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風の日の(長い改行)花筏
喧噪 人混み 遠くなる明日


もう二度と、(もう二度とともう二度二度ともと二度ともう)思い出さない
缶切りできみのこころを開けてゆく 指を切りつつざくざく進む 海鳴りを昭和のドラマに聴いてゐる 鬼籍に入りし人偲びつつ  


だれからの
希みも祈りもことわれないなら
哀しい感じの《博愛の女(ひと)》


さらさらと
風に吹かれて揺れる髪
天に三日月汚れた悲しみ


泣く猫の
よう ....
[平手みき① 飯食ひに]

人はたゞ遊びせんとや生まれけむ遊ばぬ心に飛翔なかりき

夭折の人力プロペラ飛行機よ材質脆き事を悲しむ

鏡見てとくと異星の客人マラウドを思ふこんなだこんな顔し ....
冬山の
白い姿が美しく
想える部屋で朝を迎える




まっすぐな
視線にすこし惚れている
生きてゆくってこんなもんかな



新婚で
過ごした遥か過去 ....
 

うつむいて
幸せ色のチキンみて
南に消えたひとを想う夜



あのころは
まさらな紙を埋めていた
銀貨みたいなメルヘンだった



あちこちに
こぼれる希望の果 ....
鉢植えの
 ポインセチアに
  夢を見る
 物憂い日々に
   色褪せつつも



年の暮れ
 街に溢れる
  煌めきは
 路地裏の陰の
   迷い子に届かず



不 ....
 

あの言葉
こころに刺さり傷口が
甘い感じで痛む快感


メガネして
さぐりあてるわ『嫉妬目』で
ネクタイゆるめて首すじをみて


麦ちゃんが
まとわりついてく ....
鶏小屋で
安易な名付け
浅い夢
散らかる祈り
深い傷跡
立っている、腰も砕けて座り込むほどの絶望、でもジョジョ立ちで 詠んだけど書かなかっただけ思っても言わなかっただけあなたには

飲んだ嘘吐き出した嘘夜の数 囁きの音 数え忘れた

あしたからあなたを忘れて生きていくひとりで靴を履いて出掛ける
目が覚めて失われるのは物語
燃え尽るのは安い情熱

もう一度しようと思った 間違いを
同じ熱さで焼かれてくれる?

うつぶせの君のまつ毛と同じくらい
やさしいものって他にないよな
恋歌を幾百幾千書こうとも紙には書けない彼女の空色 あなたとは付き合いづらい日もあって外では草の葉ばかり見てた


私には何にも無いの、遠い未来から降ってくる言葉以外は


銀色の雫を舐めて純愛を求めて生きる森の鹿たち


忘れたい思 ....
永遠の表にバター裏にチョコレートを塗ってランチにしよう

はしってく君は永遠 僕はバター なすすべもなく溶けていくから

大好きだよ 排気口にキス意味のない呪文で飛べるながい一瞬
なんという

失くした夢を

かきむしる

元に戻らぬ

アホ三昧
青空に黒い蜘蛛の巣張るように樹々の梢が伸ばす指先  

生きるって
恋することだと想うんよ
離れたのちいま、つなぐ手熱く



その雨の
音をじょうずに不幸がり
傘を買いに、ゆく約束をする



指切りを
なにの ....
 

「愛してる」
街は魔法の夢みたい
ピンクの文字が流れてみえる


ペンギンが
空をみあげて夢をみる
姿みたいに街角に立つ


天使という
名前の雨が降る夜は
 ....
恋しきは 里に飛び交う村スズメ トンボもメダカも 消えた 山川 (短歌八首)

花が咲き
小鳥が歌う森の奥
そんな嘘だけ酸っぱく聴こえた


生々しい
味するみたいな君の部屋
くつろげるんだ本の匂いが


お日様の
残り香を吸 ....
死を覚悟したあの朝の太陽が僕の命を揺るがせたまま


「鬼は外」から逃げた鬼が自炊して豆などを煮て暮らしてる村


今日もまたそうめんだけで生き延びた、梅雨の終わりを少し祝った


 ....
また明日どんな日になり何をする?もう一人いる自分が聞いた

早朝のラジオ体操する広場今はなくなりアパート並ぶ

公園も広場もいつの間にかないマンション建つもガラ空き状態

畑とか田んぼが見 ....
  
(短歌八首)

夜に泣く
ただ一匹の虫のうた
眠れないときスマホのうえで


嫌われる
覚悟と諦めだけは持ち
白い嘘つくひとりは楽しい


ただ黒い
シミ ....
海と川交わる場所を指差した子の好奇心脈々と湧く

広島の郊外にある植物園子供はあまり行きたがらない

待ち合わせ少し遅れてきたあなた何処に行こうか何食べようか

友達と飲み会開く賑やかに飲 ....
すみれの日あなたは今もそこにいて横断歩道を渡らない

右岸には青い鳥がいて左岸には神様が居る 私ふやける

だれだって皮膚を剥いたら一緒でしょ いいえあなたの骨はとくべつ
丁度いい気温にならず蒸し暑い湿気しつこく纏わりついた

今見えた梅雨の入口湿気感髪が乱れる直しても直ぐ

町歩き庭が綺麗な家発見和風洋風上手く融合

最新の絵本を子等に読み聞かせ想像力に限 ....
梅雨入りが今年は早いかもしれず長くなるとも言う予報士

梅雨だけに咲いた紫陽花今見頃ただ正確で表現豊か

同じ場所交通事故が多発して改善される動きにならず

蛍見て綺麗と思わず口に出す森の ....
シーツ洗えばまたも雨降り きけよ天 これは祈雨呪術ぢゃないのです
足立らどみさんの短歌おすすめリスト(93)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花筏- はるな短歌325-4-15
こころのかんづめ- 福岡朔短歌2*25-3-26
昭和- 紅茶猫短歌4*25-1-12
悲しみの果てに立つ光射す美姿(みすがた)にすがりたい- 秋葉竹短歌225-1-11
平手みき①- 髙任勇梓 ...短歌125-1-11
君の鎖骨_2- 秋葉竹短歌124-12-30
メルヘン倶楽部- 秋葉竹短歌324-12-21
12月- ヒロセマ ...短歌6*24-12-14
いつまでも歌ヘタ- 秋葉竹短歌124-12-14
鶏小屋- はるな短歌224-12-4
ジョジョ立ち- 秋葉竹短歌124-11-30
- はるな短歌324-11-14
うつむせ- はるな短歌424-11-12
- 秋葉竹短歌124-9-23
残りは銀の雫だけ- 由比良 ...短歌4+*24-9-22
永遠- はるな短歌124-9-21
昨日- レタス短歌5*24-9-10
ブルー- 秋葉竹短歌324-9-8
ムーン・リバー- 秋葉竹短歌124-8-4
泣いてもいいならいいな- 秋葉竹短歌224-8-1
農薬でスズメも昆虫も居なくなったふる里- 星野つば ...短歌124-7-18
ため息も蒼く冷たいひとりの部屋で- 秋葉竹短歌124-6-22
電子の国で- 由比良 ...短歌2*24-6-10
安らぎ- 夏川ゆう短歌924-6-3
寒いのはこころであってからだじゃないとかいいながら布団に潜る- 秋葉竹短歌424-5-15
好奇心- 夏川ゆう短歌324-2-12
すみれの日- はるな短歌324-1-16
町歩き- 夏川ゆう短歌423-12-25
表現- 夏川ゆう短歌223-12-18
天にもの申す- 福岡朔短歌3*23-12-17

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