プレパラートに乗せられた午後ぼくはきみの眼球に恋をした。






水の変態点は零度と百度では人間は?実験しまショ。



試験管に氷を入れて愛 ...
妻が勤めに行ってしまった6時まで独り「公子!」て心に叫びが

僕達は兎の夫婦美味しそうに混ぜご飯を食べる妻を見て

もう一度生まれ代わることあらば蛙にな
ろか雛(ひよこ)になろか

...
私たちは無数の部屋みたいな透明な空間を、いくつもいくつもハシゴしているのかもしれない。

ある時期、ある期間、ドアを開けるように入り、そこで過ごす。そして、その部屋で過ごす時期が何らかの理由(夜に ...
はじまりはじまり
めくるように幕は開け
そしてやってくる
壮絶に赤い赤いシーン

ねえ、きこえる?
無音に響く
私が奏でる
インストゥルメンタル
からだごと
空も
地も
漂うも ...
今でも覚えてる
あなたの大きくて
暖かい
優しい背中を

今だから覚えてる
あなたの大きくて
暖かすぎる
私には勿体無い背中を

辛くなって
あなたに違う道を歩かせる
怖くなっ ...
使い古した深夜帯から
紫色の空気が、香る
気付かれないようそっと
あたしは息をする

古くなった声は
黄色く傷んで
吐き捨てられていく


あの日の家はどこなの
あの日の声はどこ ...
花茶を飲んでいる
うかぶ桜色の花弁
咲けるようにして
1枚くらいは口に入って
いつまでもきみを
いつまでもこのままで
いつか
今を失うときが来る
そのことは知っている
いつもそのこと ...
穴を開けて、
愉しんでいる。
穴の向こうには、
ぼくの目を見て愉しむきみ。
相思相愛って奴だね。
セックスしよう。
淫らになろう。
誤解でも曲解でも、
...
「だって優しい方がいいもの」
いつかくだらないテレビドラマのなかで女が言った
ドラマ、くだらなかったけどね、


ぎぜんとかいうのもあいとかいうのもおいこした
または、はじめ、までまきもど ...

が死んでいる
その足の裏を見ている
べつにわけはない
そこにすわっていただけで
ぼんやり見ていただけで
わけはない
乾燥した足の裏は灰 ...
ちょっと昨日の返事が言葉足らずだったような気がして。

「読み手の気持ちを考える」
 これはすごく大切なことで、やっぱりいつも大切な恋人や友人や家族に手紙を書くような姿勢であった方がいい ...
噴水、しぶきあげ
過ぎ去った細切れのシーン、空を舞う

凝視した眼に、強風が埃はこび
一瞬にして光、蝕んでいく

ゴシ、と手で拭い取れば、
そこには、なにも変わりない、日輪

足元に ...
引き攣るように 音
余韻 華やかに消えて
残った間隙 嘘のように
冬の形 凍える頬伝う
色は瑠璃の
ああ 今日は
なんて美しい音色だ
風はすこしばかり強すぎるけれど
これは春なのだから仕方ない
それよりそこかしこで
草も木もみんな楽器みたいに
お互いをこすりあわせている

風が吹 ...
歳経た
強靭な
行進

奏でる
繊細な
童心

踊りだす
群集の中に
帽子を取って

佇む
あなた
独り

目を閉じて
パレードの
ざわめきを
聞いている

...
懐かしの母校に帰って来た
生徒ではなく教師の卵として
ネクタイを引き締めて向かった先は
問題の山積みな教室

授業の時間は昼寝の時間
教科書はただの落書き帳
テレビでは何度も ...
 朝露に濡れた葉のギザギザ。地表を這うように草木を透かして訪れた地獄の陽を浴び、緑に燦然とかがやく【ヤマソテツ】と呼ばれる羊歯を踏みながら言葉なき森の奥深く、「幸」住むと人のいふ原始の密林を駆け巡る雛 ... 星達が朝に帰っていく。
置いてきた温もりが微かに顔を出したように、輝いた
気がした。
 
星達が朝に帰っていった。
人々は狙いすましたように、朝日を追い抜いて、電車に乗る。彼等がまるでいなか ...
ホームセンターで
子象を買って帰る
前から欲しかったので
お金をコツコツと貯めていたのだ
家族の喜ぶ顔が見られるとも思ったが
案の定こんなもの買ってきて
と妻に叱られる
「詩とは違うんだ ...
いつもと変わらない椅子席で眺める
連なる街路樹
葉の不規則な動線
石畳の歩道
日の当たりは白く

珈琲の香りで縁どられた窓枠の中に
挑むような口
軽やかな髪で
無造作に過ぎる横顔
...
道は眠っていた
空になった夢を見ていた
春の暖かさに包まれて
とても気持ちがよかった
こうして一日中のんびりと過ごすのは
久しぶりだった
時が止まって
このままでずっといられたらと思った ...
アネモネの恋の痛みが風に散り


着飾って並んで見てるチューリップ


蒲公英の綿毛に乗って空へ行こう


隠れてもわかっているよ沈丁花


青スミレ君に捧げるサムシング・ ...
硝枝はけぶる
柔らかな朝

ああ
いい匂いだ

熟睡した樹皮は
哀しみを煎て
苦味すら香ばしい風
そんな
朝もやの窓を包み
夜明けの香りを注ぐ
大気のフラスコ

朝焼けは沁 ...
蟻の行列を見ていたら
一頭だけ、力尽きたのか 
止まったその時 
君の笑い声が聞こえてきた

そこは遠い世界なのかい
と問いかけると
再び歩き出し
どこを振り返ることも無かった

...
ど〜でもいいホントど〜でもいい
弱音吐かないなんてホントはうそ

偽りのしがらみは新たなしがらみを生み
暗い部屋で閉じこもって
必死に自分を慰めた

赤いランプが青に変わる ...
鋭く尖った青い薔薇
握れば紅に染まってた

滴り落ちる赤い水
口に含めば鉄の味

次第に笑窪が浮き上がる

狂い始める脳細胞
傷を欲しがるM奴隷

誰かに気付い ...
なんでもいい どれでもいい
なにかが欲しくてたまらない

偶然や必然なんかに
自分を委ねたくなんか無いんだ


穢れた道を進むしかなくて
それでもなにかを求めてて

...
?.

神経質そうに痩せた手を合わせて祈っている
ひざまずいて
教会の中 ステンドグラスを割ってこぼれる夕日に溶けそうな 
白金の髪

俺はその斜め後ろに座って
じっと ...
お姉さま曰く


?男は自分の掌で躍らせてるつもりの

 女の掌で踊ってる生き物なんだよ?


           とのことです。







私は子供なのでよ ...
 チャップリンが団長のサーカス団
 経営は滅茶苦茶に苦しい
 くたびれた乞食同然の団員や動物の大群を連れて世界を放浪している
 まさに放浪紳士云われる所以である
 団員にはやたらと厳しいくせに ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
「 実験密室。 」PULL.短歌4*07/3/14 14:54
生きている生田 稔短歌507/3/14 14:47
空の下、浮遊するドアに手をかけ紀茉莉散文(批評...1*07/3/14 14:33
透明の震え自由詩7*07/3/14 14:29
蹴りたい背中美月朱恋自由詩8*07/3/14 14:17
追憶山中 烏流自由詩5*07/3/14 14:14
花茶を飲んでいる七味とうがら...自由詩15*07/3/14 13:58
「 見世物。 」PULL.自由詩7*07/3/14 13:29
思うこと水町綜助自由詩3*07/3/14 12:33
足の裏自由詩6*07/3/14 12:25
追伸はらだまさる未詩・独白8*07/3/14 12:07
日蝕紀茉莉自由詩3*07/3/14 11:59
頬を打つ及川三貴自由詩7*07/3/14 11:56
たとえば歌をうたうようにベンジャミン自由詩12*07/3/14 11:52
強くあるひと及川三貴自由詩4*07/3/14 11:44
教育実習生1486 1...自由詩5*07/3/14 11:38
郭公の見る夢 ★atsuch...自由詩7*07/3/14 11:35
星空の帰り道黒子 恭自由詩8*07/3/14 11:23
詩とは違うのだからたもつ自由詩1607/3/14 11:15
あの人はポッケ自由詩7*07/3/14 11:08
夢見る道路ぽえむ君自由詩6*07/3/14 10:57
花日和未有花俳句15*07/3/14 9:15
珈琲たね。自由詩8*07/3/14 9:02
青白い街灯の下AB(なかほ...自由詩1107/3/14 8:58
「朝日と涙」Taka★H...自由詩007/3/14 8:04
「ろんりねす」自由詩107/3/14 8:03
「死の幻想」自由詩107/3/14 8:01
祈れ水在らあらあ自由詩23*07/3/14 7:27
教訓優飛自由詩6*07/3/14 4:35
サーカスはじめ自由詩0*07/3/14 4:16

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加筆訂正:
追伸/はらだまさる[07/3/14 12:19]
誤字脱字訂正。
5.11sec.