私に起こった、「平川綾真智氏に心理の手法で加害される」という件、一応の解決をみました。
まず、弁護士さんに何件かあたったのですが、事例がないということで引き受けていただけませんでした。

ただ、 ....
生温かい午後は
初夏の匂いを孕んで
油断させる

眠気を撒き散らし
{ルビ気力=エネルギー}を奪い去り
時間さえも怠惰に流れ行く

束の間
夢を見たような心地を覚え
雷に撃たれたい ....
あんたの口癖

どうせ敵わないなら
やらない。とか

どうせ叶わないから
成らない。とか

あんたの言い訳

やらない。成らない。
そんなんじゃない

どうせやれないし成 ....
濃灰色に、重く雲があって
息苦しいような午前中に
雨がふりだした
傘が咲くだろう ひとはそのひとの人生のために 雨の底を歩いてゆく
歩んだ歩数のおおさ すくなさ おもさ かろさ
かろやかにた ....
古めかしい上着はもともとはそこそこに値の張るものだったらしいが、今ではあちこち擦り切れてしまって、ジョージ・A・ロメロ映画のエキストラが衣装のままで歩いているのかといった有様で、凍死しないでいるのが精 .... 斑模様、太陽の光の中を泳いで、やがて反射に隠れて見えなくなる、アスファルトからの熱と昨日の雨が化ける湿度で、俺たちは蒸されてまともな感覚を失くしている、夏には夏の、冬には冬の狂気がある、人は誰もそ .... 最後の恋かもしれない
恋に恋して恋かも分からないまま
私は何枚ワンピースを縫ったのか。
私は知らなかった、
あんなに小さなお花に劣等感を微塵も感じず
ブレザー着こなす紳士ぶった紳士、
くま ....
{引用=*筆者より――ちやうどこの時期、十二年書けずにゐた詩作が復活して三ヵ月が経ち、十二年分のマグマの噴出が落ち着いたこともあり、いま読み返すと力が抜けてゐる感があつてそれが良い方にも悪い方にも出て .... 目覚ましが鳴らなかった
テーブルで左肘を打った
あわてて食べて頰の内側を噛んだ
胃が驚いてお皿に吐いた
呼び鈴、呼び鈴
タンスの角に足の小指をぶつけた
茶封筒の開け口で人差し指を切った
 ....
 死のうと思ったとき不思議な感動が身体を包むときがある。僕は誉められた人間ではなく、悪いこともいっぱいしてきたのに、全てが、許されてしまうような。その感動が欲しくて、僕はときどき何もかもを捨てて、死の .... 前歯を光モノに替えてやろうと思う
「ピカリ、が眩しいだろ?スズメ
奥歯の歯周ポケットから小銭が溢れだして
それを溶かせばいいだけのお誂えさ
ここだけの話しだけど 」
使えば使うほど ....
 *

川沿いの萌え木はふるえている
見えない愛を実感したくて
目を閉じて 身をゆだねた

 雨の弦 爪弾く眼差し

貝殻を拾う仕草で
またひとつくぐる風の裳裾
昨日も今日も 
 ....
          l'impromptu


殴る拳をキノコに

罵声を鈴虫の声に

出会う人々すべてから戦意を奪い

あまねく老若男女に和みをもたらし

あらゆる争いを無化し ....
ある日突然 少女たちは愛に目覚める
砂漠の朝 あるいは雪山の夜に
一頭の馬のように私のもとへ
走って来る そして駆け抜ける愛の痛み


運命だと知るには遅すぎるだろうか
少女たちは祭壇に ....
 平川氏との接触前、私は最低限の抗うつ剤一錠で過ごしていた。
 いまは、約二十錠に増えている。
 現実生活にも支障をきたしていた状態が一カ月ほどほどあったろうか。

 「えっ 痴情のもつれで私 ....
優しさのグラデーション
増えた色 密度も増し 煌めきが尖るメルヘンの角
舞って秒を光の粉にして 吹いてゆく 風の小さな心臓

あなたのメッセージを見ると元気が湧く
優しくなったね 昔 ....
平成の風景を、今でも時々、夢にみる。
あの頃の僕らは、別に輝いてなんかなかった。格好よくなんてなかった。
それでもふいに、あの頃の僕に、会いたくなるときがある。あの頃の君と、話したくなるときがある ....
太陽の横顔

あんたがあんまり眩しいから

はらはら散りだす俺はまるで

サクラブラックホール


赤茶けた佇まい

白の爆発、生きものたちの銀河、

けばけばしい緑

 ....
{引用=春の宵

巨人の足あとに水が溜まつてゐる。

ここからは月が近いので自転車で行かう。}


{引用=(二〇一八年四月十八日)}



  昼下がり


どうにもな ....
朝食はパンよりは
和のものがいい

野菜が多い味噌汁
濃くも薄くもなく
丁度いい味が口の中に広がる

おばあちゃんが作っていた
味噌の味を思い出している

毎日食べているのに
飽 ....
生きるためには
走り続けなければならない

87歳じじいは
妻ナンシー(85)を
助手席に乗せて
太陽の輝く街を
走っていた

「ベイビーナンシー、俺たちは風だ
風になるんだ
奴 ....
やさしいと
感じてしまった愛じゃなく
あれはみんなにやさしい小悪魔


こころ堕ち
欠けた十字架とかも好き
汚れたリアルな愛とかも好き


憎しみを
人の数だけ持つ身だが ....
俺が狂犬病になったのは
今を去る事10年前
酩酊した取引先営業マンO氏に
「テメーこの野郎」の決り文句と共に
骨に食らいつくブルドック
あるいは
犯人に噛み付く警察犬もかくやと思える勢いで ....
【 ぽつんとしてる 】

石垣に咲いた たんぽぽ
ぽつんとしている
杉木立の山道で 電柱
つん、と 立つ
ガードレールの下に大きくなれないままの大根の花が 
それでも りっ ....
ふとした瞬間に、思い出すのはあなたの笑顔だ。

あなたに焦がれるようになったのが、いつだったのかは分からない。
出会ったときからだったような、もう二度と会えなくなってからだったような。
笑って ....
風にまかせて
砂がまう
レインボーホログラムに映るは
バルゴンのトゲに憩う未来
事象は変えられず
繰り返すは
血と髪と肌
頭の質量を自覚できる者だけが
キリンとなった
そうだ ....
自称詩人がウジ虫のように
大量発生した
人類史上最悪の時代だ

自称詩人的な人間は
昔から存在したが
(路上フォークとか)
何の制約も受けずに
ウンコを垂れ流しに
垂れ流すことが出来 ....
もう一歩も進めないと悟った時
世界は私から視線を逸らした
すべての約束は灰になって
希望の抜け殻と共に風に散った
誰かがそれを自由と名付けたので
幸福の定義も裏返ってしまった
私は確かに誰 ....
 私がその古道具屋を出てから間もなく、注文した本が自宅に届いたと知らせがあった。その本は鍋料理のレシピ本であり、失踪した料理研究家の最後の著書だという。料理は普段ほとんどしないのだが、表紙に載っている .... 牛になって

風にふかれながら

草原を食べていたい



できれば

あなたとふたりきりがいい
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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