とある真夜中、の事
 
 
苦味薫る、珈琲缶を片手に、握りしめ
渋さを漂わす、煙草は片手に、塞がった左右
 
(煙草、吸いながら、飲み物を口に、含む人っているでしょ?)
 
それでも唇 ...
うそになる

わけを探せば

同じこと

あいもわかれも

理など能わず
 
調律が合わなくて
ピアノが港を発ってゆく

小さな港で
すばらしい音楽を奏でていた
そんなピアノが

指先から音がした
触れてはいけなかった
白と黒の鍵盤に
わたしの小さな罪 ...
 (承前)
P:いや、たいへん気持ちよく聞かせてもらった。君の話は、オリュンポスの丘を渡る風のように、右の耳から左の耳へと心地好く通り抜けたが、ぼくの頭にはただ一つの印象だけが残っている。それは、君 ...
 (承前)
A:Ηは人非人でした。しかし、私がそのことを理解したのは、彼が私の目の前にはもう現れないこととなった時なのでした。
 私はその時以来、人を信ずることができなくなりました。私の前に愛する ...
A:あなたにとって絶望とは何か?答えよ、賢人!

P:あなたは、ほかの男の胸の上で思索に耽る趣味があるのか?
 答えよう。肌を重ねても、その頭脳の中までは立ち入ることのできない輩{ルビ=ともがら ...
日本人が差別している在日という構図は
在日が日本人を嫌っているという構図を得て
補完されうる
とがった三角形の先に従い恨み合い
それじゃあ日本人とはいったい何だ
私は君との子供がほしい
日本人が差別している在日という構図は
在日が日本人を嫌っているという構図を得て
補完されうる
とがった三角形の先に従い恨み合い
それじゃあ日本人とはいったい何だ
私は君との子供がほしい
興奮の隙間にあてがわれた目は
数枚のゆがみを経た
虚を見るにすぎないのに
何かを永遠にしようと
躍起になり
電気を発し
腱を引く

囚われの光
勘違いの人間は
そ ...
窓ガラスに映る赤ら顔の男を
一瞬、俺ではない、と否定

喉の違和感や肩の痛みが
何を教えてくれている
頭痛胸焼け自己嫌悪
孤独を幾重に積み上げて
言の葉は溜息に掻き消える

半笑いで ...
小野川を降る雨は
枝垂れを揺らし輪を投げる
粗目の軌跡で
暖簾を揺らしたのは
赤い尾灯の軽トラで
川沿い駆ける影も虚しい

この寒さは何なのだろう

傘立てには二輪
マティスのよう ...
今日はもう眠ることにする
クリスマスパーティーに参加できた けれど
完全を知らされた 太陽に
だけど博士は憧れた なれていないそれを

楽しいことになっている
錯覚した海水だった しかし
...
大人になるって

マジックの
タネを明かされた後
のようだね

トリックに
だまされていた時の
方が

はるかに心は
自由だったね



タネを明かされる度に
シカケを ...
であった
   しりあった

よりそった 
   ほほえんだ

ささやかれた
   たずねた

ささやかれた
   こたえた

わらった
   たのしんだ

さそわれた
...
市場で、買った。
身長150センチ、肌は柔らかい。

いつも可愛く笑ってくれて、
決して不機嫌な顔はしない。
そんな彼女が、大好きだった。
一目惚れも、しょうがない。

いろんなことを ...
きが付いた時には口ずさんでしまいます
みっともないなんて君ならば言うのです
がまんしていたのはきっと僕のほうではありません

おとなになれずにあなたを困らせてばかり
とけいの秒針がこの距離を ...
今宵満月


夜の下



風・風・風唄い


草・草・草踊り


花・花・花笑う



意味を忘れて入り乱れ


闇に紛れて涙に暮れる



解れば天 ...
渦巻く大海

荒れ狂う空の下


{引用=―レヴィアタン}


昔 昔 だけれどね

覚えているよ あの姿

怖いものなしの強い船長が

唯一 怖がっていた 水の悪魔
...
年をとる、っていうことが、
リアルに想像できない

ランプの光がゆるい喫茶店で
丸太造りの壁にもたれかかってて
木の息遣いを感じる、と
あなたは言った

色艶はニスで光って
皮 ...
その切り口から
ホックへ到達するまでの
いろいろな色を
目はもっている
目は心に聞くから
見えなくていいよ
胸の震えが教えてくれる


つららとつららのあいだを
虫が飛んで
した ...
音をたてて動く大きな乳母車に
立ったままみわたす子どもたちと
遠くまできこえる声をあわせて
寒空に日差しを感じたりする
まだ時間はありますかと
たちどまって気にしている
スーツ姿のおじ ...
粒のわたしは憧れていました
見えない世界を思っていました
地にしみこむ者たちも きっと
一度は考えたことがあることを

それは、雨のうえのせかい
みあげたところは真っ白 というくらい
遠 ...
雨混じりの雪

雪混じりの雨




些細な事で

声荒げるより




雨混じりの雪

雪混じりの雨




降る情感の一雫に

...
落つる陽や さされる地に哭く あかね月 この浴槽を欲情で満たす牡丹雪

ひとひら、
口づけるたび、悲しみの温度が肌を焼く
ひとひら、
白い手に抱かれるまま、別れの雪を肌に降らす

この雪は溶けるため 
この白は忘れるため

あなた ...
君の目は滲む氷雨に似ているよ トチ狂ったフリをして黒人にニガーって言って歩こうぜ
トチ狂ったフリをして白人にレッドネックって叫ぼうぜ
トチ狂ったフリをして真っ白いスーツ着てカレーうどん早食いしようぜ
トチ狂ったフリをして女子 ...
みんなが何を言ってるのかわからねぇ
目に飛び込んでくる記号が日本語で
それぞれの言葉の意味は理解出来ても
それが重なっていくと
何を言っているのか全然わかんねぇんだ

別に難しい事を言って ...
追憶は、雪のようにそっとほどけていった。

    舞うように迷うようにさ迷うように

夜明けまで踊っていられる?
「お安い御用よ」。

静寂の泉に息を流し込みながら
雪のように
沈 ...
ロドリゲスは真っ赤な革ジャンを着てこう言うんだ
100両編成の貨物列車を見に行こう
信じるか信じないかは別だけど

俺は買ったばかりの真っ黒い中古のロングレザーコートを着て
真っ白いセブンス ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
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絶望についての対話(2)散文(批評...2*09/2/28 2:37
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自由詩109/2/28 2:15
写真いっと自由詩009/2/28 1:37
ただただ松本 卓也自由詩009/2/28 1:24
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博士の冬K.SATO自由詩209/2/28 0:20
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君の目は…前澤 薫俳句109/2/27 16:51
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加筆訂正:
メロドラマ/砧 和日[09/2/28 0:05]
少し変えました
うどん/K.SATO[09/2/27 17:16]
zz
うどん/K.SATO[09/2/27 17:06]
意味不明だと思います。
6.11sec.