★37 フタリボッチ
貴水 水海

真夜中でも

僕のところに来ていいよ

僕は待ってるから

君は寂しがり屋で

毎日

いろんな付き合いがある

買い物 食事 カラオケ

それでも

君の寂しさは癒えやしない

夜の街をさまよっても

微笑みになんか出会えない

君が最後に来るのは

僕のところだ

僕のところしかないんだよ

君が戻ってきた

僕の胸のドアを叩く

やっぱり

僕のところにきたね

僕たちは

離れられないんだ


自由詩 ★37 フタリボッチ Copyright 貴水 水海 2004-03-02 22:07:17
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