すべてのおすすめ
目を瞑っても嫌な事はそこに在る
目を瞑っても轟音からは逃れられぬように
耳を塞いでも恐ろしい事は起こっている
耳を塞いでも嗅覚は異臭をとらえるように
鼻をつまんでも根本事由はごまかせない
鼻 ....
母の愛
懐かしい恋人
僕自身

僕の血がかよっていたはずの手袋が無くなって
とてもココロと懐が寒くなってでもね

怜ちゃんとドライブに行くの
羨ましいでしょう
あのうれない詩人の土屋 ....
じゅうじか?
ううん
かざぐるま?
ううん
なにかのかざり?
ううん
なに?
しゅりけん


チラシを細く丸めた棒を二つ
十字形に組み合わせて
セロテープでぐるぐる巻いてあ ....
青い空を白い雲が流れて行く
さらさらと水の流れる音がする

地上から隔絶された空の楽園
ここには僕以外誰もいない
静寂と孤独だけが僕の友達

ささやかに続く平穏な日々に満足していた
あ ....
吹き荒ぶ二月の夕刻
山裾の疎らな住宅を
訪問営業でまわるのは
 実に 切ない
長靴ギリギリの雪をこぎ
通りから玄関までの細道を通りぬけ
もはや顔面がかじかみ
鼻水が垂れている感覚すらない ....
飼っていた黒猫が突然行方不明
家の玄関の鍵は掛けていた
どこか窓が開いていたのか
窓から見える風景は
空っ風舞う冬景色
街路樹の葉はあらかた落ちてしまい
魚の骨の並木道

ふと見る ....
強く高みを掴んだ
脚に力を射して
秒速の息づかいを届けた
筋肉の震え
ハチドリの余韻
ふたごの虹

高音域を続けたのち
からだをつらぬく絹糸
歌はすべて感情から生まれ
歌はすべてあ ....
世界は様々な色と形に溢れている
雑誌や広告にも様々な世界が散りばめられている
//透明な硝子板の上//
配置を考えながら切り分けてみた
淡い色と鮮やかな原色のポーズ
長 ....
――薄氷の空
  貴女を攫う雪の華が綺麗で
  ただ見つめることしかできない
  世界を彩った、鮮やかな白



凍える大気
震える太陽
足下の街並みは雪に沈む


何一つ変わ ....
前略、先生へ

突然ですが

『全てを背負う決意』と

『全を捨てる決意』では

どちらを選んだら、幸せになれるでしょう?

私は前者だと思って今までやって来たつもりだけれど

 ....
Love me loudly,love me hot,
Love me madly,love me dry.

飢えた獣のキスをして
潤すためのキスをして
貪り尽くすキスをして
欲に滾った ....
今朝も
様々な具材を乗せて
すし詰め電車が
発車していきます

季節は冬ゆえ
暗い彩りになることは
ご容赦いただきます

味は
休日明けゆえ保証します
たらふくご馳走を腹に溜め込 ....
つまらない試合だったと反省する俺を

そのまま励ますようなことはしないでくれ

悲しみに素直でいられなくなるから

考えに酔うように俺に喋りつづけないでくれ

頭でっかちには素直でいら ....
感覚は、何かがあることを教えてくれる。
それはその物が何であるのかは伝えないし、
その物にまつわる他のことを伝えてもくれない。
ただ何かがあることのみを知らせるのである。

(C.G.ユング ....
車椅子に座らされて 
ポツンと窓辺の席に居た
病院の中は明るく 
居心地良さそうに思えた
眼を閉じて朦朧としている 
あなたは……
見舞いに来た
娘たちの顔も分からない
どんよりと眼を ....
今ごろ何しているのかな

きっと趣味のデジイチを首から提げて
お気に入りの被写体を求め
谷根千あたりを自転車で走り回っているのかも

そんな感じに好きなひとを想ってみる

なんか幸せな ....
食べる 食べる 私は食べる
鬼か 悪魔か
私は今日もヒト狩りに向かい
心を いくつもの心を
捕らえてくる

汚れたテーブルの皿に
煮込まれた心が
盛られている
様々な心は
東から上 ....
そう時間はかってにながれてゆくね

僕たちをのせて

時々思うのだけれどこの時間がとまればってね


愛を紡ぐ時間は短すぎてしりきれトンボ

なにもドラマはないままドラマはすすむのだ ....
二十歳の誕生日も近づき
お祝いに赤飯を炊いたというから
おすそ分けを貰いに寄った
買物のついでにお菓子類など買って
ちょっとお祝い気分
日曜日で車庫に車がない
ああ 遊びに行ったのね

 ....
水溜りに映った 贋物の太陽
掌を伸ばせば 掴めると思った空色の毛布
わたしのHPはどんどん下がってく
生温い脱力感で 目を瞑る

極楽鳥の歌 極彩色の夢 
オルゴールのネジを巻いたら 
 ....
 
音だけが交差する 黒い海

波間にキラキラ 海蛍

お願いだから消えるなんていわないで 海蛍



 
{画像=120128221115.jpg}




それは
青空を巻いて
大きく旅立って行ったのだった

遥か眼下に
広がる世界は
大きく変わろうとしている

幼い頃
見 ....
聞こえるのは
屋根から滑り落ちる小さななだれの音だけ

加湿器からもくもく白い蒸気が上がって
湿った空気がじゅうまんする

だるいからだとひどい頭痛
おでこだけがひやりとして
細胞がた ....
あの日以来
飛ぶことが怖かった
離してくれないと
地上のせいに僕等はしていた

黄昏てばかりの僕等を
ずっと見つめていた夕陽が
かわりに沈んで

会うたびに膝を突き合わせて
会うた ....
 夜のドックから走り出す多機能な女

関節を裏側にまわしてステンレスのホイッパーを固定する
ふるえる卵黄と小麦粉がはねつく
すべりだしたパーツからコルク抜きが選択されると
シールドはしぶく
 ....
  しがない サラリーマンとか
  しがない 主婦とか
  しがないということは詩が 見つけられるということだ

  ピカリ と
   
  詩が
  
優しさによく似た嘘に手を引かれ

行きつく先は虚構群。


いつからこんなに弱くなった?

いつからこんなに涙もろくなった?


答えのない問いに戸惑うのはもう飽きているのに

 ....
ほーら、なけなしの激情だ
ほーら、なけなしの心情だ
ほーら、なけなしの原状だ
ほーら、なけなしの白状だ

さあさ、お上がり
冷めない内に
たんと、お上がり
バレない内に

ほーら、 ....
天に向かって屹立する塔
尖塔、巨大な実用性か
シンボルとして辺りを睥睨する
関東平野の中奥へも
その塔は睨みをきかす


馬鹿ほど高いところが好きだよ
O君
君のおかぁさんは橋の ....
その角を左に曲がると鳥居が見える
大層な歴史を刻んでいるわけじゃないけれど(多分、)
それでもある程度の年月は佇んでいるわけで
数え切れないほどの風雨にさらされているわけで
だのに、
塗られ ....
nonyaさんの自由詩おすすめリスト(5121)
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多機能な女- 乾 加津 ...自由詩17*12-1-28
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朝の訪れに、理由はいらない- あ。自由詩9*12-1-26

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