昔々
その昔
あなたのもとに集い
昔々
その昔
あなたの指先追いかけた
いつしか
あなたに弾かれて
いつしか
あなたに打ち出され
散り散りになった
かけら ....
静物たちは沈黙し続けながら俺たちの詩を見届けようとしている、きっとやつらにとっては一番興味深い現象なのだろう、そしてそれは余程の例外を除いては滅多にお目にかかれるものじゃない、当人の俺たちにしたっ ....
nowhere
15年飼っていた猫が死んだ。
5月8日、18時50分頃。
もうどこにもいない。冷蔵庫の上にも、出窓にも、いない。
nowhere
no here
最後の ....
石ころを拾う。
できると決めていたことをすること。
こどもを神輿にかつがせてはいけない。それ物凄い大事。大事なんだから。
私よほど自身がないんだね。
時は
過ぎる
何がどうあろうと
魂は
共に在る
今 一生のことは
分からない
次の瞬間か
十年後か だから
今を大事にしたいな
(短歌八首)
夜に泣く
ただ一匹の虫のうた
眠れないときスマホのうえで
嫌われる
覚悟と諦めだけは持ち
白い嘘つくひとりは楽しい
ただ黒い
シミ ....
うあ、日の丸だや
なんでや、日の丸だや
そして日本語だ、アニソンだや
スマホの向こうにテント暮らしの一家
壁に血色悪いマル・マル・ヒノマル飾られ
くるくるくせ毛の子どもたちが水玉のスカートを ....
生まれた事が嫌だった
父はギャンブル狂で
女にもだらしなかった
雨漏りと床が抜けたあばら家に住み
幼稚園にも行けず
ろくに食べることもできなくて
何時も腹を空かせていた
学校では給食費も ....
いたいけな こ を
いだくなら
いたみなど ない
いだくなら
いだかれてしまうから
いだいな なにかに
鼾がやたら五月蠅くて
ふと目が覚めたが、
身体はまだ眠っていた
どうやら幽体離脱したようだ
真夜中の瓦屋根はよく冷えていた
窓から自分の鼾が聞こえる
空をボクの同類たちが飛んでいた
....
ネオンの滲む街角で
ウオッカを飲み干し
潰れた夜
ぼくは路上の水溜まりで朝を迎えた
ネットの噂では
きみはいまでもピアノを弾いているらしい
解ろうとして解らなかったあの日
手 ....
これもみんなのおかげ。
私が無くても
みんなは存在しているが、
みんなが無ければ
私は存在出来ないからね
・
無事に年を重ねられました。
すこしは
私の力もあるでしょうが、
....
この世のすべての生き物は
みな いずれ食べられる
食べられることなく死んだとしても
屍体は大地に食べられ
また なにかの食べ物へと姿をかえる
もし 食べることをこばんでも
おのれがおのれを ....
体重は五キロ、性別はオス、黒い猫です。
もし見かけたらこちらまで
どうか連絡してください。名前は
「うに」お願いします
雨はふらないよ
うにお願いします
ご飯に困らないよ
うにお願い ....
生存のしやすさに直結する能力は知力、身体能力、コミュ力だろう。
だから普通に考えれば、賢さ、肉体の強さ、コミュ力の高さを重視して相手を選び繁殖すべきだと思う。
しかし今日モテる、つまり繁殖 ....
ズンチャ ズズンチャ
ズンチャ ズズンチャ
ハナノイロハ
ウツリニケリナ
イタズラニ
ワガミヨニフル
....
ゆるゆるとながれている
今もながれつづけている時間を
ふいにとめた とある春の庭がふたつ
となりあっている
ひとつは住人によってよく手入れされていて
赤いチューリップが笑い
黄色のパンジー ....
太陽丼!
丼ぶりのうえに、
ただ目玉焼きをのせただけの、
とてもシンプルな、
たべもの、
熱々の、
透明なうすい膜を二本の箸でつきやぶって、
まるで黄いろい溶岩のように流れでてくる、
....
昨夜、昔存在したシングルチャートを保存していたサイトがあったので見ていると、ぼんやりと、当時のことが思い出されて懐かしい気持ちになっていた。親の運転する車の中で聴いていたことのある色々な音楽。僕は、祖 ....
過去のバカは
実際知能が高くて
でも今の僕からすると
知能高い行為なバカで
だからと今の自分は
なおさらバカで
執着から離れての
また違う執着になったことに対してもバカで
なら ....
たぶん、文字に本当に重さがあって、わたしのなかにあるのだ。
文字が体のなかにないとき、軽くて、食べる必要がある。
あんまり文字が多すぎるとき、ものを食べられない。
人参を刻んで、夜な ....
使われないアパートの1階には四畳半を占める仏壇と、
、後は母屋から引っ越してきた古い荷物が置いてある部屋が二つ
普段やり過ごしているベランダのある畳の部屋、
、久しぶりに掃除しようと窓を開け ....
ダイニングテーブルに突っ伏して眠っていたわたしを起こしたのは、携帯の着信音だった。積まれた本、レポート用紙、ボールペンたちにipadをざっと左手で、もがく様にどかして、携帯の液晶画面に触れる。布団以 ....
これは独白ですよ。たぶん。嘘は混じり込んでいるとも。もちろん。想像してみたくなる。いや、自分の死なんて想像してもつまらないものですね。幾ら考えたところで当たるわけないもの。なあんて、しかし捨ておけない ....
人人のなかを貴方は彷徨った
世界知る犬が自分の鼻で嗅ぐ
息を忘れて自らを亡くしてる
春隣 燐火瞬き舞っていた
「な、なっ、これ。あたし持って帰って
味噌汁に入れるしラップで包んどいて!」
友人へ手渡す 小さなまな板で半等分にした
えのき
玄関開けた沓脱場から上がってすぐ傍、
ガスコ ....
飼い慣らされた平和ボケ
上等だよ
懐に武器を持ち
兵器の影を平和と呼ぶ世界に
{ルビ私=庶民}がしがみつき生きる価値があるのかい
* * *
対話を放棄したのか
そこへ至る ....
意味する処のゼロ地点に身を置き
自分を肉身としてだけ意識する
に、何か異和を覚えるのなら
アナタの勝ちだ、哀しみすり抜け
ゼロ地点より一歩と 取り敢えず
銀河の岸で
小鬼が一人
青い小花を摘んでいる
小鬼は気付き
私に手をふる
足立らどみさんのおすすめリスト
(1677)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
高嶋先生への手紙
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北村 守 ...
自由詩
4
24-5-19
散らばった骨はひとつところに集めておけばいい
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ホロウ・ ...
自由詩
4*
24-5-19
(n((o),(w)),)(h)ere)詩人はきっといつか詩 ...
-
竜門勇気
散文(批評 ...
5+
24-5-19
自分に言い聞かせる。
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白書易
散文(批評 ...
2*
24-5-19
※五行歌_「時は_過ぎる_何がどうあろうと」
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こしごえ
自由詩
5*
24-5-17
※五行歌_「今_一生のことは_分からない」
-
こしごえ
自由詩
3+*
24-5-17
寒いのはこころであってからだじゃないとかいいながら布団に潜る
-
秋葉竹
短歌
4
24-5-15
TikTok20240514
-
松岡宮
自由詩
4*
24-5-14
半生
-
レタス
自由詩
12*
24-5-13
いだく
-
るるりら
自由詩
12
24-5-12
真夜中の丸太切り
-
atsuchan69
自由詩
12*
24-5-10
五月の雨
-
レタス
自由詩
10*
24-5-6
※五行歌_三首「光る風の_誕生日を」
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こしごえ
自由詩
5*
24-5-3
大地
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瀬戸さん ...
自由詩
2+*
24-5-2
うにお願いします
-
森 真察 ...
自由詩
8
24-5-1
なぜ美男美女がモテるのか?
-
森 真察 ...
散文(批評 ...
1
24-4-30
Komachi
-
レタス
自由詩
11*
24-4-29
にわくらべ
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そらの珊 ...
自由詩
15*
24-4-29
太陽丼
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本田憲嵩
自由詩
10*
24-4-28
子供の頃の音楽体験
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番田
散文(批評 ...
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24-4-28
なお白痴
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林 理仁
自由詩
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24-4-11
メモ
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はるな
散文(批評 ...
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24-4-5
物干し竿バウムクーヘン
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アラガイ ...
自由詩
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24-3-24
violet
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パンジー ...
散文(批評 ...
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24-3-20
仮定/ひとつの言い訳(死を下見して)
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アラガイ ...
自由詩
7*
24-3-11
春の心
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水宮うみ
川柳
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24-3-4
Cheers_
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リリー
自由詩
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24-3-1
労働者は使える頭数が揃っていれば、きのこ派かたけのこ派かは問 ...
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R
自由詩
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24-2-29
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ひだかた ...
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24-2-25
※五行歌_「銀河の岸で_小鬼が一人」
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こしごえ
自由詩
10*
24-2-25
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