くぐもった橋の上に少女が立っている
その下にはあかやきいろのさかなたち
ゆめは彼女のもとにつどい
あすのよは雨の日にきめかなたに告げる
ふりむけば あの日の話さないあなたがいて
つ ...
夜の雨に濡れて
八重桜の花びらの
細いながれが
夜を
夢のように
匂い
艶めかせる
雨音だけの
柔らかな夜を
低く
漂う
花びらの春を
雨に濡れて
見送る
突き抜けた青天から目をそらし
振り返ってしまうことがためらわれ
気付かなかったことにした
水滴ひとつ浮かばない箱を抱えて
所在を見つけようともしなかった
抜けた羽毛を一枚入れて
ふたを ...
よく懐いていた
私の魚
ひとつ ふたつ
は
朝が夜に被さるときの
ゆらり
揺れる空気に気付いて
泳ぎに出掛けました
(吸って) (吐く)
繰り返して
(吸って) (吐く ...
夢 ゆめ 嘘を抱いては
歩ける人はカモメで 歩けない人はアヒル
軌跡をみつけてね
夜の夢の不思議 有り得ない事ばかり
馬鹿にしないで
傷付けて 美しくなる純
孤独は ...
僕にはあなたしかいないんだよ
まん丸に見開いた目で
まっすぐに私を見つめる
から
途端におとといの夜のことを後悔する
そうだね
きみには私しかいないもんね
きみに ...
買いものの途中
「ちょっと 待ってて」 と
ふいキミはどこかへ
子犬みたいな笑顔が
走って もどってくる
その手には
青いリボンをかけた小さな箱
...
太陽のいろの
バケツが
雨に晒されてる
静かで
雨の音しかしなくて
わたしは
ただ
壁にもたれて
泣き続けて
全集の端本一冊手に取って
歴史の重みの手の平に ズシ
輪廻なる部屋の窓開け曇天に
白鳩らの群翔を見る
雨降らし中国製のブルゾンを
...
優しさを貰うと
優しくなれる。
愛を受け育つ
愛を与える毎日。
感動すると
行動が産まれる。
優しくされると
元気が出る。
優しくされると
やる気が出る。
優しくされると
...
撃て 撃て 浄化の雨眠りの中で
暴風雨 窓たたく音が心放つ
しんみりと更けた夜に点る霊
老女を乗せた車椅子は
無人の公園に着きました
車椅子を押していた少女は
少しかがみ込んで老女の耳元で
おばあさん
あれが炊き出しです
羨ましいです
いいものが見れて
老女は目をしばたた ...
切ない夜を波濤の数だけこえて
やおら滅びゆく貌(かたち)のように虚しく、
何処までも果てのない君とともに
歌うべき僕たちの言葉が見つからない
伏せた漆黒の虚しさは朝日を浴びて
いつしか濡 ...
「あー、空から美少女降ってこないかなぁぁー?」
スーパーの前で、空を見上げて俺はそんな事空想していた。
「んもぅ、こんな所で何妄想しているのっ」
背後から来た女性に小突かれた。
「あぁ、ゴメン ...
なめくじはぬらぬらと涙の痕を引きずってひと夜の殻もとめ。
待ちあわせは雨の夜アジサイの葉の裏で絡みあう恋のそれからの、
まぶしい太陽にツノ伸ばしヤリのよ ...
目を凝らせば
ほら
どこにだって
青空は
蝶の羽根のようにひらひらと
舞っているし、
掌にすっぽりと納まる
幸せの尻も
なんだか春めいて
キェルケゴールを足蹴にしている
ね
...
みみずくは
夜には水をやったりして
四月早咲きの月見草たちをかわいがっていました。
みずくみみみずく。
あのひとたちに感謝しよう
言葉を紡いで伝えよう
強い風が吹いて
髪が抜け 皮が剥け 肉がはがれ 骨が風化し
紡いだ糸がほつれだし
いつか無色になったなら
みんなで笑 ...
もうずいぶんとむかし
あなたはたしか
「砂漠のなかで金の粒をさがすようね」と言った
僕はそれはちょっと違うんじゃないかと言いそこねた
きれいな空をそのままうつしたような海の
ちょうど ...
メモ
あまり記憶がないので
自分の子供時代の話を母から聞く
3つで小児喘息がはじまったのであまりスポーツに熱中した覚えが無い
水泳とクラシックバレエをやっていた
小学校に上がる前から本読みだ ...
夏の日が薄紫色に
透けて近いので
君になにかを書きます
花が開いては
落ち
黒い道路を汚しては
それをふまないよう
ふまないよう
すこし飛ぶように
歩き
振り向いたなら
...
糊の効いた藍染めをくぐり抜けると
石鹸の香りがいらっしゃいませと迎えてくれる
散歩の途中でみつけたお風呂屋さん
モクレンの香りに誘われて迷い込んだ小路
朝夕通っている駅前通りとはさほど離れ ...
そう
あの時は
お互いが信じられなくて終わった
今までに無いくらいの惨劇だ
お互い不満をぶちまけ
当たり散らして
最後にぶつけたのは
...
ピリオドの
打ち方を
忘れてしまったので
いつまでも
終われない
今日
ピリオドを打つと
世界は
彼方の青空に
後退する
いくつもの今日が
重なり合い
いくつもの昨日
と ...
090420
じっくりことことと
煮詰めるのですと
テレビの中の先生が
無感動に説明しています
感動するのはアシスタント役の
アナウンサー
お客さんの聴 ...
存在するものすべてが、くだらなすぎて、わらいなき。する。
はやく、はやく、にんげんやめたい。
と、そのまえに、詩人となのるやつらを、滅ぼしたい。
僕らは寂しさを持ち寄って
暮らし始めた
未熟さと純粋さと
思いやりのフリした弱さ
失うのが怖くて
我慢し過ぎたんだね
大好きだったはずなのに
なんで傷つけ ...
オトナ達が装備している
色無しのココロは
時には茹だるように暴れてみせる
荒んだカラダの中で
足掻く心臓とせめぎあうように
かたかた、かたかたと
硝子玉の冷たい音が落ち ...
自由を求める甚だしさ
孤独という精神の美しさ
鎖をばらまきながら
空中を漂う ツバメの少女
こどもは耳をすませた
世界のはしっこを目指して
願望だけで胸いっぱい
涙のような雨
羊の ...
世界が滅びてしまえばいいと思ったことがあります
みんな死んでしまえばいいと思ったことがあります
その後の話なんて知りません
思ってみたりみなかったりですから
エゴイズムのエゴイズムですから
...
日付順文書リスト
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そんざいしない
Re.
自由詩
0
09/4/21 21:48
夜の体温
フクスケ
自由詩
2
09/4/21 21:36
祈ることで許されると思っていた
あ。
自由詩
25*
09/4/21 21:35
めめ逃走
佐藤真夏
自由詩
3
09/4/21 20:45
蝋燭
蝶澤
自由詩
1*
09/4/21 19:28
くりかえす
ゆでたまご
自由詩
1
09/4/21 19:24
4/21の記憶装置
夏嶋 真子
携帯写真+...
12*
09/4/21 19:09
黄色いバケツ
風音
携帯写真+...
6
09/4/21 17:58
書を持ち街へと下ル・・・
アハウ
短歌
2
09/4/21 17:03
「誰より好きなのに」
ペポパンプ
自由詩
11*
09/4/21 14:10
きっと浄化の雨の降る
アハウ
俳句
4
09/4/21 9:24
プリンセスタキダシ
サトタロ
自由詩
2*
09/4/21 1:59
渚のリフレイン
atsuch...
自由詩
17*
09/4/21 1:51
貞操帯
Tama
散文(批評...
0*
09/4/21 1:45
「 からからから。 」
PULL.
短歌
1*
09/4/21 1:18
蝶の羽根なかの青空
草野大悟
自由詩
3
09/4/21 1:14
焚き火の友の物語
小池房枝
自由詩
6*
09/4/21 1:09
仲間に贈る歌
短角牛
自由詩
0
09/4/21 1:08
「やさしい唄をきかせてください」
ベンジャミン
自由詩
12*
09/4/21 0:43
未刊
モリマサ公
自由詩
8
09/4/20 23:39
すべて取り違えてみた声と体
水町綜助
自由詩
10*
09/4/20 23:30
ぷかり
恋月 ぴの
自由詩
33*
09/4/20 22:23
過去
伽茶
自由詩
2*
09/4/20 21:54
終れない今日
フクスケ
自由詩
0
09/4/20 21:53
耳寄りな話
あおば
自由詩
9*
09/4/20 21:48
これは作品じゃなくて独り言なのでとっとと削除するが良い。
太郎本人
自由詩
2
09/4/20 21:26
未熟
柊 恵
自由詩
3*
09/4/20 21:24
釣りあげる
ほしのみくず
自由詩
2
09/4/20 21:12
夕闇のやわらかさ
蝶澤
自由詩
1
09/4/20 20:53
史上最低最弱の讃歌
中原 那由多
自由詩
2
09/4/20 20:41
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