真夏の夢
純太

月が震えている
月が鳴っている
真夏の月が海に落とした雫達は
今宵も砂浜に散らばる白い貝殻になった

君の素足の音がスライドさせて
部屋から聞こえるスティールドラムの音色で
君の奴隷

パレオのくびれが
眼底でシビれた

そのリズムに合わない腰の音符が
俺の真夏の夢になる



自由詩 真夏の夢 Copyright 純太 2004-08-01 13:58:24
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