桃色に 大地を染める 花びらよ
フカフカの 大地の布団 花びらよ
花びらが 大地に掛ける 桃布団
花びらが 大地に描く 絵画かな
香りたつ 姿の見えぬ 水仙よ
水仙の 姿浮かびし 香りか ...
雲間から
虹の手が
世界にのびてくる
わたしは
君の手を
掴もうと
空に手をのばす
だけど
意地悪な風が
わたしの手を
かきけしていく
軈て
...
わかれ ちぎれる 雲間を
縫いとじてゆく聖歌の雨だ
みんなして一斉に生誕をやりなおす
後ろ向きな朝が明けた
ルリラウラ ウルトゥルル
産声が湿り積乱し 大空をくるんで遮ってゆく
きっと ...
マリエのヴェールは白
と決まっていますが
佐保姫のそれは緑
風の掌は
花婿でもないくせに
花嫁の薄絹をそよがせてゆきます
ちからを
身のうちに巡らせ続けた季節を終えて
撓めてい ...
{引用=
麻酔の切れた
風見鶏は
錆びついた羽で
取り戻したくて
逆回りを始める
けれど
優秀な風見鶏は
一度たりとも
選択肢を誤ったことは
なかったので
わからなかった
西な ...
NARS4013、世界でいちばん売れてるチークの名前はオーガズム。世界中のベッドのうえで上気したように見える頬はいたいけな赤色x号かもしれないと思うとそれだけでわくわくするから、(Say my n ...
破蓮の残骸の
真っ心に
空みつけて雪ぐ
ひとひらの君
※読み 空(から/くう/そら)
{引用=
ここに硝子の器があります
珈琲を、{ルビ淹=い}れました
それは「食器」になりました
水とメダカを、入れました
それは「水槽」になりました
百合を一輪、挿しました
...
今日は、神の権威と人の立てる権威について書いておこうと思う。権威を思い浮かべる時、そこに組織というものと結びつけて考えなけれならない。あらゆる組織はその各々の
権威の下に成立している。しかしアフリ ...
ずっと一緒にいられないことは
わかっていたから
いちどだけ一緒にいようと思った
あなたは青臭くて
わたしはそんなあなたが好きで
わたしの知らないところから来て
知らないところへ行く ...
寝ている
ふたり
まるで
バター
みたいに
溶け合って
ひとつの
キモチになる
甘くて
少し
にがくて
だけど
やっぱり ...
花粉はつらいけど
それはそれで
明るいから
お出かけする
わたしの身体
今知らない場所にいる
知らない店がある
知らない昼間に
浮かんで行くよ
自由って
限定された息抜き
で ...
イチローって大麻やってそうだよね
セルフメディテーションとかいって
どうでもいいけど
イメトレってそんなに大事なのか?
ひとつ徹底的に考え続ければ
大抵のことはわかるだろうが
戦争とかは抜 ...
愛にあふれた人
愛にうえた人
愛にみちた生活
愛にかこまれた生活
仕事の山
自制の毎日
ランデブー
デジャブー
日の光に照らされて
そよ風に流され
一人ぼっちで散歩する。
...
春になったばかりの頃
白い帽子を追いかけて
春風の中を駆けて行った
草原の若い草からは
真新しい緑の匂い
南の方からは
温かい日差しがさして来る
空が青くて
眩しくて見れない
...
あの頃顎下で切りそろえた黒髪は
いつの間にか胸下まで伸びていた
美しい茶色の髪を、あたしは毎日ゆるやかに巻いている
あの頃短かった不細工な爪は
桜貝色の花やきら ...
白の崖 白の椅子
海へ突き出る
骨
耐えられなくなり
あなたの手を取り
月と曇を無理矢理見せる
蒼のなかににじむ灰
丘を昇る星の群れ
言葉は有限 空の手 ...
一つの歌を通じて
君と僕とは繋がれた
奇しくも男女を描く歌
二人の「脱出」描く歌
器用でない回答に見えた
不器用さ故の愛着か
赦し合えた二人が、遠く、
離れた場所で結ばれた
...
観覧車の回る速度と
自転する地球の速度が等しい
わたしは丸い窓から
母を見ている
南中する
太陽と同じくらいの
かつての父の高さから
父はひとつ先の
観覧車に乗ってる
...
白い時間のうつわ
網膜のひだまり
ベンチでうつらうつらしている間に
思い出が回遊してくる
おはよう
さよなら
おはよう
さよなら
巻き戻される行き先 ...
美しいものは全て偽りだ、と
指先の感覚が暗示をかける
諦めたように
優しい痛みなどは
もう、飽きた
望んだだけの悲哀も
苦しさに似せた甘美な夢も
すべて受け入れて
私は大人になった
...
耳を塞いで 顔を横に千切れるほど振って
いやだ いやだと泣き叫んだ
あの空の果てへ行きたくない
あの空の果てへ君との思い出や
罵りあった言葉 囁きあった愛を
流してしまいたくない
...
なま卵としての月へきみはどうして黄色いひかりを放つの。
フライパンの上しろく焦げたくもがもくもくと煙をあげもきみはきみ。
飛びつづけるには重力を常に信じ ...
ピアフ ピアフ
情熱の心で 愛を感じとって
わたしは子どもじみて
とても純粋
霧の晴れた朝に目覚め
小鳥の声でさえずる
ピアフ ピアフ
生きている 光を求め
そして飛ぶ 高 ...
アイスを食べるための宝くじを買う
体が目覚めないものかと
不確かさに
悩みの中はおかしくなりそうだった
学校へ行こうと
公園をくぐって 確かさへ
空に
笑っていると 眠って眠って
...
ゴツゴツ落ちつかないバランスの崩れた車
その中で聴く二十歳のためのロック
その青臭さが自分のものではなくなって久しい
十年前に書いた詩を読み返しながら
失ったもの表現できなくなったものを知 ...
ねえ意地悪いわないでよ
もう少し後にしといてよ
言い値でしとくよ、そら
ほんとさ急かすなよ
もう後になんか引けないし
通る人の目も冷たいし
翻弄されては儘だし
かという訳も手は無し
...
君が僕の棺に入ってきた。
くたびれた足を引きずって
いつもの夜道を帰ってきたら
祖母の部屋の窓はまっ暗で
もう明かりの灯らぬことに
今更ながら気がついた
玄関のドアを開いて
階段を上がり入った部屋の ...
きのうから十時間と四十五秒起きてる。
{引用=「どこ見ても黒い縁どりが邪魔をして、どうしたのわたしたち!」}
{引用=「まるで景色の輪郭がさえざえして、とてもとても抱えきれない」} ...
日付順文書リスト
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日付
花びら&香&春 (2008.2)
guchi_...
俳句
0
09/3/11 20:19
『春先』
あおい満月
自由詩
6*
09/3/11 19:48
哀歌輪唱
北街かな
自由詩
3*
09/3/11 19:28
色鉛筆のためのパレット/風は薄衣の緑のほうへ
海里
自由詩
0
09/3/11 19:24
彼は空を飛びたかった
亜久津歩
自由詩
21*
09/3/11 19:00
(equally probable)
○
自由詩
7*
09/3/11 18:27
雪花
夏嶋 真子
短歌
4*
09/3/11 17:37
手品の妙
亜久津歩
自由詩
6*
09/3/11 16:58
宗教のための宗教とは(2)
生田 稔
散文(批評...
0
09/3/11 15:16
そんなこと
チアーヌ
自由詩
3
09/3/11 14:59
バター
つばさ
自由詩
1*
09/3/11 14:43
何も無い昼間
チアーヌ
自由詩
4
09/3/11 12:47
歪み
udegeu...
自由詩
2
09/3/11 12:47
愛ちゃん
ペポパンプ
自由詩
6*
09/3/11 12:45
春
未有花
自由詩
16*
09/3/11 12:42
heaven
ロリータ℃。
自由詩
7
09/3/11 10:02
鉄夜
木立 悟
自由詩
2
09/3/11 8:52
カーラジオ
邦秋
自由詩
0
09/3/11 8:41
観覧車
小川 葉
自由詩
6
09/3/11 3:23
路線バス
shu
自由詩
8
09/3/11 1:48
嘘の砂漠
智鶴
自由詩
3
09/3/11 1:46
カンパネルラ
セシル
自由詩
3
09/3/11 1:35
「 なま卵としての月へ。 」
PULL.
短歌
1*
09/3/11 1:12
ピアフ
西日 茜
自由詩
5*
09/3/11 1:11
ベッドの上で
kiriko
自由詩
1
09/3/11 1:11
成熟した空虚 二〇〇九
kauzak
自由詩
6*
09/3/11 0:33
フォールアウトボーイのフィロソフィー
aidani...
自由詩
5
09/3/11 0:28
棺
satyri
自由詩
0
09/3/11 0:22
遺影のまなざし ー四十九日前夜ー
服部 剛
自由詩
20
09/3/10 23:45
スクールガールファンタジーとエトセトラ
aidani...
自由詩
4
09/3/10 23:44
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8.2sec.