しまわれている
音がする
きっとそこは
水が流れている
遠いところ
私たちの
さかなたちが
静かに息継ぎしてる
幅も奥行きも
高さも失ってしまったのに
それ以外 ...
かすんだ空よ
教えてください
僕の魂の片割れは
一体どこにあるのでしょう
始まりはネットの海の上だった
人恋しく漂流していた僕に
あなたはメッセージをくれたね
一回り以上年上なの ...
胸にひっかき傷
葬式の写真は笑ってら
葬式の文脈で
それ消化されてゆく
おまえ歌うまいな
おまえもうまいよ
メシくいにいかね
胸にひっかき傷
葬式の写真 ...
君の名を間違える人も居るのだと初めて知る月曜の朝
永遠は在るかもしれないと少しだけ信じそうな火曜日の昼
週末の約束さえも複雑な迷路に落とした水曜の夜
明日が来て世界は ...
ふわふわに笑いました。
雲のような
私の、一行目です
すこうしだけ
背伸びをしてみて
瞳には捉えた、はず
(たかい、たかい。おそらにあなた。みつけた)
うろこ雲
私に ...
かすかに
ひかり
あるく
浮かび沈むものを
なだめゆく道
座礁した船を残し
潮は干いてゆく
岩のような蝶のあつまり
分かれ解かれ 浪をたどる
冷め ...
滲んだ太陽に
土手までのびた茜色
わたしたちは 何に染められたんだろう
もしも、の空を眺めていた
鏡みたいに、
あるいは透明な
空は、夕暮れ
おしげもなく跳ねる、金魚にま ...
「死体はロッカーに入れないで下さい」
雑踏の中に立ち止まり、コインロッカーの注意書きを呟く。こっそりと。
東京の駅はなんとなく明るくて明らかに冷たい。
ふうん。 ...
深い河ほど静かに流れる
誰かこのざわめき消してくれないか
神さましか知らない孤独
そんなもの誰の支えになるというの
オレはろくでなしだから
大義名分もなくじぶん殺している ...
僕は螺旋階段に居る
僕は螺旋階段の位置を知らない
閉ざされた螺旋階段で
僕は閉ざした様に登っている
右手を壁に伝わせて
冷たい螺旋階段を登る
頂上に到達した時
螺旋階段の位置を知り
螺 ...
その横顔は
花びらのようでした
春風が、ふわり
いちまい
また、いちまいと
面影を其処此処に
舞い散らせます
花吹雪が、ゆるり
上になり
下になりながら
音階を柔らかく
...
しろくろはっきりしまうまのしま
しまうまのしまのわれているところ
それはももいろのおしり
しまうまのおしりには
しまうまのじんせいがしまわれている
くちからこうもんまでが
しまうま ...
空なんか眺めたり
欠伸の回数、よりも
溜め息が勝って
僕を狙う
カモメの数を数える
何百 何千と
敵ばかり増やして
上下に浮き沈み
エレベーターみたい
...
ひとり沈んでいく夜は
月明かりだけを呼び寄せて
鏡の私に背を向ける
それから
秒針の音を消すように
鼓動の音を消すように
そっと自分の肩を叩く
昔幼い私に母が
静かにそうし ...
戦後、日本の詩人が言葉にささげた努力のほとんどを、私たちは読むことができません。
図書館に行ってもあの高い本棚にふるえてしまい読むことができません。
インターネットですら例外ではありません。
...
朽ちた木屑のかさなりを
踏みふみ
つづら登る春の里山
行く先々を導くように
萌える山吹
ふとした足元に
大人しくうつむく
鈴蘭の白、きみどり
ひとつひとつの
光りの具合を確かめる ...
夢が現実になることは、そうそうないのだから心配いらない。
何より、こうして今、喋っているのだから
「死んじゃいないよ」と僕は言った。二日続けて
僕が死んだ夢を見て電話をくれた友人に。三日目の晩に ...
心臓が一度強く打った
だから僕は途方に暮れるわけにはいかない
僕の両の目が朝の日差しを捉えた
だから僕は今日を終えなければいけない
そう命を意味付けて
...
フォーラムのスレッド内で、イベント時のセクハラや犯罪について話し合われていますが、どうしてそういう被害にあった人は「あなたにも隙があったんじゃない?」と問われることがあるのか疑問に思いました。直接で ...
ベッドにてわが口吸ふは愛なるやたら{ルビ乳=ち}ねのはは父の子みごもり
冷凍庫に苺ひとつぶ凍りけり母はいまだにおみなごなれば
エルサレム・サンサルバドル・サルバドル母をたづねて巡礼 ...
学校帰り毎日君と遅くまで
語り合った公園はもうすぐビルになるらしい
誰にも見られないでとそっとキスをした
あのガード下には車が走っていて
帰宅する友達の波を外して手を繋ぎ帰った静かな通りには
...
oh
oh oh oh…
長い雨が続いている
oh oh oh…
長い雨が続いている
こころのなかはどしゃぶりさ
oh oh oh…
長い雨が続いている
oh ...
ここ数日の晴れ間が穏やか。
さんさんと陽光の降りそそぐ。
影を濃くするのは、私のみではなく、
炭酸がのどをシュワシュワと通りすぎる。
はて、宇宙の寒さは星の光を清らかにする
白い指先 ...
くるくるとみぎへひだりへみをまかせあたしは踊るワルツのリズム
君の肩。
そっともたれて揺れている。
過ぎてく時間に任せるままに。
からからにほてった肌が気持 ...
上から見下す人の縁
下から見上げ世界の平行線
コンパスが常に真実をさすなら
僕は磁石を取り出して狂い出す
離したりきったりくっつけたり
叩いたりもんだりくみたて ...
タイカリー
小さな店の
タイカリー
わたしは、きっと
恋をしていた
その店の二階の窓からは
狭い通りを見渡せた
わたしはなんのかのと口実をつけて
デー ...
貸金庫
ああ
いまひとつ
勇気が足りない
しかしやってみるしかないのだ
無理矢理にでも
自己に課してみなければ
...
答えなさいあなたあしたあたしと蛸になる覚悟はできているの?。
前身で受け容れてそしたら愛してあげるからだじゅうで触手で。
あしたは火星に連れてってそして ...
奪うだけ奪っておいて
怖いだなんて
それは ないんじゃないの
バカみたい
臆病で逃げだしたい気持ち 抱えたまま
暗闇を突き進んで
ぼくたちやっぱり 間違いだった?
誰に聞いた ...
マゾな気分で鏡をいじめて自演もThe End...ひび割れた裂け眼。
ゆっくりと涙が出るまで裂けてゆくあなたの眼がうつくしいから。
右眼から入って左眼から出 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
しまわれているところ
小川 葉
自由詩
4*
09/4/9 0:11
「春霞」
広川 孝治
自由詩
1
09/4/8 23:33
まだ若い友よ
吉岡ペペロ
自由詩
2
09/4/8 22:55
一週間
十六夜
短歌
3
09/4/8 22:39
Diary
琥霙ふうり
自由詩
5*
09/4/8 22:20
ひとつ おくる
木立 悟
自由詩
4
09/4/8 22:19
遥か
さくら
自由詩
17*
09/4/8 21:46
コインロッカー
靜ト
自由詩
1*
09/4/8 21:29
ディープリヴァー
吉岡ペペロ
自由詩
8
09/4/8 21:12
螺旋階段
蓮華
自由詩
0
09/4/8 21:07
桜の楽譜
あ。
自由詩
11*
09/4/8 20:53
しまわれているところ
木屋 亞万
自由詩
1*
09/4/8 19:27
疲れた魚
琥霙ふうり
自由詩
1*
09/4/8 18:25
ねむり
靜ト
自由詩
2*
09/4/8 18:15
詩を詩集の外に出してあげてください
イダヅカマコ...
自由詩
3*
09/4/8 18:13
花霞
佐野権太
自由詩
19+*
09/4/8 18:13
慰めの匂い
プテラノドン
自由詩
1*
09/4/8 18:07
「命瞬間」
スガワラシン...
自由詩
0*
09/4/8 17:58
「あなたにも隙があったんじゃない?」とは何か
ふるる
散文(批評...
3+*
09/4/8 17:12
母の変容 四首
非在の虹
短歌
1
09/4/8 16:22
懐時
波のうたびと
自由詩
0
09/4/8 16:21
oh
いのうえなお...
自由詩
1
09/4/8 16:05
光沢
こしごえ
自由詩
8*
09/4/8 14:49
ゆでたまご
ユメサキハル
短歌
2*
09/4/8 13:15
笑うしかなかった
こめ
自由詩
3
09/4/8 12:26
タイカリー
ふくだわらま...
自由詩
3
09/4/8 12:00
貸金庫
〃
自由詩
1
09/4/8 11:43
「 蛸足廃人。 - ひざまづいて触手をお舐め。 - 」
PULL.
短歌
1*
09/4/8 9:49
おねがい
ウデラコウ
自由詩
1*
09/4/8 9:11
「 モニター越しに犯されて。 」
PULL.
短歌
1*
09/4/8 7:41
4511
4512
4513
4514
4515
4516
4517
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4527
4528
4529
4530
4531
4532
4533
4534
4535
4536
4537
4538
4539
4540
4541
4542
4543
4544
4545
4546
4547
4548
4549
4550
4551
加筆訂正:
「あなたにも隙があったんじゃない?」とは何か
/
ふるる
[09/4/8 18:23]
理由1〜3は、あくまでも仮説です。
母の変容 四首
/
非在の虹
[09/4/8 17:07]
一首追加
ゆでたまご
/
ユメサキハル
[09/4/8 15:16]
ミスで変な状態でアップしてしまいました。すみません。。
8.41sec.