幸せは此処には無い。
何時も過去と未来に点在するだけ。

傍らにあるのは空き缶、吸殻、コンドーム。
それと誰かの笑い声。
自分に言う
もっと
気楽に
生きろ
これも運命





 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
 ※ 五行歌には、本来、タイトルは付けません。
   しかし、ここでは ....
野路をとおりぬける
あかや、きいろ
の、光にあやかって
秋になる

やわらかな処から
いたみ
所作のたしかさに
むくの
下地の剥げた椅子が
ころがる

部屋いっぱいに
 ....
ゆうたりと揺れている
バスタブの湯のなかに
ひとつの固形物を
ポチャンッ!
と入れる

おそらく
手首を切った腕を
湯のなかに入れると
こんな風に儚い美しさを
紡ぎだしてく ....
Fake!
Face!
Fire!
Liar!
Bone!
Horn!
Rope!
Hope!
No happiness!!

Bound in knots of trauma a ....
今日のような
グレー色した雨の朝は
ふらふらふらとどこまでも歩けそうで
均等に立つ彼岸花たちが こっちはあぶないよと見つめてる

やさしい気持ちが見える表なら
裏にあるのは かなし ....
今年に入って
私は私を疑うようになった
特に仕事においては常に疑っている

会計では、患者様二人ごとに金庫の中を総計算
取引先に出す伝票は、四度、五度、確かめる
それでも、まだ足りない気が ....
めためたに仕事できなくって
吐きそうで
充血して
帰り
画面のむこうの娘にはさんざん怒られる
あとで
少し泣く

シンクにそのままの
ペットボトルのラベルを今日は十三枚やっとはいだ
 ....
結局、何も変わってないって事を
認識する為に日々を生きてる。
明確に言えば、全ては恐ろしい程の変化を見せている。
唯、自分が変わった何て言ってみた所で、僕のした事と言えばーー
それを選択し、あ ....
ただ声を聞いただけ
水を抜かれた池に
透明な水が流れ込んでくる
いなくなったと思ってた
鯉がスイと漂う

ただ声を聞いただけ
木目のお化けが
味のある木目に見える
ずっと続くと思って ....
君はその存在だけで
僕を夢中にさせる
誰もできないことを
ひとりでやってのける
そして破天荒さ

真似したくても無理だ
唯一無二の存在
憧れは止まらない

惹きつけられっぱなし
 ....
そんなこたぁ聖書に書いて無い!

今迄に至り、そう何人かの
信心深い詩人さんやら芸術家やら
実際に会ってみて びっくらこ

この世界の現実出来事に即し
観察し思考力動働かせ
自らの内か ....
寝転んでスマホを弄る
眠気が神経を占領する
フッと意識が落ちた瞬間
顔面にスマホが落下した
痛みと驚きでビクッとするが
またすぐに眠気に羽交い締めされる

繰り返し

繰り返す

 ....
アイロンをかけているうちに
随分と沖の方まで流されてしまった
振り返ると街の明かりが遥か遠くに見える
自分の家は海沿いにないから
さらにあの遥か向こうだ
すぐ脇には洗濯物が山積みされ ....
誰かが落とす事実は僕を歪めていく
ダイレクトに目撃したものですら
ゆがんで感じてしまうことがある
自分の感情ですら疑いながら足跡を決めていく

僕の前提は経験なのか歴史なのか
手がかりは ....
親友との深い絆の
突然一方的に切断され
追放されて初春の雪国
ふらふらいつしか
大雪原に彷徨い出て
ふと唖然 立ち尽くす
己に押し寄せ来る
遥か聳え立つ雪峰の

荘厳にして安らかな頂 ....
あまり食べ物や飲み物を
美味しくないと想わない
いわゆる馬鹿舌かもしれない
でもほんとうに美味しいものは
みんなと共感できるので
頭は馬鹿でも
舌は馬鹿じゃないかもしれない
わか ....
多方面で
仕事を抱えている
三方面作戦である
私生活を入れると
四方面だ

これをば捌き
返す刀でこれをば
捌き、さば、サバ……
けるかぁ~っ
な昨今

You know I  ....
淡淡(あわあわ)。たばねた頭のてっぺんに今まさにのせている、その小さな雪だるま。それをつねに片手でおさえながら、淡いくりーむ色の肩と細ながい腕を露わにして、露天風呂に浸かっている。けれどもその小さな頭 .... 何も書けない日には
君の写真を見てみよう
別にもう二度と会えないわけではないのに
涙が出るのは何故?

大切に育てて来たら
最後は遠いところに飛んでいく
そうなった君が
素晴らしい事は ....
僕らは歩く
九月のふちを
ほろほろと崩しながら

重い夏が過ぎたあとに
おとずれるはずだった
空虚
さえ失われて

行き場をなくした僕らの
可憐な破壊衝動が
あかるい空へ
微細 ....
ハム子が今日天に召されました。
かなり老衰してきて動くのもやっとだったから
ご飯の入れ物もおトイレも平たくしたらちゃんと今朝まで
自分でおトイレにいき、ご飯も食べていました。
今日は脱水症状に ....
やさしさになれなくて
君の手をはらいのけた
その夜は眠れなくて
星ばかりを見て過ごした
誰かのことを好きになるのと
大切に思うことの違いを
分からないまま明日も
君に幸せを渡そうとしたい ....
答えはひとつじゃない
誰も採点なんかしない
だから思うままに
自由でいいんだよ
他人と違ったって
心配なんかしないで
持って生まれた感受性
自分を信じて

テストみたいな回答で
伸 ....
枯れ草をそっとよけると
いっちばーん|
と白い花
でもまだまだ
まだあとすこし
黄色い花が眠たそうに
目をこすりながら
もういいかい

神様は
もっちろーん!
春を約束

青 ....
いろいろな意味があって、丁寧度とか上がっていって。
色にはミリがあって、節度があって、光明があって。
ぱっくりと割れた傷のような音が流れてて。
小声に出しては消えていく、青いルビーが転がっている ....
 追い越して

 前に回って

 覗いてしまう

 人違い

 何も告げられずに

 去られてしまった

 独り善がりに

 花も枯れる

 女心と秋の風

  ....
心を泳ぐ魚が
とても穏やかな日は
暖かくて誰にでも優しくできるよ

いつも見向きもしない
知らない家のまえに置いてある
鉢植えの花にだって
綺麗だねって心で声をかけたりする

 ....
夏至までカウントダウン
これからもっと暑くなるのに
寂しさに汗のトッピング
父さんは夏が好きだったけど

わたしは十一月を待ってる
日本は十一月からの半年でいい
毎年   雪の降らない町 ....
あなたを抱いただけで
ほら
こんなに冷たいからだが
こんなに遠くを求めるなら
永遠の傷なんて
架空の無傷と同じくらいの意味

止められないのはきっと
くちづけをかわさなかったか ....
足立らどみさんのおすすめリスト(1770)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
そして誰かの笑い声- 泡沫の僕自由詩4+25-10-13
※五行歌「気楽に_生きろ」- こしごえ自由詩9*25-10-13
osmanthus_tear- むぎのよ ...自由詩525-10-13
宇宙の海の底- 秋葉竹自由詩325-10-13
The_Suicides_Abandoned_Me_and_ ...- 奥畑 梨 ...自由詩3*25-10-12
しぐれ未満- 唐草フウ自由詩12*25-10-11
日々、私を疑う- 花野誉自由詩20*25-10-11
めためたに仕事できなくって- 道草次郎自由詩525-10-10
世界がどうしたって?知った事か!- 泡沫の僕自由詩225-10-9
天の声- 自由詩725-10-8
推し- 自由詩725-10-7
無い!ー◯ー\…信心深いアーティストと実際会ってみたら(改訂 ...- ひだかた ...散文(批評 ...5*25-10-4
落ちる- 自由詩625-10-3
咳払い- たもつ自由詩6*25-10-3
強さや弱さじゃない物- 自画自計自由詩325-10-2
此処まで来れば/To_Here_Knows_When*- ひだかた ...自由詩7*25-10-2
馬鹿は馬鹿でも- 秋葉竹自由詩125-10-2
できる男?- りゅうさ ...自由詩325-10-2
淡淡(あわあわ)- 本田憲嵩自由詩12*25-10-1
書けない日には- 桜 歩美自由詩6*25-10-1
九月散歩- 塔野夏子自由詩7*25-10-1
ハム子追悼- 秋田の米 ...自由詩1325-9-30
眠れなくて- 降墨睨白 ...自由詩5*25-9-30
がんばらなくていい- 自由詩8*25-9-29
四月ニッポン__蒼風薫_詩とファンタジ9ー26号入選作- 梅昆布茶 ...自由詩425-9-28
解錠設備- 由比良 ...自由詩6*25-9-28
後ろ姿- 佐白光自由詩6*25-9-27
闇のうた- 秋葉竹自由詩325-9-27
しょうも無いけれど_蒼風薫___抒情文芸160号入選作- 梅昆布茶 ...自由詩1125-9-26
ながれゆくもの- 秋葉竹自由詩325-9-25

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59