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真昼の高架下
薄暗い小さなトンネル
壁面にスプレー缶で書かれた

HELP

よくあるいたずら書き
誰に向けられたわけでもない
行方を持たないメッセージ

どうせなら
HOPE
 ....
「きゃりーぱむぱむって噛まずに言えるもんね」 
『言えてないやん』 
「言えてるもん」 
『言えてないやん』 
「言えてるもん」 
『言えてないやん』 
「言えてるもん」 
『きゃり ....
つるくさは
伸びていく
明日の空へ向かって

つるくさは
伸びていく
しなる鞭のように

つるくさは
伸びていく
答えをつかまえようと

つるくさは
伸びていく
時々誰かに ....
なかなか顔と名前が一致しなくてごめんね
でももう時が来たのだね
なにもかえせなかったのに

君が担いだにもつおもそうだった
かわってあげられないけど許してくれるかな
でも自由を手に入れたん ....
私たちがはぐれたのは その場所に向かう途中だった
それぞれの場所から同じ地へ
密かな約束の文(ふみ)が 同時に舞った
未明の空

傍らの夏を奪うような あの風は
何を暗示していたのだろうか ....
暗い森の木の根元の茂みの中
闇に光る二つの目
光の反転した森の風景の中
鹿が逃げようとするが
矢庭に飛びかかる黒い大きな影

まず獲物の内蔵を喰らう
黄緑色の内蔵を喰らう
赤い筋肉を食 ....
おじいちゃんと森で薪を拾う
僕が手当たりしだいに
背負子に放りこんでいると
そいつはまだ早いと言う

幹を離れてまもない小枝は
水分を含んで
みずみずしい
生木の範疇を出ないものは
 ....
光はあふれる
白亜の{ルビ建物=ビルディング}の上に
海鳥の白い翼に
青くうねる海原に
光はあふれる

光は波打つ
どこまでも続く青い穂波に
涼やかに流れる川面に
青い空と風の中に
 ....
ぼくは人類におおきな迷惑をかけている

みんなぼくのことで

月曜日がいやになっている

日曜日がつまらなくなっている

世界でいちばんつらい死にかたがそれなら

ぼくこそそれが相 ....
トラブルが起きると
誰かが泥をかぶる
誰かが猫をかぶる
噂が流れる知ったかぶる
怒りにブルブル
やがてはブルー


シンプルなことだ
プールの中で眠る
プルト ....
雛は鳴いて 朝露流れる 雲白く
つたのからまる古木 陽が射し
巣穴からのぞく 黄緑の小鳥

アイビーの葉陰をすりぬけ
近くの木にとまる
尾をうちふり チチチッ

おはよう ナギ

 ....
 
恋には形があるからさ

だから、つくれるしさ

だから、こわれるしさ


 
かたつむりがね
いないとさみしいよね
木の葉の影の雨宿り
でもね
木のてっぺんにもいるんだよ
きっとね
だって だって
ひなたぼっこしたいから


アリさんがね
いないとさみしい ....
黒い卵を俺にくれ
できれば真っ黒な奴がいい
昔、ローリングストーンズというバンドに
「黒く塗れ!」という曲があったな
そう、そんな具合に
俺の手にも真っ黒な卵をくれ
俺はそいつをこの聴衆の ....
協議離婚し幼い娘を引き取った母は
幸福追求やまない女であって或る日
男と出会い同居を始める

こうして連れ子という不利は
夜な夜なまぐわう男女の力関係で決まる
小突き回され足蹴にされ
飯 ....
泣けない
女もそこそこいくと
かわいくないのもの
ずしずしっとくるのよ
責任みたいなもんが。


思い出した
仕事失敗して上司にものすごくおこられた
年くってからの言葉が
ささる ....
モンスターに連れ去れた少女が
迷宮に何処かに幽閉されている
勇敢な男たちが 何人も救出に向かい
そして 誰も帰ってくることはなく
虚しく歳月だけが過ぎていく

少女が忘れ去られて 昔のおと ....
文明の震えを支える地の震え

働き蟻が扇子と携帯、クールビズを
並べて夜店で営業
いつまで開業する

父の暗い眸 母の暗雲
幼児はティンカーベルの羽をして
透明と超越
作り笑いのどこ ....
あたらしいものにはまだ名前がない
形もあまり決まっていないしそれはたぶん

人類が歴史のなかへ隠しておいたものを
あきらかにするようなようなかたちではみえててこないのだろう

冷蔵庫のドア ....
あの日手をひかれるまま
土にふれいまなお息づく幻の陰りを持つ白い夢あなたに隣を託した
時がほぐれ過ちのスカートが白いビニールと燃える
重なるふたつの大切にされないでひとつだけ満たされ ....
{画像=120530012115.jpg}



この世の中には
幕間に控えて居る役者は
いっぱいいて
人が羨む役を貰えるかは
まことに運次第なのだと思う


人は与えられた役の ....
{画像=120529154724.jpg}
気温が一度上がっただけで
庭は目覚め
今夜は舞踏会だと
シロテンハナムグリが伝言する

白薔薇が
今まさにデビュタントに
踊り出そうという心 ....
春の小川の流れ、
雑木林の枝にとまって
口を開けている唖の小鳥たちよ
黒雲から発し 丘をひっぱたいては消える
無音の稲妻

丘が放電している

晩年のルートヴィヒのスコアの凄みか
 ....
夢から覚めると
午後は陽炎の中 寡黙に佇んでいた
翻る あなたの影だけが冷たい魚


見も知らぬ者同士 これが
いつかの夢ではないと言えるでしょうか


ひび割れた心象が決壊する時
 ....
窓辺に置かれた
一輪ざしの切子硝子
複雑な光のプリズム
瞳の中の幾何学模様
ああ なんて楽園

だってわたしは
凡庸な人でしかない

透明の硝子は見る角度で
その色や輝きも違ってく ....
主張は残虐だ

妄想は救済だ

自虐は城壁だ

虚勢は生く術だ

陶酔は気晴らしだ

感傷は嗜みだ

憂鬱は居場所だ

孤独は飾りだ

表現は受け売りだ

 ....
かごめ
かごめ

篭の
中の
鳥は

いつ
いつ
出やる











かーごーめーかーごーめー
おまえの夜明けはいずいずこ
出やって ....
台所の窓から見える
枝を切り落とされツタだらけになった
古く太い木に 小鳥が住み着いた
ツタのカーテンは巣穴を塞いで
子を守りやすいのか
ツタの中に入ってゆく
朝ご飯の支度をしながら ちら ....
かろやかな韻を踏んで彼女はやって来る
きせつのすべてを引き連れて
草原や潅木の露をあつめたりミツバチたちと
あかしやのはちみつをつくるんだとか

神殿の壁はまだひんやりとして小さな蛇がやすん ....
歌を聴いて
映画を見て
美しい自然に触れて
素晴らしい芸術に出会って
誰かを心配して
努力が実って
幸せを実感して
絶望に悲観して



人は死ぬまでにどれだけの
涙を流すの ....
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