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しりとりの詩 2nd (創作系)スレッドオペレーター:ベンジャミン
詩でしりとりをするスレです。前のひとのことばや思いをひきついでね。。*^ ^*

るーる1。感想は作品の投稿といっしょにどうぞ。
るーる2。前のひとの詩のさいごの行にある言葉をどれかひとつひろって書きつないでね。
(1語でもおけー。1つの字だけでもおけー。それをタイトルにしてもおけー)
るーる3。じょうずへたは気にしないでね。こみゅにけーしょんや言葉あそびがメイン。
これ以上書けません。

[132]蒼木りん[2006 01/12 23:18]
君の影を刻む
オレンジライトの下

振り返りもしない
待つこともしない
微笑まない

年をとるとね
傷が治りにくくなるんだよ
ケガが後をひくのさ

もう大人だから
しこりの残らない
喧嘩の仕方をする

時間が
あまりないんだ
 

[131]くろねこ[2006 01/10 01:56]
握れば離れ
踏めば遠く
霧の絵画は宛てどなく
髪の流れゆく間にまに
炎の紋章に
君の影を刻む
 

[130]蒼木りん[2006 01/09 23:03]
手をとって握って
あ 違った?
と言って笑った

握ってみたかったのさ
本能で
煩悩だね

最近は
このぐらいの
大きくてきゃしゃな手
握ったことがなくてね
 

[128]蒼木りん[2005 12/20 22:14]
すべり台
空からつづくくらい
長いといいな
風を切って
曲がりくねって
小さい地上を見おろしながら
おーい!と叫びながら
するするすべるするするすべるどこまでも
途中でスプーンを捕まえて
それでプリンをすくうのさ
終わりはどこだろう
夕暮れには
地上に戻れるだろうか
戻ったら安心するだろうか
ただし
潰した尾骶骨
痛むから
ローラーすべり台なら止めておく
 

[127]くろねこ[2005 12/13 13:05]佐々宝砂
アイロンおしゃべりやめてれば
シュッシュくつした焦げなかった
ひとりで出てったアイロン台
夕暮れすべり台でスプーンと出会った
 

[126]蒼木りん[2005 12/08 23:48]かぜきり
成らん男女多数
男子恋う
女子香
県立公立
私立市立
共学校
レベッカが流行っていた頃の
女子高校生
制服の
胸も確かにきつかったけど
腹もきつかった
放課後
キオスクでの買い食いを
やめられなかった
 

[125]くろねこ[2005 12/05 01:29]半知半能
スポットライトの中で男女多数
へこへこ踊るイルカ着ぐるみ男女多数
カルイかイルカ着ぐるみ男女多数
足が上がらんラインにならん男女多数
 

[122]蒼木りん[2005 12/02 22:59]
青と黄色だけでは
きっとこの世の色は映らないのだろう
目を凝らせば
すべてが虹色に溶けてしまうように
白さえも白でないのだ

一点の光が
闇に射すとき
闇はもう
すでに闇ではない
微かに動き始める
微かに賑やかに
オレンジや緑や赤や紫が笑う

一人一人
見え方がちがうのに
同じものが見える
同じ虹が見える
こころでは
違うものを映すけれど

見たこともない色を見るとき
もう
この世はこの世ではないのだろう
見えない色は
どんな色をしている
だれか
見える人は
いるかい?
 

[121]ふるる[2005 11/29 23:26]
「静かにじっとしてなきゃだめだよ」






青と黄色。
 

[120]小池房枝[2005 11/29 16:33]半知半能ふるる
「ノックするドアを探している」

ちょこちょこっと焼きましたチョコレートブラウニー
ぶらぶらっと持って出てノックするドアを探している

うにうに、これこれチョコレートブラウニー
静かにじっとしてなきゃだめだよ
 

[118]くろねこ[2005 11/21 00:52]
要らない子さえ 言葉失くせば
トランペット 風起こす
裏腹に交わす落穂の紅さまの
家帰りざまの ただいま酒
あれば要らない 家出傘
 

[117]すぬかんながぐつ。 [2005 11/15 22:16]
想い出なんて要らないの。
ただいまさえあればよかった。

言葉は 裏腹 。

言葉なんて。要らないの。
 

[116]蒼木りん[2005 11/15 20:27]
泣くなんて
いまとなっちゃ
怖くてできないんだ

泣くと
胸が膨らみすぎて
呼吸ができない
心臓から亀裂が入って
ビリビリ身体が壊れてく

どれが正しいかなんて
私にはわからないよ
だから
言葉にしてしまう恐ろしさに
私は震えるよ
言葉にしない苦しさに
私は縛られるよ


おかあさん

叱らないで
泣いている私を
許してください

たった一度
そんな想い出があればよかった
 

[115]ふるる[2005 11/14 22:37]すぬかんながぐつ。 
いろいろな形があるよね

これは焼いた石。

これは川の底で芯から冷え冷えの石。

これは空に放って帰ってこなかった石。

星になったんじゃないよ・・・・

灰色の鳥になったよ

川底の冷え冷えを思い出しては鳴いて

焼かれたあつあつを思い出しては鳴いて

泣いているんじゃないよ・・・・
 

[113]すぬかんながぐつ。 [11/12 02:28]
ゆらゆら しているのは   わたしの ほうです    かあさん                      貪愛 だとか そんなこと は もう どうでも よく て かあさんに 倖せに  なって もらいたい ので す 。                       倖せ って ダイジジャ  ない 素敵な おかあさん              感想 : ゆらゆらが よかったです 。                    
 

[112]蒼木りん[2005 11/11 23:16]
立派な母には意地があり
切迫していました
そして愛がありました

大人には
見栄とか
偏見とか
伝統とか
なんだか
のっぴきならない事情があるのです

立派な子どもには度胸があり
強迫観念がありました
そして愛がありました

ひと時の
安心を得るための安心を
ちいさな頭と身体で
精一杯
示し
提供していたのです

ふたりともに
高く高く昇るりつめるほど
危うくて崩れやすく
中身はボロボロなのでした

それはそれで
生きる意味なのでした

立派でない母は
立派でないことの意味を
正当化することもできずに開き直るのでした
ときに
逆切れします
逆切れは
癖になります

立派でない子どもは
立派という張りぼての後ろから回り込み
立派の看板を倒すのでした
大人になるにつれ
そんな自分を
駄目な人間と思ったり
一生けんめい正当化したり
ゆらゆらしているのでした
 

[108]くろねこ[2005 11/10 00:33]
ぽかぽかで その日は ごきげん
道で出会った きみと きみは
びっくり交換会
こっちのきみは 鼻が黒くなって
あっちのきみは 目がきょとん
家に帰ったら かあちゃんびっくりだ
 

[107]ふるる[2005 11/04 11:50]嘉野千尋かぜきりくろねこ
ようかいは
お母さんにおつかいをたのまれて
ひょっこり出てきたのですが

あんまりぽかぽかしているので
ぼうっとなって
しまって

遠くから
にんげんが見ているのに
かくれもしませんでした

よっぽどぽかぽかだったのでしょう

少しして
また遠くから
さっきのにんげんが見ていたのに
じいっと見てしまいました

よっぽどぽかぽかだったのでしょう
 

[106]小池房枝[2005 11/03 11:16]かぜきり半知半能
先日、あたたかかった日に
自転車で、少し遠くに妖怪がいたので
まじまじと見てしまいました。

帰りに、同じところを通ると
今度は向こうがこちらを見ていたようでした。

「なんかようかい?」と、どちらも言わない。
 

[104]小池房枝[2005 11/01 14:31]佐々宝砂かぜきり山内緋呂子
単純に皆、優しいので
帰ってきた人にお帰りなさいとばかり言う

単純に皆、優しいので
早くお帰りと誰も言わない

世界という言葉が
○○の世界とばかり使われるようになって久しい

宇宙という言葉に
××の小宇宙という言い方が出来て久しい

目にかけておくフィルターばかり選り取りみどり
混沌をこそ望みたまえよ

自分の場所になんて
いつまでもい続けるものじゃない

古巣なんて揺りかごじゃないよ
 

[103]蒼木りん[2005 10/28 22:45]半知半能
いたずらができるキミは
一寸迷惑で
少し憧れです

いたずらは
笑って怒るやつがいいです
そんないたずらは
頭が良く廻らないとできないから

だけど
いたずらされて
大袈裟な反応できないわたしは
つまらないかしら

面倒なのと
羨ましいのと
いつも
半分づつの気持ちがあって
どっちもわたしなのです

好きな人にかまわれるのは
悪くない
というか
楽しみだったりします

つくづく
自分は
自分で思っているよりも
単純な人間だなと思います
 

[101]ふるる[2005 10/24 19:34]
まではちゃん
というこがいました

まではちゃんはちゃいろいちゃいろい
そりゃあかわいい目をしていたのです

そりゃあそりゃあかわいいおりぼんで
髪をよこっちょらへんに
へんなふうにむすんだりして

までは はねえー
ほっぺと、おててにするの
次に目にするの

ええ、何を?

まではちゃん?

何を目にするの?
 

[100]蒼木りん[2005 10/23 22:07]ふるる
まれちゃんという猫がいた
どこの猫だったろうか
覚えていないけど

明日と
当面のスケジュールをはじき出した
粗方の準備もして
少しでも気が軽くなるように

そんなこんなで
いい一日でしたと
眠れるように

また
しばらくの間は
猫のまれちゃんのことを忘れる

まれ
という言葉を
次に目にするまでは
 

[99]ふるる[2005 10/21 23:58]PULL.
ほっといたら
落ち葉ちったよ
秋まれ
みんな秋まれ

進みたいもう
お芋みたいにもう

ぱちぱち
ぱち火

お芋の煙もう

みんな秋まれ
 

[98]くろねこ[2005 10/21 23:28]
忠告ジュース絞りたて100%
飲んであっさり吃驚透明感
UVカット成分300%増量済み
ほっとけ隠れ望遠鏡通信網
 

[97]蒼木りん[2005 10/06 22:41]ふるるくろねこPULL.佐々宝砂
ちろり。ちろりり。。
鳴る鈴を
鍵にぶら下げているのが
私ですから
その音が聞こえたら
アナタハ
逃ゲ隠レ
シテクダサイネ。

コレハ
警告デス。

私が
アナタヲ見タラ

ちろり。ちろりり。。
私が歩けば
鈴が泣く
見テハ
イケナイモノヲ見タ
という
目を
スルナ。

コレハ
忠告デス。
 

[96]ふるる[2005 10/06 16:21]くろねこよだかいちぞうPULL.
なきなきなきむし
なきまねするむし
なきまねばれても
むししてなきまね

なきなきなきむし
なみなみなみだだ
なみだのなみだよ
なみだなみだよおおつなみ

なきなきなきむし
なきごというむし
なきごえいいむし
ちんちろり。


#な をいただきました
 

[95]小池房枝[2005 10/06 12:37]PULL.
ははははなはだはたらきもので
いまはなはにいますがはながすきです

ははははなはなのはながすき

なのはな、なのはな、ははがすきなのはなのはな
なはにはなのはなはさきません

ははのすきななのはな

#no.94の"目覚めには"の"は"をいただきました。sage
 

[94]くろねこ[2005 10/06 00:20]
臆病な小心者
夢のような眠りの中で
広がる膜翼は
月光を孕む
待ち得るものを遥かに望み
目覚めには まだ早い
 

[91]よだかいちぞう[2005 10/05 17:15]クリ
なんでもしたと思われる
老人たちは無敵だ
老人たちは多かれ少なかれ
長い人生のなかで
なんでもしたし
なんでもされたはずだ
彼らは無敵だ
なにを云おうと
なにをしようと
彼らには歯が立たない
さらには
忘れるという
人間の最大の防御能力をも
強化されている
彼らは無敵だ
彼ら老人たちは無敵だ
そして儚い
 

[89]蒼木りん[2005 10/05 00:47]PULL.
足りてしまったら
愛を探さない
諦めてるのは
期待を閉まおうとしているだけ
ピーマンの
空洞の中に
何があるか知っているかい
そこからだって
昼になったのか
夜が来たのか
わかるんだよ
耳に栓をしたって
君が悲しいのか嬉しいのか
嫌いか好きか
身体に振動が伝わってくるのさ
いつも
なぜか
嫌われてしまうんだ
わたしは
上辺や見え透いた愛が足りないから
そんなものにまで
縋ってしまう人に
用はないから
わたしも必要とされない
 

[87]蒼木りん[2005 10/04 23:33]
にんじん
三本入り148円は
いつも使い切れなくて
萎びてしまう
だけど
包丁とまな板だして
食う

にんじんの生い立ち
たどってゆけば
きっと泣いてしまう
畑のなめらかにされた土から
掘られて
きれいにされて
袋づめされて
嗚呼
私も手伝うよ
おじちゃんおばちゃん!

農作物は
無駄に
捨てられないんだ

食べ物は
新鮮なうちに
美味しいうちに
美しいうちに食べたいから
安いからってたくさん
買い物はできないたち

傷んでゆくすがたは
痛ましくて
ワゴンの上の値引き商品で
おかずを考える
 

[85]蒼木りん[2005 10/01 22:07]
空の海になげだされ
頭上には
白い雲間から
緑のちいさな森
蛇のような道
ダニのような車が見える
折角なので
鳥のまねをしていると
赤い風船が
ゆっくり落ちてくる
手紙が付いていて
開くと中に
種が入っていて
『今年咲いたかすみ草の種です。
 育ててください。』と
書かれていた
わたしはその手紙を握りしめ
一瞬
土の上がいいと思った
しかし
恐ろしく乱暴に迫ってきたのは
青だった
わたしは
そこに刺さるしかないのだった
仕方がないので
針になった
万一命があったとしても
地の海で溺れて死ぬだろう
土の上でかすみ草の栄養になるほうが
徳だったかもしれないと
ちいさな後悔をする
 

[83]くろねこ[2005 10/01 01:26]
獰猛なスズカケに君は絡めとられ 僕はもう
なんとも言えない気持ちで 窓から見ていた
フィッシュとチップが期待しながら呟く
炎はね 炎はね 裸になって燃えちゃえ 君
虹を踏んでも 到底どこへも行着けない
 

[81]蒼木りん[2005 09/29 23:54]
囁くポテトチップス
あれは
スズカケの木の葉
炎が燃えるように
虹色に紅葉するのを
ずっと
窓から見ていた
外にも出ず
だけど
今日は来てみたよ
灰のようになって
落ちてゆく枯葉を
踏むために
ポテトチップスが
食べられないんだ
口内炎で
ポテトチップスは
踏めないんだ
食べ物だから
もう
囁くこともできないね
だって
プラタナスは裸の木になったから
 

[79]くろねこ[2005 09/28 06:01]
大事にしてね
母はぶった
なくしちゃったの
拳を握りしめて殴った
買い物袋を引きずって歩く
その後ろをアスファルトの粒粒が
浮き上がるまで睨みつけて歩く
バーン
その瞬間に
鯛焼きは引きちぎれ
キャンディーは床に散らばり
広口瓶が割れ 貝殻やビー玉が飛び出す
そして手の中には何も残らない
 

[78]Monk[2005 09/23 22:30]
なかった
ちゃんと探したの?
なかった
そう、しかたないわね
なかった
さ、もうおうちに入りなさい
なかった

なかった

手の中に握りしめた
かたいこと、いたいこと
僕だけ
知っているのは僕だけ
大事にしよう
 

[77]蒼木りん[2005 09/23 22:02]
わたしの生まれた頃は白黒だったらしく
草木も皆の肌の色も柔らかかった
田舎の山から降りて
都会の隣の市にはデパートがあって
煌く贅沢の象徴
買ってもらえないものばかり
玩具売り場を過ぎるとき
笛を吹く犬
太鼓をたたくモンキー
その奥に
足の長い金髪のお人形さん
綺麗なものが欲しかった
それは本能?
硝子の貝殻
エメラルドの指輪
溢れるキャンディーの棚
階段を降りるごと
みんな通り過ぎて
甘いあまい鯛焼きの匂いだけ
母の気を緩めさせた
茶色の紙袋を抱えて温かい
そのときは
帰り道の石畳の隙間を
思い浮ぶほど見つめることはなかった
 

[76]くろねこ[2005 09/20 22:23]
ライフルを捨て身軽になった私は
午後3時の屋外トイレに身を隠した
ミルクの様に濃い噴煙の中を
奴らの襲撃音が近づいてくる

捕まった者がどうなるかについては
いろいろな噂を聞いていた
このまま探知機にかからずに
爆破されるなら
それもまた
よしとしよう

襲撃の太鼓のような軽い打撃音を聞きながら
私は誕生日にもらった玩具を思い出していた
 

[75]蒼木りん[2005 09/19 15:06]ヤギ
腹が重くて
昨日の夜苦しんでいた
気がねなく
用が足せるように
プレッシャーかけないで
外のひと

特濃牛乳4.4は
きっと来る
午後三時
あと
三時間後には
わたしのちょうは
襲撃される

それもまた
よしとしよう

身が軽くなるのだから
 

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