あなたに会えない夜は

あまりにも長くて

ごろごろ布団の中を転がりながら

いつのまにか 眠りについて

いつのまにか 朝が迎えに来て

あなたに会えない今日を
また 過ごして ...
私は信じる。

西洋文学史を見よ
結ばれぬ愛にこそ高き評価がくだり

月下美人への評価は
その短命さに荷担されている

曲も詩も小説も絵画も
哀を知らずには美しき芸術にはなりえず
...
いつもより仕事が30分早く終わった。気分は最高。

最高のはずだった。



俺は何故、一駅乗り越してしまったのか。悔しくて悔しくてたまらない。いらいらするね。


ぼんやり ...
 
鰈を煮る
味を染みこませるため
クッキングペーパーを被せると
白い肌や
薄黒い鰭や
卵の赤い色が透けて見える

顔に布を被せられた
祖父の顔にも
同じ色が透けて見えていた

...
{引用=白くまどろむ間に、世界がまだらになってゆく。わたしを失う、あなたが生まれる。胎内で蠢くわたしの海が絶え間なく波を造るのは、きっと、その全てをあなたが揺らしているからだ。
まだ冷たくはない。た ...
もう手放さないといけない
ばらのようなほほえみが懐かしい
手のひらの上の海で
神様を泳がせていたころもあった
僕らの瞳はシベリアの氷みたいに
青くつめたくとがっていたね


黒 ...
ぶかぶか三月のすそを引きあなたは駈けてゆくこけてころがって。

ふかふか春のじゅうたんは準備中痛くないよ!だってたのしいもの。

たのもしいタンポポさんは二度踏 ...
麗らかな日差し
優しい青の空

お賽銭あげて
自分のしあわせ、
祈った

たまには
そんな
わがままも
いいでしょ?
 あたたかな
 春のひかりの
 ミルク色の微笑みが
 わたしの瞼におちる刻

 わたしはめざめ
 あなたの手をとる
 ことばをともに
 込めあって
 
 わたしが風なら
 あなた ...
寒い季節の匂いがした





去年の寒い季節の記憶がよみがえった



引きこもってたんだよ私

それをジーナさんが一生懸命外に出そうとしてくれてたの

経堂に散 ...
恋人で居れる時間。
それは一体どれくらいの賞味期限なのか。



『大切なモノは失ってから気づくモノ。』
昔からアタシが吐き続けてきた言葉。

わかってるはずなのに
近くに ...
今アタシは
この場所で



何してるんだろう

黄昏とはまた違った、無

少しホワホワと浮ついているような気もする

まるで雲みたいに



今日
...
「あなたは生きている資格がありません」
「あなたが嫌い」
といわれたら、
酒をあおりたくならないか?

それは自分が弱いからなのだろうか?
血栓ができるほど
溜まりに溜まったものを
押 ...
後ろの出口へ運んでいく
高速が上から下へと弧をなした
路の右へ左へドライバーは
トラックでは何もしゃべらない

言い出された料金の違いについて
時を車に変えながら
日雇いの人が座っている ...
セックスは関係ない
ピリオドも必要ない
足元はいつも広く

「本当は腰元から
巻き付けていたいんだ」
隠してる 秘密暴く

求め過ぎないでね、理由は。
自分にすら掴めないのに

...
宇宙に
ゴミという
概念はあるのでしょうか


***


しっぽのない人間は、
しっぽのある犬よりも劣っている
そんな世界も
あるかもしれません


***


ひ ...
誕生日の朝に
君から贈られたプレゼントは 
手のひらに乗るほど小さな
砂時計だった
君は透き通った瞳を向けて
僕にこう告げた

僕はこれから眠ることになる
僕は僕の夢のなかで 
タイ ...
けだるさと清新 混じりあった 朝

わたしはキミの乾いた舌に
磷となった 一塊

キミの舌は乾きすぎている
キミの舌は乾きすぎている

吐き出したいことばも
飲み干すべき痛みもみ ...
   破れがさ

    さして見上げる

   空もよう

    人のささやき

        くもり後くもり
心は飢えていた
食べても飢えは満たされず
肥えて更なる飢えになる
  
と、言って
帰ってきたのが
わたしだとしたら
いったい
わたしは誰なのでしょう

と、考えてみたところで
わたしは
わたししかいない

ただいまのわたしと
おかえりの
...
ふかくまで近向うやこうえ死ぬ ひんじゅう思いの服爺が口集むるはわさび藁
動物世界に恋しうるは砂糖竹
ぱらそいとるのではない うしを飼うとるだけなのや

身体しびれて百選里赤目むいたる赤子の如く赤子なように
光る溺れるかろ ...
ふさぐうま ふさふさに 叶えだす今
きまきまきまきまと
喩えれば喩えぬはと
きまきまきまと
ふさぐうさ ふさふさに きらきらきらと
ふさぐうま きらきらきらと ふさふさに
わりゃぁ飛びたいけんど
なんせ高所恐怖症なもんで
どうにもうまくいかね

わりゃぁ死にたいわけじゃねぇんだ


飛びたいんだ


飛んだらよ あいつに追っつけると思うんだ

...
目覚めると輪郭だけが残っていた はまって遊んだあとで、笑った


ソファの上に速度の違う一日あり胸とくとく打つ猫と私と


いまはもう見えなくなった補助輪のかろかろ我の胸に鳴り在る

...
「さよなら」だって
今まで、すぐ隣にいたのに

「またね」だって
いつもなら、そんな言葉さえ必要なかったのに

「いままでありがとう」だって
そんな柄じゃないくせに

「これからもよ ...
  蟻が十匹でアリがトウ

  そうお伝えください

  冬は好きですか

  そうお伝えください

  口元にご飯粒ついてますよ

  そうお伝えくだ ...
桑田佳祐や、長渕剛を通過していく貨物車の
コンテナに向かう壁が
指で形の前へ傘をさし、
ターミナルから歩いていく、そんな体へ

自分自身の心をさまよい歩くと
徐々にJRが明らかになる
ロ ...
僕はつなぎ止められている
外からなされて その
手のひらを薄っぺらいコインに握らされている
テーブルへ その上から伝って

シャツにその 僕を 流れこむ
しかし人をその小ささへそわされ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
毎日BOC自由詩009/3/7 20:53
哀美離—舞邦秋自由詩0*09/3/7 20:21
いらいらするね(悪)自由詩0+09/3/7 19:46
小川 葉自由詩409/3/7 19:31
胎動笹子ゆら自由詩109/3/7 19:07
リトルミンツアヅサ自由詩5*09/3/7 19:00
「 三月のぐりん。 」PULL.短歌3*09/3/7 18:51
わがまま風音携帯写真+...309/3/7 18:47
『そのやさしさへ』あおい満月自由詩5*09/3/7 18:33
早起きして窓から顔を出したらグレコ自由詩309/3/7 18:02
恋人時間自由詩109/3/7 17:52
絶望の先にあるモノとは自由詩009/3/7 17:48
てめえ前澤 薫自由詩209/3/7 16:03
入り口へK.SATO自由詩209/3/7 14:04
bootcut邦秋自由詩109/3/7 13:34
とりとめのない話小原あき自由詩9+*09/3/7 13:19
朝の砂時計楽恵自由詩5*09/3/7 13:02
乾きすぎた舌甘雨自由詩109/3/7 12:41
破れ傘sya自由詩209/3/7 10:03
飢餓電子ノ猫人自由詩109/3/7 8:38
ただいま小川 葉自由詩209/3/7 6:30
灰夢の闇十二支蝶自由詩009/3/7 5:52
とらけ自由詩009/3/7 5:46
聞こえれば自由詩009/3/7 5:39
シメンソカカチキ自由詩1*09/3/7 5:30
独りごとにすら、できない石畑由紀子短歌12*09/3/7 2:33
さよなら、またいつかイチムラ自由詩009/3/7 2:29
そうお伝えくださいヨルノテガム自由詩5*09/3/7 1:57
見聞K.SATO自由詩109/3/7 1:50
財布自由詩009/3/7 1:49

Home 戻る 最新へ 次へ
4498 4499 4500 4501 4502 4503 4504 4505 4506 4507 4508 4509 4510 4511 4512 4513 4514 4515 4516 4517 4518 4519 4520 4521 4522 4523 4524 4525 4526 4527 4528 4529 4530 4531 4532 4533 4534 4535 4536 4537 4538 
6.75sec.