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恋が終わって
首を吊りたい

花屋に売ってる
ドライフラワーみたいに

枯れても
悲しみたくはない

もうこれ以上
色を失くさないし
だからこそ
安心して見れた

乾いた花 ....
傷だらけの時に
優しさを貰った
僕の尻尾は
鎖を生やした

君と繋がるために
走り回って
見つけたものを
教え合った

幸せそうな
メロディは
ひとり分しかなくて
ふたりで口 ....
一緒に過ごした日のこと
もう絵にはならないから
空へ返す時が来た

水色の風で包まれた
泣き顔ひとつ
元に戻せずに

魔法の中で
目を閉じたかった

僕たちは
違う方向に扉を作 ....
恋が終わった
同時に木々の揺らぐ音を
駆け上がった階段から落ちた

もう外へ向けて
放つ言葉はいらない

唇を閉じて
翼を畳んで

制服のスカートだけが
おしゃべりをする

 ....
今まで掴んで来た
大切な人の腕が
光を遮るから
明日は切り落とさなきゃ

さよならが通った道は
もう歩きたくないのに
どうして最後は
花を探してしまうのか

ハサミやノコギリの
 ....
しゃがみ込んだら前が見えない
空はこんなにも明るいのに
歪なポーズで身体を包んだ
身のほど知らずな生き物が
道路を塞いで嫉妬している
ハイウェイみたいに走れたら
戦いの日々から抜け出せると ....
雨粒が胸に染みを作る
冷めたお弁当を食べたように
窓ガラスにも残り物がある
昨日も今日も動かない
カチューシャみたいな前線が
天気予報でおめかしをしている
濡れた顔の方が綺麗に見えるから
 ....
小さな胸が弾けた朝に
生まれたてのメロディで
君を包んであげたくなる
些細な爆弾を受け止めて
答え合わせをするように
何かをこっそりと落としていく
気づいているのに知らないフリして
僕等 ....
紙テープが切られないように
どこか遠くまで行きたいな
最終電車が去った後で
輪っかを作ったその中には
星を追い駆ける線路もなくて
カルピスの甘さが舌に残る
銀河の時間は永遠に夜を
氷に変 ....
青い夜は低温火傷をしたよ
星の光と瞳を撃ち合い
気持ちがほつれたら糸になって
永遠という文字をなぞりたい
内側に誰もいないとしても
輪っかを投げて電車を走らせる
無数の名前と言葉を乗せて
 ....
足立らどみさんのミナト 螢さんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ドライフラワー- ミナト ...自由詩223-3-16
- ミナト ...自由詩222-9-30
change- ミナト ...自由詩122-1-1
沈黙- ミナト ...自由詩221-12-30
ラストシーン- ミナト ...自由詩821-5-30
タイヤの詩- ミナト ...自由詩3*20-5-31
梅雨前線- ミナト ...自由詩120-5-8
ハレノヒ- ミナト ...自由詩1*20-3-24
ミルキーウェイ- ミナト ...自由詩220-3-15
プラネタリウム- ミナト ...自由詩2*20-2-23

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