温くなったコーヒーが 傷口から染み渡る
ホントはただの 泥水なんじゃない?
黒く濁って ドロドロで まるであたしの心みたい
カップの底なんて見えやしない
人間なんてそんなモノね ...
2年経ち
いまも目がいく天気予報
きみ住む町の
今日も降る雪
君が疲れきっているのは
ずっと走ってきたから
君が泣いているのは
ずっと戦ってきたから
君が落ち込んでいるのは
ずっと努力してきたから
君が笑っているのは
ずっと耐え続けてき ...
雨のけむりがからだをぬらし
その刹那の一滴一瞬
服の埃が舞い上がり
微細な雲母のわずかな浮上と
急激な沈下がおこる
ひとつひとつの粒子たちは
街灯のかがやき
店の明かりをすいとり
...
鮮やかな色に道路は染まり
君の淡い朱色の髪と似ていた
家と家の間を抜ける様に光は僕らを照らす
眩しくて瞳を背けた
その間に君は僕の視界から消えた
小さな悪戯が僕を困らす
...
1.老いてても
おしどり夫婦
軽トラで
1999年8月作
2.冬の空
てくてく歩く
人を見て
...
恋人は無理 貴方は私を抱いていった
好きなだけじゃ 駄目でしょ
貴方は キスをしながらいった
体からどんどん魂が流れていく
空虚が体を満たし
貴方の言葉は心を突き刺す
涙も流れず空を見上げ ...
悦びの子。汝はいとすこやかに悦びのこえをあげる。かみのあいしたまいしわが子。君はまなじりをあげて前へ前へと進む。いとうつくしき神の子。なんじに倖せが真白き倖せがもたらされますように。
前に 誰かと話したことがあった
好きな人の好きな人が親友だったら
親友の好きな人が好きな人だったら
わたしは好きな人を好きであることを辞めると思うよ
まさかそんな 漫画みたいな話
...
12月3日付の某朝日新聞に、小野十三郎賞贈呈式の記事が出てました。そこで、選考委員でもある詩人の金時鐘(キム・シジョン)さんの講演の要約が、本人の寄稿として載ってます。これをみて、(あーまたこれかー) ...
ゆうゆうとおよぐさかなをみてきれいだというにんげんどもめ
じぶんはあやつられていないからとたにんぎょうぎなにんげんどもめ
ゆうゆうとみずのなかをおよぐさかさどもめ
しらずにち ...
たとえば
永遠にわたしの思いが伝わらなくとも
あたしはあなたを愛しつづけます
わたしの愛が苦痛ならば
わたしはあなたのために命を投げ出せます
...
今日はこういう日
ざわめきの わけわかんない ピアノ線で かこまれた
ただ ながめるだけなら 許せるんだけど
まえに 進めないジャン
寝ぼけた原色の 雲が あしもとで小さく立ち上がる
...
簡易なグラスに
少しだけ
少しだけでいい
けだるい夜の
インディペンデンスに乾杯を
天文棟は退廃
ブルジョアを嘆く
疾走のエレガントドレス
頬風を斬れよ
サザンカ
十字 ...
■1
知能は現象である
あるいは人間のような形として存在するのでなく
人間からなる社会の上に存在しているものを
知能と呼ぶ
■2
風は物だろうか
火は物だろうか
それは途切 ...
きっと 世界に血が滴っていて
この地球の自転に関与していて
血判のため採られたり
自由のため流されたり
人命救助のため輸血されたり
蚊に吸い取られたり
世界に血の意味を求めて
採血さ ...
大人のいじめ蔓延との新聞記事を目にしたよ。
まずい拙い不味い。
それは。
子供のいじめが問題になっている渦中に。
それはいかんだろ。
暗黒時代をなんとか必死で生きてい ...
人に知られぬ山奥の
地下から湧き上がるその泉
やがては一筋の川となり
海へと流れてゆく
人が届かぬ大空の
空から湧き下りるその泉
やがては一筋の風となり
海へと流れてゆく
地下 ...
前が見えなくなったら
とりあえず下向いて
行き止まりになるまで歩いてみようか?
去年のいまごろ
わたしは受験生で
センター試験の勉強に追われて
とかなんだかんだ言いながらも、
みかんに落書きなんかしていた
あの頃もっと必死になっていれば
今とは違う環境
出会わなか ...
(昨夜は眠れなかったの)
このサバイバル・ワールドに
ルールは無い
傷つく
無防備な心こそが罪であるのだ
心を守らないことが
怠惰なのだ
(好きにすればいい
私もう知ら ...
うたた寝をしていた
週末の終電を降りると
駐輪場に一台
自転車は倒されていた
それを黙って立て直し
冷えたサドルに{ルビ跨=またが}って
軋んだペダルを今日も漕ぐ
人 ...
いい子を演じてる奴が嫌い
表面ずらだけいい奴が嫌い
上辺だけのカニミソが嫌い
調子のいいときだけ話しに入ろうとする奴が嫌い
無駄に落ち込みすぎる奴が嫌い
騒ぎすぎてうるさい奴 ...
目に見えない悪魔が僕を操る
虚言と見せかけの優しさで僕の心を翻弄し
前向きに生きてる自分を闇へと誘う
虚言の陰では偽善者と化し
傍観者の如く成り行きを見続ける
悪 ...
私なりの扁桃腺のアール
を、愛でて。
鈍痛にあなた接吻するネ。
何も感じてないことないから。
明けるまで四時間。
明けてから八時間、私は
髪を切るような手つきで触れる陰茎に ...
お庭にクロッカスが咲きました。春はもうすぐソコデス。
ピンクのワンピースを新調して学校にいったあの子も返ってきます。もうすぐはるです。
今日は12月3日である
Macの右下で
時計が数字を進めている
すなわち
1、2の3である
これでもし
4時56分
12、3で456
それはそれは
綺麗かもしれないな
ただ ...
ガラス瓶のなかの
北風に乗って
飛んでいく一羽の鳩
おまえは
空に引かれた
ひとすじの水脈
かぼそき涙の痕跡
花のようにふるえる声
おまえは
幼年時代
滴りこぼれゆくはずだ ...
マホガニーは薄明で 薄命の夜を始める
教室の窓から身を乗り出していたら
まさにいま
夢中で描いている赤い紫のペイズリーが
絨毯が
迎えに来ないかしら、と よぎる
若者よりもはしゃぐ現在進行 ...
子供の頃壊した記憶は
自分の想い
夢見な幼い想像は
自分のホントはここじゃない
もうじき死んで花ひらく
若い頃壊した記憶は
世界への想い
回りの見えない学生は
こいつら何て馬鹿なん ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
泥水珈琲
琉碧 翡翠
自由詩
1*
06/12/3 21:54
朝
asamir...
短歌
1
06/12/3 21:26
君は笑い続けてほしい
ぽえむ君
自由詩
12*
06/12/3 21:26
きらら
構造
自由詩
4
06/12/3 21:20
約束
海月
自由詩
4*
06/12/3 20:55
冬の作品
ペポパンプ
俳句
5*
06/12/3 20:36
流れ
茉莉香
未詩・独白
3
06/12/3 20:26
悦びの子。
すぬかんなが...
自由詩
2
06/12/3 20:09
予言的中
哀音
自由詩
3*
06/12/3 18:38
短歌的抒情は現代詩の敵か?
uminek...
散文(批評...
9+*
06/12/3 17:53
じゃくにくきょうしょく
李恵
未詩・独白
0*
06/12/3 17:18
月
〃
自由詩
1*
06/12/3 17:18
今日はこういう日
メルメル
未詩・独白
2
06/12/3 17:18
ドルアーガー
キメラ
自由詩
5
06/12/3 17:16
断片
佐藤伊織
自由詩
5*
06/12/3 15:15
今日も世界に血が滴って
アハウ
自由詩
2*
06/12/3 15:04
子は鎹。
もののあはれ
自由詩
6*
06/12/3 14:04
空の泉
ぽえむ君
自由詩
7*
06/12/3 13:49
道
愛心
携帯写真+...
6
06/12/3 13:45
去年のいまごろ
lazy
携帯写真+...
11*
06/12/3 12:30
no rules
ty
自由詩
0
06/12/3 12:13
夜道の信号
服部 剛
自由詩
15*
06/12/3 11:41
きらい
李恵
未詩・独白
1*
06/12/3 11:40
悪魔のささやき
Direct...
自由詩
5*
06/12/3 11:34
売春譜
SPINOZ...
自由詩
5*
06/12/3 11:19
春をまつきみへ。
すぬかんなが...
未詩・独白
1
06/12/3 11:06
くるくる
uminek...
未詩・独白
1*
06/12/3 10:04
鳩
青色銀河団
未詩・独白
10
06/12/3 9:45
レインミュージックはマホガニーの薄明で
たちばなまこ...
自由詩
8*
06/12/3 9:45
小さな灯火
プル式
自由詩
2*
06/12/3 9:41
5965
5966
5967
5968
5969
5970
5971
5972
5973
5974
5975
5976
5977
5978
5979
5980
5981
5982
5983
5984
5985
5986
5987
5988
5989
5990
5991
5992
5993
5994
5995
5996
5997
5998
5999
6000
6001
6002
6003
6004
6005
加筆訂正:
きらら
/
構造
[06/12/3 21:21]
雲母 できららと読むらしいね。
7.68sec.