虚空に指で線を引く
これ以上傷付かないように
先へ行けば傷口が疼くだけだから
進めないようにと
自分で限界を決めて

もう誰も信用はしない
傷口を自ら広げるような
そんな事に疲れたんだ ...
少しずつ 遠ざかった街で
午後の地下鉄に揺られながら
僕は いつかの頃を思い出している

目の前を
たくさんの人が
揺られ押され 通りすぎて

毎日決まった場所で
同じように吐き出さ ...
「帰ろうか」

誰かの声が
夕暮れ道に静かに落ちて
僕たちは 帰路に着く
寂しさが空を染めて
影が体を追い抜いてゆく


歩きながら
置き去りにする風景と
正しく遠ざかる声

...
ぼくは詩人

天に星
地に風
そして時は続く

今日もまた

夜の散歩をしていると
夏の星に出会いました

 夏の夜の涼しき風を背に受けて
 前に広がる銀色の星

今日はい ...
ワンツーワンツーシスターパンチ
ワンツーワンツーブラザーパンチ
ワンツーワンツーみんなでパンチ

太陽の黒点から前線まで伝令が飛ぶ
繰り出されるパンチは音よりも速く
偏西風からゴロゴロと雷 ...
冷房で冷え切った手で
描かなくてもいい絵を描く

描かなくちゃいけない気がするんだ
描かなくちゃ生きていけない気がするんだ

これは強迫観念って言うのかしら
二時間くらいだったら

僕だってがんばれると思って

書を捨てて

(私が書を捨てたとき
 向かいの道に黒い帽子を被った男がいた)

町に出て

(帽子の下には真っ白い顔があって ...
ソーダの泡のような微睡みのなかで
懐かしい とても懐かしいその面影に出会った

記憶の深くに留めようと
すればするほど
表情は淡くなる
ならばこの夢でだけ覚えておこうと
思い切りこころを ...
真っ暗な自分の部屋に入った

四角い輪郭は無くなっていた

ただ見えるはずの無い物

パソコンやCD・MDプレイヤーや貞子や

リトルグレイや鬼や悪魔や5センチの蚊が

現れては闇 ...
腐り融けたレタスのように

鬱血した空気は

身に纏わりついて

無理矢理くちびるを

押し開けて侵入し

息を詰らせた。


肌の上に

じっとりと停滞する空気に

...
 テレビの中
 
 白痴が踊る

 この空間に漂う煙草の煙

 こいつまで踊りだした

 ので

 消した
オーイェー!行くぞー!
皆盛り上がっているかい?
ファイヤーエンジン全開で
水をぶっ掛ける

メイクも取れて
スッピンだ!
ベイビ、夢を見せてくれ
ロックで乾杯

灼熱地獄で歌い
...
中学のころ
数式が嫌いだったので
教科書の中の
一番大嫌いなページをエンピツの先で突いて
そこから世界がどんなにみっともないか
のぞいてやろうと思った
穴から見えた緑の黒板は
やっぱり
...
掃除夫は掃除する
私は挨拶しない
掃除夫はいなかった
私はいなかった
私はどこにもいなかった
掃除夫もどこにもいなかった
私はしばらくして
掃除夫の存在を消してしまったことを恥じ
なん ...
咲いてる花なんて
ほんのひとにぎりのはずだったのに

世界が閉じてゆく
世界が綴じてゆく

狭くなったのは
世界ではなかったのかな
咲いている花が
綺麗なりゆうを思い出せない

...
雨があらいながしてくれる

空をかけめぐる

あんな想い

こんな想い

みんな

きみの足元へと

流れおち

小川となって

いつか

あの人の

小川とめ ...
孤独と
孤立、の構造って
多分
光学異性体 みたいなものね』

台詞を、
あっさりと置き去りにした彼女は
いーちゃんって 鏡ね』
と、評して
孤独を携帯に写し取った

最 ...
夏に凍てつく

雨は胸をこして硝子玉になる

抱いている

空のように抱えきれない空を

わたしのてのひらも腕も

骨になり粉になり空中に舞った

雨は風鈴の匂い

哀しい ...
撃ち落す
画面

落下
すると
何も書いていていない真っ白なポスターが
街中にあふれ

ついで、一斉に剥がれ落
           ち            
白いものは激しく
...
むせかえる 肌の匂いで 妄想す

うなぎより 冷麺よりも かきごおり(苺)

いい年の 君のうなじに あせもでき

束の間の 癒しの時間 雨宿り

花細工 萎びてもなお 花細工

...
時の羽ばたきが 瞼をかすめる

世界中どこを漂泊しても立ち位置が無い
空隙だらけの足もと 定まらない重心
目を閉じて大地に寝転ぶと
それがわかってくる

透明な午後 風は光り
丘は彼方 ...
夏の野は風の{ルビ恋歌=マドリガル}
花摘みの少女は一心に
草のまにまに漂っていた
白い花ひとつ{ルビ挿頭=かざし}にして
赤い裳裾をしめらせながら
濃厚な夏の匂いがたちこめる
姫百合の花 ...
風邪をひいた 
         こんな日は 
                 あなたに傍にいてほしい

でも多分
     傍でいたら
           風邪うつっちゃうよね?
...
空は青く澄んでいた
雲は白く大きかった
鳥は軽く自由だった

木々は柔らかくしなっていた
草花はたくましく美しかった
大地は遠く円くたいらだった

海は穏やかに荒々しく
...
街十夜である

さびしさのかたまりとぶつかりあう
場所

たいしたことないと
みんなが強がり

たいしたことないと
みんなが慰め合い

たいしたことないと
これくらいどうにでも ...
ぼくは詩を書きたい

あるべき姿は
あるべき所に立ってこそ
あるべき姿になる

今日もまた

朝の散歩をしていると
風鈴に出会いました

林の中に風鈴が落ちていたので
そっと持 ...
さようなら消えてゆく
それがきっと正しいことだと思います
次第に濃くなる緑
車の窓から乗り出して空を仰いだ
みっともないからやめれくれ
知らない
あなたはあたしの何を知っている
きっとあ ...
※この詩は、下の行から上の行へと読んでください。





全ての水は蒸発し 消えて無くなってしまうのである
〇〇がどう在るべきかを 考えていかなければ
それを霊的な目線で あなたがた ...
させられて 触れたわけじゃなくて
あきずに続けただけの ことだから

だらしなく つっかけて
ぼろぼろの 噛み癖

気の毒なんて
言われないし
悲嘆は

花さえ開くことを望めば
...
彼女は黒ばかり着ているから
人間や動物たちの死があたりまえになってしまって
だから そんな事にはもう何も思わなくなったんじゃないかな。

きっと世界中の冷たく湿った重たい空気や
薄暗くて不幸 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
代わりAKiHiC...自由詩106/6/30 22:47
帰路自由詩9*06/6/30 22:38
自由詩3*06/6/30 22:36
ぽえむ君−夏夜−ぽえむ君自由詩4*06/6/30 22:34
*音速パンチ*かおる自由詩7*06/6/30 22:25
思い込みかなfuchsi...自由詩206/6/30 21:48
束の間中村猫彦自由詩4*06/6/30 21:38
夢のつづき銀猫自由詩20*06/6/30 21:14
暗闇たかよし自由詩3*06/6/30 20:50
蛆湧く季節。実夜自由詩3*06/6/30 20:48
そのうち何とかなる自由詩106/6/30 20:33
泣き笑い喚くペポパンプ自由詩4*06/6/30 20:00
のぞき穴でこ自由詩706/6/30 19:55
いる下門鮎子自由詩5*06/6/30 19:48
つぼむかぜきり自由詩0*06/6/30 19:29
想い川七尾きよし自由詩5*06/6/30 19:14
孤独の必然性士狼(銀)自由詩7*06/6/30 18:08
たけぶ空つきのいし.自由詩1006/6/30 17:23
白撃ふるる自由詩8*06/6/30 17:23
初夏のほころび由香俳句12*06/6/30 15:54
水生のキオク水無瀬 咲耶自由詩11*06/6/30 15:53
姫百合野石瀬琳々自由詩12*06/6/30 15:05
マスク。自由詩2*06/6/30 14:52
「もっと広く感じるんだ」ベンジャミン自由詩8*06/6/30 14:00
自由詩6*06/6/30 13:31
ぽえむ君−風鈴−ぽえむ君自由詩5*06/6/30 12:03
消えてゆく春日響自由詩106/6/30 11:33
一時の気の迷い狩心自由詩3*06/6/30 10:30
暗さの解釈砂木自由詩12*06/6/30 7:02
誰かの台詞tibet自由詩3*06/6/30 4:37

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加筆訂正:
いる/下門鮎子[06/6/30 21:42]
掲載版では「お掃除のおじさん」は「掃除のおじさん」でした。
ブランコ/でこ[06/6/30 19:49]
中間部をカットしました
母さんにありがとうと言いたい/美味[06/6/30 12:59]
それぞれのタイトルを書き足しました。
その光景 ☆/atsuchan69[06/6/30 12:42]
修正しまくり、どうかお許しを。
6.67sec.