いつもの公園を
いつもの様に通り抜ける
春のやさしい風が
耳元を摺り抜け
急ぐ足を止めた
宙を舞う花びらが
諦めかけた夢
明日への希望
冷めかけた愛
失くした情熱
...
6時15分
目覚まし時計が鳴る
たぶんあの世とこの世の間にいるみたいな顔をして煙草を吸う
それから秒針がちかちか聞こえだす
引力に引かれるように瞬速で作業着に着替える
タオルと靴下を2セッ ...
雪が舞い下りる 夜の街角 肩寄せあう恋人たち
ふたりをつなぐ 赤いマフラー テレビの中のセカイ
駅前の広場 十人十色 待ち合わせの恋人たち
タバコの吸殻 風が濁ってく ...
駅弁だ!
駅弁を買っているんだ!
恋に敗れた俺は今、駅弁を買っているんだ
一つの恋という列車が終点に着いて、俺はこれから
新たな恋へ乗り継ぎする
その前に駅弁を買っているんだ!
駅弁を食っ ...
ねえ 私
2歳半でお姉さんになったんだ
何も出来ないくせにおかしいね
私なんにも変わってないのにね
飢えて乾いた私
トゲトゲ虫
痛いんじゃない
ただただ悲しかった
泣いたなら ...
楽しいのか
いま
楽しい
いま
楽しいとき
うん
楽しい
楽しいよ!
と言って楽しがる
ような楽しさがふと晩ご飯の後なんかにあって
またはそれは昼ご ...
2:1の割合で
加熱は天火
一度きりの濾過
迸る冷たさを
真横から
明星が
響いて
眉間から
無邪気さだけが
踊りだす
畦道から
蓮華の色彩だけを
怯えながら
手折るように
ことばを
間引くと
やっと
...
保育園の窓の外では
世界童話全集が産卵をしています
孵化したばかりの童話は
粘液で汚れしかも鋭い牙があるので
先生たちがきれいに拭いて
牙を一本一本抜いていくのです
暴れて困るものはダンボ ...
誰も何も見ていません
誰も何も 見てはいません
この音の無い地を
何と呼べばいいのか
あざわらう顔ばかりが動きつづけて
水を湛えた容れものが倒れ
倒れ 倒れ 流れ出 ...
初恋は冬のブランコ二人乗り
水の光
白い火 白い火
水の上の火
白い光
(火の水 火の水)
生まれたままの姿の子
二重の光の波だけを着て
水たまりのそばにひとり立ち
ゆらめく自身を見つめな ...
日に日に増して行く
捨てたと思ったのに
そこにあったのだ
日に日に増して行く
何かが見えたのに
間違いだったのだ
どうにかしたい
どうしようもない
こんなことで ...
らあらあとぱすた茹でたる貴方見て 愛してるよ と言ってみただけ
送信ボタン押せずに今日が過ぎて行く保存メールが一件増える
大好き と言われ抱かれているけれど 愛している とは言わぬ二の ...
春 山を見つめる
西の国から旅して来た
黄色い流れが 静かにたゆたい
ゆっくりと全てを覆い隠す
優しさだけを探して
ほかの事には目を瞑り
握りあった手と手を伝わる温もり ...
遠くで呼んでいる
{引用=
また
もうひとつの朝
祈る人は いつものように目醒める
いつものような 川の歌
いつものような 川沿いの歩行
いつものように
滞りなく
祈る人の一 ...
Even if I shout loud, nobody cares me.
Even if I mess about, nobody cares me.
Even if I'm in dou ...
世の中には
絶対と言う言葉を
信じない人が多い
この世に
絶対と言う事は
有り得ないからだそうだ
...
移動後にセッション5
6枚の写真に残された
さ迷えるフレーヴァー7
経験の為の円軌道
その上にいるうちは
誰かの左足の動き以外は
何も捉らえたりできない
揺らぎの合い鍵に
例の ...
夜はぴちょん。
月はぬくぬく眠りこけ、
ぽっかりお口を大きく開けて、
しずくを垂らして、
ぴっちょんぴっ。
月のしずくはほろほろほろろ、
夜をすべって、 ...
せめて
せめて今ボクは涙を流そう
******は*********だ
**********すぎる
**なんか*******
****はとっくに*******
***********とは ...
眠る君の横顔
手を伸ばしても届かない
僕は鎖に繋がれた獣
流れ込む思考と感情を縛り上げる理性
そんなもの
壊れたオルガンが奏でる狂った旋律とともに
弾け飛ん ...
胸を開け
空を飛び
口をあけ
飯を食う
貴方を失う
山は連なり
思いは残り
心は切ない
靴音が哀愁を
君は振り返り
一層苦しめた
愛に渇望した
あたしはピエロなの
皆の前では
さも楽しそうに踊って
ルンタ,ルンタ
嘘の仮面を被って
今日も踊ります
ルンタ,ルンタ
明日はあなたのもとへ、
ピエロは休業
足取り軽く、
ルンタ,ルンタ ...
そして懐かしさというのは
何にも代えられず
見えない過去に怯えるよりも
今を愛したいと思うのに
どうかあたしを
過去ごと愛して
そんな願いは理不尽ですか
姪がうまれてきた日
生まれてきてくれてありがとう、こんな喜びを運んでくれて
と、姉の姑さんが言った
生まれてきた子は、今二歳になって、私の名前も呼ぶようになった
こんなにも愛されて生まれてきた ...
誰かに
嫌われたくなくて
また
自分を 少し
削って
僕はそんな
毎日を
過ごしているよ
人に嫌われると
僕が僕じゃ
なくなってしまうから
...
逃げ切れるのなら 僕を悪者にしちゃえば良い
僕ひとりを犠牲にして 逃げちゃえば良い
誰もがみな 自分を可愛いと思うだろうし
気が済むというのなら 逃げちゃえば良い
自然 ...
いつもは慌しく駆け抜ける公園
休みの日にゆっくりと歩く
入り口にはこぼれそうなほど花を咲かせたこぶし
差し出されるように花の重みで枝が下がってる
高いこずえで天を向く花よりも
...
誰かのやり方 自分のやり方
異なっていていい 同じになってもいい
さあ、どうしたいの?
誰かがやっているからといって
やめる必要はない。
誰もやっていないからといって
やめる必要はない。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
花びらの魔法
@ショコラ
自由詩
6
07/4/2 22:10
2007-04-02
馬野ミキ
未詩・独白
15
07/4/2 21:50
テレビの中のセカイ
北大路京介
自由詩
10*
07/4/2 21:44
駅弁を買う
新守山ダダマ
自由詩
6
07/4/2 21:36
母には出せぬ母への手紙
さくらほ
自由詩
9*
07/4/2 21:21
青空で出張
水町綜助
自由詩
18*
07/4/2 21:19
水のレシピ
吉岡孝次
自由詩
3
07/4/2 21:06
蓮華
はらだまさる
自由詩
15*
07/4/2 20:32
噛みつく童話
たもつ
自由詩
16
07/4/2 20:31
ノート(43Y.7・17)
木立 悟
未詩・独白
3
07/4/2 20:10
初恋
南溟
俳句
1
07/4/2 19:59
ひとり ゆらぐ
木立 悟
自由詩
4
07/4/2 19:56
Untitled
maynar...
自由詩
1
07/4/2 19:43
秘め事
黒子 恭
短歌
5*
07/4/2 19:25
春に
川口 掌
自由詩
10*
07/4/2 19:08
連作「歌う川」より その2
岡部淳太郎
自由詩
6*
07/4/2 19:05
通行人A
1486 1...
自由詩
1*
07/4/2 18:45
【 絶対 】
豊嶋祐匠
自由詩
4*
07/4/2 18:39
フレーヴァー7
в+в
自由詩
5
07/4/2 18:28
「 夜はぴちょん。 」
PULL.
自由詩
10*
07/4/2 17:48
青春ダークサイド
水中原動機
自由詩
2
07/4/2 17:15
beast.
朱華
自由詩
2*
07/4/2 17:07
Missing you
ペポパンプ
自由詩
7*
07/4/2 15:49
臆病ピエロの休業
和森朱希
自由詩
6
07/4/2 15:45
懐郷
瑠音
携帯写真+...
4
07/4/2 15:35
姪がうまれてきた日
紫翠
未詩・独白
3*
07/4/2 15:33
臆病者
和森朱希
未詩・独白
5
07/4/2 15:16
人身御供
北大路京介
自由詩
10*
07/4/2 15:11
「散歩」
広川 孝治
自由詩
2
07/4/2 14:49
やり方と気持ち
美琴
自由詩
2
07/4/2 14:31
5682
5683
5684
5685
5686
5687
5688
5689
5690
5691
5692
5693
5694
5695
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5698
5699
5700
5701
5702
5703
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6.51sec.