コペルニクス的転回とはもしかして、寒いのが苦手で
夏が好きな人が夏の間は夏が終わる恐怖に明け暮れて
冬の間はあたたかい夏を夢見て幸せに過ごしているうちに
いつしか冬が好きに夏が嫌いになってしまう ...
獣のように吠えられたら
どんなに素敵だろう

誰もいない夜の森の中で
空気を荒く切り裂き
全てなぎ倒したい

どこにもいけない
なにもわからない
さみしい
たすけて

そん ...
「観」


部屋の片隅に置かれたポトスのように

見落とすことも出来たはずなのに

僕はうっかり君と正対してしまった

君のいとおしい傷跡を観てしまった




「葉」 ...
私にお金をください

綺麗な洋服を着て
美味しいものを食べ
豪華な家に住んで
毎日毎日楽しく遊んで暮らすために

私にお金を下さい

とりあえず
あなたのバッグやポケットの中にある ...
世界がこんなに静かだったとは
浅い眠りの後の
土曜日の朝
君に出会えて
本当に

良かった
あしひきの山のしづくに妹待つと 我立ち濡れぬ山のしづくに
‥。
水無月の月下をくぐり忘れ草 庭の浜辺に置き行く唄かも


秋山の木の下隠り行く水の 我こそまさめ思ほすよりは
‥。
段壁の ...
その正しさで匣を塗るのなら
沢山の祈りが集まるでしょう

私の憂鬱はいつの間にか
風に吹き消された
私の焦りもいつの間にか
海に吸い込まれた

二人 これから
歌い合えるだろうか
...
蝉の鳴き声が静まる頃
ふと窓際から君の香りが
香った

赤色で部屋を染めたのは
君が好きな色だったから

あの海が恋しいのは
そこに君が居たから

きっと君を思い出したのは
薬が ...
新世界の入り口の門は
歌舞伎町にも負けんくらいの
色とりどりの電球で埋め尽くされとって
作りもんの花やら枝やら
そりゃもう
朝でも夜でもぎんぎらぎんぎら
通天近づくに連れてだんだん
賑や ...
 君から電話が来なくて重要なロックバンドが生まれる/餅ヴィシャスさん
 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=23847

 カッコよすぎ!しびれま ...
夏の夕風が さやかに 
吹きぬけるような 
誰にも優しい きみだから 

生きる重さを手に さげて
心をいためて ばかりいる
会えないときは、なおさらに
名もない星のような 孤独や寂 ...
 
 
命がひとつあった
命なんていらないと
思ったときもあった

命がふたつあった
どちらかの命が
残ればいいと
思った恋もあった

命がみっつになった
みっつすべて
残ら ...
光を恐がらないで
震える あなたは
優しいから

言葉の中で
迷い続けてしまう

いつか見た空が
美しいと思うのは
心の隙間を埋めるような
静かな瞬間を
きっと 今求めている ...
迷子になった通り雨

夏の思い出あま宿り

かえるおうちは遠い空

捜索願い出しました

あいつの言葉ひつじ雲

生まれながらに春知らず

あきという名で呼ばれています
苦手な夏を
少し前向きに思えたのは

あなたの笑顔が
感覚を鈍らせて
生まれ変わるように
包み込んでゆく

だから
この痛みに似た
感覚の向こう側で
見たこともない
景色に ...
白い空に映ったわたしは
あまり遠くをみれずに泣いていた

自分を知るということは
絶望するのと変わらない

私の言葉を舌に載せたら
膝の震えが止まらなくなりました

痺れた指先で君の ...
 
 
落書きが欲しくて
お金を渡すと
気軽に売ってくれた
壁のような人が
また何かを遮るため
無表情のまま立っている
それを見ている
人のような壁が
落書きの中にいた
壁のよ ...
出口の見えないトンネル

光射す場所は何処だろう。

答えは風のみ知っている?

否、
風はなんにも知りやしない。

ましてやトンネル

風など吹かない。



 知 ...
私は抱き留めているのだ
それをここに
手にする ひとつではない言葉
手にすることの 光の中で

そして一筋のように
そしてそれは 
いない子は 私は
抱くように迷い子のようにされた ...
優雅なるひとときを思う
俺は
全てをシュレッダーにかけた
純白のコインを
手にしていた 苦悩に

暗闇を任せながら
生きる不自由が
味を占めた 地の底で
存在する
怠惰などないのだ ...
新しいシャツを手に入れ
アイスコーヒーを片手にどこへいく
怒りをする相手と
話しが合わない



個別化が進んでいる
アスファルトは、死んだ路面
キラキラした日の差す公園の中
黒 ...
 私はたくさんのものに恵まれている
 収入は同年代の女性の3倍
 たまたま入った会社でも使えると思われている
 恋愛には事欠かず
 一生大切にする左手のリングも手に入れた。

 そういう女 ...
 
 
 
【真っ赤なルージュ】



 どれほどあなたが魅力的でも遠くに居たなら
 身近にある恋に目移りするわ
 それはきっと愛するが故の気紛れな浮気癖なの
 ただ寂しかっただけ ...
巡回するって :
三度聞いた後にほんとうに静かに回りだして、
ロータリーを連想させるような無機的な
その実しっかり有人で動いているんだそうです。

プロペラとかそういうの
昔から嫌いじゃな ...
誰と同じでもいい
私はただ私になりたい。

大きくも小さくも偽らない
今の私になりたい。

遠くのあなたに
私自身に
私が私とわかるように

夜明けの光に
笑顔で答えられるように ...
ネバーランドまで徒歩で
かさばらない愛を食べながら置いてきたストロベリーアイスクリームを迎えにいく
明後日には息をしないテディベアを抱いてうつくしい裸体にチョコレートソースをかける宇宙

...
夜、電灯は道を照らすが、未知を照らしはしない。
50m間隔の、それ以上の、疎らな電灯の列。
虫の群れは光に屯する。

男は虫だ、と怒鳴った。
それは、誰かに対する抗議だったのか。
静聴する ...
直線を
少しでも
かしげたら、
斜線
と、
こわれやすいものを
扱うように
呼び名を
わたしは
たしかめる

そんな
わたしは
直線だろうか
斜線であろうか

...
私は夜が好き
静かで
虫の声が聞こえて
眠れないときは
月明かりの中で
散らばる星座を
ひとつひとつ
確認するように数えていた

私は夜が好き
星の光が薄れる程
月の明かりが強い ...
渡りゆく空がなくても
鳥かごのツバメは夏が行くほうを見る

草ひばりの声を聴きながら
日に当たる頬の熱さは
夏をしっかりと覚えているのだが
頭を垂れた稲の穂が首を振る

入道雲が突然泣 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
コペルニクス的転回オノ自由詩209/9/5 13:53
叫び小林 柳自由詩1*09/9/5 13:28
四行詩四態 <6>nonya自由詩7*09/9/5 11:53
お金をください花形新次自由詩2*09/9/5 11:30
断片渡辺亘自由詩209/9/5 8:17
万葉に返歌漣 風華短歌009/9/5 7:11
Image自由詩009/9/5 7:06
昼下がりの静寂自由詩209/9/5 7:05
花の通天捨て彦自由詩2+*09/9/5 5:53
ショートレビュー・サンデー(再) 9露崎散文(批評...409/9/5 5:24
ありふれた恋月乃助自由詩6*09/9/5 4:30
みっつ小川 葉自由詩809/9/5 3:59
RoadIzm自由詩309/9/5 2:46
唖草吃音自由詩009/9/5 2:27
震える夜Izm自由詩209/9/5 2:25
台風38号ジャイコ自由詩209/9/5 2:01
かべ小川 葉自由詩8*09/9/5 1:51
内緒話。かとうゆえ自由詩3*09/9/5 1:34
声を、抱きしめたい番田 自由詩009/9/5 0:59
潰れた家は、私で自由詩109/9/5 0:59
公園だ、紅茶と自由詩009/9/5 0:58
自戒伊那 果自由詩409/9/5 0:49
真っ赤なルージュ綾瀬たかし自由詩009/9/5 0:40
パリ症候群ーただし死を除くKETIPA自由詩009/9/4 23:45
飾らないということ小林 柳自由詩4*09/9/4 22:37
つまり甘いものを食べたいってことですわだち彩子自由詩1*09/9/4 22:27
ノスタルジーの沈黙ブライアン自由詩109/9/4 22:26
斜線千波 一也自由詩3*09/9/4 22:07
夜が好きミツバチ自由詩4*09/9/4 21:57
暑さの残る日に照留 セレン自由詩5*09/9/4 21:13

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加筆訂正:
声を、抱きしめたい/番田 [09/9/5 12:31]
BAN BAN BAN
5.29sec.