これが最後の挨拶だ
もうここに戻ることはない
旅立つ準備はできた
喉の裏を空気が入り込む
感情が絡み合い
脳内で火花を散らす
まだ悩みがあるようだ
9時前にはおいしい
トー ...
おっす生きてるか?
俺はよく分からねえ
飽きもせず、墓標みたいなのを背負ってとぼとぼ歩いてるからな
よく「生きる意味」「生きているという実感」と言うが
俺にはねえ
まったく
じゃあ何だ ...
君との愛を冷凍しておけばよかった
そしたら欲しい時にチンして手元におけたのに
だけど想いは儚く
甘いアイスクリームのように溶けてしまった
さよならは平行線
ただ違う道を行くだけ
君の行く先 ...
午前零時のもやもや月明かりの先に
お猿のシンバル リズムを刻む
シャンシャン
シャンシャン
少しずつ大きく
風にそよぐ待宵草も
霞んで遠く消え隠れ
ジャンジャン
...
これを歩いてけば
あなたの住む
あの町に
行けるかな?
無理だよ
って 笑うけどさ
会いたいんよ
ものすごく
...
ウチのそばには割と大きなお寺がある。
そのお寺を写生しているジーサンがいた。
買い物帰りに覗いてみると、そのお寺は実物よりもはるかに色鮮やかに描かれていた。
ジーサンの目にはそう映っ ...
嬉しい事や哀しい事がいっぺんに詰まって
ボクの心は急スピードできない
時間と共に階段の途中で一時停止
哀しんでから悦べば良いのか
答えは何処 空は青 ...
眠りは浅い
でもソコソコ満足してる
新しいモノにあまり興味はない
アンテナはアッチとコッチを行ったり来たり
あの空でもこの空でもたいして変わりはない
うつむいたままじゃつまらないし
...
夜の海で鳥の嘴が風を食った
海賊旗を掲げた僕達の船
嵐の夜も月の雲も
いつか辿り着く事を約束した大地
帆を立て荒れる海へ出で
仲間と暗い大海へ出で
掲げ ...
しんどいっていって、こころとからだがしびれるようなの、みすごしてね
たのしいことわすれて、しんどくなるの
しんどいてことば、もうつかわないの
こころとからだしびれちゃってうごけ ...
あったかいと
きもちがきれて
またあったかいと
ゆるやかにいたみなんてわすれて
それでもかんがえてるふりをなんて、しないしないのよ
ねぅ、あったかいとき、きもち ...
そういえば
結婚式しなかったね
ときどき妻が言う
僕は聴こえないふりをする
本当に
妻がそう言ったのか
確証のないまま過ぎてしまう
日々の幻聴のように
出会ってから
十 ...
1 岐阜
(斎藤道三、織田信長ゆかりの岐阜城を訪れて)
難攻の城四度落ちなお聳え
信長の天下布武へと岐阜起こり
絶景の天守に治む濃尾かな
2 大垣 ...
さびしくなるようなことばかりしている
ずっとずっとねむりたいのに
じぶんじゃないひとと つながっていたい
だれかじゃないひとと つながっていれたら
よるはかがやくのにね
つきをみあげなが ...
ひとはかわることができる
そのしょうこにぼくたちはちょくちょく堕落する
蛾を供えにいく/
かつての田んぼを新古書店にかえてしまったため
記憶のモザイクをひっぺはがしに
やわらかい胴体を
すぐにでもつぶしてしまいそうな
半切れの胴体を
モザイクには耐え難く
...
町をくりぬく動物園は
真っ先に命の営みを捨て去って、
太陽、ポンと放り投げる
イメージを垂れ流しにするテレビみたいに
命はすり減らされることばっかり。
ここ、
行きたいとか、なんとか、 ...
ずっとこういうことばかりしていたい。
ずっとこういうことばかりは、していられない。
げんじつってなんなの、げんじつってなんなのって
いいながら、ゆめをみている。
いつだって、そう。
そう ...
我が偏頭痛は
シリウスへと羽ばたいて
ディラックの海が
泡立っている
くるぶしは水晶で
水と夜との境目を
滑ってゆく詩人の姿
ヒルベルト空間の果てに
夢を見る
吸う空気も青く滲む
朝はやってこない
黒の牢獄で
冤罪の者も、変わらず
皆と窓を眺める
暖かく使い古された
楽器はお手製の橙
だれともなく
響く、白、青、翠
次第に、黄、 ...
境界線の向こう
息苦しさで
誰かのため息のための感想文
見知らぬ町の役場に
送りつける
名前も知らない
臨時職員か派遣職員が
まじめに職員に相談す ...
無数の 魚たちが 沈みゆく
月光を 浴びて 銀色に 輝いて
すーっと 静かに 落ちて ゆく
ぎっしりと 魚に 満ちている
ウロコの涙を ポロポロと 落としながら
銀色の 悲涙のごとく
細長 ...
081017
横を向いて歩いていった
強者達が
立ち止まり
上を向いて
叫ぶ
ユーフォーだ!
ユーフォー!
駄洒落の神様
怒り出す
強者共をつ ...
即興で作られた天井から雨漏り
そして飛行機に乗って銃撃する夢に酔った
鉄分を含んだ汗が苦いのに
どうして電気をつけてくれないの
頭の中から放たれていく白い繊維
そうだよそれこそ雲だったんだよ ...
言葉少なに伝えることと
抽象的に伝えることは
全く別物
無理やりひねり出した言葉より
考えに考え抜いた文章より
言いたいことだけ書き殴った詩のほうが良かったりもする
でもどれも伝わ ...
物干し竿に並んだ肉を持たない白の骨たちは
濡れたカシミヤのセーターが掛けられるのを待っている
あるいは真白いワイシャツでも
季節はずれのノースリーブでも良いのだけれど
記念写真を撮 ...
うみのうえで
きらきら
きらきら
右手も
左手も
えがおいっぱいのV。
・
。
・
・・・・・
。。。。。
V、したい。
左腕
だめみたい。
右手 ...
その中年男性は、まだ少し油っぽさを残した額を光らせながら
街の暗く入り組んだ路地の突き当たりの二階に居た
秘密に仕立てられた魅惑的な部屋
彼は都市型仙人と呼ばれていることを知らない
迷路は迷い ...
静かで力強く穏やかな景色を前にして
この仮面を脱いで惚けている
間違わないように、崩れ落ちてしまわぬようにと
危ぶまれる時々に
薄い木叢に透かして見える文明の雑音と
止まない川音とのあわいに ...
雨にさえ取り残されたこの灰色の殻の中には
心地よさにも似た悲しみ、
急ぎ足の夕焼けを追いかける時の心が満ちていて
言葉にならない言葉たちの反響がふざけ合っている
外殻を打ちつけるつぶての丸い表 ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
9時前のトースト
crowd
自由詩
1
08/10/17 16:16
生きてる
サナギ
自由詩
2
08/10/17 15:37
Bon Voyage
ゆきこ
自由詩
3
08/10/17 15:13
聴こえないふり
紫音
自由詩
3*
08/10/17 12:26
羨路
愛心
携帯写真+...
5*
08/10/17 12:00
最初の角ひだり
BOOKEN...
散文(批評...
0
08/10/17 9:57
バスがまだ来ない。
LOW
自由詩
0
08/10/17 9:26
フツーでいいんじゃん
BOOKEN...
自由詩
2*
08/10/17 8:39
『鳥の歌』
緑茶塵
自由詩
0
08/10/17 4:41
あるこうね
〃
自由詩
1
08/10/17 4:41
ねぅ
〃
自由詩
0
08/10/17 4:39
聴こえないふり
小川 葉
自由詩
12+
08/10/17 4:25
岐阜から大垣、伊吹山へ(歴史を歩いて)
寺岡純広
俳句
0
08/10/17 3:24
まよなか
ゆうと
自由詩
1*
08/10/17 3:17
_
夢頭制作委員...
自由詩
1
08/10/17 3:11
わたしが蛾
ふもと 鈴
自由詩
0
08/10/17 3:05
冷たい柵
〃
自由詩
0
08/10/17 2:51
いつかのジョーク
ゆうと
自由詩
0*
08/10/17 2:45
量子の夜
ぎよ
自由詩
3
08/10/17 2:24
ヴァイオリン
夜恋
自由詩
1
08/10/17 1:54
脅迫
たりぽん(大...
自由詩
1*
08/10/17 0:58
沈魂
guchi_...
自由詩
0
08/10/17 0:49
聴こえないふり
あおば
自由詩
5*
08/10/17 0:34
右の窓から抜け出してしまったの
KETIPA
自由詩
1
08/10/16 23:33
じゃあこの詩はどうなんだ?
真紅
自由詩
1
08/10/16 23:25
十月十六日午前八時のハンガー
しろう
自由詩
1
08/10/16 22:11
V、したい
草野大悟
自由詩
3
08/10/16 22:00
都市型仙人
HTNYSH...
自由詩
1
08/10/16 21:45
妄想家の仮面
〃
自由詩
1
08/10/16 21:44
雨つぶて
〃
自由詩
2
08/10/16 21:42
4738
4739
4740
4741
4742
4743
4744
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4746
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4751
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4758
4759
4760
4761
4762
4763
4764
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4770
4771
4772
4773
4774
4775
4776
4777
4778
7.65sec.