開けた携帯の 世界はどこか 不思議な扉の 僕を 脳みそのように寂しい 河岸と音とが 交わったまま分別できない曜日 ピアノに生えた大きな羽の下で いつまでも雨宿りする 夢の中でも働いたり学校行ったり 片思いしたり 起きたら疲れてるのはそのせいかな 眼が覚めると 首がヘンな方を向いて 口はあいたまま乾いて 美人が台無し どうりで朝 鏡を見ると 老婆になっているわけだわ もういじめられっこでもない根暗でもない 私が生きてる夢の中でも 脳みそが2倍生きてる みんなおやりよ 眠らされた ああ俺は 尾崎豊に 自由は深く やめようよ そんなふうに わずかだろう 夢の ときにして 見たい 一人でぽっちりぽっちり 縁側で将棋さしてるお爺さま 調律師をおやめになってから おつむの調律も若干ゆるんでしまって ルールも知らないもんだから 駒たちはみんな右向いたり左向いたり みんな自由におやりよ 暮れ方、わたしは縁側で 狂ってしまった妻を見る レースのエプロン、 ととのえられた花壇 洗濯ものの匂い ファンシーな表札 無理矢理そんなイメージに 自分自身を押し込めて 狂ってしまった妻を見る おかずが毎日きっかり3品なくっても シャツにアイロンかけてなくても だんだん白髪やシワが増えても きっと愛していけたんだよ それが生きるということなんだよ 自分の頭の調律を おかしくしてしまったのを わたしの母のせいにして あまがえる 妻は狂ってしまった きっと子供の頃 こんなふうになりたいと 強く願いすぎたんだね 一人ぼっちの縁側で 口々に言うから 義母さま頭がいたいのです 台所の隅に隠した 貴方の秘密 お味噌汁やご飯粒に 暗号が繁殖 私には難解ですの だからお庭のお手入れを 日が高いうちにと言ったのに 義母さま お水をすくって 飛び立って 秋のバラは香りがいいでしょ? そろそろ冬支度です 山が色づき始めたら 丁寧に埋めて また春を待つの この広い家 私には寂しい過ぎます 気づけば義母が 台所で繁殖していた 「ハーブの匂いが義母をよせつけません!!!」 ドラッグストアで買った設置型の白くて丸いのには そんなうたい文句が書いてあり だからこそわたしは 17個も買って 流しのしたやら戸棚の裏 あらゆる死角に 置いたというのに 気づけば台所が白い割烹着の義母だらけだった ふきんが清潔でないだの 米のとぎかたが悪いだの 料理のさしすせそをしっているのかだの お決まりの味噌汁のダメ出しだの 口ぐちに言うから 頭がいたい 飛ぶには早いですよ お義母様 今年はお庭のお手入れもできず 築60年の木造家屋は とうとう抗スモスにお飲み込まれてしまいましたね お息子さまもとうに雲に隠れて おやあの縁の下のじめじめした闇の中の 小さなお靴はいつのお忘れ物でしょう 色あせたカーテンを身にまとって 飛ぶには早いですよ お義母さま 明け方に誰がつぶしたのだろう、 子供や鶏も外では大豆を歩いてくるよ。 女の巨大な象や間からはコスモスの大行進だ。 石畳が、カフェでは注がれる。 エスプレッソにのたうち、 輝いている光にはカップの空が、 長い髪の日が、奥さんも歩いてくるよ。 それまでは銀色の鼠がお相手。 水色の純白が白波には立ち、 そこに海の紅色なる、旗の遊泳禁止も揺れている。 添い寝の夜、枕もとに大豆、ころがってひどくひどく、ましろかった 閨の窓の格子のすきまから、ひそやかにしのびくる、おまえの名は 秋の名を口いっぱいにふくませて匂い立っている、金木犀 廊下を歩くと変にざらざらしてしていた、足うらを気づけてみれば 乳白のつぶつぶがつき、明け方に誰が、大豆をつぶしたのだろう 秋は 東北では 早くやってくるから 金木犀も 早く咲いて 秋祭りとともに散ってしまって ちょうちん祭りはいつも寒くって こっちでは 秋は 秋のころに ちゃんとやってくるから 身心いっぱい 金木犀の匂いを吸い込めるよ ケチとか 悪口とか そんなザラザラするものから 離れて暮らしたいよ 大切なものは 日に干した布団でくるむよ まだ えりあしに当たる日差しが暑くて お金がないと 人間てだめになってく生き物だなって 猫は愛がないとかわいそうだよ いっしょに寝てあげる カラフルなその詩集は雑誌の下なのかもしれない カラフルな だ、から 降るな 雨あめ雨。 アメージンググレイス 改心はいつだって出来る 趣旨がえはいつだって出来る 降るカラフルな詩集をほうり、 上に情報を積もらせてゆき ゆき雪ゆき。 雪、こなゆき。 文化的雪かきってフレーズ村上春樹にでてきたな こなぁああああ、ゆきぃいいい、も、もう古い? わたしの告白です ギフトに 包みこまれた 手の中ではなく強く受け取って欲しいと 本当に 握りしめていたから ぐしゃぐしゃになって 色は 変わり果ててしまっていた 残りかすの包装紙 ディズニーだと 誰の耳でもなく 手には わかる どこだろう 僕にわからないけれど 言葉の 耳には 預けた君は そんなふうに残っている カラフルなその詩集は雑誌の下なのかもしれない 五年前のことです (他人からみれば) わたしは夫を裏切り 三人の男と関係しました でも一人は キスだけでその後は会っていません 二人目の男は 自己陶酔する人で 肩書きや履歴がなければ ただの人なので嫌になり 会うことをやめました 三人目の男は いい人だったけれど 鼻毛を気にしない人で わたしも気にしないつもりだったのに わたしが至らないせいで 愛想を尽かされました さよなら 三人の男ども 5年休みましたが これから 一回り下の男を 良い気持ちにさせるつもりです これが わたしの告白です あわぷくの夢を見たのです たぶんそうですと 顔に浮かべた 水槽の中を 僕は 色をしていた 何枚になるだろう 鱗の僕 金魚を 取引先に同行させられた 昔の 売り歩いていて 小さな小道具に 手をある鞄の中 商売道具に 詰め込んで 暗がりの中を深い 12月は 帰ったものだ 聴いて ビートルズを ヘッドライトの 対向車は そうして 虫のように飛んでいった #五年前のことです ジェレミーは釣りに行きました。 フィッシャーどんの釣り竿には 今日はなんにもかかりません。 そうしてうとうとし始めました。 ジェレミーフィッシャーどんは あわぷくの夢を見たのです。 リトル・ウィングと、タイムやヘンルーダやらとの共通点は どちらも雲の上を ふわふわ歩いてるってこと コダックをつっこんだカメラを首からぶら下げて 路地から三叉路、小路、袋小路とふらふら歩きながら またたびにやられたネコみたいにぐるぐる頭の中をまわること 杉山さんはダブルスがめっぽう強いのに、 そちらはあんまり注目されなかったこととか ダムに沈もうとしているあるところの子守唄が、 実は決してその村固有の起源を持っているわけではないということとか ジョン・ケージはキノコ・マニアだったから当然、 ビートルズのマッシュルーム・ヘアには精通していただろうぜとか ダダリオの弦を張り続ける頑固さとか たまにアーニーボールに浮気してみることだとか ダブリンで買ったサンドイッチのあまりのまずさにゴミ箱に投げ込んだこととか リスボンのチンチン電車からすかし見た路地裏の風景だとか ニューヨークで二角形と書いたTシャツを着ている人とすれ違ってひーひー笑ってあやしまれたこととか 荻窪に六次元というカフェがあることだとか 民生くんの股旅 (ジョンと)っていい曲だよねとか でも別にジミーでもいいよねとか 夜の昼寝ってどんなんなんだろうと思いながら 粘菌観察しつつ恍惚、もとい うとうとしていた人体模型の、深夜 ビル・エヴァンス with ジェレミー・スタイグ So Whatでの地獄の底からの叫び声を上げる ジェレミー氏のフルートに見送られて 昼寝すると ぼんやり 中が ギターだったらしいとして どうやら 嫌いなんだ 浮かんだジミヘンの 眠気に すんなりと 僕は やってきたような気がする 久しぶりに 彼とは 覚えていないが 暗闇のサウンドが 逆に弦を ネックで握ったというわけだ ジミヘンは といっても 張ったというから 左手を 右利きだった やっぱうまくいかなかった ろんぐろんぐあごーごー ごーごーがーるたちの接吻をうけて 恍惚の昼寝 パパとお別れするとか ドアーの隙間から もれる明かりが 揺れる暗闇で 聞いてしまったの ママはパパのこと きらいなんだわ わたしはこんなに だいすきなのに 頭にポマードをつけて ウエスト・サイド・ストーリーを気取って 夜な夜なダンスホールへ 繰り出すパパ きっと夢に生きてるのね ママはそんなパパに 嫌気が差したの パパとお別れするとか ママはため息と 泣いてばかり あんなに綺麗だったのに 今はおばあちゃんみたい パパはママのこと きらいなのかしら わたしはこんなに だいすきなのに わたしはこんなに ふたりがすきなのに どうしてうまくいかないの? 遺しておくれよ音階にして 昔いたグループのことを ノイローゼのような ジョンレノンの君は アメリカ製の譜面になぞらえて 手に持っただろうギターを 高価なやつを なるたけ 有数なメーカーのものを サングラスを 突き出したあごをして かけて 誰でもなく 頭で ビートルズの髪型をしてみたいんだ 否定していたいんだ 水の流れるように音楽というものは 認識しなくてはいけないよ 付加価値はいらないんだよ目を閉じて 暗い空のもと限定された時間の お前の魂がお前ひとりまさにお前そのものになる時だけに 触れなくては それがお前の為なんだよ そうやって伝えていくべきものなんだよ そうしてできることなら 次の世代の為にお前がお前の内に秘めた四次元を 音階にして遺しておくれよ どうでもいいでしょ!? そしておかされてゆくとかゆかないとか 暗闇を 子供も中みたいだった 煙の大賑わい 歩く サッカーボールが 転がって でもブラジルは大人も 手をつなぐ 生きていることを 実感した ホースを やがて かけあった 水の 今日は何日?→ここはどこ?→君は誰?の順番に おかされるそうだとか、言わないとか言うとか! 記憶はエピソード記憶→意味記憶→手続記憶の順番に おかされてゆくとかゆかないとか?どうでもいいでしょ! おや、向こうから右腕を伸ばしたもう一体が 放そうとしている手には 家の中が 机ののせている 誰かがあって 花を 静かに 花瓶を感じて 刺さっていた そこの 自分の入れたたたずまいが 静かに 腰は そこに 僕を 捉えさせられた 見ていた 戻って 下ろすと コンロは 真っ黒な 行くのだろう 虫の姿を上に 白い壁を いったい 向こうの 君に どこへ 青い緞帳を背景に 白い手袋をまとった ダンサーがステップを踏んでいる。 中指の右足が前に後ろに 親指の左腕は、いつも下斜め45度にピンと伸ばしている。 くるくるとは回れなくて おや、向こうから右腕を伸ばしたもう一体が 手話で歌ってる 楽しさとなって 潮のように騒がしい 寂しくない 黙っているのかと 体の中には渦巻いていて ふけっていた口を閉じ 否定させられながら 瞑想に 潮のように、を 否定させられながら 真っ赤な夕日のように 青い海に憧れて 手ばなした、歌の バスドラムの試みに UFOがUSSRまで おなかにくる 飛んでいって 届くところ 岩手でイギリス海岸が 白く タクシーに乗っていった セブン・シスターズの 崖で見つけた ドラゴンボールのような ブルマ をはいて路上のあの人は 手話で歌っている 大都会東京の 座り込んでいる 太い木でできた テレビからは テーブルを見つめている 年輪の スピーカーでは 音楽が楽しい 小さなダイジェストが 僕の 歌を 最後 そばの僕は 手にしていた 行く当てもなく 会社が倒産し 僕はいくつもの人間が スナックの 流れている 朽ちていくだけの酒場を 刻まれた模様で ハシゴした オフコースに 大相撲は一杯 雑誌のページをめくると あなたを発見 青森は寒いですか? すっかり変わって 夢に夢見て作文 書いた文字はキラキラと踊り 思い出を優しく浮かべるの 岩手では新しい季節 秋が深まる愛情に 貴方には寄り添った あの日々がなつかしい いつか貴方を越えて 美しい笑顔を描くの 貴方のいない街角が さみしく吹き抜く 大都会東京より 帰っていくのだ、 汽船がまた、雑誌のページをめくった、 刻み込まれて、流れる、 東京に、 遠くに、 座って、きっと、 船の上に、青森が見えない、 岩手になって、景色を、落ちることも沈むことも、 ドラゴンボールに、思い出すときが来るのだ、 いつかまた、煙を止めた、今日という過去が、 すぐに覚醒することもなさそうだから、 音と共に、見ていた、 ねえいまのミタ? いまのミタねえいまのミタ、ミタ? ミテルだけで疲労感を覚えた、 ってゆうけどあたしは 前のおばちゃんの頭のパー マネントが巨大すぎて じっさい何もみえなかったんだよね。 夕陽にキラキラしてて。 うん。 大きいよね。 明らかなしっぱいだよね。 ムラサキキャベツみたいだよね。 もうお家には帰れないよね。 でもおばちゃんみてると 悪夢が少しずつ弱くなっていく気がするの。 したの。 そう、これはもう過去形。 でさ。まさお君はどんないろに染まりたいの? えっ ムラサキキャベツみたいなUFOがみたいの? UFOだったらあたしも乗りたいかな。 ヒコーキとか船とも違って きっと落ちることも沈むことも、酔うこともなさそうだから。 オレ心がすさんでいる。 道端で修了証書を拾った まさお殿 あなたはXX課程を修了したことをうんたらかんたら 身に覚えがないのでその辺にポイ捨てた すると呼び止められて、もしあなた あなたはこの証書をポイ捨てましたね、なげかわしい、 まったく駅のホームでも証書置き場はなげかわしいと撤去されたのに、なげかわしい、 安全で清潔で快適でエコで美しいまちづくりのためのクリーン作戦条例を知らないの?なげかわしい と、別の意味でなげかわしい説教を受けていると えへへへと笑顔の巡回員 ら し き 人がやってきて言うことには いやー、今、市役所の 方 か ら 来たんですがね、どうやらポイ捨てをなさったようですな、 はい、過料いただきます え?いや、その証書ってオレのじゃないし。ていうか、そのなんとか条例って普通タバコにっしょ? 何を言っとるんだねー君は、適用されるのは証書にだよ、証書、はい早く払いなさい、今すぐ払いなさい、さっさと払えよ、おいコラ 面倒なことにはなりたくないだろ? そういわれてしぶしぶ払った英世さん2枚 おうおう、毎度毎度、じゃあこれ受取の証明ね そう言って渡されたのはさっきポイ捨てた修了証書 よくよく見てみれば上からきたない字で修正 領収書、まさお殿、下記の通り、正に領収致しました、なおこの証書はその辺に廃棄なさってもかまいません だって つーかオレ、まさおじゃないし もう嫌です 帰ります 山だと思います 近くの部屋の ほこらに仙人がいて 暖かく迎えてくれる 近くです 布団ではない 深いここの中で 厳しい修行は 柔らかな夢を見るのです 舌打ちをすると、先生、 僕は少し指の方に立っています 間違い探しをしているうちに 狭い廊下に迷い込んで 咳き込んで、先生、 電話と電話は確かに物語に似ていますが というよりも寧ろ物語なのでしょうが 乾いたボールペンをいじります 隅にある地下鉄に乗って どこまで地下鉄に乗っていけるのか まるでそのもののようかもしれませんし 瞬間のようなのかもしれません ただ共通の話題はとても、先生 美しいビルで働く駐車場係の人のように 唇の端から新聞配達の人の背中より 一回りほど大きく死んでいます だから花束を、先生 僕の足は誰が食べますか 食べているうちに誰と誰が眠っていますか 併用は嫌です もう嫌です 僕は涙の水色に 規則正しい物体として 物体として 鳴りはしないから 叩かれていく やはりどこかへと 始めていた硬直を 垂らされた 光の薄い 絵画を 直そうとする骨に 乾かすのみ 外から分裂する 昔買った 目覚まし時計として 僕に 警察犬はロビイといった ロビイは走っていた ビロオドのバッグを追った バッグから発せられる 二つの乙女の香り すでに息は止まっており 醗酵して今にも弾けんばかりの 甘い香りがフロアのジャンクションで 二股に分岐していた 二人の乙女はバックから出て バックを引き裂いて分岐して 行ったのだろうか? ロビイの心臓は激しく振動して やはり分裂を始めていた そして二人は キーホルダーのように 揺られながらバックの中でやり過ごした 風が吠え抜けるビルとの隙間を 五万ボルトのネオンも滞在する ツアー客でごった返したフロアに 辿りつくまでの話だが ところで誰が 警察犬なんて呼んだのさ? 絵の具の色を 全部混ぜると 黒になると言いました ひとつひとつの色は こんなに綺麗なのに 今まで 築き上げてきた 私の人生は 全て違う色だから それを混ぜ合わせて 今此処にいる私は 黒なのか だから私は 真っ黒なのか あかるい、と 思い描いた僕は 体の外へと入らされた暗がりに そうして 玄関を出て歩きだす なにもない海水に 干上がされて乾いていく文字として 体は 持った心を 手から遠ざけた ページをつなぎあわせていく 誰かが 手から放った絵の具の色に 微かなギターがゆらいで いないようで揺らいでいると 止まることを思わせられる 鼻息を 吹かさせられてた まるで僕 でも、線路として 火はー 自転車になり色を増させられていった 空ではなかった 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 スレッドを新規に作成したり、コメントを書き込むにはログインが必要です。
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