手作りの飛行船に乗って
大陸の端っこから
ひとり こっそりと
大空へ飛び出して約1ヶ月になる
着陸する方法はとっくに忘れた
水は飲み尽きて空っぽ
食料もあと ...
夕暮れの近づく音がするので
ポッキーを食べながらベランダに出てみたら
銀色の機体に夕日を反射させながら
巨大な鯉みたいな旅客機が
山の向こうにふわふわと飛んでいくのが見えた
あの山の ...
するするする
春をする
用水路も
ミンツも
サッカー少年も
するするする
春をする
辺縁系も
UFOも
カーリーヘアも
くるくるくる
春がくる
甲羅がぽかぽか
あったかい
小さくたって
確かなしあわせ
終焉の華やぎを纏い
空いっぱいに広がる桜の隙間を
北風が逃げてゆく
見上げれば天晴の青は淡く
春を深く含んでいる
息を吹き返した芝生の向こうでは
まだ親指姫の誕生しないチューリップの固 ...
連綿と続く生命 メメント疼く延命
バラバラスプラッタ腹 つまり 剥きっ腹から段々腹
バラバラスプラッタ腹 つまり 剥きっ腹から段々腹
美女微笑のビジョン−歪み→附子細工の蒸し返す不在 ...
一昔前
瞳に光を宿す僕
ドーナツの穴に飛び込む
そこで見たものは
それから
カレンダーを2回変えた頃
君に逢う
全てが君のために流れているのかと
そう思った
ドーナツの穴は
...
タイムの花が咲いてる
私の知らないうちに
がっかりしてても
しょんぼりしてても
同じように時は過ぎ
また花は咲くんだね
1
メリケンヒーロー空を飛ぶ
今日も国民の為に空を飛ぶ
みんなを守って満面の笑み
画面の向こうでこの俺が
「気持ち悪ぃ」と呟くも
彼は矢張りヒーローなのだ
メリケンヒーロー空を飛ぶ
...
『経済』
私のため
ひとつ法律を
さらり書き上げる
揺れるカーテンから
隣近所の花壇の香り
風と共に
ふたつ階段を
のぼってくるり
振り返っても私はいない
人をな ...
レインボーブリッヂはセヴンブリッヂ。
七つの色は罪の色。
「まるでトウキョウみたい」と僕は呟いたのでした。
海も山も陽も街も
自分も俺も全部嫌いな勝手な女が言ってたんだ
「あの橋は河を渡る為にあるんじゃない。
あの橋は河で溺れる為にあるのよ。」
最初は何を言ってるのかてんでわからなかったけど
最 ...
ある学習塾の学生講師は理想に燃えていた
自分の抱いた教育を実践しようと
会社で用意した教材は一切使わない
会社に残り家でも考え
時には大学の講義も放棄して
自分で作成したプリントを配っては
...
油絵の夜を逃げ出した。
すっかり晴れた気分だが
本物の太陽少し眩しくて
早速蕩けてしまいそう。
憧れた世界。
これが案外広いんだ。
憧れの在処は意外に遠いから
君に手紙を書くよ。
...
仕事 ほっぽり出して
詩なんて書いてる
なんか悩んでる
25歳 初恋でございます
ほしいものは なんでもあげる
いらないものは全部捨てていい 無理しなくて良い
微々たる ...
子供の頃、僕らは社会見学で宇宙船を見に行った
飛行場の長い滑走路に降りてきたそれは
船体に星空を貼り付けているわけでもなく
凶暴な触手の持ち主が船体を食い破っているようなこともなかった
船から ...
降り積もる白雪は
全ての音を吸い込んで
今日も視界を埋めてゆく
白く閉ざされた世界の扉に
近づく不安は忍び足
積み重なった雪が溶けるとき
あなたの気持ちが解ければいいと
そう ...
君から奪ったギャルソンのコート
とてつもなくカッコいい
真っ黒でサイズも僕にピッタシ
ソレを着ちゃったら
僕は君のよーにお洒落になれたよーな気になってしまうんだ
君から奪ったギャルソンの ...
いま
{ルビ仄=ほの}明かりの部屋がとても寒くて
ぼくは
コカ・コーラの気が抜けてゆく潮騒の中で
花が開いていくのをじっと見ている
足が冷たく
息の僅かな白さの中に
ちいさな子供だった頃 ...
物の見方を変えるために
距離を置く
物の良いこと悪い事
その両方が見ることが出来る
俺はこの前
詩を書く事に
距離を置いてみた
自分は綺麗事を並べているだけなんだろう ...
「楽しいイベントの中にも
悲しい出来事が含まれている
順調に進んでいるように思えても
簡単に振り出しに戻ってしまう
悲しいイベントの中にも
楽しい出来事が含まれている
一回 ...
{引用=
手紙のうえを 匍匐する 春の補色残像と 虚飾で
ペン先が 紙を愛撫する この前頭葉には 潤いが
どうも足りず 西洋風の
横書き ...
?.
なんだかみんな似てるね
みんな美人ぞろいだね
あのこ ああ、あのこなんか
絵にしても いいね
なんだかみんな似てるね
でもおまえだけ少し違うね ...
帰宅ラッシュだった
階段で圧力に耐えかね
ひょろ長い女の背を
あわあわと胸で押してしまった
(押すなよおっさん!
おっさんではない
武士である
{ルビ法度=はっと}に ...
陽光 燦燦
青空へ 誘う 透明な想い
世界は 光の乱反射
聞こえない 音の余韻
コップに溢れる 炭酸水
綺麗な 想い出は 弾け散る 青だから
この青空に 記憶させる 注ぎ込む
...
一。
昨日はちょっと、
あたしが言い過ぎた。
…のかもしれない。
でも、
あやまらない。
あやまりたくなんてないもん。
あんな言い方なかったも ...
草の汁の香
冬の忌に満ち
かさぶたとかさぶた
双つの雨粒
ゆるりと肌に消えてゆく
脚の十字 手の十字
持ち上がる夜と闇の音
落ちる音 穿つ音
かたちを残し
流れ去る音 ...
知らないのは罪じゃないよ
でもね知ろうとしないのは
きっといけない事だと思うんだ
目を背けていつまでも知らんぷりじゃ
いつの間にか置いてきぼりだよ
昨日よりも少しだけでも ...
幻聴 それは孤独な僕には良き話し相手さ
灰色の荒野には凍り付いた骸が地平線の向こうまで続いている
僕はその真ん中に胡座をかき 両手を合わせて宇宙から風に乗ってやって来る煩悩を心に取り入れてい ...
まだ興きたばっかりの国同士が争っていた頃
僕はある国の一下級兵士の息子としてこの世界に生を受けた
子供の頃から疎開が絶えず 友達も将来は兵士になって国の為に尽くすと教育されていた
僕は戦 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
飛行船の旅
オズ
自由詩
1
07/4/5 18:09
カスミちゃん
大覚アキラ
自由詩
5
07/4/5 17:57
すくすく
ポッケ
自由詩
1*
07/4/5 17:17
亀日和
weed &...
携帯写真+...
0*
07/4/5 16:57
擦れ合うゆびさきで
銀猫
自由詩
15*
07/4/5 16:56
Fuck FAT Dead....
影山影司
自由詩
0
07/4/5 16:54
夢と僕、時と君
美月朱恋
自由詩
2
07/4/5 16:12
タイム
weed &...
携帯写真+...
4*
07/4/5 15:53
1、2、HERO
虹村 凌
自由詩
1*
07/4/5 14:37
経済
柴田柴助
自由詩
2
07/4/5 14:15
トウキョウセブン
虹村 凌
自由詩
2*
07/4/5 14:11
セヴンブリツヂ
〃
自由詩
3*
07/4/5 14:09
理想の教育
ぽえむ君
自由詩
4*
07/4/5 14:05
夜の窓辺に。
チェザーレ
自由詩
4
07/4/5 12:51
25
北大路京介
自由詩
11*
07/4/5 12:04
社会見学から地球崩壊まで
楢山孝介
自由詩
6*
07/4/5 12:03
扉
朱華
自由詩
4*
07/4/5 11:54
君から奪ったギャルソンのコート
うおくきん
自由詩
3*
07/4/5 11:41
花冷え
水町綜助
自由詩
35*
07/4/5 11:23
距離を置く
テルテル坊主
自由詩
3*
07/4/5 11:04
人生ゲーム
1486 1...
自由詩
9*
07/4/5 10:59
tegami
はらだまさる
自由詩
11*
07/4/5 10:39
おまえからすべて奪って
水在らあらあ
自由詩
23
07/4/5 10:31
武士のきもち
佐野権太
自由詩
34*
07/4/5 10:12
青空に記憶させる
アハウ
自由詩
7*
07/4/5 9:47
「 あーそーぼっ。 」
PULL.
自由詩
5*
07/4/5 9:31
ふるえ はざま
木立 悟
自由詩
4
07/4/5 7:25
輝きながら
優飛
自由詩
5*
07/4/5 6:52
いつかブッダになれたら
はじめ
自由詩
4*
07/4/5 6:10
スジャータ・マリア
〃
自由詩
2*
07/4/5 6:10
5675
5676
5677
5678
5679
5680
5681
5682
5683
5684
5685
5686
5687
5688
5689
5690
5691
5692
5693
5694
5695
5696
5697
5698
5699
5700
5701
5702
5703
5704
5705
5706
5707
5708
5709
5710
5711
5712
5713
5714
5715
加筆訂正:
武士のきもち
/
佐野権太
[07/4/5 15:21]
やや修正
花冷え
/
水町綜助
[07/4/5 14:12]
若干加筆
社会見学から地球崩壊まで
/
楢山孝介
[07/4/5 13:14]
終盤若干修正
6.8sec.