すべてのおすすめ
夕立雷鳴轟きて洗え!

醜さを怒るか天よ枯れた夏

叫べ!夕立。過剰な欲に

夕立やドラムビート打ち鳴らせ!

人生に似たる夕立畏れず貫く
炎昼や果樹に地下水噴射せり

足音でギャーと{ルビ喚=わめ}くや朝の蝉

屋根裏にスズメバチの巣作りけり(季語春)

大手術せし友持ち来ぬうなぎ飯
蔓草の{ルビ畑=はた}の花木を絞めに絞め

夏受診診察までの四時間待ち

塀越しの貸家に白き{ルビ百日紅=さるすべり}

西瓜に塩かけるなといふ眼鏡女医
悲しみの薄れし朝にヒヤシンス 子と行きし回転寿司や夏祭り

夏祭り検査の予約入りにけり

夏祭り消息絶ゆる{ルビ女=ひと}想ふ

夏受診余談の混ざるゆとりかな
子の帰るまで採らず置くトマトかな

もぎ来たる真赤なトマト喜ぶ子

食卓の寸時の談笑戻り梅雨

夏{ルビ夕餉=ゆうげ}回転ずしの鮮魚かな

{ルビ外国=とつくに}へ戻りゆく子や蝉しぐれ ....
苦しみが露と消えぬる涅槃かな 愛ゆえに生きる我らに山は笑む  「旅」にはたった一つしかない。
   自分自身の中へ行くこと。

         ── ライナー・マリア・リルケ





宇宙人地球で蟬になってます 👽

手のひらの生命線 ....
夏空を仰ぐやけふも降らるるか

樹々{ルビ並=な}べて{ルビ草臥=くたび}れてゐし夏の庭

ニアミスの姉と妹の夏帰省

光線の具合よき朝ジニア撮る

にわか雨竿に干したるままにして
 {ルビ花=はな}の{ルビ輪郭=りんかく}は
  {ルビ鋼鉄=こうてつ}のようでなければならぬ 
                                         
       ....
玄関の蚊取り線香{ルビ超=ちょう}ジャンボ

夏バテやパソコンスマホカメラ{ルビ皆=みな}

ご近所さん忘るる程や{ルビ冷房裡=れいぼうり}

担当の{ルビ漢=をとこ}真白き腕の夏

 ....
 触れることのできるこの時間も
    いつかは終わる

       ── never young beach







何気ない静かな日々に夏陽さす

もう二度と ....
山里の産直カマスいと太し

猫の来ぬ高き{ルビ枝=え}に干すカマスかな

今朝もまた飽かず数ふる茄子の花

きのうまでプラムの接客今日の客
鯛そうめん郷土料理の昼餉かな

冷汁の味噌と魚は地元産

地消地産えひめ米買ふ梅雨さ中

{ルビ小=ち}さき{ルビ枝=え}に長茄子の花{ルビ濃=こ}むらさき
 散歩日和さ
  埃が光ってる

    ── never young beach






夏きざし隣街まで散歩して

挨拶に日傘を上ぐる日和かな

話しかけやすさうな ....
 
 ふりむくな ふりむくな
    うしろには夢がない

          ── 寺山修司







紫陽花や今日も明日も通る道 

紫陽花や毎日通るこの家も

 ....
 
 時計の針が前にすすむと「時間」になります。
  後にすすむと「思い出」になります。

          ── 寺山修司





紫陽花に雨近づくや曇り空

もどり来て ....
青柿や傘に雨音ざわざわと

一輪も{ルビ徒花=あだばな}のなき茄子の花

紅梅の梅まるまると砂糖漬け

客の居ぬ夏の温泉ひとりじめ
 笑うか笑わないかは個人差があります。
   その点はご了承下さい。  敬具



 

 真面目な俳句 九句


紫陽花の季節いつものその家も 

紫陽花をもうしばらくに見て ....
 
 涙の跡を指でなぞり
  悲しみに、もう一度ゆけと言う

         ──羊文学






青空をひとつ残して蝶別る

青空の下に別れて蝶ふたつ

風聴いても ....
 愛想がないのはもともと
  説明するのも苦手で

       ── kanekoayano

 




 黒柳徹子(さん) 四句

夏の朝徹子の部屋に来る徹子 🧅🚗

 ....
我が罪を思い返すは桜桃忌

梅雨寒に震えて舌を噛み千切る

蜘蛛の巣に絡み取られて息絶える

黴臭い汚部屋の中の蝋人形

早乙女の後ろ姿に勃起する

襟足に舌を這わせて夏衣

 ....
臆病で ここにあなたを 感じてる

 
回想よ お前の罪は 薔薇の色


恥を知れ 愛はそこにが 怖すぎて


嘘つきな 仕草の裏に 恋心


正直に 闇を言えてた 頃もあ ....
湖と 見間違えそう 君の宇宙(そら)


公園で 木漏れ日溢れ 君の色


泣いてたね 嘘の夜空は ロマンかな


愛を知り 優先したのは 恋だった


信じそう 幻影 ....
撮影の許可とる「あ・うん」夏釣場

青葡萄膨らみを増す三房なり

梅雨入りや今朝の雨音閑かなる

培ひし友情絶つや青嵐
 それしかできない
   ごめんねと 書く

       ── 羊文学




夏のバス不審なぼくを皆避ける 🚍

決められずプリンとゼリー混ぜて食ふ 🍮

おっぱいにチップ ....
家守る{ルビ祠=ほこら}と{ルビ三十年=みそとせ}百合の花

開け放つ二階の座敷{ルビ梅雨入=つい}り前

夏空の水面に映る{ルビ水鏡=みずかがみ}

{ルビ老鶯=ろうおう}の鳴き音のあり ....
最後の贈り物 扇子の意味をかみしめる  気が利くような言葉はいらない
  素晴らしい特別もいらない

       ── Aimer





咲くいのち散るいのちあり揚花火

しじみ蝶花へ花へと色移り

石塀に ....
洗貝新さんの俳句おすすめリスト(40)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕立- りつ俳句4*25-9-8
いろいろありまして- けいこ俳句3*25-8-1
これはこれはの句- けいこ俳句5*25-7-29
ヒヤシンス- 杉原詠二 ...俳句1*25-7-23
今日から宇和島牛鬼まつり- けいこ俳句5*25-7-22
実家の夏- けいこ俳句6*25-7-17
涅槃- 杉原詠二 ...俳句2*25-7-16
- 杉原詠二 ...俳句2*25-7-16
永遠たち- 森田拓也俳句9*25-7-15
夏は来ぬ- けいこ俳句7*25-7-11
ぼくのおっぱいは好き?〜二匹目のどじょうはいるか?- 森田拓也俳句15*25-7-9
無人の夏- けいこ俳句4*25-7-4
そんな日の朝に- 森田拓也俳句7*25-6-30
さかなとやさい- けいこ俳句4*25-6-29
わが町を愛す- けいこ俳句6*25-6-25
散歩日和- 森田拓也俳句11*25-6-24
小さな夏の手紙- 森田拓也俳句13*25-6-20
時間の外へ- 森田拓也俳句13*25-6-18
六月の涼- けいこ俳句5*25-6-16
リバーシブル・カウボーイ- 森田拓也俳句10*25-6-14
深呼吸- 森田拓也俳句11*25-6-13
徹子のヘア_〜たまねぎおばさんの日常- 森田拓也俳句7*25-6-13
ブライダル句集- 花形新次俳句225-6-12
恋俳句_2- 林 理仁俳句3*25-6-11
恋俳句_- 林 理仁俳句3*25-6-11
- けいこ俳句5*25-6-9
ぼくはおっぱいがすき_〜愛ゆえに- 森田拓也俳句17+*25-6-9
梅雨入り- けいこ俳句4*25-6-6
_- 紅茶猫俳句525-6-4
白紙に散る夏- 森田拓也俳句7*25-6-4

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