インターホンが壊れてしまって
不在票ばかり、溜まってゆく
ドアをノックする手を
誰も持たない
再配達を
今日は頼んだから、
夕暮れにつづく時刻に
言い訳を抱えて
ドアの内側に寄 ...
昔からずっと一緒にいるわけではないのに
どうしてわかってしまうんだろう。
見透かされている。
くやしくていっぱい背伸びをしたけどだめだった。
彼女の前では僕は赤ちゃんのようだった。 ...
全ては終わりへと向かっているのだろうか。
終わらせるために始めるのか、
それとも、始めるために終わらせるのか。
人は生まれて、 死ぬ。
それは、どちらが先なのだろうか。 ...
空きカンの残りは
あと二つ
小石を拾いあげては
投げつける
くり返し
とんでもない方向に
消えていく
おおい
こっちだよどこ投げてんだよ
投球フォームを
親切に教えてくれるあな ...
君を守りたいよ
僕にそんな大それたこと
できるかどうか分かんないけど
君うつむき加減に
僕のとなり歩いてる
なんでもないよ
ちょっとした不幸だったのさ
悲しそうな顔
ごめんね僕くす ...
いくつも詩を読んでくうちに
詩なんてくそくらえと思う
飾っちゃってさ
君をもっと知るために君の陰部を見せてくれないか
君は呆れ身構えるが
そうしないと僕には君が見えないんだ
...
曇りでも明るい空だから
月が太っているのだろう
八日の間に
何となく用があってよかった
八日後に
逢えるだろう君と
束の間の時に
望むべきを
叶えるべく
毎夜
私は ...
左目の古傷を開かれた
ぷつぷつ
と
肉の裂ける
鈍い音が
鳳仙花の匂いが
絡み付く記憶をえぐり返す
カサブタを剥がされて
マブタ肉の隙間に
奴の遺した眼球が
...
駅の改札口から外へ出ると
繰り返し打ち上がる花火が
大輪の花を夜空に咲かせては散っていた
仕事を終えた男は
先週バーで隣り合わせた女と
待ち合わせた場所に向かっていた
日常の仮面の ...
家に帰ろうとすると思った
遠くで僕が降りたのよりも
もっともっとあとの電車が
レールを軋ませて走ってゆこうとする
街灯がひとつ明滅していて
長い桜並木の
もうすでに長く葉桜のままの道を僕は ...
空は赤い
歩いていても
泣いてなんかいない
恥ずかしいからではない
憂鬱だからでもない
たぶん幸せ者で
その幸せを一歩一歩
ふみにじっていっている
そうして家に帰り
笑いなが ...
いくじなしです
ぼくはいくじなしです
あなたへの想いに
両手も
ポケットも
鞄も
引き出しも
ロッカーも
口の中まで
いっぱいだというのに
...
屋根を たたく
窓を たたく
そして
あたしを たたく
雨の音・・・
夜のとばりの中で
雨は 降りつづけ
あたしは
土に 染み込んでいく
もう
朝が ...
どうかあなたに
受け止めて欲しい
この彷徨する魂を
たしかに無垢なものじゃない
たしかに綺麗なものじゃない
それでもこの彷徨する魂を
私はもう知り過ぎたのか
それとも未だに
何も知 ...
特に何もない。今日僕があなたに語るべきことは特に何もない。あ
なたに語るべきことが何もなくてとても残念だ。明日また語るべき
ことがあればそれは残念ではなくなるが、あなたがいったいいつど ...
人間の意志が
意志だけが
人を唆して
人殺しをさせる
いつでも殺してもよいのだと
みんながそう思っているから
猫飯どんぶりを
美味しく頂くことが出きるのです。
...
耳
の奥
の枝葉
の枯れ屑へ
足音の一人分を
沈め続け
祈り
の指を
耳たぶ一人分に
勘を頼り当てやるも
冬に備える温度の一人分も
何処にも少しも ...
何処かの 夕暮れの垣根の
蔓の終わる姿の 夏が
無残に 口をきけなくなっても
目を逸らすだけでは どうせ足りない為
わたし 見つめたのです
西向きの 軽トラックの ...
イスラム寺院の
ドーム天井の様に
高く積み上げた空
あんな高い所に
天国が
在るなら
昇っては
逝け無い
冷たい水が沁みる
奥歯を噛み締めると
青く染めた空の奥で
騒がし ...
秋ですねぇ冬に入りつつありますが秋と言うことにしてください
あまり平和じゃないこのご時世、酒でも飲んでhighになって
支離滅裂かつ深い詩でもかきましょうっ
なので
詩 ...
"今"は すぐ過去へ
新しい"今"が訪れ、また去る
時の不思議に酔いしれる
この間にも 数多の"今"が生まれ、去る
時間と共にぼ ...
葉擦れの赤錆は
はじめは
軽い混入だった
冷たい赤い陰影を増してゆくのは
葉擦れの色として微かに現れた感情の
冷たいことを、赤いことを
葉が何度も抱擁するからだ
それでも ...
曇の蒼から産み落とされる
まるいものたちのなかに月があり
ぬるりと山を流れてゆく
午後の終わりの操車場は
しじゅう何かに追われていて
しじゅう鉄の音をたてている
...
死んだように
眠る私を置いて
私は遠くへ
うつろうままに
残された私のまぶたに映るのは
羊水の中から確かに
こちらを見ている何か
それは意思をもって
眠る私のまぶたに
朱 ...
そのようにして はじめから
定められた格好で
まくらもとのわずかなひだまりに
いすわりつづけていた
手をのばすだけ だ
きちきちと 電球 ちらついて
すきまだらけのカーテン
窓越しのすな ...
「幸せな夢を見たわ。それは、とてもとても幸せな夢」
幸せな、夢よ。
私は何もない世界でたった独りぼっち。
何かを叫んでも声にならない。だって訴えかける人がいないもの。
耳をすましても何 ...
俺はあの女が嫌いだった
あの女も俺が嫌いだった
あの女は俺のダチが愛した奴だった
【手向け】−骨−
ダチが死んだ
唖然とした
初めての喪服は
急すぎて買う ...
食欲が無くて
でも何か食べないといけないから
そこらへんのもん食べたら
実は腹がもの凄く空いてて
がむしゃらに食ってしまった
そうえいば
今の彼女とあった時も
そんな感じだっ ...
まいにち
さめるとわかってる
夢を手にしては
いつもひとりぼっち
だけど
柿の実よ
柿の実
とても渋そうね
空にも嫌われて
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
過去の届く午後
望月 ゆき
自由詩
40*
05/10/17 0:29
年上の女性 〜としうえのひと〜
ルビー
自由詩
0
05/10/16 23:55
始終
依玖侘 なつ...
自由詩
1*
05/10/16 23:44
いったいなにを
アンテ
自由詩
4
05/10/16 23:18
Rescure You
第二次テーブ...
自由詩
2
05/10/16 23:06
いんぶ
王
自由詩
9
05/10/16 23:02
八日間
蒼木りん
未詩・独白
4*
05/10/16 22:47
鳳仙花
蒸発王
自由詩
2
05/10/16 22:37
青い封筒
服部 剛
自由詩
3*
05/10/16 22:37
take it easy!
黒田康之
自由詩
3
05/10/16 22:15
そんな日
石川和広
自由詩
6*
05/10/16 22:15
カウンターの落書き
たりぽん(大...
未詩・独白
10*
05/10/16 22:14
雨
るな
自由詩
2*
05/10/16 21:18
青い闇
快晴
自由詩
3*
05/10/16 21:12
Y/M
Monk
散文(批評...
12*
05/10/16 21:12
猫飯どんぶり
あおば
未詩・独白
0
05/10/16 20:48
冬の科学
A道化
未詩・独白
6
05/10/16 20:08
まみれる
〃
未詩・独白
2
05/10/16 20:04
朝
まんぼう
自由詩
0
05/10/16 19:21
詩人さんのお酒のおとも。
仲本いすら
散文(批評...
1*
05/10/16 19:08
今、生きる
いとやん
自由詩
1*
05/10/16 18:17
手首への冬
A道化
自由詩
11
05/10/16 17:36
午後の終わり
木立 悟
自由詩
3
05/10/16 17:31
それは今夜見る夢
初代ドリンク...
自由詩
6*
05/10/16 17:09
ひだま
raura ...
自由詩
0
05/10/16 16:51
Still in here
Denial
自由詩
3*
05/10/16 15:01
手向け(骨)
蒸発王
自由詩
5
05/10/16 15:00
気まぐれ発見
月山一天
未詩・独白
1
05/10/16 14:54
こういうのが好き。
和歌こゆみ
自由詩
5*
05/10/16 14:45
私信
吉岡孝次
自由詩
1*
05/10/16 14:38
6550
6551
6552
6553
6554
6555
6556
6557
6558
6559
6560
6561
6562
6563
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6565
6566
6567
6568
6569
6570
6571
6572
6573
6574
6575
6576
6577
6578
6579
6580
6581
6582
6583
6584
6585
6586
6587
6588
6589
6590
加筆訂正:
あなたの夜空に流れたい
/
たりぽん(大理 奔)
[05/10/16 23:46]
自由詩に移動
今、生きる
/
いとやん
[05/10/16 18:19]
訂正
6.51sec.