あの林檎が熟れたらはじめよう
不似合いなレスポール、
かついだ少女のアンビバレンス
無常だって歌えるさ。
少女はもう15歳で
恋だってとうの昔にしたし
愛だってとうの昔にしたし ...
朝と歌う鳥達と目覚めを奏で
沈んだまま浮いてこれない ガラス細工を
丁寧に 丁寧に 探す
そこが 原点であり真実であるから
朝を歌う鳥達は高い空へと舞い上がり
弧を描きながらもまっすぐに ...
「憂国」
(次は右、今度は来てね約束よ)宛てなき知らせ流れて割れる
「橙火」
オレンジを投げつけ投げ捨て部屋の中 炎で胎を焼き尽くせたら
「岸」
春彼岸 何かを背負い行く乙女 ...
憂う雨しとしと泣いている
身に染みいるような
寄生虫(むし)の様
紛う影あの人が近づく
そして通り過ぎる
それだけの人
夢しんしんと
うるさい雪の様に
積もり積 ...
いつかもっと
大人になったら
またあなたに
会えるのかな
もっと心から
大人になれたら
またあなたに会いたい
北海道かぁ・・・
遠いよ・・・
距離も
心も
...
目覚めれば人差し指が動きだしどうにもならんと膝に書きけり
くだらない疑問
食わず嫌い王は一体いつ決定するのだろうか。
...
君の口から
当たり前のように
吐き出された言葉に
悔しさが込み上げ
何でもないことのように
かわした自身の言葉に
ひどく
衝撃を受ける
あの頃
言葉はどんなにか困難で
...
うたう
うたわないよ
メールしない
存在しない
声
方角
存在しない
ボクは
安心したかった
全身で
もう
ずっと大丈夫
そんな声を聞きたかった
でも誰も
うたう
うたわ ...
森を抜けて。ふたりで大好きな
ちょっとしたぬかるみに座っている。
湖がそこにあって。
おしりが少し、ぐちゃってなって、
説明のつかない気持ちよさ。
水面に映ったきみの顔ばかり見て ...
乾いた
木の葉を振り落とし
あなただけが生き延びる
それがあなたに
必要な作業
限られた
冬の季節を過ごすため
信号待ちで
見上げる私の
その
わずかな隙間にも
...
夜明けである
ペーパーの山場を越えて
煙草を吸う
テレビは
エロDVDの通販番組
疲れた心を癒してくれる
モザイクの向こうのオッパイ
美しいツーケー
いいなぁ
いいなぁ
...
心なんて要らないなんて嘘だ
残酷なまでに全てを詩にして
いつかきっと人を殺す気がする
そしてその死でさえも詩に
***
君が私に抱かれる事を望むなら俺は厭わない
ただ君はわかってい ...
糸の光
曇に沈み
雨は低く
小声 小声
まぶた かけら
冷えて重なり
愚かしさのまま
流れ 昇る
高く積まれたもののなかから
少しだけ見える鏡の先端
ま ...
時の流れは砂時計
糸の切れた風船のように
狭い部屋で漂うだけ
今日は朝から誰からも
連絡がない
そんな日も悪くないものだ
しばしの怠惰な時間を背に背負う
曇天の空の下 ...
ねえ…
ここはどうしてこんなに暗いの?
もう、戻れないの?
なんで、私は独りなの?
けしてよ、私なんて。
なんで、生きてなきゃいけないの?
いやだよ、一人なんて、
世界なんてもう見えない ...
焦がれ
ブリュレ
香ばしく
甘過ぎず
君は
レアチーズの謙虚さで
焼きたてシフォンの上に
とろけるヴァニラアイス
クレ-プ
...
いつの頃からか
人は言葉を読むことから
言葉を見るようになった
歩きながら
食べながら
話しながら
読む言葉から
見る言葉へと変わっていった
布団の中でも
地下の中でも
...
水戸黄門の印籠がミトコンドリアになった、と昼のニュースで
これがミトコンドリアです、と書いた近く日直の僕の名がある
明日からあなたが使うベッドを夜中に一人で組み立てている
...
雨の日は、きらい。
雨の日は、こわい。
雨の日は、さむい。
雨の日は、いたい。
雨の日は、つつぐ。
みずうみの名は
みどりこ
といいます
その昔、此処は険しい谷で
人も獣も草も水もありませんでした
みどりこは
ちょうど五本指の掌みたいなかたちをした
ゼリィ状のみどりこでした
ひら ...
糸島の{ルビ芥屋=けや}の浜辺の浜砂鉄君が素足の白き色映ゆ
心をうばわれた
覚悟を感じた
貴女を胸に刻む
いつも一緒にいるふたり
趣味や考え方はすごく似ているのだけれど
人に対する価値観が全然似ていない
ひとりは考えすぎ
あの子はこう思ったかな
ああ言ったのはまずかったかな
きっとこ ...
青い空と碧い海と積乱雲
果てしない空間がそこにはあった
油断でもしようものなら
水平線に吸い込まれてしまいそう
波音と潮風と笑い声
澄みきった空間がそこにはあった
...
平和は
広い
安全は
狭い
ひらひらと黄色の葉が落ちてくる。
それがどこから流れてくるのか気になって
思わず上を見上げた。
「うわぁ!」
イチョウが見事に黄色に染まっていて
それが雲ひとつない空の青と調和して
...
お隣の洗濯物も
そのお隣の洗濯物も
そのまたお隣の洗濯物も
ふんわり今日は乾くだろうと
あったかい陽射しに
目を細めずにはいられない
冬だというのに
春の匂いがするのは
あなたの
洗 ...
一人ぼっちで 山小屋で過ごす 夜ってやつは恐ろしい。
眠りにつくまであと少し。そこでまた再開するように
口火を切ったのは流れ星。真っ先に迎撃されたのは
真っ赤な唇―、吐き出された白い吐息は男 ...
中目黒。
都会なんか大嫌いで
ましてや渋谷から二駅のこんな駅で
あんたと暮らすこと夢みてたなんて
ほんと論外。
この5年でこんなに苦くなった。
『思い出は美化される』
あの法則はどこ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ショー・タイム
lazy
自由詩
6*
06/11/23 23:23
原点のガラス細工(見崎 光さんとの合作)
ぽえむ君
自由詩
11*
06/11/23 23:06
ミゼット(11〜16)
ミゼット
短歌
3*
06/11/23 22:51
東京
なかがわひろ...
自由詩
9*
06/11/23 22:37
手紙
黒花
自由詩
2*
06/11/23 21:59
人差し指
A-29
短歌
1
06/11/23 21:35
くだらない疑問
まっさ
未詩・独白
2
06/11/23 21:23
過ぎ去りし
彰
自由詩
2*
06/11/23 21:20
うたううたわない
uminek...
未詩・独白
4*
06/11/23 20:08
湖畔
たたたろろろ...
自由詩
7*
06/11/23 19:42
冬支度
uminek...
自由詩
12*
06/11/23 19:29
エクステンション
虹村 凌
自由詩
5*
06/11/23 18:48
痴話
〃
自由詩
1+*
06/11/23 18:35
ノート(指記)
木立 悟
自由詩
8
06/11/23 17:24
羽ばたくために
山崎 風雅
自由詩
6
06/11/23 16:22
for sook
桜木 ハル
自由詩
6
06/11/23 15:17
スウィーツの恋人
橘のの
自由詩
2
06/11/23 14:21
いつの頃からか
ぽえむ君
自由詩
11*
06/11/23 13:56
ミトコンドリア系
たもつ
短歌
9*
06/11/23 12:30
雨の日。
狠志
携帯写真+...
1
06/11/23 12:00
みどりこ
ピクルス
自由詩
8*
06/11/23 11:43
ある夏
A-29
短歌
1
06/11/23 11:10
創書日和「白」 凜
逢坂桜
携帯写真+...
8*
06/11/23 9:28
ふたりと さんにんめ
アキラ
自由詩
1*
06/11/23 7:06
sea of summer
れるむ
自由詩
1
06/11/23 6:13
つぶやき
FUBAR
未詩・独白
1*
06/11/23 5:15
すばらしい日々
はるこ
散文(批評...
2*
06/11/23 2:43
so feel good
LEO
自由詩
26*
06/11/23 2:10
「山小屋」
プテラノドン
自由詩
3*
06/11/23 2:09
中目黒の馬鹿女
ごまたれ
自由詩
21*
06/11/23 1:34
5984
5985
5986
5987
5988
5989
5990
5991
5992
5993
5994
5995
5996
5997
5998
5999
6000
6001
6002
6003
6004
6005
6006
6007
6008
6009
6010
6011
6012
6013
6014
6015
6016
6017
6018
6019
6020
6021
6022
6023
6024
加筆訂正:
祝、人間
/
山崎 風雅
[06/11/23 2:30]
タイトル変えました
5.91sec.