実に心地良い時間帯だ
 僕が瞼をゆっくりと閉じると 世界の重みが瞼の上に乗っかる
 それで僕はとろりとした透明な水の中に浸ることができる
 僕は息をしながらプールのような底で静かに眠っている
...
 夢の中にあった電話帳に載っていた電話番号に夕方に電話をかけてみたらなんと君が出てきた
「あなた夢の中の電話帳を見たのね。改めて言うことじゃないけど、夢の世界っていうのは全人類に共通した世界なのよ。 ...
           
          2007/04/02
また一日が過ぎた
杉田君、一日が
一日が空しく過ぎたのだ
君の性だ
どうしてくれる
損害は莫大だ
一日の糧を空しくして ...
珊瑚のオフィス街で
一人のヒトに会った
彼はサザエが大好きで
毎日毎日 サザエを探していた
 
せかせかと過ぎる時間
仕事に追われ
思い出と反比例するだなんて
せかせか人には
わから ...
四月の一日から友人夫婦の修羅場に呼び出され
よくわからないままに俺も怒鳴ったり泣いたりして
俺なんてなんの関係もないのにね

かえりみちで
ずいぶん簡単なことで幸せになってしまえるひとた ...
私は小鳥。

ぴぴぴ
ちちち

天使のような歌声だと
よく言われるけれど
妖精のような小さな体だと
よく言われるけれど

私、本当は悪魔なのよ。
「かわいい」だなんて言われ飽きた ...
死んだオルガン
蜂の巣を味方につける

骨を奪われた孔雀
地面を這い湖へ向かう

上昇する若い胃袋
頭から犬を喰べ尽くす

口のなかの未来
咀嚼して全部吐き出す

指先に飛び出 ...
花を摘んだ
小さな
嘘をついた
魚になりたい
そんなもの

月のない夜
寝返ると
水の底で
泡してる

パパも
ママも
いない
でんぐり返る
せかい

朝もやで
目 ...
ある夜ふと私は眠り方を忘れてしまった
思い出そうと頭を振り絞ってみたけれど
それほど易しいものではないようだ
私の眠り方は私しか知らない

何日もすると
私は眠り方を忘れた自分に ...
壊したい

全てを壊したい

どうしてだろう、目の前を通る人を壊したい

目の前にあるモノを壊したい

綺麗なものなんて要らないよ。

だって私が穢れて必要の無いものだから。
君の目に落ちた月を

僕はまた欲しがってる


巨大な流れに飲み込まれ
ひたすら君に泳ぎ着きたい

息継ぎすらできずに
バカンスの深みへ 沈む 

唐突に夜を認識すると
空を見 ...
あなたにもらった指輪が
指から抜けなくなりました

そう言うとあなたは
ドスンと私の指を切り落とし
そっと指輪を抜き取って
大事そうに血をぬぐいました

優しいあなたは
...
夜のなかを流れる夜、橋上を吹きぬける無色の風。
 暗い浴室の排水口。サーチライト、夢遊病者を追跡する。
紙幣を数え直す音。こめかみに突き刺す人さし指。
 刃こぼれした剃刀の反射に、鏡のなかを流れ ...
江戸川の彼岸で
血に餓えたトッポジージョ人形が夢に酔って愛し合っている
ガードレールに近付き 嘲り
侮蔑し 向こうに遠退き
此岸でストリートチルドレンに源泉徴収されている俺を指差して 笑っ ...
曇り空よ 降るか降らぬか はっきりせい 大きな円を描いた
いつか消えてしまうけど
ぎこちなく描いた線
ここから始めるんだろう

橋の下ながめたら
夕暮れ間近だよ
帯がほどけるように
全て消えてしまいそうさ

並べた二つの ...
元カレの イケメンぶりに 後悔す

顔面の レベルで変わる 心拍数

すっぴんを 見せても良いが 萎えるなよ? 

気がつけば 小悪魔ブームも 去っていた

安めぐみ 名前の響きが ...
はるうらら。となりでかけている子におおごえではなしながらきょうの御弁当を詰めて歩いていこう 。  なんとなく面倒くさくなって
なんとなく振ったあいつが
いつのまにかいい男になっていた。

女子大の彼女ともうすぐ半年
あたしはあれ以来作ってないっていうのに。

急に悔しさが込み上げ ...
何がご不満ですか? いつも尖らせた口唇
拗ねるように媚びた其の視線
あたしに何かを求める合図でしょう

何がご不満ですか? ひとつ吐きだした溜息
欲しい答えじゃ無い落胆
あたしが期待は ...
             2007/04/02


椎の木林のすぐ傍に
小さな小山がありまして
小さな杉の子育ってた
育って育って大きくなって
美しい御国のためになりますと
...
ビニール傘さしてぼんやりと空をみあげてた。
ぽたぽた落ちる雫、ひとつひとつに混じって白い絵の具の水玉模様が描かれていく。

-たったそれだけの時間。

一人で酔い冷まししながら見上げる ...
キミよ 幸せになれ

キミよ 幸せであれ

誰よりも 誰よりも 幸せであれ

キミと 幸せ になりたかったのは

忘れられるだろうか



キミは サクラに 愛の{ルビ詩=うた ...
二章.断片と静



僕しか居ない部屋でピアノの音を描いてみる
奏でる事が出来ないからCDで聞いてみた
指が少し震えて
音を辿った

流れる音と
自分の流れにそって
新しい音
...
泣けば 勇気

笑えば 幸福
熟して溶けた果実のような

あなたの心の滴りは

何をも変える才知の媚薬

甘い一滴 舌先で

受けたとたんに

遠い彼方の記憶の底へ

解き放された魂は

螺旋を描き
...
そこにある俳句掴まん春の夜 動きなき人形春の夜の長く 昨日、親が泣いてました。

何が理由かわかりませんが。

笑顔は無かったです。

僕は、何とも無く。

兄が、横たわってました。

僕と兄は。

兄弟という繋がりに縛られてまし ...
やたら愛したいと
願った朝に
透き通った
感情が薫って
 
くすぐる
(柔らかい、場所)
 
 
それはきっと
一粒の涙よりも
純粋で
濁りきった
 
色で
(それは、透 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
AM6‥00 または実験的感覚的その5はじめ自由詩2*07/4/2 5:55
自由詩2*07/4/2 5:54
唐様あおば自由詩5*07/4/2 5:44
サザエ男柴田柴助自由詩207/4/2 5:12
四月の綺麗事れつら自由詩1007/4/2 5:01
悪魔ごっこ壺内モモ子自由詩6*07/4/2 4:03
19 very short storiesв+в自由詩207/4/2 3:21
淡水魚夕凪ここあ自由詩1207/4/2 3:11
眠りなかがわひろ...自由詩2*07/4/2 3:07
破壊衝動依玖侘 なつ...未詩・独白1*07/4/2 3:05
P.B.自由詩207/4/2 3:03
左手の指輪なかがわひろ...自由詩0*07/4/2 3:02
ある夜んなこたーな...自由詩107/4/2 2:36
Not YABUSAKA in EDOGAWA人間自由詩3*07/4/2 2:36
Cloudy1486 1...俳句2*07/4/2 2:33
片結び粉末自由詩407/4/2 2:28
低脳内蒼依川柳5*07/4/2 2:18
春うらら。   すぬかんなが...自由詩107/4/2 2:18
4月1日蒼依自由詩207/4/2 2:00
独立自由詩107/4/2 1:47
噛みつく童話あおば自由詩14*07/4/2 1:40
酔桜自由詩607/4/2 1:35
ふたつのサクラヒロセ自由詩107/4/2 1:33
Crystal流希-Яuk...自由詩007/4/2 1:08
ナキワライOrange...自由詩007/4/2 0:59
メビウスの滴り渡 ひろこ自由詩4*07/4/2 0:46
春の夜(二)A-29俳句1*07/4/2 0:31
春の夜俳句2*07/4/2 0:30
うその日。狠志自由詩207/4/2 0:23
まどろみ山中 烏流自由詩107/4/2 0:15

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