気怠い朝
電車で隣に座った人の
スマホを持つ腕の肘が俺の脇腹を刺す
肘にナイフが付いていて
人知れず意識を失っていく
みんなスマホを見ていて気づかないうちに
暗殺される
の妄想

そ ....
目が覚めて失われるのは物語
燃え尽るのは安い情熱

もう一度しようと思った 間違いを
同じ熱さで焼かれてくれる?

うつぶせの君のまつ毛と同じくらい
やさしいものって他にないよな
大根断ち白き純情現はるる

鯛焼の尾までうっすら{ルビ餡子=あんこ}かな

鯛焼屋客の多さに目が泳ぐ

鴨のんき見るぼくも又のんきかな

くるりんと体丸めて鴨潜る

{ルビ灯火=と ....
雨音が秒針のように
夜中の時を刻む
寝返りを何度も打つ頭から
ニョロニョロと飛び出す神経が
雨音をリフティング

眠れない眠れない眠れない

午前3時を過ぎた

雨よ時を刻まないで ....
って
どうよ!
下痢をしているわたしの部屋に
ジミーちゃんがたずねてきて
唐突に言ったの
最近
猫を尊敬するの
だって
猫って
あんなに小さくて命が短いのに
気にもとめない様子で
 ....
発 寒雀遊び見守る鬼瓦        拓也

 付 と、建てた大工 絵葉書もらう  らどみ
 三 絵葉書を読みつつ大工夕餉して  拓也

 四 渡る世間に良き人も知る     拓也
 五  ....
もみじ、
肩まで浸かった露天風呂からのぞむ、
さりゆく、秋の赤い夕ひが、
ひとすじの、きまぐれな寒風とともに落としていった、
いちまいの、
星のカケラ、
休憩室の掲示板に、ずらりと並んで立 ....
街角でティッシュ渡され冬の空

この冬は{ルビ暦=こよみ}通りの寒さかな

からころと下駄を鳴らして湯ざめかな

掃く人の去りて落葉がまたひとつ

野良猫も老いの歩みや落葉道

「 ....
公園の池の際に母子がいる
母は子供にパンを渡し
子供にパンクズを池に投げさせた
池の鯉は競って大きな口をパクパクした
傍には鯉に餌を与えないで下さいの看板がある
通り過ぎる人々の視線が母子を ....
他人を借りた自分の姿が其処彼処に
後ろ姿の語りは饒舌
暗澹たる思い
他人のふりをしたい

それでもその背中を見て
正したり律したりできるだろう
自分が変われば
他人を借りた自分の姿も変 ....
粉々に砕けた、明るい心、なにかしらのカルト。
統計学の本を読んでる時には人に好かれる。
寂しさから目を背けるための努力。
ニーチェを読む、ヒトラーのことを思いながら。
ソロモンの72柱では僕は ....
木枯らしの渦巻く中庭で本を読んでいた
まだ蒼い銀杏の葉がページに挟まり{ルビ栞=しおり}となって
ぼくはそのまま本を閉じた
階段を昇りきると
磨かれた長い廊下は光り輝き
影を失くした透明な人 ....
恍惚の人となっても
一番愛していたことを覚えているとしたら
自分にはどんな記憶が残るだろう
愛に似たようなものはあると思うが
今はまだわからない
歳をとって色々なものが抜け落ちた後に
光る ....
「ホルスタイン」らどみと拓也 連句


発  靴置き場{ルビ紅葉=もみぢ}もふたつ並びをり  拓也
脇 さりげなくなしとこのあいだに   らどみ

三 府中から届いた土産 神棚に    ら ....
仕事効率化
働き方改革
ホワイトな
案件を選ぶ
上手い話に
簡単に乗り
闇に捕まり
肩にかかる
悪のつま先
逃げ道なく
闇の効率化
命令どおり
働いて奪い
命令どおり
働い ....
詩の様に小花に秋の小蝶ゐて

食ふ顔も干柿に似るおばあちゃん

靴置き場{ルビ紅葉=もみぢ}もふたつ並びをり

妖精が紅葉を履いてやって来た

ぷるぷるの中に歯ごたへ橡の餅

干柿 ....
ぼくが20代の終わりくらいのときやったかな
付き合ってた恋人のヒロくんのお父さんが弁護士で
労災関係の件で、それは印刷所の話で
「年平均 6本」とか言っていた
紙を裁断するときに指が切断された ....
則                    規
  規      則             
             規    
      規      
   則             ....
不完全な僕にも仏性はある・・・
このまま忘れていけば煙草はやめられる・・・

永い夢をみていました
今でも夢をみています
自覚しつつ醒めない夢・・・
サーモスのカップを洗う
水が ....
従者になって
スーパーマーケットに行って
袋 ふた袋分の食料を買って
分け入った
分け入ったところにある
自宅に帰ってきた

今朝はすっかり眠ってしまい
天使と悪魔の
夢だってみ ....
 急な傾斜の小径をのぼり切れば
 大きな旧居の横手に広がる
 段々畑が見えてくる

 金網のフェンス越し、
 至近距離で咲いているアザミへ
 iPadのカメラを向けてみる
 うつし世の碧 ....
廊下。背中にも
季節があると知った
椅子の無い陽射しが
窓から海へと降り注ぎ
穏やかな陰影の様を作ると
雑学を語り終えたかのように
わたしは鉛筆を一本
また一本と折っていった
 ....
そう きみと二人
菜の花畑の向こうに碧い海を眺めたね
遠く水平線には洋紅色の貨物船が浮かんでいた
固く手を握りしめ
明日の行方を占った

きみの{ルビ華奢=きゃしゃ}な肩を抱きしめながら
 ....
大福の舌打つ甘さ稲光

秋逝くも大福食うてのんきかな

大福の豆噛み殺し菊供養

品切れで焼き芋を買ふ焼き芋屋

焼き芋や思ひ出はみなほの甘く

この小銭さて豚まんか焼き芋か

 ....
上手く書こうとするから
嘘ばかりを書いてしまうのだ
詩が書けないのじゃなくて、
それが本当の理由なのさ

嘘なら嘘を吐き通せば良いだろうし、
ことばを飾るのが嫌なら下手でもかまわない
ど ....
 付き合いはじめて間もないころに 
可愛い女の子を家に連れてきたら
           (あのお嬢さんはやめときなさい)って言われたよ
よけいなお世話だよね。

ロシア人のお嬢が働くお ....
いやな詩人が出る季節になってきましたね、プシューッとひと噴き!
これで、あなたのいやな詩人を完全撃退できます。

この詩人は
ほかの詩人とはほとんど付き合いがなかったので
ほかの詩人ほど ....
冷蔵庫のフリーザーのところにある
あの白いプラスチックでできた
板チョコレートをくり抜いたような形をした容器に
お茶を入れて凍らせて
それをふつうの氷のようにコップに入れて
そこに冷たい ....
あたしんちの横断歩道では
いつも
ナオミが
間違った文法で
ごろごろ寝っころがっています。
まわりでは
あたしたちのことを
レズだとか
イモだとか
好き言ってます。  ....
急激に季節が変わった
狂ったように暴食した
食べ過ぎ警報発令
ゲップ ゲップ
胃酸が大量に滲出
食道を遡上しようとする
油断できない
ゲップ ゲップ
喉元に上がってきたものを
慌てて ....
足立らどみさんのおすすめリスト(1852)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
地獄行きの電車- 自由詩10*24-11-12
うつむせ- はるな短歌424-11-12
冬に唄えば- 森田拓也俳句11*24-11-11
雨よ- 自由詩6*24-11-11
存在の下痢。- 田中宏輔自由詩10*24-11-11
「渡る世間に鬼はなし〜feat.(メイク後の)泉ピン子」らど ...- 森田拓也伝統定型各 ...6*24-11-11
冬どなり- 本田憲嵩自由詩1424-11-10
ノンシャラン冬日記- 森田拓也俳句10*24-11-9
- 自由詩10*24-11-9
学び- 自由詩7*24-11-8
10番目のヤギ- 林 理仁自由詩5*24-11-8
病棟- レタス自由詩11*24-11-7
- 自由詩8*24-11-7
「ホルスタイン」らどみと拓也_連句- 森田拓也伝統定型各 ...7*24-11-7
闇…- 自由詩5*24-11-6
もみじナリティ〜。- 森田拓也俳句13*24-11-6
年平均_6本。- 田中宏輔自由詩12+*24-11-6
不規則- 自由詩6*24-11-5
仏性- 田中教平自由詩524-11-5
休日の月曜日- 田中教平自由詩324-11-4
秋あざみ- リリー自由詩8*24-11-4
雑学- たもつ自由詩624-11-4
ドボルザーク_母から教え給いし歌より- レタス自由詩9*24-11-3
お菓シーン♪- 森田拓也俳句12*24-11-3
魔術師- atsuchan69自由詩12+*24-11-3
カユイパートナー- アラガイ ...自由詩6*24-11-3
「詩人キラー」新発売!- 田中宏輔自由詩9*24-11-2
アイスコーヒー。- 田中宏輔自由詩9*24-11-2
点の、ゴボゴボ。- 田中宏輔自由詩11+*24-11-1
季節のせい- 自由詩6*24-10-31

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