すらすらすら
どこからともなく現れて
消えていく景色を
すべて言葉にできたら
なんてらくなんだろう
すらすらすら
思っていることと
考えていることは
少しちがうけれど
どちらもう ...
ふうせんガムを背につけて
うそつきが空を飛んでいく
「らいねんまでには戻ります」
いいから降りて働けよ
悲しみを
身近な毛布で
覆った
ある夏の日
君は
静寂を壊さぬけど
気付いてた
ぽつぽつと
雨のように
私の体に入りこんでくる液体
ひと雫
ひと雫
数えるのにも
飽きてしまった
ゆっくり過ぎていく時間
1日
1日と
数えるのも
もう
飽きてしまった
明日は来なくても
...
暑さがまだ
襟元にも残ってる
汗との少し
間違いがあって
葉をかきながら
歩くあなたの足元
側溝の蓋が
少女の口のように
開いて
ふとある日から
そのままの感じがする
ひき ...
移動どき
居心地良かった場所なれど
さよなら言わず
我 先へ泳がん
黒いスカーフで視界をふさいで
縄で縛って動けないようにして
ピンクのおもちゃで壊してよ
小さなモーターの振動が
あたしの心まで揺すって溶かす
失神するまで ...
風の声を聴いたら 明日が見える気がした
下り坂で 躓くこと
立ち止まれることでもある
痛くて 痛くて 痛くて だけど
もう 転がらずに ひとやすみ
木陰に座る
...
不器用に生きていて 素直に生きていて
あなたの気持ち そのままで
音楽をしたければ おやりなさい
演劇をしたければ おやりなさい
うまく生きようとしないで 生活に ...
少年が終る目蓋裏海広げただ泳いでる一人だけの忌避
少女の目覚め真っ先にゆく天の色少し憂いそして嵩ます
あの色がキレイと爪先に段々畑の紅(あか)藍(あい)そして白
踊るのは山林森海空人 ...
夜杖に狭間梳き
地より柔らかにうねりゆく朝もや
泊められていた火船
砥石の角をたち
白く月の望む腕に
かなえられて昇る
ゆったりと
雲が うごいている
ゆったりと
空が うごいている
ゆったりと
私も うごいている
ああ 背中に地球があるみたい
言うことを聞かない。
素直に変換だけしていればいいものを
私の気持ちを、
心の声を、
イメージを、
細切れにしては意味不明な暗号に仕立て上げる。
おちょくっているのか
...
世界中の誰も知らない理由で
あなたの小脳は壊れてゆくらしい
あなたの父親がそうだった
あなたの子どももそうなんだろう
昨日わたしは清涼飲料水の検品をして
二万本に一本の割合で出るという
...
彼には両脚がないのだけれど
戦場に行ったからではない
戦場に行ったジョニーの内面
彼とは違うジョニーの内面に
わたしとて
全く興味がない
というわけではないが
そういうゲージツ的かつシャ ...
きょうね
だいすきなままとあそんだの
おいかけっこしたんだよ
わたしね くるしいけど
いっぱい走ったの
ままにつかまるとね
わたしのほっぺたを
いっぱい たたくの
...
目の前でピザを頬張る顔が好きだ
唇の端に付いたピザソースになりたい、と言ったら
君は困ったような納得のいかないような顔で
ピザソースとは接吻は出来ないよ
と言った
トロトロに溶けたチーズ ...
秋の空が澄み渡る
山並みは寂しさを知る
存在はいつも無口で
意味だけがある
行こう
はかりしれない道のりを
距離と正しさはきっと
あなたとの信頼として
理解されるから
隙間から漏れる風に誘われ
当て所なく泳ぐ午後十時
空を縫う電線を辿れども
待ち望む場所に帰れはしない
提灯屋台から漂う焼串の香り
車道の真ん中で踊る同輩
年の見合わぬ男女とすれ違う
...
ギター掻き鳴らせば嫌な事なんて忘れるぜ
ロックスターが言っていた
僕のおもちゃにギターはあったけど アンプはなかった
僕はロック
僕はロック
スピーカーの裏で悲しく暴れる ...
夕されば高き帳に望月の影透けて咲きよいやみを待つ
ゆくへなき水だに君に恋すてふ命のなごりに青霧となる
秋と言ひ長き夢路を眩ませし霧は瀬に立つ蒼き陽炎(かげろ ...
さまざまなどうぶつ達が登場する、冒頭シーンです。
キリンに象にヒョウにライオン、シマウマにダチョウにキツネザル。
草原を駆け抜けるたくさんのどうぶつ達に混じって
向こうから
...
朝日さえ当たらぬこの長い廊下
軋みだけが響き渡る
亡きがらを引き取りに
亡きがらを引き取りに
売られて連れられ廓の網
格子窓から手を出して
遊客に色を売り
遊客に色を売り
...
来る者を疑い去る者は追いまわす
破れた夢の切れ端に いつかの月
そは果物、獣、何者ぞ?跡を踏まず求むるを極めよ
問うも語るも一知半解 ダメだこりゃ。
矛盾順守の意識だらけで自己 ...
1番人気のあることがうらやましい十代。
1番人気のあることの偉大さを知る十代。
明日の自分に惜しみなく時間を割く十代。
そんな十代。ひとりの友と。
挫折を学ぶ十代。涙で食べたセ ...
***
ほんのすこし
はやいけど
羽が生えはじめた
僕等のモノクロを
見送ることに決めたよ
のぼりはじめた
きいろの船
沈まないでいてね
さよ ...
あせる気持ち抑え
自転車 降りて坂道
恋し夕の空に
秋のはじまりを見る
はじまったか
つまり終りだ
ぼくは今年も
この感じが嫌いで
冷えた空気は大人の感触
暑く 夢中 ...
駄目よ!!
気軽に触れないで!!
化学反応起こしたら
素直にリトマス試験紙が
見る見るうちに染まってく
さっさと背を向け離れましょ
爆発しても知らないわ
さっ ...
ドアを開くと 光
強烈な光
だけど目は閉じてはいけない
この眩しさが
ぼくの望んだ光度だから
開け続けた
明るさに慣れた
そしてぼくは
まばたきを忘れた
つまり ひとりの暗さを
淡い月を
蛍のは ...
夜の世界で 光
猫背の君はただひとり
ぽつんと
照らす場所は小さいけど
遠くで誰かが
君を見てる
君を美しいと思う
なぜか切なくなる
ぼくも猫背だよ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
すらすらすら
水中原動機
自由詩
0
07/9/28 11:20
風来
楢山孝介
自由詩
4*
07/9/28 10:33
母
でんぼ
自由詩
1
07/9/28 10:33
ひと雫
風音
携帯写真+...
2*
07/9/28 10:26
残暑
たもつ
自由詩
4
07/9/28 9:56
自由形
佐和
短歌
5
07/9/28 9:41
欲望Ⅲ
まりも
自由詩
2
07/9/28 8:03
この星の中
和泉蘆花
自由詩
1
07/9/28 7:24
勇気
〃
自由詩
2
07/9/28 7:23
流星のカケラ
唐草フウ
短歌
2*
07/9/28 7:19
つげる野
砂木
自由詩
6*
07/9/28 7:13
蒼穹
yo-yo
自由詩
2*
07/9/28 6:37
キーボード
フクロネヅミ
未詩・独白
1*
07/9/28 6:15
Sweet Genes
佐々宝砂
自由詩
8*
07/9/28 5:23
創書日和。淡 【てのひら】
〃
自由詩
1*
07/9/28 4:58
いとしのまま
赤澤るろる
自由詩
0
07/9/28 4:07
ピザ
西藤ウサギ
自由詩
2
07/9/28 1:55
無口な世界
小川 葉
自由詩
2
07/9/28 1:24
口笛
松本 卓也
自由詩
1
07/9/28 1:14
少年
水口わする
自由詩
2
07/9/28 0:52
ブルー・ミスト
Rin.
短歌
18*
07/9/28 0:50
きび団子
ツ
自由詩
1*
07/9/28 0:37
朝日楼
板谷みきょう
自由詩
1*
07/9/28 0:24
一行詩(十編)
〃
自由詩
0
07/9/28 0:23
トビウオ
短角牛
自由詩
1
07/9/28 0:21
.о
かたくりо
自由詩
1
07/9/28 0:05
夕
青の詩人
自由詩
0
07/9/28 0:03
実験道具
梓ゆい
自由詩
2
07/9/27 23:55
明順応
青の詩人
携帯写真+...
1+*
07/9/27 23:55
猫背
〃
携帯写真+...
1*
07/9/27 23:46
5312
5313
5314
5315
5316
5317
5318
5319
5320
5321
5322
5323
5324
5325
5326
5327
5328
5329
5330
5331
5332
5333
5334
5335
5336
5337
5338
5339
5340
5341
5342
5343
5344
5345
5346
5347
5348
5349
5350
5351
5352
加筆訂正:
創書日和。淡 【てのひら】
/
佐々宝砂
[07/9/28 6:49]
ちまちま変更
楽典ラプソディー
/
渡 ひろこ
[07/9/28 0:00]
少々訂正しました
5.94sec.