無表情の天使
宗教画によくいるあいつ
宇宙で起こるすべてが
偶然であるふりをして
偶然の反対は普通だとか
普通の同義語は偶然のふりだとか
無表情の天使
宗教画 ...
浜辺から逃げたあの日に、あわてておとしたサンダルが一隻、いま、海にこぎだす、チベットに高跳びするのだと、空と海が双子みたいにみえたので、飛行できる気がしていた午後。
公園のゾウの遊戯具のした ...
さくら、そのはなさくやひめ
おしごとはいつが忙しいのですか
ふわりと
月の中に大きな蛾
ムーンモス
オオミズアオとオオミズアオムシ
水平線階段は
静まりかえった平行線
歌の太鼓 ...
8 君は全裸で雲の中を飛んで
付着した雫でいっぱいだ
光を吸収しながら鏡になって
身体、透明になる_音に変化/9 テーマは明確にしなければならない
7 爆発せよ! ...
しおれ落ちかけたまま凍てついた薔薇の花弁にお前の名前を書いて跡形もなくなるまで深く愛そう、それは留まった生でもあり早まった死のようにも見える、街灯の様に頭をもたげて…リノリュー ...
私にとってエロとは画面の向こうで行なわれる各種ハレンチな行為のことであり
それ以外はない。それは画像や動画であり無修正やモザイク入りである。この
百花繚乱肉祭り常時開催中常時接続中のネット社会にお ...
詩が、思いから生まれること、その思いがことばとしてあるところに、詩というものがあることをもう一度考えたい。
思いとは、広い意味での、人の内面と捉えておきたい。偶然、手にちからがこもった、と ...
自販機の過半数が「つめたい」に 昨日で冬は終わったんだね
高校時代を思い出した。
後輩とキャッチボールをしてる時に。
とても懐かしく思えた。
戻りたいなんて願わない。
ただ、もう一度。
皆に、逢いたいと想った。
赤い紅した微風吹いて
柔らかい肌した土の香りが
スギの種と一緒に
舞い踊る
君の鼻のてっぺんだけは
赤ら顔だけど
目尻はすっかり
春うらら
コートを脱ぎ棄て
日和に飛び込 ...
ふぅふぅふぅふぅふぅふぅふぅふぅふぅふぅ
こわいこわいこわいこわいこわいこわいこわい
くるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくる
みぎみぎみぎみぎみぎみぎみぎみぎみぎみぎみぎ
...
悪いけれど硬質な言葉を紡ぐ機会は生憎持ち合わせていないので、絹にはなれず綿にもなれないレーヨンの立場から言わせて貰うと、矢張り立場が不利である。斜交いに物事を見る奴だとか、根性が曲がっているのだとか、 ...
振り上げた
右手で
雲を蹴散らせて
光りを掴む
あなたに
男は、レミオロメンを知らなかった。いや、そればかりかサラ・バレリスもブランディーさえ知らなかったのである。しかしそれが彼の生活にあえて格別の影響を及ぼすということではなく、ただ美しい天使たちの歌声か ...
マージャンに負けた
久しぶりにした。
疲れるだけで
何の役にも立たない。
農業の本を施設に
寄付した。
喜んでいた。
総額45000円なり
君はまるでバタフライ
好きな花に止 ...
妻の笑い声で目が覚めた
夢の中でも笑いたかったのか
夢の中でしか笑えなかったのか
出会った頃のように
無邪気な声だった
揺すっても起きる気配もなく
いずれにせよ
生まれ育った故郷か ...
いつの間に
砂浜は深く削られてしまっていて
いつの間に
潮溜まりは浅くなってしまっていて
何年か
何十年だかしか
経っていない
留守にしていた
その間に
海はすっかり歳をとり
荒い ...
二〇一一年七月二十五日、僕は帰宅するとテレビをつけた
そこには砂嵐が吹き荒れ、或いは無音の世界だった
懐かしさを感じながら
数十秒ほど
見とれていたと思う
それからラジオのスイッチを入れると ...
年越し派遣村の村長、湯浅誠さんは
厚生労働省に真摯たる対応を求めていたけれど
村に設置されたハローワーク
就職希望者は数人しか居なかったらしい
国会周辺を、デモ行進したけれど
憲法を守ろう
...
ハートがいっぱいで
あなたへの想いが
わからなくなりました。
あなたからの想いも
わからなくなって。
すっきり整理したくて、
でもそれも虚しくて。
それでも
明日を迎えるために
きちんと整理し ...
朝、
窓を開けたら
そこに春があった。
柔らかい日差し。
爽やかな風。
甘い花の香り。
鈴蘭の白が
新しい季節を呼び込んでいる。
そう、
否が応でも
季節は ...
ペットボトルの風車がきゅうきゅうと鳴った
日だまりの静寂
文化住宅の隅にさっと過ぎる影
いつまでも続きそうな
退屈で穏やかな時間
揺らぐ平行感覚
ここが向こう
ここが空
地面から放たれ ...
春ですね。暖かい季節です。暖かいとこれでもかと、たがの外れた人たちが出てきますね。
春になり、陽気な陽気に誘われて、変態どもの、酒の後。
花見もそんな人たちの集まる場になりつつありますが、出来 ...
長い長い、ゆめが落下して
重さを忘れたわたしは、大きな幹の鼓動を聴いている
その音と音のリズムが春の速度と似ていて
甘い甘い、きみも落下する
そこらじゅうに溢れているのは、
多分、今年の
...
窓の向こうから 風の音が聞こえる
少しだけ暖かくなった 冬の午後
いつも歩いてる道端に
小さなちからを感じる 春の夕暮れ
夜になると目を覚ます あなたのように
雨の降る真夜中から 歩 ...
例えば
絡まった糸を
丁寧にほどいていくように
例えば
築かれた壁を
一つ一つ壊していくように
話して、泣いて、理解して
受け止めて、笑って
...
よっこらしょ
そんなことばが口癖となった
ひとしきり身の回りの片づけを終えると
臨月の大きなお腹を抱え物干し台兼用のテラスへ這い登る
白いペンキを塗り重ねた木製のデッキチェアに身を委ね ...
校庭に伸びる影に背中を向けて
私の影は抜けていく
年老いた校門は歯をなくしてしまったのか
カラカラとは、もう聞こえない
(赤錆の、涙。手を這わす。記憶の跡、に。ほろ、り。)
...
憧れのあの先輩の
おはなから芽が出ていたよ
悲しい事実
いままで つくった かんけいが 微妙に かたちを かえて ゆく
そんなとき ことばすくなに ただ 微笑みあい おたがいのぜんとを いのる
ぶつかりあい まなび ならい たたえ しっ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
無表情の天使
吉岡ペペロ
自由詩
2
09/3/17 23:55
空ににげる
コーリャ
自由詩
6
09/3/17 23:45
色鉛筆のためのパレット/星を照らすテラス
海里
自由詩
1
09/3/17 23:43
カウント13
狩心
自由詩
1*
09/3/17 23:27
鮮やかな薔薇が浄化する姿を
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
09/3/17 23:23
エ論〜ひどく限定された語彙の下で〜
キリギリ
散文(批評...
1*
09/3/17 23:18
そのまんまのことば
白井明大
散文(批評...
5*
09/3/17 23:16
境目
十六夜
短歌
2*
09/3/17 22:53
キャッチボール。
狠志
携帯写真+...
0
09/3/17 22:31
春うらら
乱太郎
自由詩
13*
09/3/17 21:50
花火ら
真紅
自由詩
1
09/3/17 21:47
てにをはにはめを
aidani...
自由詩
6
09/3/17 21:46
声援を
未完
自由詩
2*
09/3/17 21:45
折り返しのある男
atsuch...
散文(批評...
11*
09/3/17 19:51
人の役に立つ
ペポパンプ
自由詩
4*
09/3/17 19:27
朝方
たもつ
自由詩
9
09/3/17 17:44
知らない故郷の道を走る
北村 守通
自由詩
4
09/3/17 16:47
アナログ
※
自由詩
1
09/3/17 15:55
哀の劇場
〃
自由詩
0
09/3/17 15:47
heart
風音
携帯写真+...
8
09/3/17 14:00
窓を開けたら
〃
携帯写真+...
3
09/3/17 13:54
風はうたう 僕はここに居る
プル式
自由詩
7*
09/3/17 13:50
春だ花見だエロ祭
〃
散文(批評...
4*
09/3/17 13:31
ゆめ 〜桃色の朝〜
さくら
自由詩
21*
09/3/17 12:06
冬の午後
BOOKEN...
自由詩
8*
09/3/17 10:04
愛し方の見本
三奈
自由詩
4*
09/3/17 9:53
潮騒のひと
恋月 ぴの
自由詩
30*
09/3/17 9:30
待ち惚け
琥霙ふうり
自由詩
1*
09/3/17 9:02
鼻毛
つゆ
短歌
1*
09/3/17 8:59
ありがとうさようなら
終
自由詩
2
09/3/17 8:29
4483
4484
4485
4486
4487
4488
4489
4490
4491
4492
4493
4494
4495
4496
4497
4498
4499
4500
4501
4502
4503
4504
4505
4506
4507
4508
4509
4510
4511
4512
4513
4514
4515
4516
4517
4518
4519
4520
4521
4522
4523
加筆訂正:
恋花(コイバナ)
/
渡 ひろこ
[09/3/17 20:31]
少々訂正いたしました
8.8sec.