「熱っ!」
熱湯の入ったコップをぶちまけながら
何なの? この成績は!
また順位が下がってるじゃない!
勉強してるふりして
くだらない漫画でも読み腐ってたんだろう!
「ごめんなさい、読んで ....
心臓
あなたとの距離
咲かない花のような
綺麗な音を立てて
空を滑る雨
眠たい朝の構内で
電車は溶けた
消えた
その呼吸が好きだった、と
一行だけ描かれた
今日のレポート
 ....
恋しきは 里に飛び交う村スズメ トンボもメダカも 消えた 山川 まさまさまさ

しか

頭浮かばないバカです

まさまさー
詩を書こうとは思うのですが
まさまさーしか頭に浮かばない

まさまさまさーと書いては消して
しばらく考えてよし書こうと ....
掲示板
 イタコです。週に二度、ジムに通って身体を鍛えています。特技は容易に憑依状態になれることです。しかも、一度に三人まで憑依することができます。こんなわたしでよかったら、ぜひ、メールください。ま ....
1.目覚めれば、闇

冷凍睡眠槽で目覚めたら200年後の世界だった。過去人は地球環境を悪化させた犯人だと恨まれて狩られると言われ、天井近い窓から光が射す半地下のコンクリ壁の部屋に隠れている。ボロボ ....
寝つきが悪い猫、寝入る我が狐。
ねつきがわるいねこ ねいるわがきつね


花色の歌。冷たい空いた眼伝う呪い。名は。
はないろのうた つめたいあいためつたうのろい なは
{引用=ハイヒールの足許が男の鼻先を嘲笑う
  「欲しければ尾を振ってついておいで」

街の角で ふと女の姿が消えた
  「欲しければ、そこで涙をお流し」}
      ※

  天上か ....
(短歌八首)

花が咲き
小鳥が歌う森の奥
そんな嘘だけ酸っぱく聴こえた


生々しい
味するみたいな君の部屋
くつろげるんだ本の匂いが


お日様の
残り香を吸 ....
疲労と孤独と多忙さの中で日々は疾走していた
緑は際限なくもくもくと広がって
入道雲まで連れてきていた
今年はじめての雷雨の後の静けさは
次第に夕暮れを連れて
切れ長の目尻のようにあたりを ....
正義や真実を
信じて生きてきたから
人生が二度あればなんて
思わない
長くてもあと十数年の
残りの命も自分の生き方で
生きていくだけ

ただ、あのとき
あの人に好きだと言えなかったこ ....
1 草

抜いても抜いても草がある。祖母が亡くなるまでは祖母が抜いていた。いまは私とこどもが抜く。春まだ浅いので、たくさん草があるといってもみな背が低い。ヒメオドリコソウ、クローバー、ムラサキツメ ....
1 SDカード

突然気持ち悪くなったのでトイレに行って吐けるだけ吐いてみたらSDカードがたくさん喉の奥からでてきた。もちろんSDカードなんて飲んでない。カードを流したらトイレが詰まりそうな気がし ....
 日は長く 妙に生暖かい風が出て
 濡れながら歩く大通りを
 脇道へ逸れると
 連なる飲み屋や風俗店看板

 そこに女が居るのをみた

 薄いスカートは
 夏がとっくに通りすぎた様に
 ....
彼には、入れ墨があった。
革ジャンの下に無地の白いTシャツ。
ぼくを見るな。
ぼくじゃだめだと思った。
若いコなら、ほかにもいる。
ぼくはブサイクだから。
でも、彼は、ぼくを選んだ。 ....
それにしても、『マールボロ。』、


 いまだにみんながきみの愛について語ることをしないのは、いったいどうしたことなのだろう。
(リルケ『マルテの手記』高安国世訳)


誰もが持っている ....
 何故でしょうね
 掌の上で独楽が、止まっているように回って
 視線をさらいますけど、波のめくれや
 バケツの蟹の回転はどことなく
 記憶に繋がっているように眺めています

 流しの栓を抜 ....
何か例えば
そういう事を言いたいんじゃなかった
光ったり遠かったり
触れられるものを大切にしたかった

古いボールペン
革のノートカバー
綴られた文字は癖があって
誰が書いたか
 ....
 雨は詩歌。
 雨はメタファー。
 雨はわたし。



  散文の海へ8

 夏休みに入った。
 家族連れでにぎわうビーチは、まるでキャンプ場のテント村みたいだ。ビーチパラソルなんて ....
死を覚悟したあの朝の太陽が僕の命を揺るがせたまま


「鬼は外」から逃げた鬼が自炊して豆などを煮て暮らしてる村


今日もまたそうめんだけで生き延びた、梅雨の終わりを少し祝った


 ....
夕暮れになると虫を求めて燕が飛び回る
蝙蝠の飛翔よりずっと気分がいい
燕はハレの礼服になれたけど
蝙蝠は傘にしかなれなかった


自分の大学がイスラエルの企業から恩恵を受けている
そ ....
また明日どんな日になり何をする?もう一人いる自分が聞いた

早朝のラジオ体操する広場今はなくなりアパート並ぶ

公園も広場もいつの間にかないマンション建つもガラ空き状態

畑とか田んぼが見 ....
瞼の裏側で眠りの松明が燃え盛る
タップを踏む睡魔が天然色の幻へと誘う
大地を俯瞰すれば麒麟の群れが走り
文明は密林のように摩天楼を生やした

水曜日の波が大通りへと押し寄せる
チョビ髭を歪 ....
蛇が布団の上で死んでいる。いつから死んでいたのか知らない。腐ってはいないが干からび始めている。とても大きな蝿が一匹ぶんぶんと飛んでいる。開け放しの窓から風が激しくて臭いを感じることができない。反故紙が .... ひと一人の命は
地球ひとつの重さより重い












※ガザで虐殺された人の数は2,4000人以上
その7割が女性と子ども達だ
むかし戦争があったなんて
――きっと嘘だ、

円柱型のチョコレートを
小さな花紋のある包み紙を破って、
贈り物だと信じて食べた
チョコを食べると、熱くなって
自分が強くなるのを感じた
 ....
 通勤電車でふと絡みあう視線
 作業着姿で伏し目がちに座っている
 その人の 汚れた軍手をはめる手に
 真紅の盃

 みずみずしい酒の香のなせる業にして
 白髪で皺きざまれる{ルビ貌=かお ....
夜がしなだれかかって来る
その嘘みたいな軽さに
なんだか泣きそうにならないか?
そんなとき
君に逢いたいのに
馬鹿だから馬鹿のままで
毛布にくるまりひとりで眠るんだ
めちゃく ....
この作品はフィクションです
実在の人物や、組織とは一切関係ありません
この作品はフィクションです
実在の作品や、感情とは一切関係ありません

この作品はフィクションです
現実であな ....
   1

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足立らどみさんのおすすめリスト(1677)
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モンスター- 涙(ルイ ...自由詩3+24-7-20
レポート- たもつ自由詩624-7-19
農薬でスズメも昆虫も居なくなったふる里- 星野つば ...短歌124-7-18
まさまさな日- 林 理仁自由詩3+24-7-14
Supper’s_Ready。- 田中宏輔自由詩9*24-6-24
閃篇5_そのろく- 佐々宝砂自由詩6*24-6-23
狐憑き(回文)- 水宮うみ自由詩3*24-6-23
氷紋[改訂]- リリー自由詩9*24-6-23
ため息も蒼く冷たいひとりの部屋で- 秋葉竹短歌124-6-22
夏(緑物語)- 山人自由詩9*24-6-20
好きだった人へ- 花形新次自由詩124-6-16
瞬篇3- 佐々宝砂散文(批評 ...5*24-6-16
閃篇5_そのよん- 佐々宝砂自由詩4*24-6-16
翠雨- リリー自由詩5*24-6-16
マールボロ。__- 田中宏輔自由詩13*24-6-16
Cut_The_Cake。- 田中宏輔自由詩6*24-6-16
- soft_machine自由詩724-6-16
詩を書くということ- ねことら自由詩424-6-16
詩小説『雨の日の猫は眠りたい』その3。+あとがき- たま自由詩624-6-13
電子の国で- 由比良 ...短歌2*24-6-10
デモ- 藤原絵理 ...自由詩424-6-6
安らぎ- 夏川ゆう短歌924-6-3
ライク・ア・ムービー- atsuchan69自由詩8+*24-6-1
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大嘘- HAL自由詩3*24-5-26
恵みのチョコレート- atsuchan69自由詩13*24-5-25
落花- リリー自由詩9*24-5-25
純愛のうた- 秋葉竹自由詩224-5-25
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小麦の薫る男(サンドイッチマン)- 本田憲嵩自由詩924-5-20

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