まいあさ
いちばんさいしょにたしかめる
まどべにころがった
こいしたち
ざらざらで
しみがあって
いびつなこいしたち
だいじょうぶ
なみうちぎわ
あのとき
あんなにきれいだった ...
三ヶ月で始まりから辞めていく
そんな僕らはどこかが壊れているらしくて
東京の角という角を、折り合わせるようにして
閉じていく
手のひらは合わせるためにある
僕らは壊れているらしい
継ぎ接ぎ ...
その指先から
放たれた熱に
目眩して
浮遊する

私もまた
ひとつの
季節なのだと

いずれは
白く
凍ってしまう

冬枯れの木のように
 いつだって それは流行りすたりで 忘れられてしまうのだ
 多分 何年かの周期で
 誰かが 自ら 命を絶つたびに
 それこそ 今始めて それが問題になったかのように 騒ぐ

 連綿と 続 ...
くちべにがなかったので

苺ジャムを のせてみた



妖しく光るくちびるは

あまい香りとふつりあい



苺畑に迷い込んだ王子様が

このくちびるに

くちづけ ...
涼しくも親密な風が肌に纏う
山手通りを僕は行く

この時点でどの地点
この視点でどの次元

知りたがらない疑問符たちが
流れては逝く目黒川を横目に
僕は歩く


季節に気づかない ...
詩を書く時はほどほどに… 紅葉が近づく{ルビ樗谿=おうちだに}は
とうめいなたくさんの蛍が
言葉だけつまった
名前だけの思い出を
夕暮れにかえそうとする

いろだけになってしまう
ぬくもりを失うと
とうめいにな ...
嬉しい時はにこりと微笑み
怒った時は声を荒げ
悲しい時は涙を流し
彼女達はいつも輝いていました

なのに私は涙すら流せない

そんな私に涙すら出ない
野道をアヒルが腰を振り振り歩いていた
前方に蛇が長々と寝そべっている
アヒルは気味悪がって
引き返そうか
進もうかとひとしきり思案して
結局
蛇を遠回りに避けていく
重たい腰振り ...
家を出て 寒空の下に 身を晒し
凍えて思う

もうかえろう
夜の中に溶けていく
始まりの時
色褪せた時間
鼓動は静かに
空間を包む

赤いシグナルがまた
ねじ巻き始め
青いシグナルがまた
加速を促す

時計は21時半
永遠の始まり
記 ...
インドの山奥
謎の動物が現れ
胸を叩き威嚇して
おお暴れ

シタールの音
線香の匂いがキツイ
7年風呂に入っていない
河という物を知らない。

多様性の保持には
中規模の撹乱が必 ...
ビルの谷。
湿気のない風が、舗装された庭に吹く。

紅葉する桜、空に昇る息が鳴る。

タバコを手にしたサラリーマンに混じって、
ゴミ袋を持った老人が歩く。
靴下が汚れている。
靴も汚れ ...
あなたがくれた諭吉3枚で
素敵な夢をみましょう
あたしが持っている鋼の心を鏡がわりにしていいわ
あなたがくれたこの紙きれ3枚で
極上の夢をみましょう

何も持ち合わせていないあたしにだって ...
ひとつの星が
ひとつかみの曇を引き連れてゆく
定まらぬ夜の噴水
戻らぬものの行方
はばたきの影


かわいた溝を雨が流れ
羽を持つものはみな飛びたち
持たぬものは淀みに廻 ...
夜を知らぬ服を着て
夜を歩けば
夜は増す



夜は触れる
夜は浮く
夜はうたう
夜は{ルビ清=す}む
北朝鮮の核の脅威
明けても暮れても
テレビの報道合戦
太鼓が鳴り響く街

朝鮮戦争の作り出した
産物、アメリカが悪い
お尻に火がついている
世紀末は今すぐ目の前

身の破滅だ
神 ...
なんで
けいたいなんか
できたんだろう
むかしはさ
こんなのなくても
つたえあえたんだよ
おもいだして
くれないだろか
ちいさながめんから
ひろがるせかい
ほしになったり
...
◇寒い日


世界を圧縮したものが
新聞だ

さう信じてきた浮浪者が
新聞紙を丸めて火をつけた

世界よ
大きな顔をして
人を舐めるな

おまへは俺の手を
暖めることさへ ...
生かされている理由は、いまだ分からない

けれど

僕は、生きたいと思った
君の顔を見た
あんな近くで見たのは何年ぶりだろう
目も髪も君の肌も
変わってなかった

記憶と同じ君の声は
ずっと聴きたかった声みたいだった
愛おしい声だった
ちょっと低 ...
なにかが

欠けている

なにかが

足らない

あれだという

目星はついている

でも

それは

とおくに

あって

僕の

半身には

ならな ...
{引用=




花の種を撒くように
あなたはゆっくりと回転する
スカートが揺らめき
微かな銀色が
しなやかな指先から
こぼれる

それが
遥かに
風花のように
わたしに ...
ただそこにいる
それが許されない存在は
どこにも存在しない
どこにも存在してはならない

存在を否定される存在は
どこにも存在せず
どこにも存在してはならない
存在を否定する存在もまた ...
野外でパンツを脱いだり
おしっこをしたり
おっぱいを出したりする様な
女の子が好きになった
精液が膣から溢れ出した
彼女は石女だったから
精液は何度でも溢れ出た
そんな女が好きになった
...
心臓の音が滞空時間を刻む

私園の片隅から色とりどりの風船湧く

にまいばのあいだとおってかえって、風

疲れて電極みたいってことを壊して伝える

飴煮えて逃げる兄弟のつめたい息

...
秋風に 吹かれて光る くもの巣に
   
   いちばん星が 捕まっている
セトウチジャクチョウ!虫の名前。
メソポタミア!テレビに出てる眼鏡かけた外人の名前。
トランスフォーマー!!!駅の中にある機械の名前。
ホワイトバンド!!白人音楽グループ。
ケーヒンコーギョー ...
眠れない夜を眠れば
朝もくる
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
こいしアンテ未詩・独白406/10/20 3:07
ビターチョコレート霜天自由詩806/10/20 1:10
環流する季節LEO携帯写真+...23*06/10/20 0:10
逃げろ(独白)月音未詩・独白206/10/19 23:50
苺ジャム幻想かとうゆえ自由詩5*06/10/19 23:41
山手通り松本 涼自由詩206/10/19 23:34
4コマポエム(No.7)ぽえむ君携帯写真+...5*06/10/19 22:26
砂丘で蛍を見たあいつたりぽん(大...自由詩1506/10/19 22:20
涙すら出ない粕身鳥自由詩006/10/19 21:59
アヒル謳歌杉菜 晃未詩・独白9*06/10/19 21:52
家出粕身鳥短歌106/10/19 21:44
世界は動き始める 僕は眠りに落ちるプル式携帯写真+...1*06/10/19 21:39
中規模撹乱説ペポパンプ自由詩3*06/10/19 21:28
ひそかな誘惑ブライアン自由詩106/10/19 21:07
諭吉3枚ごまたれ自由詩5+06/10/19 21:06
鳴夜行 Ⅱ木立 悟自由詩306/10/19 20:58
ノート(43Y.10・19)未詩・独白206/10/19 20:51
核爆弾ペポパンプ自由詩2*06/10/19 20:24
しょうじょめしべキメラ自由詩406/10/19 20:12
寒い日  みんな浮浪者杉菜 晃自由詩7*06/10/19 17:33
理由智之未詩・独白006/10/19 16:36
mkp_44自由詩006/10/19 16:03
水平線自由詩006/10/19 14:07
遠く 風花まどろむ海月自由詩10*06/10/19 13:43
存在の存在ぽえむ君自由詩5*06/10/19 13:37
かつおぶし虹村 凌自由詩006/10/19 13:23
アルカディック・アルカディアリア黒川排除 (...川柳806/10/19 13:14
秋の くも 。Lucy.M...短歌6*06/10/19 13:07
授業まであと15分くらいなので(略)ピッピ未詩・独白6+*06/10/19 12:09
不眠ふくだわらま...俳句106/10/19 11:10

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加筆訂正:
めぐる/蒼木りん[06/10/20 0:34]
ありがとう。少し直しました。
環流する季節/LEO[06/10/20 0:23]
タイトル変更しました。
荒川洋治を読んでみる(七) 『楽章』/角田寿星[06/10/19 23:11]
恥も外聞もありゃしない用語解説、追加。
柿の実/服部 剛[06/10/19 12:09]
更に推敲しました。 
柿の実/服部 剛[06/10/19 11:39]
一部訂正し、題も変えました。 
品詞の活用法/吉田ぐんじょう[06/10/19 11:11]
いやです→すきでした、に変更。
5.65sec.