湯船に浸かり
うつらうつらしていたら
突然誰かが部屋に入ってきた気配を感じ
バスタオル胸元に巻いて飛び出すと
消したはずのルームライトに薫る
わたしの大好きな秋桜のアレンジメントに
添 ...
一匹のウマオイが
楽な姿で
息絶えていた
緑が
ひと際目立った
隣のビルディングから
人たちが出てきた
時間の話をしたり
何かを好んだりしていた
腰から上を丁寧に 筆をひたしてなぞってしまうと
電流は細く細く 鼻の頭までじんわりと沁み
「いいえ、いいえ」と繰り返している
薬から逃れると、自然
夕食になってしまえば 皆がそれぞれに席に ...
あのはなをつんで、ときこえた
もうすぐ枯れそうな野花、を
そのはなをつんだ
ずきり、 「気のせいか」
ふりかえる
だれもいない
雨はどしゃぶり
雨はどしゃ ...
風が吹けば花弁-はな-が散る
あの人へ寄せた思いを載せて
ちらちら舞ってその名を虚空に描く
叶わないと判っていても
愛さずには要られないから
静かに内側で熱を
何て美しい散り行く光景- ...
古いエレベーターから
押し出される
と 瞬間
何かとすれ違った
懐かしい後ろ姿を
感じながら
会場に入ると
過ぎ去る時間のように
たたずんでいた
透明な光の重なり
と
前髪と瞳
...
めくら猫のまなこに残る暑さかな
病み猫やうつらうつらと露の夢
月あらば三人なるべし手酌酒
空に書く恋文かなし秋ごころ
秋風や祖母の時計はまだ動く
綺麗なだけの水の中
廃れることのないこの体
頭の中は常に霞み
視界は晴れることなく歪む
全てが溶ける部屋で僕は現実を知った
閉じ込められたままの僕等
泳 ...
あいするそのひとは
いのちあるひと
あいするそのひとは
ひかりあるひと
あいするそのひとは
うたのある ...
福は内々、鬼は外
鬼やらいなら四季ごとに
天地に花咲き 木々、人、実り
厄をばどこからどこに追う
福は内々、鬼もうち
己の目玉で己を見れば
四季ある国の習いとて
こまめに生き ...
オゲンキ、 デスカ?
キョウ、モ
ミズノ音ダケヲ 聴ク
アクアリウム、ハ
シズカデス
、。
、、:。/
...
ふとした瞬間に口ずさむ歌がある
桜並木道
夏の浜辺
満月の夜
大雪の庭
振り返ってみれば
いつだって僕の側には歌があった
埃にまみれた音楽の教科書 ...
私が知りたいのは
この体に感じる空気
命の生体反応が何処であるかである
個々の生命体に同一の感覚器官があり
決してそこにいる人間が機械でないことと知る
生まれて一度も
他 ...
びゅーぅっと八月が吹き抜けてゆくのであわてて景色が追いかけた。
明るいヘイト!呼び止めて顔を見てしまったらフェイス…憎めないよ。
手の中で疑問は溶け出 ...
己が昏き衝動ナインインチ聴き決着つけたら
創造の導火線に火を付けるなり
ドスグロイ血たぎりて31文字を徹底破壊
日本文化の吸引力を無化する手 ...
きみが見ているものは
たしかに青なんだけども
うすく透き通ったなにかが
反対側から見すえている
これはだれのですか と
英語で尋ねてくるのだけど
あいにくぼくは
言葉を持ち合わせ ...
渇いた喉に、
ジンジャーエールを流し込む。
ありとあらゆる細胞に吸収され、
ぼくは炭酸の泡で息をする。
ぱちぱちと、星がまたたくような音がひろがっていく。
なんとなく宇宙はそこに ...
あの人の
あの恋ついに成就せり
風の便りを
酒飲みて聞く
------------------------------
かの人は
優しき人と 伝え聞き
我が心ついに 敗北せり
...
あなたとは
嘘の約束
したのかな
したとき ホント
・・・結果 ウソ
当たり前
そう思ってた
今までは
失くして気づく
ホントの重み
...
ぼくは君に愛を
誓うよ
永遠よりも
深く甘い愛を
心から君を愛している
真実の心を
君に届けたい
君はそっと微笑んで
ぼく ...
私が神さまに
感謝するとしたなら
それは貴女に出逢えたこと
貴女を知る前の私は
ちっぽけな存在
貴女はまるで太陽
私をいつまでも照らしてくれる ...
黄色い薔薇は
不幸せの色
幸薄く虚ろげで
儚い
白い薔薇は
悲しみの色
思いが深すぎて色さえも
染まらない
赤い薔薇は
...
現代版昔話
王子様は出会った夜にアドレス交換をするのでわざわざガラスの靴にあう人を見つける必要がありません
姫はダイエット中だからとリンゴすら食べてくれません
亀になんか乗らなくても ...
雨が降っても
あまり傘はさしたくないんだ
雨が降ってれば
打たれれば良い
洗い流してくれそうだから
隣で同じ傘に入ってた
きみはもういないけど
歩いていけるよ
雨で ...
研ぎ澄まされた3000万の多数決の犠牲者は平和の盾に打ち崩れ遥かな王朝に嘆きを乞う原子以来の文明に突如打ち建てられた協会よりの死者はどうして白衣を纏い青醒む芸術家はこぞって好みの色を求め糾弾し続け晴れ ...
―――いつも雨の音がする
ひんやりと冷たい、鉛の棒で、
心臓をゆっくり刺し貫かれるような違和感で目が覚める、
午前3時、のろのろとベッドを這い出して、
レジ袋から転がっているペ ...
好きなものは好き
人でも
物でも
音でも
空気でも
理由じゃなくて
好きっていう
その感じ
理由を付けようとするから
嘘っぽくなる
そんな理由なんて
所詮は後付けだから
...
スクロールしてゆく 現実が
私のいない現実でもう映画は始まってしまったのだ
カラカラと廻り展開されてゆくその物語に私は加わることが出来ない
空っぽの劇場で
ひとり観客として
例えどの ...
これは
ぼくの
じんせい
秋田で、秋田の詩集を2冊いただきました。
その内の一つは秋田県現代詩人賞や『詩と思想』新人賞の候補に挙がったこともある田口映さんが編集の「北の詩手紙」です。
「北の詩手紙」は、下は19歳か ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ゲリラなひと
恋月 ぴの
自由詩
23*
08/9/5 21:27
ペーパーシープ(緑)
たもつ
自由詩
4
08/9/5 21:24
食べることに相まって
ふもと 鈴
自由詩
0
08/9/5 21:24
はなのこえ
梨玖
自由詩
1
08/9/5 20:59
しつれん。
AKiHiC...
自由詩
2
08/9/5 20:38
光陰
フクスケ
自由詩
0
08/9/5 20:32
残暑五句
三州生桑
俳句
1*
08/9/5 20:23
レトロブルー
梨玖
自由詩
1
08/9/5 20:18
二十四時間
乱太郎
自由詩
22*
08/9/5 20:02
四季ごとの鬼やらい
海里
自由詩
1
08/9/5 20:02
アクアリウム
皆月 零胤
自由詩
4*
08/9/5 19:19
童謡
1486 1...
自由詩
2*
08/9/5 18:49
秋の夜に眠る
doon
自由詩
1
08/9/5 18:32
「 びゅーぅ。 」
PULL.
短歌
0*
08/9/5 17:56
ナインインチネイルズ
アハウ
短歌
0*
08/9/5 15:22
青い空に、ぼくの血が混じる。
ゆうと
自由詩
1*
08/9/5 14:00
ジンジャーエールに関する宇宙のはなし
〃
自由詩
2*
08/9/5 12:07
【敗北のうた】
つむじまがり
短歌
1*
08/9/5 11:42
もう裁かない
じゅじゅ。
短歌
0
08/9/5 11:26
とけいそうの丘
星月冬灯
自由詩
3
08/9/5 9:22
太陽
〃
自由詩
1
08/9/5 9:21
薔薇
〃
自由詩
5
08/9/5 9:20
現代/未来版昔話
桜 葉一
自由詩
2*
08/9/5 5:20
傘もささず
ヒロシ
自由詩
0
08/9/5 4:47
A BARREL HAUS
詩集ただよう
自由詩
0
08/9/5 4:17
青の異物 (すきとおる、
ねことら
自由詩
7
08/9/5 3:09
好き
灰色の夢の中
散文(批評...
2
08/9/5 2:59
「パノラマ」
くま出没
自由詩
1
08/9/5 1:48
_
夢頭制作委員...
自由詩
0
08/9/5 0:51
秋田でもらった詩集1「北の詩手紙 第一号」
イダヅカマコ...
散文(批評...
1*
08/9/5 0:41
4738
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4760
4761
4762
4763
4764
4765
4766
4767
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4769
4770
4771
4772
4773
4774
4775
4776
4777
4778
8.28sec.