僕の要件が紙飛行機のなかで眠っている頃
望遠鏡の夢はテキサスにスプーン2杯分の時間を投げかけた
アラモの赤土に鳥は埋もれそこから何本も白い骨が出た
透きとおったままのダリア路上に眠る懐中時計
...
水まきて 生まれし虹の 爽やかさ
虹立ちて 心に希望 湧きにけり
虹見上げ 友の幸せ 祈りけり
雨上がり 虹の生まれる 場所探す
雨滴 小さき虹の 生まれけり
湖に 虹の映りて 円となり
...
大嫌い。
皆、皆大嫌い。
消えて
消えて
消えて
消えて
消えて
それで
全て終わるのなら
全て消えて
しまえば楽なのに。
たから ...
この気持ちはなんだろう?
別に好きってわけじゃないだけど嫌いでもない
友達の前ではいつも
相手をからかうような事しか言わない
それが苦しいとも思わない
だけど、たまに見かける時知らぬ間に ...
「これであんたは終わりだよ。言い残す事は?」
「殺さないで下さい!あと好きです付き合ってください!」
「図々しい!」
「カニも食べたい」
僕の考えた妖怪
妖怪助けてー
肩から上しかない妖怪。
浅瀬で助けを求める。肩から上しか見えないので、川が深いと思って
助けに飛び込んだ人が顔面を強打して死ぬとその肉をむさぼる。
善意に ...
打点の高い告白は、そのまま私の心になった。
「わすれるもんかいな」
叔母は笑っていた。
庭先には叔母の植えた抱えきれないくらいの花が。牡千幸のむせるような香り。柿の木。知ってる。夏休みが ...
注意深く見ていると、その姉妹は医者と口論をしている。
自分たちが何のために生きているのか、なぜ生まれてきたのか。赤レンガのその小屋は、私の記憶を巻き戻し、砂嵐の映像の中にふと懐かしい姿が映る。聞こえ ...
白髪があったので
抜いてみると
耳の裏辺りから
ぷちっと音がして
なんだか少し
体が冷えたみたいだ
隙間風の
よく聞こえる耳になった
抜いた白髪が
白い糸みたいだったので ...
パスワードを変えた
だからあなたは私に触れることはできません
パスワードはあなたにはきっと解らないでしょう
ヒントは私の部屋の水槽で泳いでいるきれいなかわいい青い魚の名前
私はロボット ...
ボクがキミを食べないように、ボクは口を縫った
食べたいのちは数兆個。それかきっとそれ以上。それ以上の単位って知らないから、まあ多分きっとそれ以上は食べてるのかな、。
毎日3食食べてきたから、一日1 ...
黄いろい光と影
田んぼ
新幹線でぶっ飛ばす
田んぼと田んぼの細道を
静かにまっすぐ銀の軽
その銀の軽が
ぼくに憑依してきた
軽の中では音楽が鳴っていた ...
ときおり、なまえを付けてきた
今、見えているものたちのこえ
ひとしきり、なまえを呼んでいた
昔、とおりすぎた波止場のすみ
正午を知らすサイレンと
赤と白の煙突に泣 ...
華やぐリビドーで四季が巡る
さざ波が陸と戯れ転がっていて
蝉時雨れ細りつつ出来事が遠のく
息ついて眺めると回転機械ばかり
あの日の昼どき過ぎに虹想い
...
追いかけても
黒い影しか見えない
たぶん
夢のしっぽだと思う
ちゃんと
見たことはないけど
そう信じて
追い続けていこう
虹の橋が
架かっている先まで
ひとりぼっちは
毎日、蟻の列を眺めていた
ひとりぼっちは
毎日、近所の猫とじゃれていた
ひとりぼっちは
夏休みにお婆ちゃんから貰った
花火の詰め物が勿体なくて
湿気るまで ...
愛 礎 笑顔 思い出 デリカシー
シーツ 月 器量 歌 愉しみ
水面 モノクロ ロールシャッハ 羽 寝息
君 耳 耳たぶ ブラウス 好き
希望 嘘 素数 ウミウシ シンデレラ
ランパル ...
何度目の朝なんだろう
僕はまた歩く
或る朝、僕は草原を歩いていた
太陽は今にも昇ろうと地平線の向こうに待ちかまえ
紺色の空は金色に染められた
僕は息をとめて歩いていた
或る朝、僕は雨の街を歩い ...
焼却炉で燃やしている
黒い物語
黒煙に消えてゆけ
あの指
辱める言葉を吐いて
支配できると思い込んでいる
あの竜頭を
どうにかしなければ
生暖かい風が吹いて
神経を逆 ...
バスルームの鏡に映るはだかの私の中にふたつも死が宿っている。
月夜―――――――
はてしない白濁の光海は 東のはてよりのび
波音とともに 広がりやってくる
足裏に 触れる
コンクリートの
白を重ねた石英の ざらめく
陸の消え去った ...
母の葬儀が終わった
母の 母の人生はかわいそうなものでした
思春期を過ぎた頃より病気がちになり
激しい運動は禁止されていた
しかし激しい学生運動の中父と結婚
二人の子供を ...
ふと目に映る風景の
心と言葉の間に
いつでもその姿を見る
夢とも違う
記憶とも違う
しかし既に現実でもなく
雨よ降れ
気の違うほどの激しさで
全てを押し流す濁流となれ
河岸に寄る ...
夢の切れ端が
夜の片隅から
少しずつ落ちて
月明かりにあたって
太陽の光の一部となって
昼間の人間に希望を与える
夢とは儚いものである
と 同時に
誰かを強くする力を秘めている
...
雲なんか空に置いてみる
ひいらぎ束ね振って祓う
木と私の間に確かに秋がある
オナニーしてもいいんだよ
また次へ動き出せるなら
自分の精子飲んでもいいんだよ
まずいだけだと思うけど
人殺してもいいんだよ
ただ忘れてはいけないことがたくさん増えるんだ
でもやっ ...
何も思いつかないけど
おもむろにペンを走らせ
頭の中をかき回す
今日あったこと
いつかやってみたいこと
昨日のごはんのおかず
明日のビールのつまみ
去って行った人
巡り合う ...
八月の終わりが夏の終わりなら何かを始めなくてはいけない
開戦の口笛が一つ鳴り響く ヤングフォークに歌はいらない
デイトリッパー僕たちの体では短歌は二度死ぬいまかいまかと
僕た ...
雨上り
放たれた窓の
視界をよこ切っていく
一羽の乱反射する影を
かおる
私の亡霊
いつか見た棚引いたあの、風は
帰ることの出来ない
光にゆれていた
有形の門をたたき
さん ...
新月の真夜中
一輪白くひっそりと
くちびるをひらき
夜顔
(すこしうつむいて、
あの夏の朝!
終えることの出来ない
円舞を始めた白い肌の灰
きのこ雲を経た黒雨の
凝視すれば真 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
花屋の娘
唖草吃音
自由詩
1
09/9/1 19:44
虹&秋風 (2009.9)
guchi_...
俳句
0
09/9/1 19:44
今日。
ユダ
自由詩
2
09/9/1 19:38
キモチ
とわ
自由詩
1
09/9/1 19:36
図々しい!
オノ
自由詩
8
09/9/1 19:26
いないけど死ね。
〃
自由詩
8
09/9/1 19:18
アポカテラロ 水の箱
人 さわこ
散文(批評...
0
09/9/1 19:15
アポカテラロ 4/1
〃
散文(批評...
0
09/9/1 19:14
白髪
小原あき
自由詩
6*
09/9/1 19:02
青い魚の名前
ゆりあ
自由詩
5
09/9/1 18:52
キミを食べたかった夜の夢から覚めた
緋霞
自由詩
3
09/9/1 18:30
田舎道
吉岡ペペロ
自由詩
5*
09/9/1 18:08
大波止
こだま千鳥
自由詩
2
09/9/1 17:47
夏の微熱
アハウ
俳句
1*
09/9/1 17:03
夢のしっぽ
未完
自由詩
3*
09/9/1 16:53
馬鹿
刀刃子
自由詩
2
09/9/1 16:07
cymbidium
瀬崎 虎彦
自由詩
2*
09/9/1 15:37
朝
kawa
自由詩
2
09/9/1 15:14
指
ゴースト(無...
自由詩
2*
09/9/1 15:08
妊娠
極上丹波栗
自由詩
1
09/9/1 14:55
「鱗光」
月乃助
自由詩
3*
09/9/1 13:59
【美しい母】
つむじまがり
自由詩
6*
09/9/1 13:57
浄土ヶ浜
テシノ
自由詩
4
09/9/1 11:50
夢の居場所
美琴
自由詩
2
09/9/1 10:44
ほのぼのと秋
アハウ
俳句
1*
09/9/1 10:21
近代史
udegeu...
自由詩
0+*
09/9/1 10:05
メモ
葛西曹達
自由詩
0
09/9/1 8:08
短歌はこうして死ぬ
キッチン
短歌
2*
09/9/1 5:56
下弦を
こしごえ
自由詩
3*
09/9/1 5:08
夜会と朝礼
〃
自由詩
1*
09/9/1 5:06
4255
4256
4257
4258
4259
4260
4261
4262
4263
4264
4265
4266
4267
4268
4269
4270
4271
4272
4273
4274
4275
4276
4277
4278
4279
4280
4281
4282
4283
4284
4285
4286
4287
4288
4289
4290
4291
4292
4293
4294
4295
5.03sec.