ねえ もう桜
見上げた空には 
花びら

去年とは違う君
去年とは違う僕
川面の色
遊覧船

舞い散る花びらも
さみしくない
こわくない

たとえどこに落ちようと

変わ ...
ぼくは今
2つの分かれ道の前に立っている

1つは水へ
1つは土へ

水は乾いた心に潤いと安らぎを与え
今まで辿ってきた道の
過去の事実と思い出を語りだす

土は浮いた心に土台と勇 ...
誤解だとしても君が怒ってるんなら

悪いのは僕なんだろうね

ごめんよダメな僕で


簡単に謝るくらいなら最初からするなって

君は言うけど

反省はしてるんだよホントに ...
首の後ろ
うなじあたりに
赤いボタン
 
押したら
何か変わるらしい
 
それなら
一番 最初に
戻りたいな
 
何にも持っていない
まっしろなときに
 
なーんて
いつ ...
山川駆けて 広いおとこに
影陽捕まえ 強いおんなに

薪をかさねて 干したら眠れ
井戸のくみ水 かかえて帰れ

鯉が釣れたら 背に垂らせ
花を摘んだら 額でかざせ


白川の流 ...
真夜中にコンビニに行くのは
森に分け入っていくときの
あの感じに似ている

とても疲れているので
栄養ドリンクと
2錠で100円の錠剤を買って
再び暗い森を歩いて帰る

そういえばず ...
東京の街に出てきました
あいかわらず僕はなんとか大丈夫です

と誰かに歌った人がいました
そしてぼくもまた東京にいます


東京は来るたびに汚くて田舎くさいと思います
人の臭いが強すぎ ...
地上12階から遠望する 驟雨沛然 死ねないシネマ
顔をしかめて しめやかに濡れる ショパンという名の失業者

住所不定 慢性的に胃弱の犬が 活発な殺意で吠えている
名前を忘れた囚人たちよ 明滅 ...
流れる車両に身を委ねて
世界に逆らって辿り着いた駅は

{ルビ鈍色=にびいろ}

還る人々に身を溶かして
改札を一歩 踏み出した途端に

{ルビ冷雨=ひやあめ}


いつからか
...
首筋から
次々と抜け出していく
幾筋もの熱の糸たち
あなたを前にほどけて泣いてしまう

朝が来たり夜が来たりするたびに
揺れているのだきっと
いつだって泣く準備はできていたのだ
だから ...
僕の孤独に舞い降りる
何度も繰り返し響き渡る
揺るがぬ真実
生を紡ぐ理由
宇宙を貫き通すリズム

・・それはアナタの鼓動だ
静かに脈打つアナタの鼓動だ
 マテリアルな世界で
 確かに便利になった
 俺達を囲む電脳世界
 なんでもかんでも気軽に手に入る
 愛の薄くなった物質

 終わりが始まりの合図
 このまま
 このまま

  ...
灯台の積層レンズから
ここにいる、と叫ぶ声は
遠くからは星
近くからは秒針
海霧に照らし出す
港という駅

造船所の大きなクレーンを
右手にみながら
故郷はいつも
思い出せない何か ...
何にもない、何にもないってよ俺たち
肩を寄せ合って
それで夢ばかり詰め込んで
どんどん広がって、どこまでも広がってさ

まみれた両腕で
濡れ手で粟、そうやって集めたモンが
ひゅうと、そよ ...
雨が降るよ
こんな深い夜に
追い討ちをかける様に
雨が降るよ

雨音は単調な二音の伴奏
群がる音符は
飛び散る水しぶきと
破裂する

真っ暗闇の薄明かり
電灯は雨 ...
懐かしいノートを 取り出した
短い詩と ともに 行ったり来たりする心が
眠っていた

そうだね そんなこともあったね

1つも忘れてなんかいないと思ってた あの時からの出来事も
いつしか ...
もっと北の国では、雪が降るという。
ここでは雪は降らない。
でも、風が吹く。
そして、空が澄み、
星が降る。

極寒の異国で見た雪は、
見事な華の形をしていた
じっと見つ ...
人ごみに押されて流されながら
また目的に届けない場所に戻っていく
欲しいものは少しだけ先にあって
悪い予感だけが現実になって頬を叩く
それはもう生きているジンクス

歩こうが走ろ ...
太陽を覗く
開いたばかりの瞳
裏側にあるものが見えるか

嗚呼眩しすぎて
嗚呼霞む真実
行方知らぬ
惑星の証を
辿る足を掴め

響く声
宇宙が耳を塞ぐ
消失 ...
その時何を考えていたかは
とうの昔に忘れてしまったが
其処から見ていた景色が
哀しい程美しかったことだけは覚えている

閉じかける目を
何度も何度も抉じ開けて
恐らく
君は何かを伝えた ...
夢に向かう姿勢なんて

ただ、ただ

綺麗な光にしか見えないのです。

夢を語る嬉々とした笑顔など

ただ、ただ

眩しい光にしか見えないのです。




足をくじい ...
飴玉みたいにゆっくり溶ける
息を吐く事が出来なくて
目の前がちかちかする
魔法使いになりたい
そうしていつまでも溶けない
飴玉を作りたい
君が、
昨日よりも
薄く
見える

数ミリ
ばかり

気のせいだろうか

この世界の
奥行きが

昨日よりも
薄く
見える


今日という
平面に

僕たちは ...
 あー、ホント、善とか悪とか良いだの駄目だの鬱陶しい。
 ゆるゥく手段を問わずに行きますわ。生きますわ。
 まるで「私は法典辞典」なんて顔に書いて、善悪を語る輩なんて嫌いなんですの。


  ...
{ルビ春風=しゅんぷう}やマイケルジャクソン来日す      青くなった春のまぼろしを
     赤くなった夏のかげろうを
     白くなった秋のおもいでを
     黒くなった冬のトルソーを
     はつはるの霊気をはらんだ
      ...
しろとくろのあお
しめったスクリーン
誰もいない建物の隙間で出会う
たどたどしい顔の崩れた思い出


食用になって別れを告げても
未だに誰からの電話もない
月曜の深夜から高速道 ...
綻びをつくろうために
いつも
針と糸を持ち歩いている


『影縫い』


性分なのか
ほつれた影を見ると
どうにも放っておけない
影の形は
人によって様々だ


明るく快 ...
だうな〜で 
仕事さぼった翌日に 
こころの{ルビ垢=あか}・{ルビ錆=さび}ふりはらい 
いつものバス停に向かう 

歩道の 
前を歩く女子高生 
突然ふりむき 
( すかーと ふわ ...
解体の旅は 夕焼けの
つきあたりに 羽をちらした
母系の方言は やぶれた
途方にくれて  さいごの
勇気を まさぐっている
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
さくら雲uminek...自由詩6*07/3/11 10:00
ぽえむ君の旅−水と土−ぽえむ君自由詩5*07/3/11 7:20
「自己嫌悪」BM自由詩2*07/3/11 6:21
リセットボタン倉持 雛自由詩307/3/11 5:37
肥後童唄soft_m...自由詩6*07/3/11 4:23
コンビニまで大覚アキラ自由詩607/3/11 3:15
新宿知風自由詩507/3/11 3:04
夜へんなこたーな...自由詩007/3/11 2:55
*雨路物語*ちと自由詩1*07/3/11 2:51
寄り添う夜かのこ自由詩607/3/11 1:55
鼓動P.B.自由詩007/3/11 1:41
完全燃焼山崎 風雅自由詩207/3/11 1:27
駅・函館たりぽん(大...自由詩10*07/3/11 1:15
89、泡 【あわ】雨宮 之人自由詩4*07/3/11 0:58
雨降り夜なかがわひろ...自由詩4*07/3/11 0:38
記憶<18のprose-11->ウデラコウ自由詩3*07/3/11 0:38
刹那深散自由詩307/3/11 0:34
rain自由詩007/3/11 0:28
生まれ見る現実なかがわひろ...自由詩0*07/3/11 0:12
モンスター智鶴自由詩2*07/3/11 0:00
暗闇わるつ李伍 翔携帯写真+...1*07/3/10 23:46
小さなキッスと大きなハートプル式自由詩3*07/3/10 23:43
ブラウン管043BLU...自由詩407/3/10 23:25
善し悪しの言葉 ヨシュアの言葉影山影司自由詩007/3/10 22:21
春風やささき俳句107/3/10 22:19
風のいろ-2007/1/1-信天翁自由詩207/3/10 21:55
モノトーン/スクリーン捨て彦自由詩007/3/10 21:53
影縫い蒸発王自由詩6*07/3/10 21:49
まい・れぼりゅ〜しょん ー僕の太陽ー  服部 剛自由詩12*07/3/10 21:28
そろもん(蹉跌の話)みつべえ自由詩107/3/10 21:23

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加筆訂正:
まい・れぼりゅ〜しょん ー僕の太陽ー  /服部 剛[07/3/11 7:32]
一部書き直しました。 
89、泡 【あわ】/雨宮 之人[07/3/11 0:59]
2007.03.01初出。少し改変。
僕が詩を書く理由/[07/3/10 22:44]
少しずつ推敲。。
7.31sec.