キーボードの『C』を取り外し ポケットに入れて持ち歩いている
一人じゃ可哀相なので 隣の『V』も取り外し ポケットに入れた
昨夜 板チョコを三十一個も食べて 気持ちが相当悪くなって 眠った
朝起 ...
目が16個に増えた
少年が
身体を32等分にして
吠えた
言葉なんて裏切り者だ
回転する中華テーブルの上で
ケーキになる少女に恋した
その瞬間に少年は骸骨になってタクシーに乗 ...
打ち間違えたこころ読み返し間違えた指先をふかづめの刑。

閉じて仕舞ったこころの暗証番号ことばの端々に織り交ぜて。

心臓から遠く離れたこころで手をつなごう(ま ...
僕はきっと問うだろう
あの時何を捨てたの?
それで何を掴かんだの?
自答はできずに

ずっと問い続けるだろう
涙は流れてきたの?
何か光は見えたの?
わからない

やたらむやみにご ...
今まで楽しかったから
これからも大丈夫

かくれんぼしている
小さな喜びを探しながら

俯いてしまう気持ちを
なんとか盛り上げて

のんびり歩いていこう
新しい歌でも歌いながら
...
冬の残り香に酔いが回ってくると
忘れ雪にも花びらにも見えない
白い何かが降り積もってきて
そこら中を 冬とも春ともわからない
明るい何時かに染めていった

それはきっと 葬儀のつもりなのだ ...
 暖かい、を通り過ぎてもはや『暑い』に近づきつつある今日この頃、家の中で昼間を過ごすにはもはや限界が近づきつつあり、昼の仕事を探しに行きつつも何故か帰りにはいつもの沼に釣竿を担いで通ってしまう今日この ... えー。まずネットだけで詩を書いている輩と申しますものは大半に個性が乏しいもんですな。
まるで自分が初めて愛や孤独や痛みを発見したかのごとく徒然と記せばこれこれこうで詩でございますというような有様でし ...
 とっても寂しいのね
少女の声が 聞こえた

「それ」も知らない
少女の存在

「それ」は旅をしていた
全てのものをすりぬけて
誰にも見つからずに
誰にも気づかれずに

ずーっと ...
想像の桜はもっとぼんやり柔らかかったのに
僕の目には視界を占拠する粒が、桃色の粒として、
眼球の膜の中まで押し込まれてきそうだった
最近はほとんど写真でだけ桜を見ていたから
自分の目の画素数を ...
 
 
暗闇で
手を繋いで歩いていた
手首だけになって
手首からその先は
僕のようで君ではない
魂になったように

君の息遣いが聞こえる
楽しそうに
何か話してる
僕も何か答え ...
破いたノートに
はじけた甘い物語
こぼれた涙が
君の名前を歪ませる

何も知らない
2人の想いが
ノートの上で
続きを待ってる

空を見上げて
星を拾って
手と手で絡めて
こ ...
子供のころ憧れたランドセルは不便で固いカバンだった。
着てみたかった制服は暑苦しくて寒かった。
お昼休みのお弁当はいつも同じでつまらなかったし、
大人になってしまった今では憧れているものなんてな ...
びろうどの夜に横たわる、ぎんのつき
チョコレイトの包み紙
きらきらした薄い桜色の花みたいな
甘さがうつってしまった
この指先から離れればひとたび
冷めた夜につれていかれる
あなたの ...
さあわかる処まで解いてみて

この複雑に絡み合った真実までの

片道を

恋をする乙女など観ているだけで

十分だった

恋愛などというからくりを相手に

良く僕等 ...
{引用=濡れたアスファルトに
まぶしい太陽
蒸発する匂い

恋しい
恋しい
夜の虫


お祭りが終わって
少しだけ冷めた
熱がおこす
ちょっとした過ち
冷静を気取って ...
あなたに会えるのは

毎週水曜日だけでした

毎週水曜日になると胸を踊らせて
少しでもあなたとしゃべれますようにと
全力疾走で廊下を走って
あなたの待つ図書室へと向かっていました

...
 そこ には何もありませんでした

 そこ には光すらありませんでした

でも
 そこ が僕の居場所でした



隣には 




  
君が居ました
人と違う答えは、僕を孤立させる

でも間違っちゃいない、僕は正しい

人の目を気にするな、言葉を発するのだ

どうしてみんな口ごもるんだ、負けるな、動け

言葉を発するのだ
...
茶色い野良猫
わたしに呼ばれるときには茶色ちゃん
菜の花とともに
帰って来たね

去年の春
かわがっていたおばさんがいなくなって
夏と秋と
だんだん見かけなくなって
冬には思い出すた ...
なんて切なく、風は唄うのだろう
あっという間に桜は散りゆく

たとえぼくが死のうが
君が死のうが
そんなのはもう見飽きているらしいのだ

ブルーシートの向こう側に、
なにかとても、
...
このところちょっと体調悪くて
なんにしても
弱気がちな自分に気付いてみたりする

元気なときなら
生になんて執着しなくて
潔い
そんなことばの良く似合う心模様だったはずなのに

具合 ...
半分頭痛
半分胸が痛む


半分がクセモノ

半分がマトモ


半分悩んで
半分が投げやり


半分がクセモノ

半分がマトモ


剥き出した
尖 ...
証明写真の私は

きれいに笑っています



歯を出してはいけません

目を大きく見開いてください

口角を上げて

もっと
もっと
もっと



しゃかいの中で生 ...
卵の殻が片目に入り
蛾は内から去ろうとしない
眠ることなく
粉に満ちる


雷鳴が
蝙蝠に抜け出る
群れながら群れではない
朝の蒼


誰もついてきてほしく ...
花に嫌われても
空に嫌われても
ひとつ、こころに光を与え

雲に見放されても
虹に見放されても
ひたすらに、愛を捧げたい

瓶底眼鏡をかけなおしたら
世界はぐにゃりと曲がって見えた
...

誰かを応援することは
自分は元気だよ、と証明してるみたいで

だからあなたも元気になって



特別な人になりたいんじゃなくて
特別な人の
特別なものになりたかったんだ、って ...
シアワセと悲しみは表裏一体だ

それでもそのどちらかを選んで行かなければならないんだ

それが鼻先をかすめるやわらかい風を感じたとしても
{引用=きえない
ぼくは
かたちなく

きえない
ぼくは
かたちあるもの


きえない
きみは
かたちなく

きえない
きみは
かたちあるもの


きえない ...
やわらかに色紙の花園で
子猫が蝶々を追って駆けて行く
{ルビ淡紅色=ときいろ}の薫りを放つ花たちは
自慢の花びらを踊らせることにいそがしく
まるでそれは雨のように降りしきり
この花園を埋め尽 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
無菌室狩心自由詩7*09/4/14 12:26
象牙の塔を倒す自由詩2*09/4/14 12:26
「 もこもこ。 」PULL.短歌4*09/4/14 9:05
FLIPPER邦秋自由詩009/4/14 6:57
雨の日も未完自由詩1*09/4/14 5:34
桜の季節灯兎自由詩209/4/14 4:26
ごめんなさい、という言葉北村 守通散文(批評...1*09/4/14 4:01
ヨタハチ竜門勇気散文(批評...3*09/4/14 3:57
誰も知らない 〜ノーベル賞って何よ〜東京カラス自由詩009/4/14 3:29
雨が降って春が溶けてしまう前に、街へ出よう木屋 亞万自由詩5*09/4/14 2:17
真夜中の散歩道小川 葉自由詩409/4/14 2:14
『ラブレター』海 猫自由詩309/4/14 1:14
『日記帳』東雲 李葉自由詩009/4/14 1:02
月下美人(memo)かのこ自由詩109/4/14 0:53
恋愛はからくりこめ自由詩309/4/14 0:45
夕立待ちゆうと自由詩3*09/4/13 23:02
卒業式 〜水曜日の図書室〜BOC自由詩109/4/13 22:25
゛そこ゛自由詩109/4/13 21:57
言葉わいわい自由詩209/4/13 21:32
砂漠の中の砂時計/ニャーの花、菜の花海里自由詩309/4/13 21:14
踏み切りブロッコリー...自由詩1+*09/4/13 21:10
ららら恋月 ぴの自由詩28*09/4/13 20:53
潜在北星三天自由詩009/4/13 20:37
しゃかい東京カラス自由詩209/4/13 19:29
ひとつ うつわ木立 悟自由詩1+09/4/13 18:59
流線型のうたあ。自由詩2*09/4/13 18:28
めも。wister...自由詩1*09/4/13 16:10
つらいなあBOOKEN...自由詩5*09/4/13 14:09
きえないゆうと自由詩2*09/4/13 14:04
花の森にて未有花自由詩19*09/4/13 13:05

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