からからに吹いた笛のさきに
荒地と耕地が立ちすくんでいる
とまれ ベドウィンが考えるのはただ
昨日牛を売らなくてもよかった という
後悔に似て非なる かん/そうでしかない
聞いたことのな ...
ガラスの向こうで雨は
規則的に降り続いていた
ベランダの花を
静かにたたいていたのは
儚さに惹かれた空の
答えのない 問いかけだったのだろう
いくつも落ちてくる雨粒
空から僕 ...
夏の終わりも
あのひとの面影も
消えゆく
こんな
ちっぽけで
ささいな存在でも
神様を信じよう
恐る恐る
生きることを
諦めてしまわないように
ともだちと
ばか騒ぎ
たのしいなぁ
こんなに笑ったのひさしぶり
けど
うちに帰ったら
…ふぅ
すごい
肩がこってる
ひとり雨宿りです
赤い花が土蔵の横で
それと
桜の枝が薄墨の僕に重なります
やわらかな空は髪をつまんで
小さな歌と
如雨露のような雨粒で
この気ままな世界に居すわりました
...
.
i am a girl
中途半端に背伸びを繰り返して
落っことしたものはなんだい
多分 あなたよりは美しいもの
そんなもの
いつかは忘れてしまうから
知らない間 ...
私たちは
眩暈がするような速度で
転がり続けなければならない
変化すること
それが何よりも重要で
変わらなければ私たちは衰退する
そんな強迫観念に
いつの間に囚われてしまったのか ...
……なな〜つ、
や〜っつ、
ここの〜つ、とお〜
どこに隠れようとも
ひとたび
目をひらけば
あたしは 心のいやしい 鬼
だ から
ようしゃは しない
銀 ...
9/4は土星を水平に観たから
環が消えてしまってどうだか
にやりと頬緩める絵空事だとか
自分と土星を見比べないでくれ
*
手のひらの上
いつもなんとかやりくりして
消滅でも消 ...
浴室で三角座り
シャワーに打たれ続けながら
冷蔵庫からとりだしたばかりの水を
ごくごく ごくごく
やむことなく飲み続けている
目を閉じることなく
一心に濡れながら
渇きを潤しては放出し
このままこのま ...
遠ざかるものよりも
進むものでありたい
あなたに向かい
深夜
雨に濡れた肩を抱く
あなたの手のぬくもりが
この背中に焼きついて離れない
赤い痛みが沁みていく
離れていて ...
夕焼け空
西の肌が赤く爛れてた
何もやってなくて
何か感じてる
この空虚感も
feel の一部
踏まれても
曲げられても
伸ばされても
平気だった
傍観者だから
そん ...
(終わる世界、)
(青い鳥が空へと流れた、)
ようすいに集まった子供は暗くなるまえに家に帰る
こころのかたち、人のかたち、
雪を知らないアマリリスを神さまと見間違えたと ...
僕は立ち尽くす
立ち尽くすことによって
深淵を垣間見る
深淵を垣間見ることによって
僕は立ち尽くす
この無限の連鎖を
どう断ち切ろう
いや断ち切らなくていいのか
苦しみは苦しみのままで ...
何か面白い人に会いました、呼吸が合ったというか
詩にたどり着けない夜は人類を見過ごすことが重要になってくる
意識を透かして腹の調子を整えるべきだ
ウイスキーを飲みながらおかしなテンポ ...
アナタの言葉を
何度も 何度も
反芻しました
アナタの顔を
何度も 何度も
思い出しました
たった僅かの時間でも
私にかけた時間の魔法は
未だに解けないで居ます
せめて今 ...
何が在っても
信じ続けると誓って・・・
慰めにもならない
絶落の真理
何も云わずに
ただ手を握っていて・・・
酒宴に咲かせた
黄昏の夢幻
ただ ただ苦しくて
夜をさ迷 ...
貴女にとっての唯一になりたくて
そう思って生きてきました
人は寂しい生き物だって
そんな哀しい事云うなよ
喩え人は失いゆくものでも
貴女をずっと笑わせて居たい
明日の貴女が姿を ...
結晶が綺麗だなんて
誰にだっていえる
それで
なんで綺麗だなんて
降ってくる雪の結晶の
一粒一粒が
見えるはずもないのに
夏も終わり
日焼けした首筋だけが
やけにヒリヒリ ...
雨降って
一つ
四角い
優しさを幾つか
重ねて
傷がついた分
優しくなったね
そうしてどれだけ
優しくなれば良い?
海を包み込むように
あの日
いくつもの物語が
いくつもの愛が
いくつもの夢と希望が
一瞬にして奪われた
叫びも届かぬまま
祈りも届かぬまま
真っ青な空が
真っ赤な炎と
...
さっき君をみた
地下鉄にのりこみ
予備校の入学説明会
片手で吊革につかまり
パンフレットをめくる
固い決意をしているはず
今の君も意思が強いもの
発車して
他の乗客といっしょに
...
どこに書いても踏み荒らされてしまうから
自分の腕に刻み込んだ「LIVE」
ムラサキの血が青白く細固い腕をなぞるように落ちる
地面に落ちた血がどこかの世界の地図を描く
地が血を飲む音が聞 ...
僕は逃げ出す
生きているのは 死ぬ
僕だった 中は
でも 僕だけがけされていく
僕をそこで 会社の奥に閉じこめられて
そして出て
誰でもないことから 行こうと
暗がりの中として出て行 ...
ふざけてるニャン
逃げ出したシャムが見上げる 四角いそらの路地裏に
もこもこ綿菓子ぐもは、午後のにわか雨のふる
おおきな雨粒は、天のしうち
だれもが 足をはやめる わらわ ...
はじめに言葉がありました
言葉は目には見えませんでした
しかし方角を決めました
そこへ向かって進むものがありました
光でした
あとから生まれたものはみな、光に向かいました
光に向かいながら、それらはた ...
Tiger's tears drip on the spoon
小さじいっぱいの塩の海
Tiger's dears flop on the dish
小皿いっぱいの原生林
Ti ...
たった半年で 別れる
たった半年で 付き合う
たった半年で 総理大臣になる
たった半年で 爆殺される
たった半年で 会社辞める
たった半年で 生まれて死ぬ
たった半 ...
そうだった
このまま動く手
そのままの火
そうだったよ
極めてそのままに
揺れる気持ち
そうしたかった
このままだよ
あるがまま
こうやって
おどけても
そのままだよ
...
【Silent Prayer】
今日という日が訪れるたびに
人々はまた悲しみを思い出す。
どれほど世界が平和になろうとも
決して拭えない過去がある限り ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
竦みあがった鉄塔
KETIPA
自由詩
3
09/9/12 22:22
雨の一滴
小林 柳
自由詩
3*
09/9/12 21:45
何もない秋の空に
風音
携帯写真+...
2
09/9/12 20:55
ともだちとあそんだ日
cass
自由詩
3*
09/9/12 19:48
電灯の影
しべ
自由詩
3
09/9/12 17:29
思春期より
笹子ゆら
自由詩
4*
09/9/12 16:10
加速し続ける世界
kauzak
自由詩
10*
09/9/12 14:45
「かくれんぼ」(妹)
月乃助
自由詩
6*
09/9/12 14:27
「手のひらの上、土星の環っかが消失した日」
Leaf
自由詩
0*
09/9/12 14:22
浴室にて夢みる、水溶性
あぐり
自由詩
6*
09/9/12 13:25
『背中』
あおい満月
自由詩
6*
09/9/12 13:05
コールタール
リタ。
自由詩
1
09/9/12 11:16
世界の中心でアイを叫んだけもの
e.mei
自由詩
22*
09/9/12 10:02
無題
渡辺亘
自由詩
0
09/9/12 9:39
(・∀・∩)
tutty
散文(批評...
1
09/9/12 5:54
さよならは彼方に
漣 風華
自由詩
3
09/9/12 2:47
宵月
〃
自由詩
0
09/9/12 2:46
唯一の貴女へ
〃
自由詩
1
09/9/12 2:46
夏の終わり
佐藤伊織
自由詩
1
09/9/12 2:45
優しさ
〃
自由詩
3
09/9/12 2:34
がれきの下
ヒロシ
自由詩
1
09/9/12 2:28
東京駅で君をみた
snowwo...
自由詩
3
09/9/12 2:15
死に包まれた生き物のように
なかがわひろ...
自由詩
1
09/9/12 1:39
スクランの、ブルー
番田
自由詩
0
09/9/12 1:34
「人形の猫」
月乃助
自由詩
5*
09/9/12 1:30
光について
kawa
自由詩
0
09/9/12 1:12
Tiger's tears
瑠王
自由詩
4*
09/9/12 1:08
ゆうけんしゃはねててくれればいい
猫道
自由詩
2
09/9/12 1:03
そうだった
鳳エクスプレ...
自由詩
0
09/9/12 0:26
Silent Prayer
綾瀬たかし
自由詩
1+
09/9/12 0:01
4241
4242
4243
4244
4245
4246
4247
4248
4249
4250
4251
4252
4253
4254
4255
4256
4257
4258
4259
4260
4261
4262
4263
4264
4265
4266
4267
4268
4269
4270
4271
4272
4273
4274
4275
4276
4277
4278
4279
4280
4281
加筆訂正:
Tiger's tears
/
瑠王
[09/9/12 2:02]
drips→drip flops→flop 訂正しました。
5.14sec.