どうせなら心の底から
僕を嫌いになってくれ

退いてくれ
僕は地獄へ行くから
君に王冠をあげる
嘲笑だらけの王冠を

黒猫がカラスを食った
僕はそれを見ていた
君に僕はいらない
...
貴女たちが不仲になるくらいなら私と不仲になってよ。

見てて苦しいの。

どんどん亀裂が入っていく様を見るのが辛い・・・。

どうして上手くいかないのだろう。

彼女はまた独りで抱え込 ...
 中天がはがされて かぜがそよぎ
      ひかりがささやくなか
菜の花の祝祭であでやかさを奏でる
          休耕田の一郭

  透徹した「気」の感触
    混濁した「血」の ...
スーパーに並べられパックに詰められた鶏胸肉の新鮮さと値段を吟味して500円玉一枚の重さと交換し台所に持ち帰ってまな板に引きずり出し切れ味の悪い包丁でぶつ切りにしてこびりついた赤にようやく気付く罪 ... 光がともされた舞台。観客たちの視線が集まる。
ブザー音。スポットライト。ここから始まるのだと、わかる。
それから、会場は急激に静止する。

 公衆トイレで順番を待っていた。
 脚を引きずる老 ...
数を重ねる度
不安になっていく
 
応える声は
段々と
失われていって
 
鼓動が
妙な速さを
記録する
 
 
結局は
自己満足を望む
 
私も
不完全な人間で
あ ...
今までも全部嘘です風呂上り


春深し貰ったカーディガン捨てる


鳴き声に顔を上げればカタツムリ


うらめしや小龍包の破れ汁
恐いもの知らずの

夕方なんかが

団地の向こう沈んでゆく

オレンジやピンクのマイマイが

灰色や水色をすすんでゆく


ああ、藍色は、

焦げた汚れた群青色は、

生 ...
■ 毎日の色んな事を大切にしたいと思う

■ 書けない事ほど恐いモノはない

■ hirari hirari 舞い降りた花びらを見て 雪みたいで綺麗だねって微笑んだ君

■ 眠りを貪り ...
上がったり下がったり
 俺の心の温度
行ったり来たり
 俺の旅路

どこに向かうかなんて考えるのは止めにした
自分の位置を知りたくて
確認するのももう面倒くさい
ただ今を生きることにし ...
「春のはじまりに」



春のはじまりに
ぼくらいい気になって
待ち合わせをして
薄着過ぎるままで
ふたりで桜めざした


*


始めのうちは
すこし肌寒いけど
これ ...
ああ、満開に咲き 散っていく花ですね

私は この花吹雪に囲まれて 見えない

それは この春の 息吹ですね

あんまり 夜が光り輝くものだから

逃げ続けて この日を忘れていました
...
丘の上にかつては 養蜂場があったけれど 長い時間に淘汰されて 一対の傾斜だけが残った 永久機関を試したくて 時おり勾配を上っていく かわいた木馬の姿はいつも 同じところで見えなくなるので そこから先が ... 血まみれの手だというのに
どこにも手形をつけることができない
快晴の空をみて奴らはにこにこしている
誰にも干渉されないってことが
多分あんなに嬉しいんだろう
コンクリートが冷たいと分かる
...
蝿が鼓膜に飛び込んできた
耐え切れず馬を送り込んだ
喧嘩はいつしか粗探しに変わり
言葉の刺は鋭さを増してゆく

ていうかその台詞何百回目?
耳たぶに蛸が噛み付いてきた
千切ら ...
地図の上に鉛筆を立てて
転がった位置まで歩いてみると
道路の真ん中にアルマジロがいた

それから早幾年月
アルマジロの実の弟
ジローに出会った
普通の人間の形をしている
折り目正しくス ...
バタバタと 風にふかれる ライナスの毛布
自分から 洗濯ばさみ はずしたの
ひらひらと 風にゆられる 大すきな毛布


雨なのに わざとおそとへ 出たんだよ
笑っていった わたしは 風にふ ...
 
久々に会ったから
君の手をすこし強く握った
まだ愛を知らない僕らは
その意味よくを理解できない
 
君にもらったプレゼントで
僕を埋め尽くしてみた
気付いた君は
たくさんのプ ...
あいつとの想い出を すべて塗り潰したい

記憶の改竄を 密やかに行いたい


本当の終幕を 君の手で引いて

あいつと行ったケーキ屋に突入
苺タルトを美味しく食べて
君の楽しい話に  ...
外はチラチラお星様
あの虹に飛び乗って
銀河の果てまで
えいこらせ

オーロラかかったお月様
雲の谷間に落っこちて
えんえん永遠
泣いている

ごみを捨てた
ホームレス
心を捨 ...
夜道を歩きながら歌を歌っていると
うろ覚えの歌の同じ箇所ばかりを歌っていると
家々の迷惑を考えて小声で歌っていると
歌を引き継ぐものがある
正しい歌詞で歌い継ぐものがある
玲瓏たる美声で ...
 どうしたの、と
 どうしよう、が交差する
 道のどまんなか
 人生のどまんなか
 わたしははかない夢をみる
 儚い 儚い 夢を みる
歯車の一員として
歯を食いしばり
グトッと堪えて
鼻をすすって

水の流れに沿って
時に流されてゆく
花は萌え
天気も良い

タンバリンの音
水がポトリと落ちる
エンジンを切り ...
カレー皿一枚割れて深き春 僕が見た
真っ赤な海や月
僕は見た
真っ赤な血の惨劇

濃く染まる
僕の腕
すぐ迫る
恐怖や悲鳴
次は僕だ

2色の景色
赤と黒
静かな世界
物音1つしない
感じるんだ
...
晴れきっている

閃光が停止してる

この路上から垂直に

そのぶちまけられている幾多の天井の上に

切り欠けている

せいかつ

の片側たち

半身の動物園

豆の木 ...
かき氷海の近くでたべました ここで泣き叫んでも
貴方には届かない

ねぇ、私たちどうしちゃったの
本当に、私は貴方がすきなの?


たくさん、たくさん
考えるの
以前までの私たち

たくさん、たくさん
考 ...
今の自分にできることは
何もないのかもしれない
あったとしても
今までの自分ができたことよりも
ずっと少なく
今のみんなができることよりも
ずっとずっと少ない
だからといって他人を恨むこ ...
左手の小指がなんだか痛いなぁ
きっと通りの黒猫が死んで居たせいね
滲んだ掌の赤い血が眩しいなぁ
辛い位に生きてる証拠を突き付けられる

ダンボールに詰めた記憶は何処かなぁ
すっかり燃え ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
バイバイブル・リー自由詩107/4/7 21:20
亀裂依玖侘 なつ...未詩・独白007/4/7 21:18
屑籠の短詩(五)信天翁自由詩107/4/7 20:40
食事東風自由詩107/4/7 20:24
頂点ブライアン自由詩1*07/4/7 19:42
人間、故に山中 烏流自由詩107/4/7 18:48
好き勝手に川柳しみまん川柳4*07/4/7 18:27
夕方吉岡ペペロ自由詩007/4/7 18:25
いちぎょうのうた2朱華自由詩3*07/4/7 18:08
ろくでなし山崎 風雅自由詩607/4/7 17:31
「春のはじまりに」ソティロ自由詩8*07/4/7 17:12
佐藤伊織自由詩1*07/4/7 15:34
喜望峰砧 和日自由詩8*07/4/7 15:24
自殺ピッピ自由詩407/4/7 15:12
噛み付く電話1486 1...自由詩7*07/4/7 14:39
アルマジロに花束をロカニクス自由詩307/4/7 13:47
自由みちる自由詩007/4/7 13:11
微成長(君の胸とともに)えいぼる自由詩007/4/7 12:49
ぬりえ北大路京介自由詩18*07/4/7 12:06
音信不通kei99自由詩2*07/4/7 11:43
歌泥棒楢山孝介自由詩2*07/4/7 11:34
自殺願望くるす.wh...自由詩2*07/4/7 11:26
歯車の輪ペポパンプ自由詩4*07/4/7 11:17
A-29俳句1*07/4/7 11:06
脳内Tragedy美月朱恋自由詩107/4/7 11:05
kiri水町綜助自由詩15*07/4/7 10:54
去年の夏A-29俳句2*07/4/7 10:44
不安ことは未詩・独白207/4/7 10:37
今の自分にできることはぽえむ君自由詩8*07/4/7 10:17
蒼依自由詩007/4/7 10:14

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