一
遺伝子マップを左手に、ぼくの好きな笑顔を
見せていたチブラさんの右手に、今、全遺伝子
配列図が握られている。笑顔を捨ててそれに埋
もれていくのか、それともくしゃくしゃにして ...
生きものたちが空を揺らし
雲の間に鏡をつくる
午後から夜へ
鏡は割れ
鏡は増え
ひとつひとつに
生きものたちの息を映す
青 灰 灰 青
銀 燐 燐 銀
まわ ...
{引用=きっと純愛と言うのは相手を滅茶苦茶にしてやりたくなる気持ちだろうな}
殺しちゃいたいよ
お前の口から他のにE男がいる何て言わせたくない
其奴の所為でバイトも辞められないなんて
...
マスカルポーネ
白馬にココアをかけたのはわたしです
王子さまにココアをかけたのも
そういえばわたし わたしです
ニアミスティラミス ひきずります
思ってもみない事態発生
したた ...
もう死ぬのをやめたから
入れ替わる攻守さえ 簡明な減らず口。
もう生きるのをやめたから
由々しき事態にも 身命は冴えざえと軽い。
「『沈んだり潜ったり』だな、俺たちは。」
走っても走っても正確な時間
愛想笑いが止まらない
何に対してかわからずレ点を入れている
飲み屋で残業
コンビニの弁当おいしい でも返事がない
mixiで待ち合わせ
...
あなたがいつか
いつかいなくなってしまうなら
いっそあたしの前に現れてくれなければよかったのに
と思えば救われる気がして
あたしが? いいえ、あなたが
萎れて帰る我が家の庭に
散ることのない
名も知らぬ紅のもみじ
さわさわ揺れて
ただ
さわさわと揺れて
それは母の
贈りもの
この言葉のどれも
そのもみじを見るわたしのここ ...
*
私は誰にも愛されないんだわ
そう言って少し俯いて煙草の煙をふいた
煙だけなら僕等は交わる事が出来るのに
**
私は家に帰りたくないの
そう言って目を伏せて珈琲カツプ ...
夏を知らせに
来たんだよ
始まりは
白だったかな
密の味は
甘かったかな
大事な事
あなたが優しかった事
あの時楽しかった事
あの時うれしかった事
あの時笑ってた事
あの時泣いていた事
あの時手を握った事
あの時キスをした事
あの時歩いてた事
あの時遊んで ...
わたしのカラダ。
植物のツタのようにほそくねじれて、
せかいの天蓋にむけて、
のびていきます。
くるぶしまでのひたる水。
は さざなみのように、
わたしをすくめ。
日のひかりいっ ...
あれからあなたは二度と来てくれない
あなたがどこにいるのか私にはわからない
あなたがどれだけすばらしい人で
どれだけ私によくしてくれたか
よく覚えている
いつもあなたは二番手で
どうし ...
ぽつんと一人ワンルームマンション
猫を2匹飼う
飼いならされた僕の情熱
放たれない恋の微熱
遠くまで 遠くまで
届いているのか僕の声
虚しい時間 ...
さかなのむれが
ほどうではねる
きらきらきらきら
ひかるさかな
おそらでママが
よんでいる
ぴかぴかぴかぴか
ひかるママ
ひかるさかなは
しらんかお
き ...
お前の名前は何と言ったらう?
この期に及んで馬鹿な俺は
来世でお前に逢へるだらうかと
やくたいも無いことばかり気にしてゐる
ああ美しかったお前
お前ほど
深く愛した女は
つひ ...
テレビでは無言でピンクパンサーが
真っ白になって滑稽劇を演じてる
相変わらずぼくはくわえた煙草を離せない赤子
恨めしそうに壁の中からアイドルが何かをちょうちゃくする
それはわたくしなのかな
...
ある人が言っていた。
「ボーリングでもカラオケでも、
上手すぎる奴がいると場が盛り上がらないんだよ。
そういう奴は次回から呼んでもらえなくなるんだ」
「今までは周りに合わせるってことを
...
緑の川面で
すっぱり足を切った あの夏
鳥の声も流れる川も赤い血も
シャツを濡らすしぶきも 眼を焼くキラキラも
子供の歓声も もうすべてすべて手をすりぬけて
あっちへ行ってしまったよ
...
気をつけられない花畑いっそ錯乱し
器に火を銀は狢にわたくしども
踏切残せ孫の代まで枯れ野原
葬式行われていたうちの近くコンビニできて
ガムの包みに花の種どちらさまの遺品
...
ななめに銀の 朝のはじまり
指が背になり 背が指になり
よろこびのあとのまどろみを
ひとつふたつと過ぎる鳥影
結ぶ光 結ぶ記憶
髪の毛を結わえる見えない手
風のなか
...
生きてるのって楽しいだろう
生きてるのって面白いだろう
生きてるのってすばらしいだろう
生きてるのってすばらしいだろう
生きてるのってすばらしいだろう
5つ書こうとがんばったけど、3つし ...
ぼくは詩を書きたい
盲目な心になっても
見えるものがある
今日もまた
朝の散歩をしていると
果樹たちに出会いました
いろいろな棚に
葡萄やキューウィたちが
体を巻く
...
風景は翠に染まり
懐かしい記憶に薄荷の味がする
今、ひんやりと誰かの影が映った
声を掛けようとしたら
今日の霧雨が人差し指の形になって
口元を制止する
濡れそぼった公園のベンチ ...
ストレートで
明るい
情熱的な
あなたに
飲み込まれそうで
怖い
自分の足場で
自分の持ち場で
石橋は叩いて渡り
毎月少しずつ貯金して
用心に用心を重ね
やっと息をしている
そ ...
君が綺麗な貝殻が欲しいというので
もう夕暮れだというのに海へ
そう人工海岸だったけれど
すっかり自然が染み込んで
目を凝らせば小さな小さな生き物もいる
クラゲもゼラチンの肌で打ち上げられ ...
私の目に映るものの中で一番多いのは貴方
それは間違いないんです
だって本当に好きだから
一瞬でも目を離したくない
子供みたいな体温の
貴方の頬を両手で包むと
なんで ...
うちの紫陽花は
空に恋したスカイブルー
緑濃くなる毎日に
徐々に徐々に青ざめていく
雨にけぶる緑に
空が忘れないでと
呟いていくの
賢い犬はご主人様を
よく見ている
黙って様子をうかがう
じっと動かずにいる
雨の日も晴れの日も
動かずに待っている
仕事をきちんと果たす。
泥棒が来たら吠える。
でも遊んでいい ...
オナニーの中に消えていくぼくの情熱たち
にさようならを言いつづける日々
陰茎を貫きホトバシル魂の声
に耳をかたむけることをぼくは知らない
嗚呼、南無
日付順文書リスト
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あたらしい武器
AB(なかほ...
未詩・独白
2
06/5/24 23:27
光鉛領
木立 悟
自由詩
4
06/5/24 23:16
稲葉浩志の詩の引用より始まるクソみたいな詩・クリープ
虹村 凌
自由詩
0
06/5/24 22:53
ニアミスティラミス
アサリナ
自由詩
2*
06/5/24 22:51
ジャック&ジョーカー
吉岡孝次
自由詩
1
06/5/24 22:43
雨がバキバキ鳴るまで歌え
新守山ダダマ
俳句
3
06/5/24 22:36
あなたがいつか
茜幸美
自由詩
2*
06/5/24 22:33
散らぬ
蒼木りん
未詩・独白
2
06/5/24 22:32
刑罰よりも長く
虹村 凌
自由詩
1*
06/5/24 22:10
ドロップス
LEO
携帯写真+...
12*
06/5/24 20:48
おしまい
mine
未詩・独白
0
06/5/24 20:07
色彩のカラダ
光冨郁也
自由詩
7
06/5/24 19:41
・
mine
未詩・独白
0
06/5/24 19:31
虚しさを知っている
山崎 風雅
自由詩
4*
06/5/24 19:21
ひかるさかな
松本 涼
自由詩
1*
06/5/24 19:18
イマハノキハ
三州生桑
自由詩
2
06/5/24 18:35
煙草とウィトゲンュタイン
蟻
自由詩
0
06/5/24 17:30
内向的思考型。
腰抜け若鶏
散文(批評...
2
06/5/24 17:02
夏のまもの
なな子
自由詩
1
06/5/24 14:34
ネイチャー
黒川排除 (...
川柳
3
06/5/24 13:53
陽と雨
木立 悟
自由詩
3
06/5/24 13:51
嘘
mine
未詩・独白
1
06/5/24 13:22
ぽえむ君−葉隠−
ぽえむ君
自由詩
4*
06/5/24 12:54
ラブ・アンド・ピース
銀猫
自由詩
12*
06/5/24 11:53
津波警報
チアーヌ
自由詩
4
06/5/24 11:49
貝ひろい
ベンジャミン
自由詩
4*
06/5/24 11:24
私の目に映るもの
朽木 裕
自由詩
5*
06/5/24 10:22
*あじさい*
かおる
携帯写真+...
9*
06/5/24 8:34
忠犬
ペポパンプ
自由詩
4*
06/5/24 8:15
オナニー
七尾きよし
自由詩
2*
06/5/24 6:42
6201
6202
6203
6204
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6206
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6241
加筆訂正:
ひかるさかな
/
松本 涼
[06/5/24 20:56]
ちょっとなおしました
休日
/
山崎 風雅
[06/5/24 16:15]
誤字修正しました
落日、溶けゆくもの
/
LEO
[06/5/24 9:55]
どうしても気になった箇所変更しましたm(__)m
7.9sec.