さ。く。ら。ち。る。ち。る。
さ。く。ら。ち。る。
文字は花びら、桜散る。
て。ん。て。ん。て。ん。て。ん。
転々と渡り暮らした町々の
別れの記憶に桜散る。
...
僕の夜に開かれる、夢に現れる公式
「なぜか、僕のせいになる」
キャストもスタジオも決まっていて
「最後は、僕のせいになる」
扉を開ける
景色が歪む
有る物は失せ
瞳が僕を刺す
...
そのお便りには
「わたしは
太陽や風に大事にされて
幸せでございました。」
と書かれてあって
ふむふむと思って
そのお便りを
あなたの胸ポケットに入れて
寂しくなったとき
その葉っぱ ...
誰もいない部屋
喜びの闇へと自分を
電車に考えていると
片隅では舌が光へ舐めるように
今日と他人を失っていく
体に伸びて 力で動くけれど
生きて死ぬ本を
前の光にしかし 開く自分を
...
静か。
過去、いくつもの過去が来て
未来、いくつもの未来が来て
いまきみに重なる。
ぼくは息をのむ。
西日に映えて、
...
一瞬の時を
何千何百と重ね
今を生きる
ほころんではにかむ梅の香やさしい日
冷たくてつぼみ秘めたる春の宵
春の香が弾く生命我がもとに
白梅にはずむ心は匂い立つ
春の香に包まれている我が肉体
...
わたしは
あなたの海に棲む
あたたかないきもの
瞳をとじて
銀のあなたの環を
くぐり抜ける
わたしがみえるでしょう
わたしの
銀のわたしの環を
風にか ...
布団の中から
黄色い豆電球を
ぼんやりと見つめてるのが好きだった
とても無機質で物静かな
豆電球と向かい合って
顔のない人と対話してるような
自分の顔をを見つめているような
そ ...
なんでだろう?
釣りなんてぇものに手を出して。
だから何があるんだろう?
まだ結果に恵まれていりゃぁいい。されども、その9割方は苦しみと哀しみしかない。報われたものも確かにあるが未だ報われないジ ...
両手を伸ばして辺りを探り
愛しき息子の名を幾度
砂粒噛み締め水払い
啜る泣き声耳澄ます
滴を模した土塊天井
濾過した甘水殻を刺す
足先濡らす古池潜り
あの子の波紋を手繰り寄せ
...
次へと向かう
夕日との
約束ごとで
明日の空に
靴を飛ばした
背中押されて
真っ直ぐに
伸びていく影
追いかけながら
家に急いだ
そこには
少しばかりも
寂しさに
背 ...
女の子が来る!女の子がやって来る!
思う僕へ何もやらずにやってきた 公園の政治家の
中以外に全く 金持ちは
貧乏人ではないと
姉にやり続けられるインベーダーの本だった だけど
繁華街 ...
日本橋を歩いているとすれ違う、
ベンツや物、人、OL、一部の
浮浪者、ペンキ塗り、
サラリーマン、セルシオ、豆腐屋もいる
様々の僕だから
どこにもなくなっている通路の中を
怪訝な顔の行 ...
塩漬になるまで、まだまだかかりそうだから
きっと 大丈夫だね。
過ぎ去った私は波となって
ジーンズを染める
そのジーンズの膝の辺り、裂けて、
そこには
空白が存在する
針と糸などでは決して埋まることの無い空白
大勢の波達は
誰かによって遠 ...
君が、書き残した言葉を読み返して
ぁぁ、君の中から私は消えてしまったんだ。
と、やっと。
幾度めか、
君が本当に伝えたかったことが
書き記されて、いて
やっ ...
懐かしくて気持ち悪いもの 流れて
かたまってきたらすぐ溶けて
聴こえる音や起こす動作が
疑わしいほど大混乱
現象じゃなく観念体で
覚醒よりも気絶に似てる
跳ねてそしてね弾けてしまうの
...
窓のまんなか闇がひらけて
ふとんが羽根を破き大天使になる
最悪な現状でもどうせ寝るなら良い夢を
どうせ飛ぶならどこまでも遠くがいいんだ
海が見たい
海が見たい
海が見たいんだよ
波打ち際 ...
幾分の恥じらいを含んでランナー
右足を上げる
拒みもせず微笑みすら浮かべて
ランナー
左足を上げる
心弱き者よ運動を直視せよ
ランナーは運動している
恥じ多きものよ停止を知れ
ランナー ...
たぶん僕らはとても細くてきっと光に近すぎて
気絶しそうなほどの色彩に囲まれ目まぐるしく無数の点を打ちながら、
自分が誰なのかを、日々、空に問うているのだろう。
たぶんキミはとても弱くて、少し ...
春の強い風に吹かれて宙に浮いている
さくらの花びら
ひらりひらひら
あなたの大きな肩の上に落ちた
わたしだったら
わたしがさくらの花びらだったら
このまま風に乗って
そっとあなたの頬 ...
プランクトン)もろくほほえむ あいまいなかたまりをなんとよべば(さみしさ
月を浴びて淡く首筋に穿たれる窓の格子の十字架の影
切れかけの単三電池の瞬きをそっとつつんだきみのてのひ ...
トンネルを行く蝶もあり 坂の春
夏の蝶を映さぬ流れ 石を放る
蝶乾く 風来る街の曲がり角
闇の形 動かぬ冬の蝶を食らう
そんな気持ちなんてな
瓶に詰めたって
蓋して
冷蔵庫の奥に
突っ込んどき。
そしたら
3ヶ月くらい経って
入れとったん
思い出したら
すっかり腐ってんねんで。
...
この先には何があるのでしょう?
私には分かりません。
みんなが笑ってる?
それとも泣いてる?
もしかしたら…
誰もいないのかな?
想像もつきません。
知らないところに ...
360度
僕らは背中見せようを
合い言葉に
それぞれの方角へ
歩み続けている
でも
そう思えるだけで
本当はきっと
...
すべては初めから闇へ向かっていたのかもしれない
すべては初めから終わりを速めたのかもしれない
視界は灰色
NASA宇宙ステーションの外壁よりもくすむソレ
ダルトーン
あま ...
最近、黒い手袋が
落ちているのをよく見かける
ある時は職場の廊下
ある時は駅の構内
人間達の無数の足が
通り過ぎてゆく隙間に
{ルビ木乃伊=みいら}の面影で
誰にも届 ...
ひまわり
ひまわりが
こんなにたくさんのひまわりが
ひまわりの花たちが
ぼくを見ている
ひまわりは
いい
何も言わずに
ぼくを見ている
日付順文書リスト
タイトル
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日付
さ。く。ら。
夏嶋 真子
携帯写真+...
17*
09/3/5 17:15
赤い椅子で眠った夜
邦秋
自由詩
0
09/3/5 16:39
葉っぱ
昼寝ヒルズ
自由詩
6
09/3/5 15:37
時代巡り
K.SATO
自由詩
0*
09/3/5 13:03
夕凪
草野春心
自由詩
4
09/3/5 12:17
烈瞬
夜恋
自由詩
1
09/3/5 10:57
春めいて・・・
アハウ
俳句
1*
09/3/5 10:49
『リング』
あおい満月
自由詩
5*
09/3/5 10:32
光のしっぽ
小川 葉
自由詩
3*
09/3/5 3:16
才能空白賛歌
北村 守通
散文(批評...
1+
09/3/5 2:51
盲目
治
自由詩
1*
09/3/5 2:37
帰り道
宣隆
自由詩
3
09/3/5 2:14
兄は公務員
K.SATO
自由詩
0*
09/3/5 1:38
日本橋を練りこみゆく
〃
自由詩
1
09/3/5 1:37
塩漬瞼。
終
自由詩
1*
09/3/5 1:23
波の行方
高橋魚
自由詩
1*
09/3/5 1:11
なごり。
終
自由詩
0
09/3/5 1:09
ハッピーバウンド・ブルージェル
北街かな
自由詩
0*
09/3/5 1:07
離人海岸
〃
自由詩
4
09/3/5 0:56
ランナーを試みる
非在の虹
自由詩
1
09/3/5 0:54
スペクトル協和音
北街かな
自由詩
2*
09/3/5 0:41
春、さくらひらり
壺内モモ子
自由詩
2
09/3/4 23:40
空き瓶
しろいろ
短歌
9
09/3/4 23:36
蝶 四題
オイタル
俳句
1*
09/3/4 23:24
瓶詰 (関西限定発売)
m_on+
自由詩
2*
09/3/4 22:40
この先
とわ
自由詩
0*
09/3/4 22:22
放物線を描きながら
北星三天
自由詩
1*
09/3/4 22:13
「ループ!」
長谷川智子
自由詩
2*
09/3/4 21:48
黒い手袋
服部 剛
自由詩
8
09/3/4 20:58
ひまわり
ふくだわらま...
自由詩
2
09/3/4 20:28
4501
4502
4503
4504
4505
4506
4507
4508
4509
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4533
4534
4535
4536
4537
4538
4539
4540
4541
加筆訂正:
回帰
/
伊月りさ
[09/3/5 10:18]
縦書きに直しました。携帯からでも縦書き投稿できればいいんですが…
9.66sec.