ぐでんぐでんでナイフとフォーク手に食べ残した夜山羊の枕で うそでもいいから

大事だって いってほしかった

まちがわないでね

答えが欲しかったわけじゃないの
与えられた運命のがっちりつなぎあわせられた糸
ほどこうともがくぼくは

一匹の昆虫としてもぞもぞと眠るだけ

何かしなきゃってわかってる
信じようとしている運命を
それが正しい道 ...
洋裁系専門学校に入学し札幌に住み始めて1年、大学生の友人に行きつけの珈琲屋があるから一緒に行こうと誘われた。思えばあれが珈琲屋マジックにかかった記念すべき日だ。

授業を早く抜け出しては珈琲、バイ ...
真っ白いドレッシングに塗れた女学生を目の前にして
ただただ震えるだけの手と
笑い続ける膝を引きずって
部屋を出て行くのが精一杯だったんだよ

 ようやく心に平穏が戻って
 変に奇をてらう事 ...
掴むべき対象は、いつでも飛んでいってしまう。

霧がかかった森の中にいるような感覚

自分は存在しているのに、包む環境があやふや。

そのうち、自分すらも靄がかかってしまう気がする。
...
小さな庭に
骨が積もった
息子は
動物だと思っていた
これから先何年経っても忘れない
そう思ったことさえ忘れてしまう
あなたもきっと忘れてしまった
お互いに忘れてもう二度と会えなかったら
死んでしまったことと同じ
わたしはきっと忘れない
血を ...
コトリガぴっぴーて泣いたからあなたにくちづけた。
  
あなたはとても可愛い顔をしている。みんなにあいされとてもかわいいかおをしているちいさいころかあさんにねだった物語り。いまになって想いだそうとしている。携帯のさいとをおしえたらおおきな目玉をしてヨロコビ ... ちきゅうに壮大なゆめをみるちきゅうはすこしつかれているでもちきゅうはぼくらのかあさんだ くるしくったってかおをあげる かなしくったって ゆめをかたる おかしくったって わらわない そしたら どうなるの ... ぼくらはちきゅうをいっしゅうするのさ。ぼくらはちきゅうをいっしゅうするのさ。どこにいくのかって。そんなのしらないよ。ぼくらはちきゅうをいっしゅうするのさ。                アリとキリギリス。なんでキリギリスなんやろね。イソップの寓話は手元にはないが、ラ・フォンテーヌのものならある。でも仏語のものでは、アリとセミなのですよ。


LA CIGALE ET LA F ...
 不安のコートを身に纏い
 不可思議な街を闊歩する
 出来そこないの街角で
 偶然の出来事が僕達の人生を
 決めてしまう

 明日出会う人は
 今何してる

 それでも不安のコー ...
僕の部屋の電球が切れた。

仕事から帰ってきて

丁度いい高さにあるスイッチを押すと

電球が切れていた。


なんだ?


何度かスイッチをカチカチと押したが

やは ...
ぎゅっ に ぱっ がいいました

わたしだって とじてみたい

ぎゅっ はだまって " を ぱっ にあげました

ぱっ はいそいそと 。 と " をとりかえました

...
朝起きたと思ったら
(何かの声がしたような)
外は真ッ暗で
時刻を確かめる為に
(何か物音がしたような)
真ッ暗闇の階下へと

少年は降りていきました
父に宛てて


父からの京都土産の{ルビ簪=かんざし}をさすこともなく歳を重ねて

破天荒。こんな娘に誰がした?苦笑しつつも宝だという

「もし人を殴るとしたら親指は内に握るな折れたら困 ...
もし僕が猫になれたなら…



初めは君の足にまとわり付くけど



すごすご家を出るはめになるだろう



そうしてゴミをあさるうちに



人間だったことな ...
 
 言葉の羅列で詩はなりたっている。一つ一つの言葉が風景を産み出し様様な思いを皆がつづる。詩を書いてきて一つ思いついたことがあった。昔の人達はお経をよんで、心をしずめたり生き方を選択してきた。
...
見ていられない手つきで
君が包丁をにぎるものだから
僕は目がはなせない

指の皮すれすれで切り出される
それはきっと食べ物なのだろうけど

目を皿にしても
そこにおいしく彩られることは ...
あなたはゆかいなだいくさんもりもりもりと音をたてる。
ぎこぎこぎぃ。きをけずるおと。きはすこしびっくりしている。
ぎこぎこばっさん。きを倒す音。きは心地げににこにこしている。
あっというまにいえ ...
夜闇の波に揺れて
わたしの海は広さをなくす


いったい何が不安なのかと
ひとつひとつ問いかけてくる波に
ひとつも答えることもなく


わたしはひとり揺れている


「あ」から ...
aaikiwosurutabinikusatteikukigasuru いつだって振り返ると傷跡だった
不思議なことに痛みは無かった

カーテン一枚向こうに
無償の愛の世界があるというのに
その一枚が
私にはとてつもなく重い
獣のように叫んでいた

その時あれは狂気そのものだった


何故そうなったのかは覚えていないが
あれが何やらわめいていたのだけは覚えていた
そしてそのままベッドに倒れこんで
今ようやく ...
ボツボツボツを擦る

あれを軽蔑する
あれらを軽蔑する

影響する

屈折、光の曲がった体
線が線が
黒い痣

真向かいに
染み付いた大正の代わりにも酷く擦る紙 ...
ミサイルしゅぱぱぱーんと
ミサイルしゅぱぱぱーんと

水の音
ファソラシド
天板を何枚も抱えて歩きづらそうに
ザクザクと雪道
スコップで
壷の中

雨霰
穴が空 ...
パソコンを点ける
点けては消してを繰り返す

呟いた
囁いた
話した
笑った
悲しんだ
怒った
喜んだ

叫んだ

書いた

ふりむかない

しろい

ただひたす ...
夕陽のあたる背表紙にする
「た」行まで来た
この書架で
冬も越す
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
不眠歌第二次テーブ...短歌005/10/24 15:19
最後までだまして和歌こゆみ自由詩0*05/10/24 15:03
恋虫石川和広自由詩11*05/10/24 14:18
珈琲屋のはなしたちばなまこ...散文(批評...3*05/10/24 14:01
女学生のホワイトソース和え虹村 凌自由詩1*05/10/24 13:37
a stray sheepおっとっと未詩・独白2*05/10/24 12:13
雲の骨米倉瑠学自由詩4*05/10/24 12:00
飛行機は頭上を飛ぶチアーヌ自由詩605/10/24 10:34
コトリガすぬかんなが...未詩・独白0+05/10/24 9:34
おおきな木。 未詩・独白105/10/24 9:19
ちきゅうに自由詩005/10/24 9:11
ぼくらは自由詩3+05/10/24 8:57
キリギリス考こたろう散文(批評...305/10/24 6:10
不安のコート炭本 樹宏自由詩405/10/24 5:28
切れた電球りもこん自由詩205/10/24 3:45
ぎゅっ と ぱっやまかつ自由詩4*05/10/24 3:30
留守番加藤泰清自由詩1+*05/10/24 2:59
家族歌一代 歩短歌8*05/10/24 2:55
猫になれたらたかよし自由詩3+*05/10/24 2:42
詩は現代版のお経炭本 樹宏散文(批評...5+*05/10/24 2:15
まな板の上の恋ベンジャミン未詩・独白5*05/10/24 2:06
きこりやさん 。 すぬかんなが...自由詩1+05/10/24 2:06
夜闇の波ベンジャミン自由詩11+*05/10/24 1:33
....docK+A自由詩1*05/10/24 0:55
傷跡tondem...未詩・独白0+05/10/24 0:46
半端未詩・独白205/10/24 0:35
チQ自由詩2+*05/10/24 0:17
空の色の円い蓋自由詩105/10/24 0:07
前を見ているki自由詩005/10/23 23:40
図書室米倉瑠学自由詩2*05/10/23 23:20

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