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 真っ白な紙を見て
 僕は、こう考える

 ここでは、
 何にでもなれる
 どんな事でも出来る
 どんな世界にも行ける

 なにかを
 創造するということ
 言葉を通じて

  ....
虚空に向けて指さす人
その指先は何を示す
道標
明日の空
去っていった人の背中

夏の香りを衣装箱にしまい込み
スマホの写真を整理
一つ 一つ
削除しながら
思い出にサヨナラを告げ ....
夜をまとい ひとつ
また ひとつ
陽を仰いでは
あなたの声を 響かせる

厳かに切り離されていく 大きなかげろう
ゆらりと揺れては 温もりを浮かべて

 覚えていますか
 先の夏には ....
新しい文明についていけない、老い、ヤラレル、という人々をターゲットに 
マネーゲームは 果てしない

今日も 宅配便の中年が 老婦人が出した百円玉が一枚足りないと
トロクサイ手つきを笑い ....
 論理というのは
 ギアボックスみたいなもの
 私たちの心に構築され
 その行動を、司る

 でも、
 スチールの
 箱の中に押し込められた
 小さな歯車の数々が
 錆びつき、牙が欠 ....
哀しみは秋の日差しのように
ポロポロ
ポロポロ
こぼれるけど
いつまでこぼれるだろう
どこまでこぼれるだろう
哀しみは河の流れのように
サラサラ
サラサラ
流れるけど
いつまで流れ ....
{画像=140907093944.jpg}




近頃、羊歯が気になっている
名も無い羊歯になりたい!?


小さな森に入ると
足元にあって
手を伸ばしている
くるりと丸まっ ....
今日は町内会の清掃活動日
今日は春のウオーキング大会最終日

近所のかみさんたちが
雑草刈りしている

 あいさつはしないほがいいな
  気付かれないように行った方がいいな

か ....
靴の裏に宇宙の絵が描いてある
靴を作る男 短いメッセージ
歩いた分だけ 星に近づく その距離は計り知れない 宇宙そのもの
さよなら さよなら
季節は足早に過ぎ去って行く
あの頃の思い出も見上げた空の色も
今では遙か黄昏の彼方に

黄昏よ
いつの日もおまえはそばにいてくれたね
どんな時もその光に包まれれば
 ....
東京駅で総武線の快速に乗り換え
新小岩駅に着いた
駅に着いただけでうれしい
実家にはもうすぐ着く

新小岩駅
私の生まれ育った町の最寄り駅
家族で潮干狩りに出かけた時も
友達と東映まん ....
やや乾いた
風がない
夜空のなかで
Schubertの楽譜から
不思議な音が響く
一瞬のあいだに
戦争写真家が撮影した
たった一枚の写真が伝える
真実みたいに
部屋中に澄みわたる
 ....
ひとめ あなたに会いたいです。明日 とうとう起動します。
あなたは いかがお過ごしでしょうか。
私は、ようやく 明日 起動します。
わたしは アルバムを見ながら 学生時代に書いた日記を読み返して ....
盆を過ぎると
道端のあちこちに
蝉の死骸が落ちている
干乾びて塵同然

役目を終えた蝉たちに
弔いはない
墓もない
けれど残していった
ものがある

未来の夏には
また喧しく
 ....
山形のだだちゃ豆をいただいた
採れたてを宅配便で送ってくれるので
翌日には届くそう
鮮度が落ちないうちに
すぐ茹でて食べてね
お裾分けするなら今日中に

すぐに小分けして
おつきあいの ....
 
夏の日差しをつめた小さなガラス瓶

机の上に ぽつり

砂に埋める勇気もなくて



 
{画像=140913144617.jpg}




僕たちはいつも何かに憧れ
僕たちはいつも何かに付き従っていた
特別な何かは空虚な私を満たして
あたかも違う何者かであるように
僕た ....
ぼんやり開いた窓から
生活の群体が 声とも
匂いともつかない無数の触手を忍び込ませ
夕べを小さく折りたたんで往く
界隈のステテコ爺のように
この胸を徘徊する諦めの ブラシのような足音
持ち ....
アイスランドの国民的グループを聴いている
宗教音楽にも似た轟音にも似た雨の雫のような

ときおり雷鳴のように存在を粉砕しにやってくる
ミュージシャンたち

原型はうしなわれても様式は変化し ....
頭のなかで
ひっそり ねむっていた蝉が
摘出された冬
生まれかわったあなたがいた
ころがっているだけの生をえて

ゴロゴロ ゴロゴロ ゴロゴロゴロゴロ
交換される下半身
望みもし ....
僕たちは暗い湖の中で生まれた。


そこはいつでもあたたかい水がこんこんと湧き出ていて、

お腹も減らないし苦しいことなんかなんにもない。

天井からは極上の歌声が響き、

その時、 ....
破水した光の{ルビ枝垂=しなだ}れ
終わらない夏の囚われ
わたしは煮え立つ釜のよう
せめぎ合いの果てに溢れ出す

      
しろくのけぞる
      朝顔のうなじ 
       ....
先ほどから頭の中を 潮の臭いが通過している
文字と文字の列の間に 空洞を見つけて
遊ぶ子供が 砂場でカラカラ笑う

 (ホラ、ミテ、コレガ、ボクノ、ホネ、)

そんなレトロな歌が  ....
何となくというセリフなんか吐くな
きちんと表現したまえ

されど私は優しいからそれを吐息と
あえて描いてきたんだろうと思う

書き込んで書き込んで
描き回るあなたの専攻のない ....
やがて誰かのその声は聞こえなくなる
自己欺瞞に耽る大人達の目に怯え
されどそのように世界が見えている
自分自身が自己欺瞞に耽っていることを彼は知らない

世界は貧しいと考え 闇雲に救 ....
いつも姉は変な顔をして
私の髪を引っぱったり
口に入れたりした

足のつかないプールで
私の背中にしがみついてる

バースデーケーキのロウソクを消す
ソファで寝てる
ギターを持ってジ ....
遠花火指輪の跡に気づかないふり  夏祭りの帰り

 土産もない手を
 ボッケに突っ込み
 田舎道を歩いていた

 暗い山影と
 遠ざかる喧噪

 鈴虫の声と
 小川の水音が
 草葉の陰から
 呟くように
  ....
湯船の湯の中でアルファベットを書いていると
いくつものカルマン渦が生まれた
小さなCの渦
乱れたEの渦
投げやりなXの渦
Qを書くと
Qの渦が生まれ
その中心が優しく輝いているのが見 ....
きみとじゃんけんして
どっちが勝ったってかんけいない
だれかがやらなければならない

きみを愛した代償なんて欲しくはない
ぼくたちは証券なんてあてにしてはいないんだ

まっさらな後悔なん ....
nonyaさんの自由詩おすすめリスト(5112)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
お日さまの絵- まーつん自由詩11*14-9-10
【_指さす人_】- 泡沫恋歌自由詩24*14-9-10
かげろう- 自由詩5*14-9-9
おいやられる。- 為平 澪自由詩9*14-9-9
錆びついた歯車- まーつん自由詩12*14-9-8
後ろ姿- 渡辺亘自由詩1214-9-8
羊歯(シダ)になろう_/_丸まった指先を宙(ソラ)へ伸ばすん ...- beebee自由詩23*14-9-7
何となく後ろめたい時- イナエ自由詩15*14-9-3
- 陽向自由詩6*14-9-3
黄昏よ- 未有花自由詩20+*14-9-3
ああ新小岩駅- ichirou自由詩1014-9-2
夜空と楽譜と- りゅうの ...自由詩8*14-9-2
モビルスーツを試着中- るるりら自由詩10*14-9-2
【_バトンタッチ_】- 泡沫恋歌自由詩19*14-9-1
鮮度- Lucy自由詩17*14-9-1
ぽつり- 殿上 童自由詩24*14-9-1
憧れ_/_私は途方にくれている- beebee自由詩3214-8-31
ジカイダー- ただのみ ...自由詩20*14-8-31
日々の様式- 梅昆布茶自由詩16*14-8-30
極夜- 草野大悟 ...自由詩7*14-8-28
僕たちは確かに幸せになるためにここに来た。- 時子自由詩314-8-27
沸騰点- ただのみ ...自由詩23*14-8-27
晩夏- 為平 澪自由詩9*14-8-25
湿度詩- 朝焼彩茜 ...自由詩21*14-8-24
倨傲の囁き- 陽向自由詩3*14-8-24
pics- mizunomadoka自由詩514-8-24
遠花火指輪の跡に気づかないふり- 北大路京 ...自由詩714-8-24
火の河の畔で- まーつん自由詩8*14-8-23
Qの渦- ichirou自由詩14*14-8-23
ともだち- 梅昆布茶自由詩1414-8-22

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