みんな終わりにしようと思ってたんだ
いいことなんてひとつもなかったし
こんな人生もういらないんだ
さようなら
さようなら
もう思い残すこともありません
なのに なのにおかしいね
...
キラキラとフライパンが
禿げて銀色が出てきてしまい
目に光が飛び込んで
そのまま赤錆に変わっても
半年ほど使い続けていたが
昨日、
ふいに
インターネットで調べた金タワシが丁度あった ...
びおうびおうと風が吹いた。不純物が混ざると雑音も増すのだろう。雪混じりの風は音を強く感じる。雪国というと詩的情緒な感覚だが、実際は酷く暴力的だ。
何せ、窓の外は三歩と進めば迷ってしまうほど視界が ...
なんにも無い
夜中の空気が
ぱっかりと割れて
僕自身を吸い込んでいく
そこへ生まれていくんだね
これから
そこへ生まれていく ...
空に最も近いセラミックス・ビルディングが傾げたのは
数百年前のことだったでしょうか
後文明再開発機構の一環として補修工事も施工されたのに
当然のごとく頓挫して
それが何十年前のことだったのでし ...
帰路、夢堕ちぬ
栄誉こそなくし
マントほつれ、裂けても
火、胸へ
闇を笑う二人
明日は風に乗る
・・・・・・・・・・・・・・
きろゆめおちぬ
えいよこそ ...
世の中に
つらいことは
いっぱいあって
数えなくても
それはあって
そこにあって
ぼくは
ぼくはただ
いま、
どうしようもない
どうすることもできない、
不安に包まれてい ...
ガラス張りの建物
プリズムがドームに広がる
赤と青とキイロと緑の風車が大きく回っている
その風はドームの中の人の頬の産毛をうらして
鼓膜に圧力を与える
巨大なエスカレ ...
まるで一度滅びたみたいな
荒む諦念のはびこる都会で
恋の歌でも鼻でそらんじては
自嘲を吐き捨てて
幸福の鳩の群れと枯葉剤をまき散らし
僕は記憶喪失のフリをする
悲しみの空が 黒 ...
少しづつ温かく風が吹き抜けるから
じぃちゃん、じぃちゃんのことを思い出すよ
もう一度会えたなら、じぃちゃんに「まだ嫁にいかないのか」って
叱られるかな?
暖 ...
昨日を惜しむ者に
明日などない
振り返りさえしなければ
見えるのは未踏の道ばかり
進むしかないんだから
その一歩を惜しむな
僕の肩の左側をひゅうひゅうと擦る
そいつに名前はない
けれど風は流れる
キャンパスにぶちまけられたような青の中に
風はある
水に溶いたような風の中に
青はある
...
降り出しそうだね、
憂鬱な天気
街路に突いた雨傘を回す
時計の針を進めるみたいに
動かない地下鉄
交通渋滞
退屈を横目にコマ送りのザジが駆けていく
帰り道に嘘の矢印を置いて
迷 ...
信じることから始めるつもりが
疑わないことに気を取られ
信じることで救われるつもりが
疑わないことに疲れている
もうダメだ もうダメだと嘆くうちに
まだダメか まだダメかと唱えるようになった ...
生きていること
バタンとドアを閉めて
出かけること
ただいまとドアを開けて
帰ってくること
そして ごはんを食べて
お風呂に入って
暖かい布団で眠ること
...
ついてくの
まえ歩いてる
羊にね
そいつがさ
どんな惨めな顔しててもね
羊はね
ついてくんだよ
一緒にまわりと
まえ歩いてる羊にね
それとね
習 ...
卒業したくない。ずっとこのままが良い。
……そんな言葉を、一体どれくらい口にしてきたのだろう。そして、今も口にしている。
繰り返す、というのは、一番簡単な強調の手段。
いくら繰り返し ...
ねぇ
笑ってくれたらいいの
幸せにしよう
なんて考えなくていいよ
あなたが笑ってくれたら
十分
それだけで
あたしは幸せです
雲の眼路 光る山脈
なびく髪 鹿{ルビ=しし}の鼓笛に
いにしへ返へる
☆
銀の微塵に 黒鞄のイムバネス
ゆれる菅穂 火山灰のみち
☆
稲の槍
黄水晶{ ...
魚よりも自由に水の中を泳ぎまわりたくて
馬よりも自由に草原を駆け回りたくて
狂ったように吹き荒れる窓の外を眺めながら
ずっと煙草を吸っているよ
鳥が自由じゃないのは知ってるし
死ぬまで泳 ...
金属、懲擲、花頸、海星、眼球、相似
それらの雑音なのではなく
それの雑音にすぎない
なつかしい、
禿鷹の磔、
あざとい腋の裂眼から絲のような羽根をひきずり
斜の疵をまさぐるオルガン ...
輪廻の扉が閉じられて
誰も外へ出ることが出来ない
流れてしまった命の種に
名前をひとつひとつつけて
切ない思いをしていたね
終わらない世界には
輪廻の扉が必要で
わたしが死ぬ頃には
...
仲睦まじく歩く男女
を妬む 金持ちの息子
を妬む 貧しい親子
を妬む 親のない子ども
を妬む 老いた男
その全員を妬む 死んでいった者たち
幸せは棄てられている
ゴミ ...
ラクダに乗って楽だ
砂漠をひた走る
毎食ビーフジャーキー
水は朝露飲んでます。
時間はゆっくり流れ
信じるものにすがり付き
心を癒し
シコリをほぐす。
人と出会い、別れて
人 ...
心の奥の方で
何か叫ぼうとしている言葉が
詰まって
苦しいままで居る
全てがブレているんだ
目に映るモノ全てがブレているように見えるから
感覚ごとど ...
22年間全部嘘で夢の塊
社会適応能力ゼロ
警察も組織も全部肩書きだけだよあんなの
偉くも強くも何でもない
汚いだけ
汚い人間の支配する国に生きるだなんてまっぴら ...
人は変わってゆくもの
誰もが逆らえない、この星の原理
変わりたくないけど、変わるのが
悲しき人の定め
それでも、あの時の僕らは変わらないことを願った
このままの自分で ...
ごめんね
あのひとみたいに
満開には
咲けない
いつも
自分の弱さを
しっかり抱え込んで
固いつぼみのままで
満開の梅は
こぼれる香りで
春に
溶け込んでいく
ごめんね
少しずつ咲いてみる ...
赤と白
寄り添ってたんだ
春の先駆け
紅白の梅
満開の赤と白
ああ
キミに会いに行こう
穏やかな日差し
柔らかい微風
こんなキレイな梅
キミに見せたいから
...
脱字所では意味を脱ぎ捨ててひとつことばのあるがままの姿に。
砂浜は言語あなたはかかとで足痕を付けことばをゆがめる。
ひび割れたかかとがゆがめることばの裂 ...
日付順文書リスト
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それは意外と単純な答えでした
涙(ルイ)
自由詩
3*
09/3/10 1:39
復活
K.SATO
自由詩
1*
09/3/10 1:37
博士の愛した異常な数式
影山影司
散文(批評...
2
09/3/10 0:36
夜中の卵
北星三天
自由詩
0*
09/3/10 0:29
ヒステリカル-ロジック-02【パラダイス・マシンの電池】
北街かな
自由詩
3*
09/3/10 0:23
現代いろは歌
昏(ヤッカ)
自由詩
1*
09/3/10 0:14
いちめんのうちゅう
ゆうと
自由詩
1*
09/3/9 23:57
高層エスカレータ
satyri
自由詩
1
09/3/9 23:35
空色
北街かな
自由詩
1
09/3/9 23:27
ひだまりに。
終
自由詩
2
09/3/9 23:20
今までの僕はさよなら
K*
自由詩
0
09/3/9 22:48
春
青井とり
自由詩
2
09/3/9 22:17
雨傘
jin
自由詩
3
09/3/9 21:54
さんか
佐々木妖精
自由詩
5*
09/3/9 21:47
生きていること
as
自由詩
0
09/3/9 21:40
ヒツジ
よーかん
自由詩
2
09/3/9 21:25
旅立ち前夜
エルメス
自由詩
0*
09/3/9 20:48
幸せ
BOC
自由詩
0
09/3/9 20:45
修羅を読む(5)
Giton
短歌
3*
09/3/9 20:33
鳥よりも自由の空を飛びまわりたくて
虹村 凌
自由詩
8*
09/3/9 20:30
僭性
ふえるわかめ...
自由詩
1
09/3/9 20:25
輪廻の扉
浅井実花
自由詩
0
09/3/9 20:23
妬み
会長
自由詩
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09/3/9 20:05
バーボン片手に
ペポパンプ
自由詩
8*
09/3/9 19:26
無言
グレコ
自由詩
1
09/3/9 19:06
ママへ
〃
自由詩
0
09/3/9 19:02
人
とわ
自由詩
0
09/3/9 18:32
つぼみ
風音
携帯写真+...
4
09/3/9 18:16
先駆け
〃
携帯写真+...
4
09/3/9 18:02
「 脱字所では意味を脱ぎ捨てて、 」
PULL.
短歌
1*
09/3/9 17:46
4494
4495
4496
4497
4498
4499
4500
4501
4502
4503
4504
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9.53sec.