ある夜ふと私は眠り方を忘れてしまった
思い出そうと頭を振り絞ってみたけれど
それほど易しいものではないようだ
私の眠り方は私しか知らない

何日もすると
私は眠り方を忘れた自分に ...
壊したい

全てを壊したい

どうしてだろう、目の前を通る人を壊したい

目の前にあるモノを壊したい

綺麗なものなんて要らないよ。

だって私が穢れて必要の無いものだから。
君の目に落ちた月を

僕はまた欲しがってる


巨大な流れに飲み込まれ
ひたすら君に泳ぎ着きたい

息継ぎすらできずに
バカンスの深みへ 沈む 

唐突に夜を認識すると
空を見 ...
あなたにもらった指輪が
指から抜けなくなりました

そう言うとあなたは
ドスンと私の指を切り落とし
そっと指輪を抜き取って
大事そうに血をぬぐいました

優しいあなたは
...
夜のなかを流れる夜、橋上を吹きぬける無色の風。
 暗い浴室の排水口。サーチライト、夢遊病者を追跡する。
紙幣を数え直す音。こめかみに突き刺す人さし指。
 刃こぼれした剃刀の反射に、鏡のなかを流れ ...
江戸川の彼岸で
血に餓えたトッポジージョ人形が夢に酔って愛し合っている
ガードレールに近付き 嘲り
侮蔑し 向こうに遠退き
此岸でストリートチルドレンに源泉徴収されている俺を指差して 笑っ ...
曇り空よ 降るか降らぬか はっきりせい 大きな円を描いた
いつか消えてしまうけど
ぎこちなく描いた線
ここから始めるんだろう

橋の下ながめたら
夕暮れ間近だよ
帯がほどけるように
全て消えてしまいそうさ

並べた二つの ...
元カレの イケメンぶりに 後悔す

顔面の レベルで変わる 心拍数

すっぴんを 見せても良いが 萎えるなよ? 

気がつけば 小悪魔ブームも 去っていた

安めぐみ 名前の響きが ...
はるうらら。となりでかけている子におおごえではなしながらきょうの御弁当を詰めて歩いていこう 。  なんとなく面倒くさくなって
なんとなく振ったあいつが
いつのまにかいい男になっていた。

女子大の彼女ともうすぐ半年
あたしはあれ以来作ってないっていうのに。

急に悔しさが込み上げ ...
何がご不満ですか? いつも尖らせた口唇
拗ねるように媚びた其の視線
あたしに何かを求める合図でしょう

何がご不満ですか? ひとつ吐きだした溜息
欲しい答えじゃ無い落胆
あたしが期待は ...
             2007/04/02


椎の木林のすぐ傍に
小さな小山がありまして
小さな杉の子育ってた
育って育って大きくなって
美しい御国のためになりますと
...
ビニール傘さしてぼんやりと空をみあげてた。
ぽたぽた落ちる雫、ひとつひとつに混じって白い絵の具の水玉模様が描かれていく。

-たったそれだけの時間。

一人で酔い冷まししながら見上げる ...
キミよ 幸せになれ

キミよ 幸せであれ

誰よりも 誰よりも 幸せであれ

キミと 幸せ になりたかったのは

忘れられるだろうか



キミは サクラに 愛の{ルビ詩=うた ...
二章.断片と静



僕しか居ない部屋でピアノの音を描いてみる
奏でる事が出来ないからCDで聞いてみた
指が少し震えて
音を辿った

流れる音と
自分の流れにそって
新しい音
...
泣けば 勇気

笑えば 幸福
熟して溶けた果実のような

あなたの心の滴りは

何をも変える才知の媚薬

甘い一滴 舌先で

受けたとたんに

遠い彼方の記憶の底へ

解き放された魂は

螺旋を描き
...
そこにある俳句掴まん春の夜 動きなき人形春の夜の長く 昨日、親が泣いてました。

何が理由かわかりませんが。

笑顔は無かったです。

僕は、何とも無く。

兄が、横たわってました。

僕と兄は。

兄弟という繋がりに縛られてまし ...
やたら愛したいと
願った朝に
透き通った
感情が薫って
 
くすぐる
(柔らかい、場所)
 
 
それはきっと
一粒の涙よりも
純粋で
濁りきった
 
色で
(それは、透 ...
「あんたのこと嫌いや
大、大、大っ嫌いや
もう一緒におりたくない
一生おりたくない
ほんまに嫌いやからな!」

シャイなあんたは、アタシのことぎゅーってして

「俺も嫌い
たぶん ...
1ヶ月前に思っていたほど
この場所にいることは悲しくなくて
だんだんと君とのやり取りも
減ってきている ね
でも不思議と悲しくないんだよ 僕は

やり取りなんてしなくても
元気だろう ...
機上の子供は
小さな窓から海を見ている

初めて触れる景色のような動悸を感じ
ひじ掛けにしがみついたまま
見えない何かに縋る目を
深い青から離さない

雲はビスクドールを彷彿させる程白 ...
沢山の人をあいするあなたは、

私に使うじかんがないのではなくて

あなたにはじかんを贅沢につかいましょう

そう、言われたようで

勝手にですが、あんしんというやつをするのです
現実が想われた幻想
現実に崩された幻想

虚無が叫ばれた真実
虚無に壊された真実

暗闇が創られた光輝
暗闇に崩された光輝

人間が生まれた地球
人間に壊された地球

矛盾 ...
みどりを

曇り空においた公園

そのよこで

昔の女からの着信を

押していた


しゃべることは

たくさんあるはずなのに

最近のことばかり

でも、変わらない ...
未来と希望がついにかつての方角に行ってしまった
自分たちのことを、あまりに抽象的に語る若者たちに辟易したのだという

「僕たちはもっと実体を持った形而下的存在だ」と未来が苦虫を噛み潰したような表 ...
デザートワイン
貴腐ワイン
とろりとした
はちみつ色のワイン

それはそれは
まったりとした
甘く
優しい味

・・・・頭が痛い
あまりに甘く
優しい味
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
眠りなかがわひろ...自由詩2*07/4/2 3:07
破壊衝動依玖侘 なつ...未詩・独白1*07/4/2 3:05
P.B.自由詩207/4/2 3:03
左手の指輪なかがわひろ...自由詩0*07/4/2 3:02
ある夜んなこたーな...自由詩107/4/2 2:36
Not YABUSAKA in EDOGAWA人間自由詩3*07/4/2 2:36
Cloudy1486 1...俳句2*07/4/2 2:33
片結び粉末自由詩407/4/2 2:28
低脳内蒼依川柳5*07/4/2 2:18
春うらら。   すぬかんなが...自由詩107/4/2 2:18
4月1日蒼依自由詩207/4/2 2:00
独立自由詩107/4/2 1:47
噛みつく童話あおば自由詩14*07/4/2 1:40
酔桜自由詩607/4/2 1:35
ふたつのサクラヒロセ自由詩107/4/2 1:33
Crystal流希-Яuk...自由詩007/4/2 1:08
ナキワライOrange...自由詩007/4/2 0:59
メビウスの滴り渡 ひろこ自由詩4*07/4/2 0:46
春の夜(二)A-29俳句1*07/4/2 0:31
春の夜俳句2*07/4/2 0:30
うその日。狠志自由詩207/4/2 0:23
まどろみ山中 烏流自由詩107/4/2 0:15
優しいエイプリル・フール愛心自由詩6*07/4/2 0:13
君にはるこ未詩・独白6*07/4/2 0:12
空の子供士狼(銀)自由詩17*07/4/2 0:00
手紙をありがとう猫のひたい撫...自由詩107/4/1 23:54
崩壊ガジェット神音自由詩107/4/1 23:53
春のよこで吉岡ペペロ自由詩307/4/1 23:46
未来と希望シリ・カゲル自由詩1*07/4/1 23:46
ベーレンアウスレーゼmuriel自由詩2*07/4/1 23:39

Home 戻る 最新へ 次へ
5684 5685 5686 5687 5688 5689 5690 5691 5692 5693 5694 5695 5696 5697 5698 5699 5700 5701 5702 5703 5704 5705 5706 5707 5708 5709 5710 5711 5712 5713 5714 5715 5716 5717 5718 5719 5720 5721 5722 5723 5724 
6.83sec.