日だまりの喪失によみがえる歌声
岸辺に立ち
シャワーを浴びる裸体が
鏡に映っている
流し去ることの出来ない。
視線にでもなぞれない
曲線を水がしたたり
こもれ日へ歩む旋律
お気づき ...
いのち
ちいさな
いのちが
受け継がれていく
まぶしい朝日
小鳥のさえずりが
まだ眠っているカラダに
呼びかける
食卓につき
そっと目を閉じると
広がる世界 ...
街
は 生きていて
たくさんの人
を 飲み込み
迷わせ
そして
消 し て
しまう
そこは
たった
数年
で
...
夢の壊れる音を聞いたことがある
あなたもきっと知っている
夏の日の昇るまえ
穏やかな空気の静寂を
死そのものとして頭の芯まで呼吸する
生に引きずられながら
ねえ 笑ったことがある
わ ...
あなた の 新緑グリーン
それに新芽
あお あお とした光
虜になってしまい ました
し どろ もどろ で交際を申し込んだ
あなた は うつくしい
たおやかに風に揺れ
花を散らす ...
この夏が終わるのもそう遠くはない、と
花火が打ち上げ終わった海にいる私
横たわる一メートルと五十センチあまりの生身
押し寄せる波に三十六度五分の生気は解放される
あれからどれぐらい経つ ...
私を忘れて下さい
私は貴方の望む女には
なれない
貴方のことはとても
深く深く愛している
けれども
ごめんなさいね
今はそ ...
エンヤコラサ
エンヤコラサ
今からこの婆
捨てにいく
エンヤコラサ
エンヤコラサ
今年はうちの
婆の番じゃ
目暗(めくら) ...
青い瞳は
どこまでも真っすぐで
思わず眼をそらしてしまうほど
澄んで瑞々しい
その瞳に
私はいつの間にか
捕らわれている
真白なワ ...
生命の樹
曖昧な 神話の中で僕達は いつかの夜を 包んだ獣
悲鳴
焼香を 終えた昨日の君だけで 明日の夜明けを越えられるかな
虹の{ルビ舘=やかた}
クリップが 留め ...
あたしはみていた
おおきなつきがのぼり
ながれぼしがたくさんながれても
おとうちゃんはかえってこない
あたしはみていた
しあわせなかぞくを
ゆうべみんなでたべたごはんを
あたしもたべ ...
「懐かしい」なんて
野暮は今さら言わないけれど
どんな時でも仏頂面で
懸命に君は見ていたね
かたくなな街の横顔を
雑居ビルの落書きも
...
愛の旋律にとけ入って
赤と黄色は舞い上がる
抑えきれない泉を胸に抱き
蘇りはじめた愛色は
あるがままの橙色
愛の欠片を失って
青と紫色を掻きたてる。
幻想色を乱舞して
芽生えはじめ ...
{画像=080722004625.jpg}
飛べ 飛べ
おれよ 飛べ
まっしぐらに 飛べ
何も考えずに 飛べ
踏み切って 滞空する時間に
脳裏をめぐる 想いは
展開の素早さに ...
とおくのおくにでおまつり
とってもおおきなおまつり、
みなさんが、みなさんが
おっきなみなさんが、
まっくろいかおして
おっかないかおして
おままごと
せんそ ...
ひととおなじじゃいやだなんて
やっぱりひとをきじゅんにしている
溺れて溺れて
深く深く真っ暗な底に
消え去る前に
やがて快楽に変わるまで
何度も何度も
溺れて溺れて
悲しみではなく
快楽に変わるまで
身体だけあれば良い
他は全て置き去 ...
転がるように、おどけるあなた
まるでピエロみたいだった
はらはら、わたしは
あなたが演じるあなたを
ただ見つめてる
空中ブランコ、ゆれてもその手を
つないだその、手をはなしたくはな ...
銃口はもう完璧に腐っていて音もなく
崩れ落ちたよ
愛がなんなのと君は聞くけど
僕だって知らないさ
だから小説やドラマがいつも夜の9時に
迷走しているんじゃないかなあ
いつまでたっても読めな ...
世界を変えられるとか変えられないとか
そういうことをいちいち誰かが細々とつぶやいて
それは確かに誰かの耳に入るけれど
結局うまく回らないまま、落ちてしまう
{引用=爆撃の音がきこえる、夜
...
星野ジャパンをせめないで
星野ジャパンをせめないで
星野ジャパンをはんごろしだ
星野ジャパンをはんごろしだ
星野ジャパンをはんごろしだ
星野さん、星から生まれた、あなたは
適当な水たま ...
胡瓜がある
美しい弧
青々とした肌
適度な間隔を開け
並ぶ突起
私の若い頃には
胡瓜は地を這い
地と接する腹は白かった
緑と白、間に黄色
あの化粧っ気のない胡瓜
最近見なくなっ ...
一つのものは 全てその一つとして
時間は時間でなく 一枚となり 感情となりながらも
支配され 歪められ 固定され 第三となり
過去も 今も 未来も
流れゆく全てが また情景であり
一枚で ...
おひさまいっぱい浴びたカリフラワー
たまごでとじる
そうやってたくさんとじてゆく
この部屋を出るとガス(かるい)があふれてて
ぬりかべに気まぐれに電話‐‐こんにちは‐こえはどこにあるのです ...
雨のスクランブル交差点を眺める
2階のCafeで
木目のテーブルの上に
「 アランの幸福論 」を開く
信号が青に変わり
湿った白い梯子の上を
流れ出す
色とりどりの傘の ...
和解だって 破壊だって
貴方は出来たはずなのに
未来だって 過去だって
貴方は理解できてたはずなのに
苦しい や 悲しい や
嬉しい や 楽しい は
違ってるように見えて全部一 ...
僕はあまり夕焼けが好きではなくて
海は群青であってほしくて
たとえ
双手にすくう水が透明であったとしても
きみには蒼であってほしくて
...
・
夜
飲みさしのコーヒーの中に
砕けた夏を発見した
掬い上げようとしたら
逃げるみたいに砕けて沈み
底の方で銀色に光っている
人差指でかき回すと
跡形もなく溶けてしまった
...
{引用=
ゆうべ ぼくは あまもりに なりました
ほしが おちたからでは ありません
じゅうが うたれたからでも ありません
ずっと
たいように やかれつづけて きました ...
雨の日にも、
僕は
傘をささずに歩きたい。
張り巡らされている、意図への操作
気分屋の変わりやすい気象だから、
駅に並んだ不法駐輪の自転車を蹴り倒して
ビニール傘を叩き潰して
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
影という名の
こしごえ
自由詩
4*
08/8/24 15:04
ちいさな輝き
こゆり
自由詩
5*
08/8/24 14:05
街
皆月 零胤
自由詩
3*
08/8/24 14:00
なつのひかり
よしおかさく...
自由詩
4*
08/8/24 13:40
新緑グリーン
〃
自由詩
3*
08/8/24 13:39
海になる
緋月 衣瑠香
自由詩
11*
08/8/24 13:06
小舟の女
星月冬灯
自由詩
2
08/8/24 12:48
姥捨山
〃
自由詩
3
08/8/24 12:47
スノーフレーク
〃
自由詩
0
08/8/24 12:46
ファイアループ
セルフレーム
短歌
0
08/8/24 10:06
みかちゃん
ばんざわ く...
自由詩
2*
08/8/24 9:32
街の横顔
草野春心
自由詩
0
08/8/24 9:05
旅人
morio
自由詩
0
08/8/24 7:54
飛べよ おれ
beebee
自由詩
13
08/8/24 3:50
ヒトリ
赤澤るろる
自由詩
1
08/8/24 2:42
_
夢頭制作委員...
自由詩
0
08/8/24 2:32
暗渦落下
赤澤るろる
自由詩
1
08/8/24 2:27
サーカス
タマムシ
自由詩
5*
08/8/24 2:11
日々
ki
自由詩
1
08/8/24 1:22
眩む青
笹子ゆら
自由詩
3+*
08/8/24 1:18
スターフィールド
パラソル
自由詩
1*
08/8/24 0:36
胡瓜と木瓜
木屋 亞万
自由詩
2*
08/8/24 0:21
情景
kope*c...
自由詩
0
08/8/24 0:06
つぎはぎ
さわ田マヨネ
自由詩
2
08/8/23 23:53
東京の宇宙人
服部 剛
自由詩
1
08/8/23 23:44
完成しないライム
セルフレーム
自由詩
0
08/8/23 23:12
刺痕
Affett...
自由詩
4*
08/8/23 23:08
夏の終わり
吉田ぐんじょ...
自由詩
18
08/8/23 22:35
やね
しろう
自由詩
2*
08/8/23 22:20
掃け埃
マイケル
自由詩
1
08/8/23 21:26
4816
4817
4818
4819
4820
4821
4822
4823
4824
4825
4826
4827
4828
4829
4830
4831
4832
4833
4834
4835
4836
4837
4838
4839
4840
4841
4842
4843
4844
4845
4846
4847
4848
4849
4850
4851
4852
4853
4854
4855
4856
加筆訂正:
やね
/
しろう
[08/8/23 22:57]
ちこっと推敲。
6.25sec.