月下のお好み焼き屋は油凪
鉄板の上で焼かれているのは
ナポリ天と悲恋だ

梅ソーダサワーの上昇する泡を
見つめながら・・・

思えば酒豪になるべく
和洋折衷受け入れること蝶のごとし
 ....
月が震えている
月が鳴っている
真夏の月が海に落とした雫達は
今宵も砂浜に散らばる白い貝殻になった

君の素足の音がスライドさせて
部屋から聞こえるスティールドラムの音色で
君の奴隷
 ....
18禁と書いて
18金って書くと卑猥で高飛車だ
しかし青い春とは金なのだ
俺の18禁もやはり金だった
勤労ゆえに

16歳の時に友達とビニ本を買いに行った
年齢を偽り店からつまみ出された ....
紅葉坂のプラネタリウムは
横浜の夕暮れと星屑
石畳を下れば
恋の数ほどの壁画群

駅前に着くと
冷たくて頭が痛くなる
メロンジュースを飲み干す俺の横に
君がいつも
君がいつも

 ....
レノン…
海燕の好む空を
そして意気を知っていたね

見事な偶然だったよ
真昼の影にモノクロの 
風 枯葉 無邪気の香りを漂わせ始めた時
俺はモーリスの弦を替えていた
5弦目とラジオが ....
ああ…また最近俺の毎日に
テレビで見るような
砂嵐が舞っているよその一粒一粒
の砂には内訳があるような無いような

底に穴が開いた靴を足で担ぎながら
砂浜を歩いたころの
気合いが欲しい
 ....
そこは
客が入ろうが入るまいが
知ったこっちゃない
慇懃無礼なラーメン屋なのだ
出来上がった塩ラーメンに箸をさし
麺を一本取り出だした

おお!今日の一本麺よ!
世知辛い世の中にあって ....
風花の
細雪が落ちてきた
七輪の上にのっている
二つきりのホタテにも

降る度に
曇った空を見上げると
雪はいつも
遊びながら落ちてくる

ときどき気まぐれに

 °し 。
 ....
落合朱美さんのおすすめリスト(2868)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
酒八分の記憶- 純太自由詩404-8-1
真夏の夢- 純太自由詩204-8-1
18禁で綴る憲法改正案- 純太自由詩304-8-1
メモリーズ- 純太自由詩1104-6-15
レノン- 純太自由詩804-4-11
砂嵐- 純太自由詩504-3-30
らーめんラプソディー- 純太自由詩104-2-11
風花- 純太自由詩504-1-30

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