半月ほどウクレレにはまっていたけど、ひさびさにギターを持ってみて愕然。
なんか知らない巨大な木製品を抱えたみたいな強烈な違和感。コードも上手く抑えられないし。
あんだけ慣れ親しんだギターな ...
お前の家はゆるやかな
川のほとりに建っていて
細い路地だけが道である
川はかすかに早春の泥の緑を湛えている
その路地をお前は確かに歩き
お前の大きな背中にはいつも日が差している
お ...
いちいち
わかりもしない奴らが
貧しい脳ひけらかして
必死なって暇つぶししている
世界のそんな側面は
けっきょく今のオレ
練習しなければなあ
いちいち ...
川面に浮かべた林檎を手にすくい
また沈めながら
「きれいだ」
「きれいだ」
それだけを呟いて
繰り返し林檎を見つめるあなたは
この月の光と照らし出された波を
どう眺める ...
風もなくて―
今日もぼくは、陽気にツバメをとばしていた
迷宮での日々に
地平線の向こうに逃げて行くお日様を
瞳の陰に隠す
よくあること
凸凹道で現れる子悪魔
よくあること
風がそよぎ 髪を弄ぶ天使
失ったものと湧 ...
でてきた腹にいらいらしながら
いらいらしながら
ガムを噛みながら
目が疲れているから
ひとを運だけで轢かずにすんだ
ガランタ
まじない
その暗号
か ...
『カメレオン』
公園の桜さえ
庭のチューリップでさえ
冬を乗り越え
色つくのに
ずるがしこい
カメレオン
人という名の
カメレオン
どたどたどた
兵隊さんがやってきた
パンパンパン
お祭りだ
わはは わはは と
人殺す
キャッキャッキャッ と
騒ぎ立て
カシャカシャカシャ と
撮影会
ボンボンボン と
魚が降 ...
正距カトラリー。ダイニングまでがあまりに遠い。
右目を庇いながら脚を交える。椅子の位置は知っていた。
跫音と確かな意識で歩測している、という感覚に慣れたころ
今度 ...
ねぇ 今君は何を見てる?
同じ月、見上げてるのかな…。
でも なぜだろう。
窓から見える月は
寂しそうに独り光ってるんだ。
泣いてくれた君を
僕は忘れる事なんてでき ...
『カメレオン』
公園の桜さえ
庭のチューリップでさえ
冬を乗り越え
色つくのに
ずるがしこい
カメレオン
人という名の
カメレオン
全身が侵されていく
あなた色に染まる
濡れて、蝕まれていく
あたしは真っ白なパン
その一言でダムは決壊した
思い出もキスも濁流に流された
親指は最後の決断に踏み切れず
携帯とにらめっこしたままだった
眠れない夜が蓄積すれば
ワガママは理性を押しのけてくる
...
ぼくの作り話
きみは泣きながら
うん、うん、って頷くから
なんだか可愛くて
宝物のオルゴールをあげた
十年前に流行った
あの名曲が
今を迷いながら流れているのを
ぼくら ふたり
...
シャボンのロケット ピンク色ミサイル
ミント味のキャンディー 華やかなシーズン
気分はソニック あざやかなビーチパラソル
気分はソニック さわやかにKiss Me Do You Thin ...
長い間
独りの囚人は
牢獄の
冷たい石の床上で
両腕を垂らし
立ち尽くしていた
弱い我が身を守ろうと
幾人もの人を
闇の底へ
蹴落として来た
背後の窓から ...
於錦帯橋
天に伸び届けし思い花をつけいつぞや散りても枝は結びつ
「夏の夜空を真っ赤に染める、空襲のような花火の轟音に、怯えるフリをして、
二時間目になると学校を早退して、ひとりで戦争に行ったアノ娘の白いうでにしがみつきたい... 」
深夜、テレビを ...
ハロー
いま、ぼくのそばにいる、コトバ、は
みどりいろをしています。
ハロー
もう、ハル、なんですから
きっとすべてがうまくいきます。
ぼくの、てのひらで、
コトバ、は、硝煙、の匂いに
...
のぼる、のぼる。
風船。
ふわっと、すっと。
見上げる子供。
怒る母親。
子供は泣く。
風船を手放したのは。
息苦しそうだったから。
『バイバイ』は、
...
わたしはうさぎになって
寂しさを抱いて、眠った
よく晴れた朝を迎えて
腫れぼったい瞼に苦笑いを零す
鏡に映る姿は
うさぎというより
醜い何かで
涙が眼球を傷つけていく
ことん、と音がし ...
終わっちまうんだよ
俺たち
灰になって
煙に、なって
空に紛れて
大気に混じったら
あの子の肺の中へも行けるだろうか
もちろんその子が、まだ生きていればの話だけどね
なんだか限 ...
いつでも不安な保安官
銃でぱんぱん撃ちまくる
悪党がいれば悪党を撃ち
善人がいれば善人を撃つ
ぱあんぱぱんと撃ちまくる
おかげでいつもひとりぼっち
こちら孤独なビリー・ザ・キッド
...
プラットフォームのうえで
学生が夕焼けにさよならしてる
桜色の空の真ん中では
ぐるぐるトンビが廻ってる
ぼくは君がくれた
読みかけの詩集を閉じて
琵琶湖と比 ...
「詩人は地上を歩いてる」
なんて思ってる人は大間違いで
かれらは地表の{ルビ一寸=ちょっと}ばかり上で
虹をこしらえている。
カラスは春の雨に打たれて
やがて自分に襲いかかる
恐怖を感じとったのだろうか
カラスの体は白くなっていった
ずっと遠い空を見つめたまま
ほとんど動かない
自分の体の色が変わっていくのを
...
夜が更けるころ動物園の園長は
動物たちに泳ぎ方を教えます
本当は水族館の園長になるのが
動物園の園長の夢でした
一番泳ぎが得意なのはゴリラで
それ以外は身体の大きさに関係なく
だいたい普通 ...
わかんないよね。
なんで一緒にいたんだろーね。
たまたま後ろの席だったから?
2人とも悲しくて凶暴な目をしていたから?
2人ともオタクにもなりきれず、サブカル好きにもなりきれず、雑食で、カテゴ ...
哀しい空想に疲れたら
そろそろ戻りませんか?
易しくはないけど
それでも優しい{ルビ現実=ばしょ}へと
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
ウクレレにはまった人間がひさびさにギターをもった瞬間に感じる ...
A-29
未詩・独白
1*
07/4/8 18:10
和子について
黒田康之
自由詩
4*
07/4/8 17:51
いらいらするのは
吉岡ペペロ
自由詩
1
07/4/8 17:50
月のように川面のように
九谷夏紀
自由詩
7*
07/4/8 17:43
凧
プテラノドン
自由詩
5*
07/4/8 17:41
桜色に染まる頃
山崎 風雅
自由詩
3
07/4/8 17:37
ガランタ
吉岡ペペロ
自由詩
3
07/4/8 15:54
カメレオン
柴田柴助
自由詩
1
07/4/8 15:27
祭り
kei99
自由詩
1
07/4/8 15:25
リプロダクト
ふう
自由詩
6
07/4/8 15:23
・DEAR・
はち
自由詩
4
07/4/8 15:11
カメレオン
柴田柴助
自由詩
0
07/4/8 15:07
・カビ・
はち
自由詩
3
07/4/8 14:57
金属は湿っている
1486 1...
自由詩
5*
07/4/8 13:55
幻想曲
倉持 雛
自由詩
6
07/4/8 13:44
ロリポップ 100
北大路京介
自由詩
4*
07/4/8 12:51
囚人
服部 剛
未詩・独白
8*
07/4/8 12:34
出逢いの桜
秋扇
短歌
1
07/4/8 12:18
じつは人間じゃありません3
ツ
自由詩
4*
07/4/8 11:54
『ハロー、ハル』
川村 透
自由詩
19*
07/4/8 11:53
風船。
狠志
自由詩
4
07/4/8 11:52
斑
士狼(銀)
自由詩
13*
07/4/8 11:45
94、限りある 【かぎりある】
雨宮 之人
自由詩
3*
07/4/8 11:14
西部劇
楢山孝介
自由詩
3*
07/4/8 10:28
湖西線
はらだまさる
自由詩
20*
07/4/8 10:22
魯#3
〃
未詩・独白
4*
07/4/8 10:11
白いカラス
ぽえむ君
自由詩
13*
07/4/8 9:57
童話(朝焼け)
たもつ
自由詩
11
07/4/8 9:57
僕ら、友達だったのかな?
うおくきん
自由詩
1
07/4/8 7:37
帰るべき場所
優飛
自由詩
3*
07/4/8 7:02
5667
5668
5669
5670
5671
5672
5673
5674
5675
5676
5677
5678
5679
5680
5681
5682
5683
5684
5685
5686
5687
5688
5689
5690
5691
5692
5693
5694
5695
5696
5697
5698
5699
5700
5701
5702
5703
5704
5705
5706
5707
加筆訂正:
そうありたいだけ
/
蒼穹
[07/4/8 16:39]
修正はしないって実は決めてたけど、しちゃいます。修正前のにポイントくれた人すいません。でも前の部分はそのままですので。
魯#3
/
はらだまさる
[07/4/8 11:23]
若干修正。
94、限りある 【かぎりある】
/
雨宮 之人
[07/4/8 11:15]
20070311初出。少し改変
お
/
恋月 ぴの
[07/4/8 7:22]
タイトル変更しました。
7.49sec.